イアン×ティエリア
テロリストの情報がエージェントからもたらされたのは、その翌日だった。
マイスターに非常召集がかかり、テロリスト殲滅のためガンダムによる
奇襲作戦が取られる事になった。
島内で、早速マイスター達が機体に乗り込み、スタンバイしようとした。
その後姿に、トレミー整備士のイアン・ヴァスティが声をかけた。
「昨日の今日で幾分整備不足がある。エネルギー補填も十分じゃない。
気をつけて行って来なさい…!」
「問題ない。これからこのように連続したミッションをこなす事は多いだろうし…。
まして、軍属でもないたがが一テロ集団ごとき、一瞬で殲滅してやる…。」
珍しく刹那が頼もしい返事を返し、ティエリアはさすがに昨日のアレで
刹那も性根を入れ替えたのだろうと、人知れず安堵した。
マイスター達が力強く頷き、ガンダムに向かう。
その時、イアンが不意にティエリアを呼び止めた。
「ああ、ティエリアには今回は出撃要請が来ていない。」
マイスター達の顔色がさっと変わった。
「すまんが昨日の今日で、全機の整備をする時間が確保できなかった。
ヴァーチェの整備状況はとても実戦に耐えれるものとは言い難い。
トレミーのエネルギー確保の件もあるし、今回はティエリアは本島に待機、
テロリスト殲滅後にトレミーに帰艦させる事になった。」
イアンは眼鏡をくいくいといじりながら、理由の説明をした。
しかし、その裏には彼なりの明らかな意図があることを、
マイスター達は知り尽くしていた。
ティエリアが顔を真っ青にして、抗議した。
「そんな…!俺は嫌です。絶対に出撃します。」
「スメラギ戦術予報士からの命令だよ?ティエリア。」
「で、でも…。」
「逆らうのかね?」
「…!何だったら、刹那を置いていけばいい。昨日の殴打のダメージもあるだろうし、
それに俺はエクシアでも確実に乗りこなす自信があります…!」
ティエリアは必死で訴えた。
いかにも腹黒そうな微笑を浮かべながらティエリアを説得するイアンから、
わざと視線を外す様にして、マイスター3人は何事もなかったように機体に向かった。
「ちょっと待て。君達は…!」
ティエリアが慌てて声をかける。
ロックオンはあちゃーっと言うように首をすくめて、他の二人と顔を見合わせた。
みんな、考えている事は同じみたいだ。
「ティエリア、命令なら仕方ねえよ。今回は、待機して次に備えてくれ。」
イアンが同意した。
「そういう事だ。諦めなさい。またチャンスはあるから。」
ティエリア以外の意見が変わる様子は一向になかった。
「おやっさん…無理すんなよ。」
ロックオンが意味ありげな視線を投げた。
「まかせなさい。がんばってな。」イアンが見送った。
まだ何か言おうとするティエリアを尻目に、3人はさっさと機体に乗り込み、
素早出撃してしまった。
「あ…。」
ティエリアはGN粒子を撒き散らしながら飛んでいくガンダムを呆然と見送った。
じゃりっ。
後ろで砂を踏む音が聞えた。
ティエリアはびくっと背筋を凍らせて、固まってしまった。
「さて…。」
イアンが静かに呟いた。
「お楽しみの時間だね。」
そう言うと、後ろからいきなりティエリアを抱きしめた。
「……!!」
ティエリアは抵抗する事も出来ず、ただ身を固くした。
「あ…俺も…行かせてください…」
震える声で懇願する。
ティエリアの動揺が伝わってきて、イアンはにたーっと笑うと、
ティエリアの耳元に囁きかけた。
「ダメだよ…。私がきちんと許可を取ってるんだからね。」
「そ…そんな…」
イアンがティエリアの胸あたりに、さする様に手を回した。
「ヴァーチェの調子が良くないのは本当だよ?整備していないからね…。」
「…わざとでしょう…!」
ティエリアが唇を噛む。この人は、いつもいつもこうやって俺を弄ぶ…。
ティエリアの脳裏に惨めな記憶が去来した。
「…そうでもないよ…。
君のために、新しい装備を付けてやってたから遅れただけだ。」
「装…備…?」
「そうだよ。後で見せてあげるよ。だから、今は二人で楽しもう…。」
イアンがティエリアの口中に指を入れ、ぐいぐいとかき回した。
「あ…あなたは間違ってる…!こんな事…」
「仕方ないだろう?君達同様、私もヴェーダに選ばれた存在だ。
こういう個人的な趣味も、私の整備能力に比べれば取るに足らないという事だよ。」
くっくっとイアンの乾いた笑い声が響いた。
「他にいくらでもいるでしょう…。あなたの欲望を満たす相手は…!」
ティエリアはイアンの劣情に吐き気を覚えながら、
それでもなんとか言葉でのみ抵抗を続けた。
指が口中を這いまわる。
「それがそうでもないんだよ…。
君ほどきれいな外見を持つ人間には会った事はなくてね…。それに…。」
イアンの空いた手がティエリアの下半身をまさぐった。
「あう…っ!」
思わず声が出てしまい、ティエリアはなんとか次の声を押し殺した。
「君ほど体がどんどん変わっていく人間にも、会った事がない。
この前のこと、覚えているだろう?
あんなに嫌だって泣いていたのに、最後には大声を出して…」
「違う!!」
ティエリアが遮った。
瞬間、イアンの両手に力がこもり、舌と下半身を抑え付けられて
ティエリアは苦しさに悶えた。
「違うかどうかは、今からたっぷり検証してやろう。
ヴァーチェの新しい装備も見たいだろう?」
「ヴァーチェをたてに取るなんて…卑怯だ…!」
ふふっとイアンの小ばかにしたような笑いが耳元で聞こえた。
イアンがティエリアのパイスーを脱がしはじめた。
「うう…。」
ティエリアは屈辱に目を閉じながらも、耐えるしかなかった。
装備の開発も整備も点検も、イアンが責任者なのだ。
イアンと関係を持つ事で、ヴァーチェに優先して
最新装備が取り付けられてきたことは紛れもない事実で、
それはマイスターはじめクルー全員が黙認していた事だった。
悔し涙が滲んでくる。
ティエリアはぼやける視界で目前に起立するヴァーチェを見やった。
「ほら…。君の大事なヴァーチェが見てくれている。嬉しいだろう?
帰艦したら地上で発掘した最新システムを付けてやるから…。」
(仕方ない…。)
ついに、ティエリアは抵抗をやめた。
「そうだ。賢い子だね君は…。」
イアンが力を抜いて棒のように立ち尽くす
ティエリアのパイスーをどんどん部がしていく。
やがて緑の中に、ティエリアの一糸纏わぬ姿が現れた。
「おお…。何度見ても本当にきれいだね。ほら、眼鏡を取ってごらん…。」
イアンが目に欲情をたぎらせながら、促した。
全裸を晒したまま、ティエリアがおとなしく眼鏡を外した。
「くくく…。昨日の夜はあんなに冷たい態度だったのにね。
でも、あれのおかげで余計燃えてしまった訳だが…。」
イアンが近寄って、うつむくティエリアの顎をあげさした。
そのまま口付けようとするイアンから、さっと顔をそらして逃げる。
イアンの顔つきが変わった。
「可愛くないね、まったく。
そんな態度だと、またいじめてしまいたくなる。
せっかく今日は優しく抱いてやろうと思っていたのに…。」
その言葉に、ティエリアの体が震え始めた。
前回の行為が体に蘇る。
「あ…。いや…です。この前…みたいなのは…」
なんとか言葉を押し出した。
イアンの目が妖しく揺らめく。
「心配いらないよ。ちゃんと気持ちよくしてあげるから…。いいね?」
ティエリアは力なく頷いた。
どうせ何をしても逃げられない…。
そんな諦観の視線の先に、ヴァーチェの機影がちらと映った。
「四つん這いになりなさい。」
イアンが打って変わった冷たい声で命令した。
ティエリアはおとなしく従い、イアンにお尻を向けて四つん這いになった。
「ふふ…。」
イアンがぐいっと近寄って、ティエリアの穴を凝視した。
恐怖か何かは知らないが、穴がぴくぴく動くのが分かって、
ティエリアは再び唇を噛んだ。
「もう触って欲しがっている…。可愛い体だね。まだ数えるほどしかしていないのに。」
イアンの視姦がティエリアの心を抉った。
羞恥で頭がどうにかなりそうだ。
「…早く終わらせて…ください…。」
ティエリアは四つん這いでプルプル震えながら懇願した。
「そうだね…。早くして欲しいかい?」
イアンの問いかけに、必死で頷く。
ふうん…。後ろでなにやら思案する様子でイアンの溜息が漏れた。
「そのままでいなさい。」
命令すると、ティエリアの目の前にあるヴァーチェに近寄り、
持っていたリモコンでヴァーチェの何かを作動させた。
キュインと小さい音がなり、一瞬ヴァーチェのヘッド部分が光り、
小型の飛行物体が一機飛び出した。
飛行物体はティエリアの背後に飛んでいき、空中で静止した。
「なにをしたんですか…?」
嫌な予感がして、ティエリアが尋ねた。
イアンは振り返ると、これ以上ないくらいいやらしい微笑を浮かべて首を振った。
「なに、すぐ分かるさ…。君も気に入ってくれると思うよ。」
そう言うと、ヴァーチェの脇にあった袋を取り出した。
リュックにしては大きすぎる袋で、中でなにか蠢いているのが分かる。
「───!!」ティエリアに悪寒が走る。
この前、イアンにされた事…。
あれ以上の屈辱が与えられるのか…?
ティエリアの怯えに敏感に気付いたイアンが、袋を持って近寄り、背後に回る。
ティエリアの下半身は完全に縮こまっていた。
「かわいそうに…。こんなに怯えて…。でもすぐ気持ちよくなるからね…。」
イアンはそう言うと、リュックの中に手を入れて、中のものを取り出した。
四つん這いのままで後ろを振り返ったティエリアの目に飛び込んできたもの…。
それは、たぬきだった。
首根っこを押さえられたたぬきはぎゃあぎゃあと暴れている。
「おっと。危ないね。昨日の夜、捕まえたんだよ。いろいろ使い道があるから…ね。」
イアンがたぬきを見つめてにたりと笑う。
そしてさらに、黄金色の液体が入った瓶を取り出した。
ティエリアはその使い道とやらをリアルに想像し、絶望した。
「許して下さい。何でもしますから…。」
必死で頼み込む。
「前を向いていなさい。」
イアンは冷たく言い放つと慣れた手つきで瓶のふたを素早く開け、
中の液体をすくうと、ティエリアの口に押し込んだ。
─甘い。それは、はちみつだった。
「舐めなさい。」
言われるままに、指からはちみつを舐め取った。
「おいしいだろう。」
こくんと頷いて返事をする。
「この子にも、与えてみよう。おなかが空いているだろうから。」
そう言うと、たぬきの口を上にして開けさせると、瓶を傾け、
たらーっとはちみつを落とした。
たぬきは大口を開けてそれを受け止めた。満足そうに舐めている。
「ふふ…。この子もはちみつが大好きみたいだ。
もっと、与えてやらなければ。そう思うだろう?」
そう言うと、ティエリアの腰を足で押さえつけ、アナルにはちみつを塗りこんだ。
「ひゃ……っ!!」
ティエリアが冷たい感触に身震いした。
「…!!」
次の瞬間、何かが這い回る感触で、びくんと痙攣した。
明らかに、何かの舌がピチャピチャと穴の周りを舐めている。
イアンが無言でリモコンのスイッチを入れた。
ウイイン…と機械音がして、ヴァーチェの額から光が放出され、
ティエリアの眼前に3D映像が浮かび上がった。
後ろの飛行体から発信される、ティエリアのあられもない姿が
鮮明に映像化されている。
映像のティエリアが、四つん這いでたぬきに後ろを舐められていた。
やがて飛行体が移動して、真横からその光景をうつしはじめた。
たぬきの赤い舌がちろちろとティエリアの後ろにまとわりついている。
「…っ!!」
ティエリアは声も出なかった。
顔を下げて、映像から目を離す。
後ろからははちみつを舐め取る、ピチャピチャと言う音が絶えず響いてきた。
「…あ…っ」
嫌なはずのに、声が出てしまう。
たぬきの舌使いがティエリアを敏感にしていたのは間違いなかった。
イアンが前に回って、ティエリアの表情を伺った。
「…。ふふ…。本当にいやらしい子だお前は…。
この前のキュウリとウインナーより、はるかにいいだろう?
なんと言っても生身の生物だからね…。」
興奮を潜めて呟くイアンに、つい声を荒げて噛み付いた。
「あなたのような人を変態というんです…!!
なんであなたのような異常性欲者を野放しにしていなければいけ…!!」
その瞬間、がーんと、顔面を蹴り上げられた。
思わず痛みで目を瞑る。鼻血がたらーっと出る感触がした。
「変態だって…?」
イアンは怒りの形相でティエリアを睨み付けた。
「こんな世界で変態もくそもあるか…!!こんな…腐った世界で!!」
バンと張り手を食らわされた。
張り手を受け続けながらも、ティエリアは叫んだ。
「あなたのしている事が変態行為じゃなくていったい何だって言うんです!!」
ティエリアの迫力に、イアンが後ずさる。
そのまま目を見開いて凝視したまま、はあはあと荒い息を吐き続けた。
しばらくしてうつむくと、くくくと小さく肩を震わした。
「それがどうした…!」
イアンが顔をあげる。その表情には確かに狂気が宿っていた。
「変態で結構!!望む所だ…!」
そう叫ぶと後ろに回り、たぬきに蹴りを入れた。
たぬきが蹴り飛ばされて、そのまま一目散に逃げ去る様子が映像で流れた。
「ぐあっ…!」
今度はティエリアの横腹に思い切り蹴りを入れる。
やさぐれて見えても、さすがに現場で鍛えた筋肉だ。
ティエリアはアバラが折れたのかと思うほどの激痛に身をよじった。
腹を抱えて痛がるティエリアを、イアンが足蹴にして仰向けにした。
「もう許さねえぞ、小僧…!」
イアンが怒りに満ちた表情でティエリアを見下ろした。
「お前とこうやってんのはクルー全員知ってんだ…。
誰も助けてくれやしねえよ。諦めな…!!」
イアンの言葉づかいが別人の様に変わった。
ぐりぐりとティエリアの下半身を乱暴に踏みつけた。
「ああ──っ!!」
急所を突く痛みにティエリアが唸った。
「へっ…!大体変態はお互い様だろうが…!
この前はキュウリに反応してイキやがったくせによ…。
後ろの穴が随分開発されてる事はよ~く分かってんだ…。
男の癖にアナルで感じるなんて笑わせるぜ…!」
イアンは荒く言いながら、リュックの外ポケットに手を突っ込んだ。
高く掲げるようにした右手には、うねうね動く小ぶりな黒い蛇がぶら下がっていた。
「───!」
ティエリアはさすがに顔色を無くした。
「こいつは使う気はなかったが…。
おいたが過ぎる坊ちゃんにはしっかり教育をほどこさねえとな。
世の中にはかわいそうな人がたくさんいる。
お前も身を持ってそれを思い知るべきだ。
そうだろ?冷たいティエリアさんよ…。」
イアンが蛇を掴んでティエリアににじり寄る。
ティエリアは逃げ出そうとしたが、腹と下半身の痛みに加え、
恐怖心で腰が立たなかった。
「あ…う…たす…」
全身が震え、がちがちと歯が当たった。
遂にイアンがティエリアに馬乗りになった。
「いやだ…いやだー!!!」
大声を出して体をよじって必死で抵抗する。
しかしイアンは無情ににやっと笑うと、
ティエリアの上半身に体重をかけて押さえつけた。
右手の蛇を、ティエリアの下半身に近づける。
「ひいいい…っ!!」
ティエリアはパニック状態でがたがた震えた。
涙を流して首を振る。
あまりの狼狽振りに驚いたイアンが上ずった声で耳元に囁いた。
「大丈夫だよ…。心配するな。
こいつは毒蛇じゃないし、何も噛み付かせるわけじゃない。
俺も昨日試したんだ。結構、いい動きしてたぜ?」
左手でティエリアの髪を優しく撫でてやる。
「お互い変態同士、アブノーマルな世界を楽しもうじゃないか。なあ、ティエリア。」
「うう…。」
ティエリアが少し落ち着いたのを見て、
イアンが蛇をティエリアのペニスに絡ませた。
「あう…っ」
ティエリアの腰がぴくんと跳ね上がる。
一晩袋に押し込められたせいで幾分弱った蛇が、
緩やかにうねうねと体をくねらせながら、ティエリアに絡みついた。
そのまま周を描くように、蠕動しながら体を進めていく。
「あ…う…あ…」
蛇の湿った質感と這いずる感覚に、縮こまっていたティエリアが
どんどん頭をもたげてきた。
「はあっ…はあ…っ」
漏れる息に欲情がこもる。
「どうだ?悪くないだろ?」
イアンがその様子を満足げに眺めながら、ティエリアの横に移動して、ゆっくり座った。
「ほら、見てみろ。」
言われるまま目を開けると、自分の立ち上がった怒張に、
真っ黒い蛇が絡み付いてちろちろ舌を出していた。
まるで、縛られてるみたいに。
その向こうにヴァーチェの投影する、自分の全身像と、局部のクローズアップ画面。
「あっ…。」
蛇がにゅるっと動くたびに、快感が走る。
「ほら。やっぱりヴェーダの言うとおり、お前も変態だったな…。」
イアンがくすくす笑う声がどこか遠くの方で聞えた。
(…俺は…違う…っ)
理性はそう思いたがっていたが、自分の悦楽に酔う表情が、
3Dではっきり映し出され、ティエリアは本能で思い知った。
「ほら、どうだ…?」
イアンが蛇の背中を突付いた。
蛇がにゅるりと動き出す。
「ぁぁあぁぁ…っ!!」
蛇がペニスの上の方に巻きつきながら進み始めた。
先端から液がほとばしる。
「なんだ…もうイクのか。仕方のない奴だな。
しかし、蛇で感じるなんて変態もここに極まり、だな…。」
イアンが憐れむような声を出した。
「まあいいだろう。」
ティエリアの切羽詰った様子を見てそう呟くと、蛇の尾をぐいっと圧迫した。
蛇はびくっと体をしならせると、きゅっと締め付けを強め、勢いよく上に這いはじめた。
「ひゃややああぁあ!!」
ティエリアはその刺激であえなく果ててしまった。
目の前の映像に、自分が白濁を撒き散らす様子がスローで映し出された。
「あうぅぅ…」
ティエリアが力なく地面に寝転がった。
イアンがぬーっと近寄り、まだティエリアに絡み付いている蛇を掴むと、
遠くへ放り投げた。
イアンは急いでズボンだけ脱いだ。
下半身がすでに臨戦状態で立ち上がっている。
ティエリアがその様子を見て、だらしなく四つん這いで地面に手をつき、
ずるずると近寄ってきた。
「やっぱり変態だな…。ティエリア。さっき一回いったのに、まだ欲しがるとは…!」
イアンの薄ら笑いを気にもとめない様子で、
ティエリアが荒い息を吐きながらイアンの下半身に手を伸ばした。
イアンがその手を跳ね除けた。
「おっと。今日は触るのはナシだ。その代わり…。」
不満げな表情のティエリアの前に、イアンがどっかと大の字になった。
「…?」
「乗れよ。」イアンが短く命令した。
「出来るだろ?」
「う…」
ティエリアが小さく首を振った。
しかし、すぐに淫欲に潤んだ目で、イアンの腰に跨った。
(我慢できない…でも…。)
膝を閉じて、腰を降ろしていく。
「…はあ…っ!」
イアンの先端を受け入れた所で、羞恥でティエリアが止まってしまった。
映像から目をそらして、恥ずかしさに震える。
「おい…。今更なに恥ずかしがってんだ。」
イアンがぴしゃんとティエリアの頬を張った。
「ご…ごめんな…さ…」
「ちゃんとやれよ。マイスターだろうが…!」
イアンが自分の腹の上で閉じたままのティエリアの膝に手をかけた。
「──ッ!!」
そのまま、ぐいっと膝を強引に開いた。
ティエリアが大股開きになって、陰部が隠すものなく丸見えになってしまった。
「すごい光景だぞ。ティエリア。見てみろ映像を…。」
「ぅぅ…」
キュウンン…。
飛行体が目の前に飛んできて、ティエリアがイアンをくわえ込んでいく様子が
アップで映し出された。
上で震えたまま、なかなか先に進めないでいるティエリアの腰を掴んで、
イアンが力ずくで沈めていった。
ティエリアの体重とイアンの握力とともに、はちみつがまだ残っているのか、
スムーズに進入していく。
ずぶずぶ…。ティエリアの体内に、どんどんイアンが埋まっていく。
ティエリアはその感覚を体でも視覚でも味わった。
体が熱くなってくる。
イアンが更に腕に力をこめて、ティエリアの体を引き落とした。
「あぅ…ッ!」
ぶちゅっと生々しい音がして、遂にティエリアは全部を受け入れた。
「おら動け!!」
下からイアンが突き上げた。
「や…あぁぁ…ッ!!」
体が大きくグラインドする。奥を突かれて、一瞬快感が広がった
何とか感じる場所を突いてもらえる様に、ティエリアは腰を上下に動かした。
だんだんと感度が高まっていく。
「あぁっ…ぁっ…あう…ん…」
グチュグチュといやらしい音が響き、ティエリアは自分の動きにあわせて喘いだ。
再び、下半身が反応しはじめる。
「そうだ…うまいぞ…」
イアンが舌なめずりしながら、荒い息を吐いた。
「支えててやるからもっと動け。」
イアンはティエリアの腰に手をかけて、しっかりと支えた。
応じるようにすぐに、ティエリアが前後左右にいやらしく腰を振りはじめた。
目を閉じて、腰をくねらせる様は、無我夢中で快楽を貪っているかのようだ。
「しっかり目を開けて見ろ!そのための新装備だぞ!」
「ひゃああッ!!」
イアンが下からずんと大きく突き上げて、ティエリアが大きくのけぞる。
「う…」
目を開けて、自分の下で繋がっている男の顔を一瞬見た後、顔をあげて、
映像に映る自分の痴態を凝視した。
相変わらず、淫靡に体をくねらすティエリアの全体像と、
局部のアップが別画面で映し出されている。
「はあ…ぁん…!!」
ティエリアはそこに映っているのがまるで自分でないような錯覚にとらわれた。
他人の情交を見て興奮を高めているような欲情が立ち上ってくる。
整った顔は明らかに悦楽に歪み、だらしなく開いた口からは
今にもよだれが零れ落ちそうだ。
「ぁあッ…!ぁあぁああん…やあぁぁ…ああぁん!!」
誰はばかることなく大声を発しながら、ティエリアの動きが激しくなってきた。
イアンの腹に両手を預けて、すごい速さで大きく腰を上下させ、
ずぼっずぼっとすごい勢いでイアンが抜き差しされた。
「く…っ!!」
たまらず下でイアンがうめいた。
「も…イクぞ!受け止めろ…!!うあぁッ!!」
イアンがティエリアの腰をぐっと引き付けて、背筋を硬直させると、
ティエリアの中にどびゅっと放出した。
まだ体をグラインドさせ続けていたティエリアが、
イアンからがくっと力が抜けたのを確認して、動きを止めた。
「ちょ…ずるい…!俺まだ……」
咎めるような視線を眼下の男に投げた。
ティエリアのものは爆発寸前で、大きく立ち上がっていた。
イアンは満足した気持ちでふーっと息を大きく吐いた。
「すまんすまん。あんまりお前がすごいからつい先にいってしまった。」
ははっと軽く笑う。
「う~…。」
ティエリアが恨みがましく唸った。
「しょうがない奴だな…。まだ少し入れたままにしといてやるから、ほら…。」
そう言うと、イアンがティエリアの手をペニスに導いた。
「あう…ッ!」
ティエリアの顔が歪んだ。
「見ててやるから一人でやってみろ…。」
イアンがティエリアの手に自分の手を重ね、上から扱きはじめた。
「ああ…う…。あ…っ」
やがてティエリアの手が自分で上下に動き出すのを確認し、イアンが手を離した。
頭の後ろで手を組んで、ティエリアが高ぶっていく様子をじっくり見つめた。
「いいぜティエリア…。もっとだ…もっと…。」
ティエリアの性感を高めるように、低い声で囁きかける。
ヴァーチェがその様子をクローズアップして映し出す。
ティエリアが映像に釘付けになって、手の動きを早めた。
「んん…あぁぁあああっ…!」
ティエリアが大声を上げて、放出した精が、イアンの顔をかすめて
緑の繁る地面に染み込んでいった。
─その頃、ロックオンたちはテロ集団をあっけなく殲滅し、早くも帰路に着いていた。
「ティエリア、大丈夫かな…」アレルヤが心配そうな声で呟いた。
「ま、問題ないだろ・・。」ロックオンが大して心配でもなさそうに言った。
「でも、イアンさん半端ないっていうから…。」
「それは…。ティエリアも同じだと思う…。」刹那がぼそっと呟いた。
「そうそう!!何だかんだ言って特殊な趣味の持ち主同士、気が合うってことさ。」
ロックオンがのんきに言った。
「今ごろ、ストレス解消になったとか、今日は良かったとか言ってるに決まってるさ!」
アレルヤはうーんと考え込んだが、
「ま、そうかもね」二人の性格を総合判断して、そう結論付けた。
そのままガンダムが、大空を疾走していった──。
「今日はすごく良かったよ…。」
イアンがティエリアにパイスーを着せてやりながら嬉しそうに言った。
「うん…。」
ティエリアはぐったり疲れて、素直に答えた。
「今度はどんなシチュエーションが良い?」
イアンが尋ねる。
「もう強姦風味はいやだ…。今度はお姫様風味がいい…。」
ティエリアがぼそっと呟いた。
「ふう…ん。お姫様か…。ドレスが必要だな…。
それに、ティアラと…そうだ。ムチやろうそくも欠かせないな…。」
イアンの呟きに、ティエリアが不機嫌に答える。
「痛いのも怖いのもしばらくいやだ。
ふかふかのベッドでケーキが食べたい。」
むっとしたティエリアに、イアンが慌てて優しく声をかけた。
「わかった、わかった。じゃあ今度はユニオンの最高級ホテルのスイート、
ドレスにケーキ。私は白馬の王子様で行こう。いいかい?」
ティエリアが少し考え込んだ。
「王子様はしらけるからいやだ。黒馬の騎士がいい。
それに今日みたいに急にやるのも、疲れていやだ。」
黒馬の騎士…。また悪役か…。そう心の中で思いながらも、
イアンは素早く次回の予定を頭の中で組み立てた。
「わかった。今度は事前に予定を報告するから…。な?姫。」
悪戯っぽく笑い、イアンはティエリアに軽く口付けてやった。
──その数日後。
イアンは何日も徹夜して、モラリアやユニオンで発見した最新のシステムを
ああでもないこうでもないと試行錯誤の上、更に高度な装備に鍛錬して
ヴァーチェに取り付けてやった。
他のガンダムが後回しにされ、装備もワンランク下のもので我慢させられたのは、
当然の事である。
最終更新:2008年01月03日 04:46