ティエリアの身体は、じっとり汗ばんでいた。
最初は、本当にちゃんと着替えさせるつもりだったのだ。だが。
「ん……」
手がちょっと脇腹に当たったくらいで、そんなに可愛い声あげるな睫を揺らすな
ときめかせるな!
寒気のせいか、ティエリアの胸の先はぷっくり尖っている。
そしてそれは、オレの理性を打ち砕くのにじゅうぶんだった。
「あ……ゃ」
思わずそこにむしゃぶりついたオレからの刺激で、ティエリアは声を漏らす。
しかし起きてはいないようだ。オレは、これ幸いと舌でティエリアの乳首を
舐め回した。ころころ転がす。唇で甘噛みしてみる。
「……んっ」
小さい胸も唇もものすごく柔らかい。キスマーク付けたいが……そんなことしたら
ばれるだろうな。見えなさそうな首筋とかならいいかもしれない。
ちゅううっと首筋を強く吸うと、ティエリアの吐息が荒くなった。
ティエリアのふとももは熱かった。中央のくぼみが潤っているのは、
汗のせいばかりではあるまい。ティエリアの匂いがする。
勃起したペニスを添えてみた。なんなく入った。
「うそだろ。まだ全然さわりもしてないのに」
いやいや、しかしこれはありがたい。ティエリアが目を覚ます前に
すませてしまいたいのだ。
本当ならじっくりいたぶりたいという気持ちを抑え、さっさと腰を動かす。
「……ぁ、なに……?」
しまった。さすがに起きたようだった。しかしティエリアの瞳は熱で濁り、
焦点が合っていない。
「やぁ……ん」
身体の上のオレをどかすように手を動かすが、力の入っていないそれは
なんの役目も果たしはしない。むしろそれが頼りなく可愛く思えた。
「くっ……ティエリア」
「やだ……やだぁ」
いやいやをするようにティエリアは首を振る。それに反比例して
ティエリアの腰はオレを受け入れて浮き上がる。ああ、またこんなに
濡らして。もうパジャマなんて着ない方がいいんじゃないか。どうせすぐ
濡れるんだし。
ティエリアの表情はせつなくて弱々しかった。いつもあんなに冷静な奴を
乱れさせているのがオレだと思うと、うれしくて仕方がない。もっと
泣かせてやる方法はないものだろうか。
クリトリスをこすりあげると、ティエリアはよい声で鳴いた。
「くっ、キツ……。ティエリア、出すぞ」
「あっ……あっ、だめ、なかだめぇ」
そうか。中で出せばもっといじめられるのか。
「だめ。中に出すぞ、ティエリア」
「や!やめて……」
怯えるティエリアの声にぞくぞくしながら、オレはどろどろの精液を放った。
もちろん、ティエリアの白い肌の上に。
ウサギ林檎をかじりながら、ティエリアはため息をつく。
「どうした?」
なんて、しらじらしく聞いてみたりして。
「夢見が悪かった……」
「どんな夢?」
熱のひいたティエリアの顔が、また赤くなった。
「おまえに言えるか!バカ!」
そうかそうか。夢と思ってるらしい。たすかった。
「なあ、ティエリア。おまえ、オレが風邪ひいたら介抱してくれるか?」
「謹んで辞退する」
がっかり。
「きちんと規則正しい生活をしていれば風邪なんてひかない。だいたい
おまえは食事のバランスが悪すぎる。もっと栄養がとれるよう
オレがなんとかしてやる」
ティエリアは、自分のことを棚に上げて言う。
いや、しかし。
「それって、ティエリアがオレに食事を作ってくれるってことか?」
「おまえが風邪をひいたら、オレにうつるだろうが」
ああ、かわいいなあ。
キスしようと思って近づいたら、唇をひっぱたかれた。毛布を被って
ふて寝してしまう。
そっぽを向いているふりをして横目で見ると、ティエリアは毛布から
顔を半分のぞかせてこちらを見ている。ああ、もう、おまえは猫か。
かわいーじゃないか。
今度はオレのミルクを飲ませてやろうと思いながら、オレは
ティエリアの頭を撫でた。
最終更新:2008年01月03日 02:44