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アレルヤ×ティエリア
乗車後


ぞわぞわと背筋を撫で上げていくような快楽に、
ティエリアは必死で涙をこらえながら歩いていた。
素股に触れる布の、僅かに擦れる感触がまるで焦らす愛撫のようで。
それが、イった後の敏感な肌をやわやわと蹂躙していく。
特に、ペニスと乳首の敏感さは、自分でも呆れるほどだった。
思わず喘ぎ声が出そうで、ぷるぷると体が震える。
「アレルヤ…っ」
手を引く人物が、ゆっくりと振り返った。
「も… 歩けない…」
「そんな事言ったって」
「歩けない」
言った直後に、また、ぞわりと背がしなった。
太股が、痙攣するように震えていた。その刺激で、亀頭からじわりと滲むものがある。
ふるん、と腰が揺れる。奥に捻り込まれた布の感触は、排泄感を促すのみだ。
もっとちゃんと弄って欲しい。こんなぐちゅぐちゅにされたのに…
また淫乱って言われる… ティエリアは絶望しながら、アレルヤの助けを待った。
「だってティエリア、声出したいでしょ?」
「…」
「思いっきり大きな声出して、アンアン言いたいんでしょ? 我慢してたから」
「そんなの…」
「いやらしい形だよ?」
「あぁんっ!」
つんつんと乳首を指でにじられて、ティエリアはアレルヤに縋るようにして嬌声を上げた。
「だめ…ここじゃ」
快感に身を震わせながら、それでもティエリアに理性は残っていた。
行き交う人々の、他人への無関心さだけが救いだ。
「何が、だめ?」
「……イカせて…」
「どこから?」
意地悪なアレルヤの笑みに、コイツ絶対性格が変わってる、と、
ティエリアは悔しくて唇を噛みしめた。
それでも、体は正直なのだ。きゅうっと、期待にお尻の奥が疼いた。
「アレルヤの、好きなとこ…」
それを言うのが、精一杯だった。

狭い個室は、長身の二人には狭すぎる空間だった。
それでも、服を脱げるだけマシなのかもしれない。
ティエリアは便器に座りこむと、大人しくズボンを脱いだ。
一度達したはずのペニスが半勃起しているのに、顔を真っ赤にして目をそむける。
言われてたくし上げたシャツから、熟れたニプルが二つ現れる。
それは硬くしこって、散々に擦りあげられた後の様にはしたなかった。
充血した色合いが、視界から誘っているようで惨めだった。
本当に、限界だった。空気が触れてさえあられもなく崩れてしまいそうだ。
「痴漢にこんなに感じるなんてね…」
「君も似たようなものじゃないか」
「欲しいってくにくにしてきたのティエリアじゃない」
「…っ 煩いっ」
思い返してみても恥辱である。身しらずの男に尻を弄ばれた挙句、
アレルヤにあんな…
「ティエリアって苛められたほうが感じてそう」
「そんな訳あるか…っ」
「じゃあ、これは、何?」
先程よりも上を向いたペニスから、じわりと液が滲んでいた。
そこを滑るアレルヤの指に、喉が悲鳴を飲み込む。
ぐじゅっと鳴ったのは、押し込められた精液まみれの布切れだろう。
「だいたいっ…なんで平気なんだ」
悔しくてアレルヤの股間を握ってみても、そこは平然としていた。
別の意味で悔しくて、ティアリアは瞳を潤ませてアレルヤを見た。
「平気じゃないよ。ハレルヤに代わってもらっただけ」
「?」

「暴れ狂ってて大変だよ。
早くコイツの中にぶち込んで声が枯れるまでアンアン言わせたいってさ」
「…貸せ」
耐えきれずに、ティエリアは震える手でアレルヤのジッパーを下ろすと、
飛び出してきたそれに口を這わせた。もう、泣きたくて仕方ない。
「んっ」
「インラン」
髪を撫でながら優しく三度目を言われて、ティエリアは すん と鼻を鳴らした。
我慢したのに、と、とうとう涙がこぼれてくる。
「なん…でっ」
「ティエリア…」
「ペニス、こんなにしたから…? おっぱい赤くしちゃったから?」
おしゃぶりするようにアレルヤを口にしながら、悔しいのか悲しいのかわからなくなってくる。
ずくずくと全部が疼く。もう嫌だこんな体!
「それとも」
きゅううんと奥が反応する。
アレルヤの手を、気が付けばティエリアは自分の奥に誘っていた。
ぐちゃぐちゃの布切れじゃ、切ないだけなのに…
「アレルヤのおしりなのに、ゆび、挿れさせちゃったから…?」
布ごと入り込んでくる指に、ティエリアは可能に限り足を広げて応えた。
どくどくと唇からアレルヤの興奮が伝わってくる。
早くおっきくなって…
片手でアレルヤのペニスを撫でさすり、片方で最奥をえぐる手を、甘えるように撫ぜる。
ごめんね、と、優しいアレルヤの声がした。
「こんな…いやらしい体、要らない…」
「そんな事言わないでよ。僕は好きだよ、かわいくて」
「おしりだってインランだし」
「…それは、仕方ないと思うよ。ティエリアなんだから」
「慰めになってない…」

ぐじゅっずぶっと卑猥な音が続いていた。
バックで突き上げられて、全裸のティエリアは腰を振りながらアレルヤの激しい責めに耐えた。
待ち続けた結合に、体が激しく上気する。
もう、インランでも何でもいい。
「これ…おわったら、座ってして…っ」
「うん…っ」
「あぁ、あんっ、あれるやぁ…っ」
「声、おっきいよ」
「吸ってっ」
何度射精したのかを、二人ともわかっていなかった。
ティエリアの全身が、艶やかに赤く染まっていた。
首筋や太股には、くっきりとしたキスマークが散らばっている。
我慢できずに自分自身を扱き、乳首を摘むティエリアの繊細な指を、アレルヤがたしなめる。
ずっずっとグラインドする熱塊に、ティエリアはうっとりとお尻をほころばせ迎え入れた。
アレルヤもそれに応え、思うままにそこを揉みしだき、中から抉る。
搾り出すような直腸の動きはまるでスタミナと持続力を試すミッションのようだ。
「アレルヤ…」
「足りない?」
「…っ もういっぱい…けど…もっとぉ…っ!」

怖いくらい素直なティエリアに、数時間後の地獄を予期しながらアレルヤは更に深く身を沈めた。
今日の快楽明日の悪夢。絶対不機嫌になるだろうティエリアに、でも今遠慮はやめておく。
というか、無理だ。気持ちよすぎる。
「アレルヤ… アレルヤ…」
「…中に入ってるよ。大丈夫」

結果、その後ハレルヤも出てきて、ティエリアは本当にブラックアウトして、
アレルヤが土下座しまくったのは三日後の事であった。

そして、二人の秘め事は、その後、トイレのお掃除おばちゃんたちの語り草になったという。
最終更新:2008年01月03日 03:52