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俺×ティエリア
@結婚式


リーンゴーンリーンゴーン

晴れ渡る青い空の下、教会の鐘の音が響き渡る。
そう、今日は俺とティエリアの結婚式…。
やっと迎えた今日のこの日に俺の胸は幸せに張り裂けそうだ。

─花嫁、入場。

美しすぎるドレス姿のティエリアが、俺の横にしずしずと歩み寄り、俺の腕に手を回す。
「健やかなる時も病める時も…富める時も貧しき時も…互いにこれを愛し、敬い…」
神父が当たり前の口上を述べている。
そんなこと、当然じゃないか。
やっと手に入れた、俺のティエリア。
二度と離さない。
病気になったら何万キロでもいい医者を探しに走り、貧乏なんかさせるもんか。
たとえ毎日2時間しか眠れなくても俺、絶対頑張っていい暮らしさせてやる。

「…それでは誓いのキスを…。」
来た…!!遂にこのときが…。
ティエリアのベールを上げる。
ティエリアが上目遣いに、ちょっと恥ずかしそうに頬を染めて、俺の顔を見上げている。ちょっと…泣いてるのかな?
でも、本当にうれしそうだ。

後ろの参列客から、ものすごい負のオーラが漂ってくるのが分かる。
あそこに居るのはマイスター三人組だ。
あいつらは一年もかけてティエリアを追いまわしたのに、結局相手にされなかった。
それどころか、上手い具合にコキ使われて。
見ろよあのロックオン。ストレスで禿げ上がってるぜ。
アレルヤはなんか精神破綻したみたいで、ぴくぴく痙攣しながら睨みつけてきてる。
ハッwナースに押さえつけられて、声も出せないとは…。
刹那・・あれ?刹那が居ない…。
あっ居た!!おいおい、大丈夫か?あいつ。
座って膝抱えてぶつぶつなんか言ってるぞ…。
「おれはガンダムだガンダムだおれはガンダムだ…
ティエリアは俺の嫁ティエリアは俺の嫁…。」

「…ごめん、ヘンな仲間で…。最初はあんなんじゃなかったんだけど…。」
ティエリアが申し訳なさそうにうつむいた。
「構わないさ。俺が好きなのは、ティエリアなんだから。
どんな人間とでもちゃんと付き合えるティエリアのこと、すごく尊敬してる。
本当にうれしいよ。君と結婚できるなんて」
二人にしか聞えない距離で囁くと、ティエリアがぽっとほほを染めた。
「…うん。おれも…。すごくうれしい…」
やったぜてめえら!!お前らはせいぜいチビゴリラとでも結婚してな!

俺はティエリアの顎に優しく手をやって、顔をあげさした。
ティエリアの瞳が涙に潤む。
俺の目をじっと見つめた後、そっと目を閉じた。
「あああああうううあああ…!」
後ろの席からファビョッた声が聞える。
バシン!!だれか殴られたみたいだ。
「しっ!!邪魔しないの!!」ミス・スメラギの怒った声が聞えた。
(勝ったぜ…!!!)
俺は優しく、ティエリアに口付けた。柔らかい…!!
幸せだ~~!!
神様、ありがとおおお~!!

ぱっと、白い鳩が放たれ、俺たちを祝福するように大空を舞った。
俺たちは幸せな新婚旅行に旅立った。
みんなの拍手を背に受けながら…。
最終更新:2008年01月03日 04:15