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「うう…」何も考えられず、言葉も出ない。
コーラサワーが両手を離し、ひもに手を掛けた。ティエリアはもう抵抗も出来ない。
するする…右の腰ひもをコーラサワーが静かにほどいていった。
「く…っ…」
ティエリアは自分の下半身が露わにされていくのを、震えながら見つめているしか出来なかった。
やがて、右の赤紐が完全にほどかれ、白い肌に垂れた。
しかし、コーラサワーは前を剥ぎ取る事はせず、黙って股間を眺めるばかりだった。

「は…やく…!」羞恥に耐え切れなくなったティエリアが懇願した。
コーラサワーの目が、意地悪く光る。
「自分で脱げよ。」冷たく、命令された。
「え…?」
「これが仕事だろ…?よく思えば男の筆おろしに派遣されるくらいだ。
よっぽどエロい事を仕込まれてるって事だよな。」
「…?俺の、今日の任務は…はあ…っ!」
ぐいっと、股間を右手が上下して、顔が紅潮した。
「今日の任務は、スペシャルエリートへの、スペシャルサービスだ。そうだろ…?」
ひもが片側だけ外されて、不自然に持ち上がった布がさらにぐぐっと浮きあがってくる。
「あうっ…っ!わ…かった…!わかっ…たから…うう…手離せ……!!」
顔が快感に歪み、ティエリアが遂に陥落した。

もう片方のひもを震える手でほどくと、そろそろと立ち上がり、
コーラサワーの視線を正面から受けながら、前に貼り付いた水着をゆっくり下ろした。
大きく岐立したティエリアが現われ、ボートの動きに合わせていやらしく揺れた。
先ほど出してしまった自分の精液に加え、早くも滲む先走りが、船の揺れと風によって、辺りに滴った。コーラサワーが息を呑む。
「へっ…。マジで男天使かよ…。冗談キツイぜ…。でも…。見た目は、最高だよな…」
コーラサワーが座ったまま、上から下まで嘗め回すように凝視した。
ティエリアが視姦に耐え切れずに、うつむいて体を震わせた。
「その恥ずかしがりっぷり…。さすがにエリート天使だな…。よく訓練されてるぜ。
たまんねえ…」コーラサワーがいやらしく口元をゆがめた。

そのまま足を伸ばして、足の指でティエリアの太ももからひざ下までのラインをなぞる。
「はぁううぅ…!」
わずかな刺激に関わらずティエリアの膝ががくがく揺れ、そのままへなへなと座り込んでしまった。
「ああう…っ!!」
ぐいっと体を抱えあげられたかと思うと、いつの間にかコーラサワーの腕の中にいた。
正面からコーラサワーと見つめ合う。さっきまではただの錯乱した遭難者だったのに、
今となっては快楽を与えてくれる、必要不可欠の人物に思えた。

「舌、出してみな。」
コーラサワーは数々のAVで仕入れた情報の中で、特にお気に入りの行為を試してみる事にした。
ティエリアが、おずおずと舌を伸ばす。
コーラサワーが、自分も舌を突き出して、ティエリアに近寄っていった。
二人の舌が触れ合うまで5ミリほどになり、ティエリアの視線が舌先に向かった。
突き出した舌に、相手の息が敏感にかかる。
「──!」やがて、舌先が触れ合った。
予想以上の熱さに二人とも驚いたが、そのまま舌を出したまま空中で徐々に舌を絡め合わせていく。
蛇のようにくねらせながら、突付き合い、巻き付き合う動きを視界にとらえ、
否応なく官能が疼いた。
「ん…ん…」開いたままの口から、涎が垂れていった。
やがて、どちらからともなく相手の舌の、その先まで舌を這わせていき、
二人の唇ががっしりかみ合った。本能のまま、激しく舌を絡め、唾液をすする。
体の奥まで吸い取られる感覚に、全身の血が沸き立った。

コーラサワーがキスを貪りながら、ティエリアの水着の上を乱暴に脱がした。
全裸になった二人の熱い肌が触れ合い、立ち上がった下半身がお互いを刺激する。
コーラサワーが、苦しげに身を震わせ、唇を離した。
ティエリアが潤んだ瞳でまだ物足りずにキスをしてくるのを、なんとか押し留める。

「舐めてよ。」
コーラサワーの言葉に、ティエリアが不思議そうな顔を返した。
「下…。どうしても、やって欲しい。」
AVでは定番の行為だ。これだけは外せない。
「どうやって…?」
「さっきみたいに、舌を這わすんだ。口に含んで。慣れてきたら、手も使えばいい。」
早くしてくれというコーラサワーの焦りが、真面目なティエリアを突き動かした。
やると決めたら徹底的にやるティエリアだ。
すぐに身をかがめ、言われたとおりに舌を這わし、口に含んだ。

どくどくと脈打つ怒張の熱さに、淫らな気持ちが刺激される。
「ああ…」
上から気持ちよさげな声が響いてきて、ティエリアはさらに熱を入れてサービスした。
口いっぱいにほおばり、全体に舌を絡める。コーラサワーがどんどん大きくなっていく。
やがて咥えるのが苦しくなってしまったので、言われたとおり手を使う事にした。
コーラサワーの気持ちいいリズムと、圧力をすぐに掴み、扱き上げていく。
ティエリアは同じ男なのに、ペニスがこんな異様な形になるとは今まで全く知らなかった。
今まで知っていたどんなものよりも熱く、エロティックな物体…。
血管を浮き上がらせて大きく立ち上がった先っぽでは赤黒く膨らんだ亀頭が、
物欲しげにわずかにひくつく。

ティエリアはコーラサワーの欲を高めていくように、
裏筋に舌を這わし素早く扱きながら、先端を丁寧に舐めた。
さっきのキスを思い出して、鈴口を舌先で突付くと、コーラサワーが堪らず声をあげてのけぞった。
(気持ちいいんだ…)
自分の舌技で、悦んでいる…。その事が単純にうれしく、さらに念入りに責めてやった。
「くっ…!」遂に限界の近づいたコーラサワーが、ティエリアの髪を掴むと乱暴に引き離した。
「…?」涎や先走りで顔をべたべたにしたティエリアが、不満げに顔を上げた。
「しょうがねえだろ!!これ以上やられるといっちまう。俺は中でいきてえんだよ…!!」言い訳がましく叫び、立ち上がる。
コーラサワーの立派に勃起したペニスが空に浮かび上がり、ティエリアはもう一度舐めてやりたい衝動にかられた。
コーラサワーが大きく深呼吸して、限界ギリギリの自分を
挿入に耐えれるように、何とか落ち着けた。
「くっそ~!!このエロ天使め…!」
舌なめずりしてにじり寄ってくるティエリアに、ぶるっと身悶える。

「前からか後ろからか、どっちからがいい…!!?」
荒々しい問い掛けが何の意味を持つのか、ティエリアは理解できなかった。
「…?…前…かな…。」なんとなく、そう答えてみた。
次の瞬間、急に力強く抱え挙げられたかと思うと、仰向けに寝転ばされてしまった。
「痛…」ボートの床のでこぼこが急に体に打ちつけられ、痛みで涙が滲んでくる。
コーラサワーが気付いて、平坦な場所に体を移動させてくれたが、
そこは体半分がようやく収まるような狭い場所だった。

「ひゃあ…っ…!!」いきなり、足ごと体を半分に折り曲げられ、一瞬息が止まった。
「……!!」
目を開けたティエリアのすぐ目の前に、自分の勃ちあがった下半身が迫ってきていた。
その先に、きゅっと締まった後孔が見える。
ティエリアはいわゆるまんぐり返しの状態で静止させられていた。
「すげえ…」
裏から太ももを押さえつけながら、コーラサワーが生唾を飲み込んだ。
「体、随分柔らかいんだな…。
なんだったら、ひとり尺八っての、試してみてもいいんだぜ?」
ぐいっと体重を掛けて押し込まれ、自分のペニスが顔に当たる寸前まで近寄ってきた。
さっきのコーラサワーと同じように大きく立ち上がり、先端も赤く膨れ上がっている。
とても排尿専門で利用している、いつもの自分のものだとは信じられなかった。

「うう…」苦しさと恥辱で、ティエリアが思わず泣き出した。
「おいおい…。どうしたんだよ、エロ天使のくせに…。」
動揺して、すこし力を緩めたが、すぐにしたり顔で精気を取り戻した。
「そうか、わかった!!早く突いてもらいたいんだな…!それならそう言えよ!」
天性の思い込みの激しさで、勝手な解釈をしてしまった。
再び、力を入れて深く体を折り曲げられる。
「あうっ!!」
「心配すんな…。俺がギッタギタのメッタメタに突きまくって、
イキまくりでヒイヒイ言わせてやっからよ…!!」
下から呆然と見上げるティエリアに、コーラサワーがニターッと笑いかける。
そして片手で太ももを押さえると、陰茎を掴んでティエリアの後ろにあてがった。

「ひ…」ティエリアは今から行われる事を本能的に悟った。
無意識に体に力が入り、締まった後ろにさらに力が入る。
「大丈夫だよ…。エロ天使さん?心配いらねえ。神様のお墨付きだからな…。」
コーラサワーがAVで見たとおり、先端を押し付けて、入り口をほぐすようにこすり付けた。(あれ?濡れねえ…。)
女性器ではないのだから当然なのだが、コーラサワーは全く気がつかず、
愚直に同じ行為を繰り返した。
「やめ…へんな…気分だ…!」ティエリアが身をよじって訴えた。
(もしかして、あの愛液っての、あれも仕込みなのかな?どうせAVだし…。
そう言えば、女はおしっこ洩らすみたいに濡れねえって誰か言ってた…。)
実際はこんなもんなのだろうと、コーラサワーは勝手に結論付けた。
経験のない男ゆえの痛々しい思い込みである。

「まあいいさ…!よっしゃあ!そろそろ行くぜ…!!たっぷりよがってくれよな!」
「ぐあ…あぁぁああ!!!」
コーラサワーがほとんど座り込むような形でぐいっと腰を押し出した。
めりめりと嫌な音がして強烈な痛みと異物感が走り、ティエリアは悲鳴をあげながら
自分の後孔が肉棒をくわえ込んでいく様を、目にした。
「く…っ」半分ほど埋まった所で、コーラサワーがあまりの熱さと締め付けに苦悶した。
中は想像以上にきつく、埋め込むたびに全体を包み込むように締め付けてくる。
しかも伝わる体内の熱は、まるで沸きあがる熱湯のように、熱かった。
自分の手では決して得られない、初めての刺激に心が躍った。
(やったぜ…!!遂に男になった…。中って、マジ気持ちいいぜ…!これがセックス、か…!!)
微妙に本来の形とは違っているが、とにもかくにも記念すべき初体験の瞬間だった。
結合部が丸見えになり、ほぼ直線上にティエリアの下半身と、苦痛に歪む表情が見えた。

「へ…っ!気持ちいいのかよ!」
AV女優が感じ喘ぐ様は、声がなければ苦痛か快感か全くわからない。
コーラサワーは痛みで声も出ないティエリアが感じているものと、勝手に思い込んだ。
そのまま、ぐいっと強く押し込む。
「ひゃああ…ッ!」
ティエリアの短い悲鳴が、コーラサワーの耳には喘ぎに聞えた。
そろそろと引き抜き、「おらあッ」発破を掛けながら再びぐいっと突き入れる。
ティエリアの狭い肉壁の抵抗で、ゆっくりとしたピストンしか行えない。
その度に、ボートが不安定に揺れた。

数回の抜き差しで、早くもコーラサワーは臨界点に達しようとしていた。
(くっそ~なんでこんなに気持ちいいんだよ…!?まだ5往復もしてねえぞ…
さっきフェラされたのもあるけど…。)
再び埋め込んだ所で、射精感が不意に強まり、その場で固まってしまった。
(もうだめだ…。ヘタしたら次引き抜く刺激でいっちまう…。しかし男優ってすげえな…。
あんなにフルスピードで何十分もズッコンバッコン突きまくってイカせるんだから…)
自分のお相手を見下ろす。
涙を滲ませて表情を歪め、ふるふると震える姿は、いかに鈍感なコーラサワーでも、
これは快感からは程遠いなと気付かされるものだった。

仕方ない…。コーラサワーが、抽迭を再開した。
なんとかもう一往復耐え、深く突き入れた所で、快感が尿道を駆け上ってくるのを感じた。
「くあ…ッ!!」一声叫んで、そのまま発射した。
びしゅびしゅっと、熱い精が奥に打ち付けられるのを、ティエリアは敏感に感じた。
終わった…。ティエリアの下半身はまだ大きいまだだったし、性体験などなかったが、
動物的な勘がそう告げ、ティエリアは体から力を抜いた。
しかし、コーラサワーは気持ちよさげな表情を浮かべたまま、一向に去ろうとしなかった。
(…やってやったぜ!中田氏…中田氏だ…。天使の中に、出してやった…。まさか妊娠とかないよな…)
コーラサワーの頭の中で、自分のおたまじゃくしが必死で泳いでいる姿が浮かんだ。
天使の卵子に到達し、必死で壁を壊してもぐりこもうと努力している。
しかし、一瞬強いバリアのような光を放ったかと思うと、あっけなく消滅してしまった。

(ぐッ…。)
ただの妄想なのに、というより実際に受精などしたら大いに困るのに、
リベンジとばかりにコーラサワーに再び牡らしい欲情が戻ってきた。
「え…っ?」
ティエリアは、一度勢いを失いかけた後ろの棒が、再び熱く、膨張してくるのを内壁で感じ取った。
「う…そだろ…?」
コーラサワーが軽く扱くように腰を動かし、体内の自身に刺激を与える。
確実に勢いを取り戻した怒張が、どんどん大きくなっていき、ティエリアの側壁を押し広げていた。

(さすが俺…!!抜かずの2発、そして3発目!まさにスーパーエースだぜ…!!)
コーラサワーが完全に勢いづき、さっきよりも激しく腰を打ち付けてきた。
ティエリアの体がぐんぐんと押し込まれ、バランスを失ったボートが左右に大きく傾く。
ぴちゃっぴちゃっと揺れる度に海水が流れ込み、二人の体を濡らした。
「あう…あぁあああ!」
ティエリアの悲鳴は、コーラサワーから情欲を奪い取る事が出来なかった。
丸見えの結合部で、自身を引き抜く度に、白濁が垂れ出る様子を
たっぷり眺めながら、激しい抽迭を繰り返した。
自分をくわえ込んでいく穴が、どうしようもないほどいやらしい。
白濁のおかげですべりが良くなり、ペニスへの刺激は最高潮で、三度目にもかかわらず
コーラサワーの怒張がすさまじい勢いを保ったまま、荒々しい突き入れを繰り返した。

「見てみろ!!」
コーラサワーがぐいっと強く一突きして、ティエリアに合図を送った。
「はあ…ッ…!!」ティエリアが仕方なく目を開ける。
コーラサワーにぴったりと栓をされた後孔が、すさまじいピストンを
ぬぷぬぷと受け入れ、吐き出していくのが目に入った。
「すげえいやらしいよなあ…。あんたのここ…。なあ天使さん?」
その先のコーラサワーと、視線が絡み合って、眩暈がした。
しかし、淫靡な光景から目を離す事が出来ない。二人して、出し入れの光景を目に焼き付ける。
(へへへ…やっぱり3度目ともなればかなり責め込める…。天使もヒイヒイ言ってるぜ。
さすが俺、さすがエース…!…さあて、そろそろ天使をいかせてやるか…)
コーラサワーが打ち込みを休止し、ティエリアのペニスに手を伸ばした。
「は…!あぁあうぅ─ッ!!」ティエリアが顔を快感に歪め、腰を跳ね上げた。
後ろがぎゅっと締まる。コーラサワーがゆっくり焦らすように扱きはじめた。
「う…ああ…あぁ…ううぅ…」
淫らな声が響き始めた。

「…気持ちいいって言えよ。」
ティエリアは自身から滴る液を顔面に浴びながらも、顔を左右に振って必死に抵抗した。
「おらあッ!!」「ひいいッっ!!」
コーラサワーが、ぎゅっとペニスを掴んで力をこめ、一突き大きく、腰を打ち込んだ。
ティエリアの体が大きく揺さぶられ、鋭い痛みが走った。
「い…痛…い…いや…だ…!」
「言えよ…!!コーラサワー様のおかげでとっても気持ちいいですって言ってみな…!!」
もう一度大きく突き込まれ、ティエリアは中心を握られた弱みに、屈した。

「コー・・・ラサワー…さんの…すごく…きもちい…です…」
コーラサワーが手の動きを再開する。
痛みから解放され、電流のような快感が全身を駆け抜けた。
「はああぁぁあん…!!」
「もっとやってくださいって言え…!」
「も…っと…して…くださ…」
コーラサワーの手の上下運動がさらに速くなり、ティエリアの頭から抵抗の二文字が完全に消えた。
快感を全身で味わう。コーラサワーがピストン運動を再開した。

「うぁ…あああぁぁッ…!!」
長い行為でティエリアの体が開発されたのか、2箇所を責められて、未知の快感が
後ろの穴全体に満ちてきた。コーラサワーがそれを敏感に嗅ぎ取る。
「もっと突いてくださいって言え!」
ぐいっと押し込まれる。
「も…といっぱい…突…いて…やああああッ…!!」
みなまで言う前に、コーラサワーが腰の動きを早めた。
ボートが今にもひっくり返りそうにぐらぐら揺れ、激しい水しぶきが上から降ってくる。
揺れるたびにコーラサワーの突きが、中の色んな所に当たり、新たな刺激を与えた。

前では、ティエリアのペニスを扱き上げたままだ。
先走りがぼたぼたひっきりなしに落ちてきて、ついに先端が痙攣しだした。
「ああ…ああッ!もう…だめ・・」
ティエリアの切羽詰った様子を見て、コーラサワーが最後の指令を出した。
「私は入れられて、突きまくられてイキますって言え…!」
射精感が強まる。
「あう…ッ…!い…イク…ッ…!!あああああッ!!!」
ぶしゅうッ!!ティエリアが、思い切り吐き出した。
(気持ちいい…!)そう思った次の瞬間、熱い液が自分の顔全体に降り注いだ。
「………」
ティエリアは熱い飛沫と、青い匂いのグロテクスさに、言葉を失った。

「自分で顔射か…。さすがにスペシャルエロ天使だな…!!」
コーラサワーがほくそえんで、さらに腰を強く打ち付けてきた。
「あ…ア…ッ…!」前は完全に満足していたが、後ろの快感が途切れたわけではなかった。今となってはコーラサワーと擦れあう度に、内壁を抉って全体に到達するような、
深い快感を感じていた。
顔面で乾きあがっていく自分の白濁の気持ち悪さを感じながらも、
ティエリアは下半身から全身に広がっていく快感に酔い始めた。
「あ…あ…ぁ…」体の奥から、短い喘ぎが飛び出していく。
「い…い…。も…っと……!きもち…いい…」
先ほどの様に命令されたわけではないのに、ティエリアがいやらしい言葉を口にした。

「この淫乱エロ天使め…!!今まで何人に天国見せてきたんだよ!?」
コーラサワーが力任せに突きこみ、ボートが揺れに揺れる。
「あう…っ…!いち…度も…ない…」
かっと血が上った。
「嘘付け!!」「うあああ──ッ!!」
ぐん!!コーラサワーの突きが変な所に当たったかと思った次の瞬間、
ボートがバシャーンと大きなしぶきを上げて、ひっくり返ってしまった。
二人が繋がったまま、海に投げ捨てられた。

積んでいた荷物をはじめ、コーラサワーのパイスーと自分の水着が沈んでいくのが見えた。ティエリアはなんとか、スカートだけを掴み、ひっくり返ったボートの裏に必死でつかまった。
後ろから手が伸びてきて、まだ繋がったままでコーラサワーが同じ様にボートを掴む。
ボートの空洞に空気がたまって、どうやら沈没の憂き目だけは逃がれる事が出来たようだった。
ふうっと、同時に大きく息を吐いて、一安心する。

「あうッ…!!」
早速、さっきの続きとばかりにコーラサワーが後ろから容赦ない抽迭を再開した。
足がつかないので、体を支える事が出来ず、コーラサワーが引き抜くたびに、
体ごと沈みそうになる。
水面がピストンにあわせて迫ってきて、口に海水が流れ込んでできた。
むせ返るティエリアにお構いなしに、コーラサワーが、ティエリアの腰を掴んで
自分の体を支え、ぐいぐいっと突き上げた。
荒々しい突きに耐え、ティエリアは必死でボートにつかまっていた。
自分達の動きにあわせて、ボートがまた引っ繰り返りそうに頼りなげに揺れる。

「あ…あう…あんっ…あん…ッ!」
やがて、コーラサワーの動きにあわせて、再び体内に快感が満ちてきた。
もはやペニスが反応する事はなかったが、代わりに体の奥で、得体の知れない快感が息づいていた。
バシャッバシャッ…。
コーラサワーの突き上げが激しくなり、大きな飛沫が舞った。
後ろからかかる息が荒くなり、腰つきが切羽詰まったものになってくる。
波の上下にあわせた突き上げで、ティエリアの体が無重力状態の様に大きく浮き沈みした。
「はあっ…はあっ…!」「ああん…!!ああぁんんっ!!」
お互い、荒い息を吐いて、最後が近い事を感じた。
コーラサワーが、力任せに突き上げ、ティエリアは奥まで突きこまれた。
「ああぁあぁああぁっ!!」
最後に強烈な一突きが中をぐいっと抉り、ぐあっと強烈な快感が走った。
ティエリアが大声をあげ硬直し、直後、体から力が抜けた。
ぐぐぐっと全体で締め付けられ、遂にコーラサワーが果てた。
ティエリアの中から自身を引き抜く。白い白濁がぷかぷかと、二人の周りを漂った。

ティエリアは深い充足感に酔っていた。波に揺られながら、うっとりした気分が続いた。
「この…エロ天使め…。もうとっととあの世行っても悔いはねえ……。ありがとよ…」
コーラサワーが後ろから体重を預けて寄りかかったかと思うと、がくっと力が抜けた。
コーラサワーが沈みこみそうになって、ティエリアは慌てて体を支えた。
「おい…!!」
振り返ると、コーラサワーはすでに気絶していた。
今手を離せば、確実に溺れ死んでしまうだろう。
ボートを返そうとしたが、コーラサワーの重みに加え、先ほどの無理な体勢での
行為のせいで、腰が悲鳴をあげていた。
く…。
ティエリアは力を振り絞ってなんとかボートを引っくり返し、中の水を抜いた。
乱暴な行為のせいで、体力をかなり消耗している。
その体に鞭打って、必死の思いでコーラサワーを引き上げた。
コーラサワーがだらしなく全裸のままで横たわった。
当然の事ながら、握りしめたスカート以外、荷物も水着も一切なかった。
目的地から遥かに離れた、大海原のど真ん中、濡れたエンジンの小さいボートに、全裸で男二人。
涙が出てきそうな惨状だったが、ティエリアは唯一の救いのスカートを身につけた。

そのまま、手動で何度も努力してエンジンをかけ、方角を確認すると、目指すべき砂浜に走り去った。
誰もいない砂浜に、うつぶせにコーラサワーを寝かせ、あたりをうかがう。
人家やホテルらしきものが点々と見えた。
日が落ちるまでには、誰かが助けるだろう・・。
ティエリアは寝入るコーラサワーに一瞥を投げかけ、砂浜を去った。

「どうしたの…!?」
スカート一丁の姿でビーチに降り立ったティエリアに、スメラギが不審を抱いた。
「別に…。暴れたので取り押さえるのに格闘しました。
相手は気絶したので、目的地に放置してきました。」
淡々とそう告げ、さっさとロッカールームに向かうティエリアの後姿を見ながら、
スメラギがクリスとフェルトに目をやる。
「……。なんか、いつもと違うわ…よね?」うんうんと、二人が頷いたが、
別にどうする事もなく、「ま、ミッション成功…ね」と、祝杯をあげた。

─その夜。コーラサワーはAEUの軍附属病院で目覚めた。
「体には問題はありません。ただし、体力を消耗しているため、3日間は絶対安静。
当病院で栄養点滴を受けてもらいます。」
ピンクのナース服を身につけた若い看護師の説明を、ぼんやりと聞いていたが、
「天使は…?」不意に甘いひとときの事を思い出した。
「…は?」
「ピンクの天使だよ…。すごい可愛くて、熱かった…」
「錯乱…かしら。あなた、丸一日海を漂流していたんですよ。しっかりしてください。」
「でも…」
そう言われて、アレは夢だったのかと思い直そうとしたが、体の奥に、
今までと違う妙な爽快感が漂っているのに気付いた。
(やっぱり、アレは天使だったんだ…。三途の川を渡りそうな俺を、体ごと助けてくれたんだ…!)
コーラサワーは天使の美しい肢体を思い出し、感動に打ち震えた。
さらに思い出すのは天使の熱い肌と、中の感触。淫らな喘ぎに、出したときの快感だった。
(俺はもう童貞じゃねえ…!あんな完璧なスペシャルエロ天使に筆おろししてもらったんだ…!)
自信が漲ってきた。
「大丈夫ですか?」問い掛けてくるナースの顔をまじまじと見つめた。
もう、何も物怖じする事はねえ…!
「姉ちゃん、美人だね。」「…は…?」
コーラサワーは強引なナンパを開始した。
「君みたいな美人に看病してもらえたら、3日も必要ねえ。1日で治っちまうぜ。」
ぬるいセリフを吐きながら、
(あのエロ天使さまが神様に褒められて、位が大幅アップしますように…。)本気で祈った。
                                 <終わり>
最終更新:2008年02月09日 01:22