ロックオン×ティエリア
現地待機中
マイスターたちは、島の奥地、木が押し繁っている場所にテントを張って、
現地待機する事にした。
ティエリアは一人だけみんなと少し離れた場所に、テントを張った。
いま、あいつらと話す気分じゃない…。いら立ちは最高潮に達していた。
──深夜。さすがに、興奮気味のマイスターたちも、それぞれ眠りに落ちようとしていた。しかし、テントに入ってきた人物の気配で、ティエリアは敏感に目を覚ました。
「おい、何なんだよさっきのあれはよ…!」
「…あなたですか」
暗闇の中で、ロックオンの震える声に、冷静に応えた。
「てめえ…ッ!」
ロックオンはまだ怒り覚めやらぬ様子で、ティエリアのパイスーの胸元を掴んだ。
「離してください。俺は間違った事は言っていないつもりです。
あなた方はいつも甘すぎる。
この組織に加入した時点で、多くの犠牲が出ることは分かっていたはずだ。
…しかも、自分の手で殺めなければいけないという事も。」
正論だった。
それが分かっているからこそ、ロックオンはなお腹立たしかった。
「分かってるさ…!そんな事は…。でも、」
ぐっと力をこめる。}
「それでも人間だろうが…!俺たちは。
ましてや一般人が巻き添えになったんだぞ…!みんな普通に暮らしてた人たちだ。」
言いながら、思わず涙が滲んできた。
「泣いているんですか。」
「うるせえ!!!」
思わずティエリアの頬を平手で殴ってしまった。
ティエリアの冷静な声が、ぐりぐりと自分の心を踏みつけているようで、
どうしても理性より感情が勝ってしまう、自分が腹立たしい。
「──人が死んで、平気な顔していられるほど俺は強くねえよ…!!」
ぐわっと涙が噴出した。
覚悟の上で参加したはずなのに、どうしても心に傷が重なっていく。
ロックオンは、暗闇にまぎれて思い切り泣きたい気分だった。
くそッ!!
ロックオンは乱暴にティエリアから手を離すと、テントを出ようと体の向きを変えた。
そのとき、ティエリアが不意に肩をつかんだ。
「──!?」
(さっきの報復か─!!?)一瞬そう思い、ロックオンは身構えた。
しかし、ティエリアの口から出たのは意外な言葉だった。
「…あなたは俺を、人間じゃないと思いますか」
「え…?」
「今日の事、それにこの前の人命救助。俺の行動を、みんな非難していた。
理論では俺のほうが正しい。なのに腹の底では俺を非人間的だと軽蔑している。」
「そ、そんな事…」
ティエリアの手が震えているのが分かる。
確かに常々ティエリアは冷酷すぎると思っていた。
今だって、腹に据えかねて一言文句を言ってやろうと、テントを訪れたはずだった。
なのに、いざ面と向かって核心をつくことを聞かれると、たじろいでしまう。
「…答えられないようですね。やはり、あなたも俺を軽蔑している。
いつかは、あなた方が俺を殺すかもしれない…。」
ティエリアの言葉が震えている。
ロックオンはティエリアの意外な恐怖をはじめて知った。
「お前…。怖いのか?」
ロックオンはティエリアに近づいた。
─ティエリアが、怯えている?
「ふ…。面倒見のいい兄貴気取りですか。」
いつもの嫌味を含んだ冷静な口調なのに、今はティエリアの心が手に取るように分かる。
ロックオンはそっと勇気付けるように、ティエリアの背中に手を回した。
「いや、お前の言ってる事は恐ろしいほど正しいよ。
だからこそみんな腹が立つんだ。
少しのポカでほころびが出て、命を落としてしまうかも知れないんだからな。
ただ、言い方ってものがあるだろ?
キツイ言い方をされると、つい反発してしまう。
そういう事って結構あるからさ…」
震えるティエリアを慰めるように、ぽんぽんと背中を軽く叩いてやる。
「…でも…ッ!」
ティエリアが苦しそうな一声を発すると、ロックオンにぎゅっと抱きついてきた。
「お…おい」
戸惑うロックオンを尻目に、ティエリアはさらに力をこめてロックオンの胸に顔を埋めた。
「仕方ないじゃないか!!
やるなら徹底的にやらないと、世界はなにも変わらない…!!
俺達がやらなければ誰もやる人間なんていないんだ!!」
ティエリアが思いのたけを吐き出すように、一気にまくし立てた。
「ティエリア…」言葉に同情の色が滲む。
「わかってるよ。お前の気持ちは…。
みんな本当は同じ気持ちで参加してるんだから…。
冷徹にならなければいけない。そう思いながらも、なれない。それだけなんだ。」
目が暗闇に慣れて、ティエリアが涙を流している様子がはっきりとわかった。
「だから…な?そんなに自分を責めるなよ。
お前が痛みを押し殺して戦ってるってことは良くわかったから…」
ティエリアが顔をあげてロックオンの目を見た。
整った顔に流れる涙の跡に、ロックオンは思わず見とれてしまった。
ついティエリアが男だということを忘れてしまいそうになる。
ティエリアを強く抱きしめてやりたい衝動が胸を衝いた。
(いかん…)
ロックオンは理性を取り戻して、ティエリアから目をそらした。
(こいつは男なんだ。しかも同じマイスターだ。なにか間違いがあったら…)
「俺は構いません。…何かあっても。」
心を読んだみたいにティエリアが呟いた。
そのままロックオンの顔を両手ではさむと、ゆっくりと口付けた。
「おい…なにを…」
声を遮るように、もう一度強く唇が押し当てられた。
ティエリアの涙の匂いがかすかに漂い、パイスーごしに鼓動が伝わってきた。
やがてティエリアの舌が、探るように中に入ってきた。
自分の舌をさぐるティエリアの熱い舌の感触に、
ロックオンは理性のタガが外れるのを感じた。
「う…っ」
ティエリアの体をぐいっと抱きしめ、舌を絡めとって強く吸い上げた。
そのまま荒いキスを随分長い事味わい、ロックオンはティエリアを
テントのごつごつした床に押し倒した。
「もう、ダメだぜ?ティエリア。」
声に野生的な響きが混じっている。
ティエリアは下から呆然とロックオンの表情を見上げていた。
「いやだって泣いても、最後までやるからな。」
ロックオンが低い声で呟いた。
いつもお高くとまっているティエリアを蹂躙し尽くしてやりたい…!
そんな危ない考えが脳みそに広がっていく。
「は…ぁッ…」ティエリアの体が一瞬硬直した。
ロックオンはティエリアの首筋に軽く歯を当てながら、
舌を這わしティエリアの感触を味わった。
ピッタリ体にフィットしたパイスーが、お互いの熱と高鳴る鼓動を敏感に教えあう。
ティエリアの下半身が早くも反応し始めた。
「おい、何だよお前…。もう勃ってきてるぞ…。」
耳の穴に舌を入れながら、吐息混じりに囁いてやる。
「う…う…」
ティエリアは何も答えず、ただ刺激に耐えているだけだ。
「何か言ってみろよ…?
いつもはもういいってくらいキツイ事しか言わないのによ…。
…なあ?ティエリア…。」
ティエリアの股間に手を伸ばし、パイスーの上から擦った。
ティエリアのモノがどんどん形を変えていくのが分かる。
「おいおい、パイスーがこんなエロい形に伸びるなんて、初めて知ったぜ。」
ロックオンは不自然に盛り上がったティエリアの股間部分を凝視した。
「や…見る…な!」
ティエリアが息も絶え絶えに、それでも精一杯の虚勢をはるかの様に言った。
「そっちだ…って…!反応して…る癖に…」
「んー…。まあそうだけど…。お前ほどじゃねえよ。ほら」
ロックオンはティエリアの手を自分の股間に押し当てた。
そこはわずかに反応していたものの、確かにティエリアほどの
大きさには至っていなかった。
「へっ…!ちょっと舐めてやっただけなのに、もう興奮してるとはな。」
「おれは…そんな事ない…っ!」
「よく言うぜ!
お前、自分はそんなこと全く興味ありませんなんて顔してっけど、
実はいつもやられたくてやられたくてうずうずしてたんじゃねーの?」
ロックオンは再び首筋に舌をはわしながら、
指でティエリアの下半身に刺激を与えていった。
「あう…ッ…。そ…んな…わけあるか…!」
ティエリアの体が熱を帯び、声にはどんどん欲情が篭ってくるのがわかる。
「こんなんで敵につかまったらどうなるんだろうなあ?
拷問まがいのレイプにも、嫌なのに感じてしまうんです~とか言い訳すんのか?お前」
「う…ああ…や…うあ…っ!」
ティエリアはロックオンの嘲るような言葉に
首を振って抗議するそぶりは示したが、もはや声にはならなかった。
パイスーがこれ異常ないというほど、ぱんぱんに膨れている。
ロックオンが急に体を離した。
「…?」
「ティエリア…。もっと気持ちよくなりたいだろ?」
ティエリアが目をぼんやり開けて、ロックオンの様子を伺った。
「脱げよ、自分で。もっとやってやるから…さ。」
ロックオンは意地悪く口元をゆがめた。
ティエリアはロックオンの顔をしばらく見つめていたが、
やがて諦めたように荒い息を吐きながらパイスーを脱ぎ始めた。
(ははっ…!とても信じられねえな…!
いつもツンツンしてるティエリアが、実はこんなに淫乱だったとは…!)
ロックオンは心の中で思った。
ティエリアがどんどんパイスーを脱いでいき、白い肌が闇に浮かび上がった。
その淫靡な光景に、ロックオンの下半身が激しく持ち上がってくる。
パイスーの下半身を下にずらそうと、ティエリアが立ち上がった。
盛り上がった股間を圧迫しないように注意して、そろそろとパイスーを降ろしていく。
遂に、ティエリアのいきり立ったペニスがびよんと飛び出した。
まだ幼さの残るそれは、腹につきそうなほど直立して、
先端からは既にガウバーがにじみ出ている。
ロックオンの目が血走る。
「立ってろ」
そう命令すると、いきなり手で扱きあげた。
「ひ…やあ…ぁッ!!」
ティエリアの喘ぎが響いた。
ロックオンがペースを速める。
「は…ぁ…ぁぁあう…ぁぁああ…ん」
ティエリアの腰が前後に妖しく揺れだし、さらに淫らな声を出し続けている。
「ティエリア、気持ちいいか?」
ロックオンが見上げながら荒く聞いた。
「…は…あッ!ぁぁッあぁあ…!!」
ティエリアは苦しそうに顔をしかめてこくこくと頷いた。
「そうか。まじで好きなんだな、お前…。すげえ感じ方しやがって…。
なんだったらあいつらも呼ぶか?」
扱きあげながら、意地悪く外を顎でくいっと示した。
「…だ…だめ…。やめ……あう…ッ!」
ティエリアがふるふると首を振った。
「そうかよ。それは残念だな…。つか、よく思えばお前だけ何楽しんでんだよ…。」
ロックオンが指を止めた。
脱がせろよ。無言で圧力をかける。
ティエリアはがくっと膝を折ると、ロックオンを立たせ、
震えながらパイスーを脱がしていった。
途中、何度も焦らすようにティエリアの下半身を足で刺激してやる。
ティエリアはそのたびに小さい声をあげ、腰をがくがく揺らした。
自分がやったのと同じ様に、ロックオンのものにひっからない様に
生地を引っ張りながら、パイスーを漸く降ろしきった。
ロックオンの大きく立ち上がったペニスを、ティエリアがじっと見つめる。
「舐めろよ」
命令されて、ティエリアは抵抗のそぶりをまったく見せずに、
跪いて、ロックオンを口に含んだ。
「ああ…」ロックオンが目を閉じて気持ちよさそうな声を出した。
ロックオンを味わうように、丁寧に舌を這わしていく。
口元からは唾液が漏れ、口を動かす度に、くちゃくちゃといやらしい音が響いた。
ロックオンの腰がティエリアを突く様に前後に揺れ始めた。
ロックオンから牡の匂いが立ち上る。
ティエリアは我慢できなくなって、ロックオンを口に含んだまま、
自分の下半身に手をやって、扱きはじめた。
先ほどののロックオンの愛撫のせいでティエリアのものは既に爆発寸前だった。
雰囲気が変わったのに気付き、ロックオンが目を開けた。
下では、ティエリアが無我夢中で舌を使いながら、自慰にふけっている。
「おい。何一人でやってんだよ。」
咎めるようにいわれて、ティエリアは上目遣いで見上げたが、舌も手も止めない。
「あう…んん…うう」
くぐもった声を発しながら、ロックオンの視線でさらに快感を高める様に、
ティエリアの手の動きが速くなってきた。
ティエリアのものが真っ赤になってぴくぴくと痙攣し始めた。
ロックオンが目を大きく開けて、その光景を凝視した。
(もうダメだ!!イクッ…!)
「あぁああぁぁ!!」
ティエリアは大声を出すと、派手に精を吐き出した。
ロックオンの太ももあたりにびしゅっと飛沫が飛んだ。
はあ…はあ…。ティエリアの荒い息がテントに響く。
目を閉じて息を整えるティエリアの髪を、ロックオンがぐいっと掴んだ。
「おい…。一人でイクなんて話が違うじゃねえか…。しかも人にぶっ掛けてよ…。」
ロックオンの目には野生的な炎が宿っていて
ティエリアは思わず背筋がびくっとなってしまった。
「ご…ごめん!」
小さく呟くと、ロックオンの太ももにかかった自分の液を、
ぴちゃぴちゃと舐め取りはじめた。
嫌悪感は不思議なほどなかった。舌を這わせて、丁寧に舐め取る。
少し上に目をやると、ロックオンの怒張がガウバーを滴らせながら脈打っていた。
ティエリアはおずおずと、上の方に這い上がっていくと、
再びロックオンを口に含んだ。
「うっ…!」ロックオンがうめく。
ティエリアははあはあと荒い息を吐きながら、舌を絡め、顔を上下に動かした。
ロックオンの熱いペニスがどくんどくんと口の中で脈打ち、
これ以上無理というほど、大きくなった。
「もうだめだ!!」
ロックオンが大声を出したかと思うと、ティエリアの口から自身を引き抜いた。
「アッ─!!」叫ぶ前に、体をひっくり返されて、
ティエリアは三半規管の混乱で頭がふらつき、視界がぼやけた。
「────!!!」しかしすぐに、引き裂かれる痛みで我に帰った。
ティエリアは狭いテントの中で4つん這いで手をついた惨めな格好で、
後ろからロックオンに貫かれていた。
ロックオンが腰をぎゅっと掴んで、強烈な突きこみを開始する。
テントの薄皮一枚下の砂が、じゃりじゃりっと音を出し、
ティエリアは体ごと前後に揺さぶられた。
二人の腰が当たる音が静かな夜に悲しいほど大きく響く。
「あう…っ!!」
揺さぶられながら、ティエリアは痛みで満足に声も出ない。
「ははっ…!女のあそことは随分違う…が…ッ!
悪くないぜ…!!ティエリア…ッ!!」
ロックオンが荒ぶって腰を打ち付けながら言った。
「気持ちいいかよ?ああ!?」
「ぁああぁ…ううぁ…ぁああ!!い…いた…いロック…」
「痛いだと…ッ…?我慢しろ!!」
ロックオンは無情に叫ぶと、腰を抑える手に力を込め、ラストスパートに向かった。
ティエリアは既に手で体を支えられず、顔面が床に押し付けられる格好になってしまった。
「ひい…ッ…いい…ッ!!」
ロックオンの突きこみで顔面が床に擦られ、後ろの痛みとあいまって、
情けない悲鳴しか漏れてこない。
ロックオンの動きが更に速く、突きのパワーが増した。
「おおおおおお!!!」
ロックオンが吠え、中に生温かい感触を感じたと同時に、
ぴたりとロックオンの動きが止まった。
「はあ…はあ…」ロックオンが荒い息を吐きながら、ずるっと自身を引き出す。
「うう…」
ティエリアは解放されて床に転がった。
ぬちゃっと穴から何か漏れる嫌な感触がした。
しばらく沈黙が続いた後、ロックオンがタオルを持ってティエリアに近づいた。
優しくタオルで拭いてやる。ティエリアはおとなしくしていた。
ロックオンが罪悪感を感じながら、静かに言った。
「今の事は…。誰にも言わない。お互いと、組織のために…。いいな?」
「…もちろんだ。」
ティエリアがいつも通りの口調で答えた。
「だけど…感謝している。ありがとう。」
視線を外して付け足すようにボソッと呟いたティエリアに、ロックオンは驚いた。
「ま、たまにはこういうのもいいか?親睦ってやつだな」
照れ隠しのように冗談交じりで言ったが、すぐにティエリアをやさしく抱きしめた。
ロックオンはそのまま、夜が明けるまで、ティエリアのテントで過ごし、
朝方そっと自分のテントに戻った。
最終更新:2008年01月03日 04:24