「中佐!!デカブツの鹵獲に成功しました!」
ソーマ・ピーリス少尉の興奮した言葉に、セルゲイ・スミルノフ中佐は作戦成功には
まだ早いとばかりに、冷静な指示を出した。
「少尉。もう一体羽付きが残っている。作戦続行。直ちに鹵獲せよ。」
「了解。」
「ミン中尉。輸送艦に移動し、デカブツのパイロットを直ちに引きずり出せ。
どうやら気絶したようだが、仮にもガンダムのパイロットだ。
いつ意識を回復し暴れ出すかわかったものではない。
デカブツの作動を確実に止めろ。ハッチが開かないようならカッターを使っても構わん。」
「了解しました。」
セルゲイとソーマがキュリオス鹵獲に向かい、ミン中尉はヴァーチェを閉じ込めた
輸送艦に部下2名と向かった。
「これが…ガンダムか…。」輸送艦のコンテナにずしんと横たわる、
ヴァーチェの雄大な機体にミン中尉は言葉を失った。
自軍のMSを遥かに凌駕するであろうガンダムの機能が、外見だけでも十分に推測され、思わず体が震える。
「中尉…。これだけの機体を動かせるパイロットです。どんな屈強な兵士か分かりません。
念のため、捕捉具を用意しました。」
部下のひとりが、肉体拘束用の皮製ロープを示した。
「よし…。ではパイロットを拘束する…。」
全員が息を潜めてハッチに手をかけた。
人革のMSとは何もかも違っており、ハッチはびくとも動かない。
仕方なく、カッターで最小限切れ込みを入れ、ハッチをこじ開けた。
中に、紫基調のパイスーを身につけたパイロットが気を失っているのを確認する。
「中尉…。これは…。」
「ああ…。信じられん…。まだ少年…ではないか。まさかこんな子供が…」
どんな化け物が乗っているかと身構えていた3人だが、予想以上に年若いパイロットの
姿に驚きを隠せなかった。
「う…」輸送艦内は微重力状態であったが、わずかに空気のゆらめきを感じ、
ティエリアが意識を取り戻しかけた。
「いかん!!」ミン中尉がすばやく部下に視線を送る。
素早く部下が2人がかりでティエリアの体を拘束し、そのままゆるやかに輸送艦の
床に降りると、両手両足にロープを掛け、四方をポールにくくりつけた。
ティエリアはまだ気を失ったまま、ヘルメットを装着し、四肢を伸ばした姿で
空間に浮かばされる格好になった。
「…デカブツの起動状態を確かめろ。」
「了解。」すぐに部下のひとりがヴァーチェのコクピット内に入り、状態を確かめる。
「中尉。完全に機能停止しています。自動起動及び遠隔操作の恐れもないかと。」
「分かった。……。スミルノフ中佐はまだか。」
「羽付きの鹵獲に時間がかかっているようです。」
「……。ガンダムの詳しい調査は、地上に戻って研究所に任せる事になる。
ここではパイロットの簡易調査を優先させる。
性別、年齢、身体検査、全体写真撮影、血液及びDNAの採取を行う。」
「了解。」
ミン中尉と2人の部下が、早速ティエリアの身体検査の準備に取り掛かった。
ノートを取り出し、細かく情報を書き込んでいく。
「まずは視検だ。見たところ、男性。16~18歳の少年と推測。身長は175~180cm、
体重は地上の重力換算で57キロから63キロといった所だな。」
ミン中尉の予測を、部下がチェックしていった。
もう一人がカメラを取り出し、正面と背後から何枚か全身像を撮影する。
「ではヘルメットを外し、素顔を撮影する。」
ミン中尉が、まだ頭を垂れ意識を失ったままのティエリアのヘルメットを外した。
想像以上の、美少年が現れた。
ぱさっと紫がかった髪がこぼれ、意識のない美しい顔に落ちる。
「おお…。」部下が無意識で感嘆の声をあげ、ミン中尉がそれを睨みつけた。
しかし当のミン中尉でさえ、今まで散々鬼のような破壊力を見せ付けられたガンダムの
パイロットがこの様な年若い、しかもこんなに美しい少年だとは予想しえない事で、
その意外性に息を呑んでいた。
「う…う…」その時ティエリアが小さくうめき、静かに目を開いた。
「──!!」
3人に緊張が走る。
ティエリアが一瞬で完全に意識を覚醒し、きつい視線を素早く3人に向け、
続いて自分を拘束するロープを確認し、状況を把握した。
(く…!鹵獲…されてしまった…!!なんという失態だ…!!)
激しい後悔が全身を駆け回る。
「中尉…。どうします…?」
様子を伺う様に距離を取って自分を観察している三人の兵士を、怒りの形相で睨みつける。拘束されて身動きできない状態にも関わらず、ティエリアのあまりの迫力に三人がたじろいだ。
「く…!お前は我が人革連に捕捉された。」ミン中尉が恐れを覆い隠すように、話し始めた。
「今後地上の専門機関に身柄を引き渡し、そこで詳しい取調べを行う事になる。
言っておくがお前らは明らかにやりすぎた。しかもテロ組織のため戦争捕虜でさえない。
覚悟しておく事だ。」
ふん…!それがどうした!)ティエリアが心の中で唾を吐いた。
この状況を打開すべく、すぐに冷静な思考を取り戻し、逃走計画を検証してみる。
ヴァーチェも自分と同じく四肢を拘束されてしまっている。
どうしても避けたいところだが、最悪の場合、ナドレを起動しガンダムだけでも
トレミーに逃がすしかない。
絶望的な状況だろうに、まだ何か企んでいるかのようなティエリアの様子に、ミン中尉が気付いた。
「貴様…。何を考えている。」
「……。」
「言っておくが何をしようとしても無駄だ。
今までのテロ行動の報いは必ず受けてもらう。
地上で厳しく審問し、ソレスタルビーイングとやらを跡形もなく滅ぼしてやる。」
「無理だな。俺は決して口を割らない。」
ティエリアが血気にはやって口を開いた。
(こいつ、若いな…。)ミン中尉がティエリアの内面の幼さに早くも気付いた。
「…。そんな減らず口を叩けるのも今のうちだ。心配しなくてもお前の意思など関係ない。
人権さえないと覚悟しておけ。拷問でも薬物でも、使えるものは何でも使って
必ず自白させる。うちの審問機関はそういう所だ。
更に言うと、お前達にはAEUやユニオンも少なからず関心を寄せていてね…。
あらゆる組織で徹底的に調べられた後は廃人同様だろう。敵ながら、本当に気の毒だよ。」
ミン中尉が、ありったけの嫌味を含ませて話す。
ティエリアが意にも介さない調子で答えた。
「どんな手段を使おうとも無駄だ。」
「なんだと…?」ひるまないティエリアに業を煮やし、部下の一人が詰め寄った。
「俺から情報を聞き出すのは不可能だ。そして、組織の活動を止める事も。」
「貴様…!テロリストの分際でふざけたことを…。」
ティエリアの言葉に部下の表情が変わる。ティエリアが冷たい笑みを浮かべた。
「我々は確かな信念の基で活動している。理想の社会の実現のために。
それが分からないお前達に、未来を生きる資格はない。」
バシン!!部下が思わずティエリアの頬を張った。
「よせ!」
ミン中尉が咎めたが、部下は感情の昂ぶりを抑える事が出来なかった。
「黙れ!!」さらにきつく頬を張る。
「貴様らのせいで、俺の弟は死んだ…!!軍に入ったばかりだったのに…」
人革のマスクをつけているため表情は分からないが、部下が涙声になったのが分かった。
「それがどうした?お前達がいつまでも愚かな行為を続けているからだろう。」
唇に血を滲ませながらも、氷のような笑みを浮かべるティエリアに、怒りの感情が湧き上がる。
「黙れ!!小僧!!!」
部下が思い切りティエリアのみぞおちに蹴りを入れて、さすがにティエリアが悶絶し、
一瞬意識が飛んだ。
「やめろ!!」
「中尉…!こいつは…こいつは…」取り乱す部下をもう一人の部下がなだめた。
「落ち着け。ここでは無理だ。」
「その通りだ。このパイロットは重要な証人になり得る。
組織の全容、そしてガンダムの構造についてもだ。詳しいことは地上で調べればいい。
今はやれる事をやるのみだ。顔写真を撮影し、血液を採取する。」
ミン中尉が冷静に言った。部下が荒く肩で息をして、ティエリアを睨み付けた。
ティエリアは宙に浮かんだまま、苦痛に顔を歪めていたが、すぐに挑発するような、冷えた笑みを浮かべた。
「くそ…ッ!」部下がカメラを構え、正面と横顔の写真を撮りはじめる。
フラッシュを浴びながら、ティエリアはどうする事もできず唇を噛んでいた。
「では、血液を採取する。肌を露出させろ。」
四肢のロープを外せないため、部下がパイロットスーツをナイフで切り裂いていった。
「や…やめろ…!!」
刃物が出てきて、さすがにティエリアが体をよじって抵抗したが、
ピンと張ったロープをわずかに震わせただけだった。
「く…!」露わになっていく肌に、ティエリアの表情が歪む。
血液採取で個人情報が全て明るみになってしまう事への恐れに加え、
何も出来ずにいる歯がゆさ…。敏感に感じ取った部下がにやりと笑った。
「へっ…。諦めな…。泣いて謝っても、もうどうにもなりゃしねえよ。
お前の全ての情報が、これで世界に晒される。たとえ運良く放免される事になっても
テロ活動どころじゃねえ。どこに行っても公機関には常に監視され、民間人からは
石投げられるぜ?生き地獄ってやつだな。」
「そんな心配しなくても、その前に厳しい審問で廃人になるさ。」
もう一人の部下が含み笑いで同意した。
冷静に対応していても彼もまた、ソレビに恨みを抱いていた。
ソレビは度重なる介入行動によって、驚くほど多くの人間から悪意を向けられてしまっていた。
やがて、ティエリアの上半身のノーマルスーツが完全に切り裂かれた。
宙に白い裸体があらわになる。
「く…」ティエリアが首を振って屈辱に耐える。その様子はあまりにもS心を誘うものだった。
味方や家族を殺した犯人が、目の前にいるのだ。
たとえ生意気な美少年でなくても、完膚なきまでに痛めつけてやりたいと思うのは、仕方のない事だった。
それでもミン中尉が何とか冷静になるように自身に言い聞かせ、血液採取の指令を出す。
部下が躊躇なくティエリアの血管にぶすっと針を刺し、積年の恨みを晴らすかのように、
容赦なくぐりぐりと皮膚と血管を抉った。
「ぐ…ッ!」ティエリアが引きつれる痛みに体をよじった。
「あっ」部下がにやりと笑って、間抜けな声を出した。
ぐいっと針が動き、刺した部分から血が噴出した。
「すいません。中尉。不慣れなもので血管を破ってしまいました。」
明らかにわざとだと分かる所業だったが、ミン中尉はそ知らぬ顔をした。
「構わん。逆の腕でやれ。」
注射針が抜かれ、血がぼとぼとと微重力で緩やかに零れ落ちていくのを、
ティエリアは屈辱の表情で見ているしかなかった。
部下が嘲って笑いながら、逆の腕に針を突き刺す。
今度は、血管を抉る事もなく、事も無げに血が吸い上げられていった。
「くそ…ッ!!」ティエリアが堪らず身を震わせて暴れた。
このまま血液を採取されて、DNA情報もろとも世界に晒されるのは我慢ならない。
「あっ!!」
暴れたせいで注射針が部下の指をすり抜け、そのまま飛んで行ってしまった。
またもや血管が破れ、こちらの腕からも血が吹き出した。
「貴様…!!」部下が思い切りティエリアを殴った。
「ぐあッ!」口の中が切れ、鼻血がとろりと流れ出す。
それでもティエリアがきっと3人を交互に睨みつける。
「…。さすがに強情だな。あまり手を掛けさせないでもらいたいものだ。
何をやっても無駄だと言っただろう?」
顔を覗きこんできたミン中尉に、ティエリアはほとんど血だけの唾を吐きかけてやった。顔面を覆うマスクのおかげで、それが肌に触れることはなかったが、
それでもその行為は3人の怒りに十分に油を注ぐものだった。
「………。」ミン中尉が黙ってナイフを取り出した。
そのまま、ティエリアの白い頬に刃を当てる。
「──!」ティエリアが思わず息を呑んだ。
すーっと静かに刃が動き、綺麗な顔に鋭い傷がつけられていった。
(く…くそ…ッ!!)
痛みよりも屈辱と恐怖の方が勝ち、ティエリアはきつく目を閉じて耐えた。
幸い頬の表面を軽く切り裂くだけで深い傷ではなかったので、血が滴り落ちるような事は
なかったが、心の中まで抉られるような屈辱感がティエリアを襲った。
「ふふふ」
目を閉じたティエリアの耳に、三人の嘲笑が響き、顔が熱くなった。
「悔しいか?小僧…。くくく」
中尉のナイフが今度は喉を通り、正中線に薄い傷を付けて行った。
なんとか逃れようと力を入れても、ロープが緩まることは決してなく、
体の振動でむしろナイフが食い込んでしまう。
ティエリアは身動きひとつせず、鋭い刃先の感覚に耐えるほかなかった。
やがて、ナイフがへそを掠めてパイスーの下半身に到達した。
ぴたりと中尉が刃を止める。
「謝れ。」中尉が刃を押し当てたまま、冷たく言い放った。
「お前はまだ未成年だろう。洗脳か何かで無理やり戦わされている。そんなところだろう。
正直それでも腹に据えかねるが、私も仮にも軍律に従う兵士だ。ここで謝罪すれば…」
「ふざけるな!!誰が謝罪などするか!!俺は自分の意思で戦っている!」
ティエリアが噛み付くように叫んだ。中尉が表情を凍らせる。可愛げのないガキだ。
「そうか。それは残念だ。交渉決裂。この分では審問官もてこずらせるに違いない。
今のうちにもげる翼はもいでおかねば…。」
ミン中尉がパイスーの下半身を切り裂いていった。
あっという間に、ティエリアの下半身が3人の男の目の前にさらけ出された。
「く…っ」ティエリアが羞恥にきつく唇を噛んだ。
ティエリアの全裸をじっくり眺めながら、三人の兵士の嘲笑が響く。
「まだガキですね。中尉。」
「随分可愛いもんぶら下げてるじゃないか…。くく…」
「触ってやろうか?ぼっちゃん。」
「すぐいっちまうだろうなあ…これ位の年じゃあ。ひゃはは」
「せっかくカメラもあるんだしな…イクとこ撮っとくか?」
ティエリアを精神的に追い込むため、わざと卑猥な会話を続けた。
吊り下げられたティエリアの周囲をぐるぐる回り、四方八方から視姦し、屈辱を与えていく。
「…ん?」やがて、ミン中尉が異変に気付いた。
微重力空間を少し下に移動し、ティエリアの股間を真下から覗き込む。
「よ…よせ!!」
ティエリアが視線に気付いて必死で首を振った。
気にせず、ミン中尉がぐいっと覗きこむ。
ピンクの細い線のようなものが、体の中心近く、確かにペニスと後孔の間に見えた。
これは穴…が、二つ?一つは明らかに、排泄用のソレだが、もう一つは…。
「…おい。」ミン中尉が2人の部下を呼び集めた。
「これ、なんに見える?」
部下が同じく、下から覗き込んだ。
「……。確認できません。もう少し開いてみましょう。」
部下の一人がロープを絞り上げ、ティエリアの足をさらに広角にこじ開けた。
「うう…」股間が晒されていく辱めに、思わず涙が滲んでくる。
絶対に誰にも知られてはいけない秘密の場所が、よりによって敵兵に覗き込まれていた。
「やめろ…!見るな…!!」
涙声で懇願したが、聞き入れられるはずもない。
3人がほぼ真下から、ティエリアの中心を見上げた。
線のように見えた穴が足の開きによって、わずかに広がり、体内の綺麗なピンクが露出した。
「…中尉…。これは……。膣…」
「やはりそう思うか…?しかし…、こいつは少年だろう?まさか…」
ミン中尉が確かめるようにナイフを逆手に持ち替え、柄を穴の入り口にそっと押し当てる。
「う…ッ」ティエリアがぴくんと体を震わせた。
そのまま、柄の先の細くとがった部分だけを押し込むように進ませる。
そこは完全に乾ききってはいたが、確かに柄は、体内に進入していった。
「い…痛い…!」柄の先は小指ほどしかなく、全てを挿入されたわけではないため、
ティエリアが破瓜をみることはなかったが、まだ誰も侵入した事のないそこに
強引にこじ入れられて、思わず悲鳴が出てしまった。意図せずに涙が零れ落ちた。
敵ながらその姿があまりに艶かしくて、ミン中尉は良く知った欲情が体に満ちるのを感じた。
「ちゃんと男性器もついています。少年だと思っていましたが…。」
部下の言葉に、ミン中尉が距離を取って、正面からティエリアの肢体をくまなく観察した。
(バレた…。もう…だめだ…)
ティエリアは完全に泣き崩れてしまっていた。
ぽろぽろと涙を流す表情は、子供とも女性とも思えるほど、脆いものだった。
「確かに、女性器も男性器も付いている。しかし、この骨格、筋肉─。どう見ても少年…」
ミン中尉が思考を巡らす。
「まさか、考えたくはないが…」
「中尉。詳しいデータは本部に照合しなければ分かりませんが、
両性具有というのはありえない話ではないと思います。」
「それは、もちろんそうだ。そういう人間が存在していてもおかしくはないが…。
問題はそのような人間が、ソレスタルビーイングのパイロットだということだ。」
「…と申しますと?」
「世界にわずかしかいないであろう両性具有の人間が、こんな若さにも関わらず、
たまたまパイロットとして優秀で、テロ活動を行っていたというのか…?そんな事は…。」
「ガンダムを作れるような組織…まさか…中尉…」
やや強引だったが、3人が同じ推論に至った。
「我々の超人研究所の例もある。作られた、存在…。戦うためだけに。そういう事か?」
ミン中尉がティエリアの顎を掴んで問いただした。
ティエリアは目を開けたが涙を流したまま、何も答えない。
さきほどの虚勢を張った人間と同一人物とはとても思えなかった。
「フン…。まあいい。排卵機能があるかどうかは地上で検査を行えばすぐ分かる事だ。
もっともどう見ても男性ホルモンの方が多いみたいだが。」
ミン中尉が再びティエリアの体を舐めるように見回す。
にやりといやらしい笑みが浮かんだ。多少、痛めつけてやるか…。
「お前、さっき随分痛がってたな…。もしかして、未経験なのか?」
「……!」ティエリアが睨み返すが、まだ瞳は潤んだままだ。
「処女って言う表現でいいのか?お前みたいな存在でも」
ミン中尉が優越感に浸って、さらに屈辱的な質問を重ねる。
「それとも、男としてはあるのか?」
「中尉。こんな顔では女相手というよりも、やはり男相手ではないかと。」
三人が想像して一斉に笑い出した。
「くはは!確かにそうだ。どう見ても男にやられる側だな…!
しかもこっちが未使用という事は後ろの穴でか?
たいした組織だよ。ソレスタルビーイングは。
お前一人で、男でも女でもメンバーの性欲処理は完璧というわけか。」
「黙れ!!」ティエリアがたまりかねて大声で叫んだ。
「貴様達はこの世でもっとも劣悪な種類の人間だ…!!こんな事をしてただで済むと…」
最後まで言う前に、ミン中尉に頬を張られて、再び鉄の味が口中に広がった。
ミン中尉の雰囲気が変わり、マスクの中の目に狂気が宿る。
「こんな事ってどんな事だ…?ひょっとして…」
ミン中尉が言いながら、手袋を外し、人差し指でティエリアの中心を軽くさすった。
「こういう行為か?」
「…あ…!」軽い快感が走り、思わず声が出てしまった。
ミン中尉が我が意を得たりという表情で、更に入り口をほぐすように指を柔らかく動かす。
その動きはとても拷問まがいのそれではなく、むしろ妻や恋人に行うような、優しい愛撫だった。
体内から、ぬるっとした液がにじみ出て、中尉の指遣いをスムーズにしているのが、
ティエリアにははっきりわかった。
「あ…ぁ…」
なんとか抵抗しようと思うのに、顔が歪み、紅潮していくのが止められない。
指の動きに比例して、体の外側から与えられる快感が、ますます強くなってくる。
何か物足りない。そんな事を、はっきり体が訴えていた。
「中に欲しいか?」
ミン中尉の言葉が、飢えへの答えだった。
敏感になったティエリアの性器は、もっと深い刺激を欲しがっていた。
中尉が穴の中にわずかに指先のみを入れ、素早く擦った。
ティエリアの表情がどんどん淫らになっていく。
溢れ出る愛液が性器全体を潤すだけで飽きたらず、中尉の指を滴って落ちて行った。
ミン中尉が唾を飲んで、ついに指を立て、中に入れようと準備した。
「ちゅ…中尉…!さすがにソレはまずいかと…!!」
見ていた2人の部下の股間は既に大きくなっていたが、
それでも軍規とセルゲイ中佐の厳しさを思い出し、中尉を諌めた。
「む…」しばらく考えた中尉だが、出した答えは冷徹なものだった。
「構わん。どうせこいつは異形の存在だろう。ただの創造物…。
むしろ、人間かどうか調べる必要がある。故に、こういう実験を行うのだ。」
強引な論理で部下を黙らせる。部下があっけなく引っ込み、ミン中尉がティエリアに向き直った。
人差し指を垂直に立て、ティエリアの中へゆっくり侵入させていく。
肉の抵抗は激しかったが、それでも熱い体内に、中尉の指をずぶずぶと受け入れていった。
「あ…うう…!!」ティエリアが異物の侵入に身悶えた。
指を内壁がぐいぐいと締め付けてくる。ここに自分の怒張を入れたらどんな気分だろう…。
さぞかし、いい締りだろうな…。中尉が期待に股間を熱くした。
やがて、ティエリアが人差し指を全部受け入れた。
「ほら…ちゃんと入ったぞ。随分狭いな…初めてなんだろ?」
中尉が耳元でいやらしく呟いた。
ティエリアが顔を背ける。ミン中尉がその表情を見つめたまま、指を静かに抜き差しした。
「あ…っ」快感で目が細まり、口が開いてしまう。ミン中尉がにやりと笑った。
早くなる指を、愛液がスムーズにサポートする。
「あ…う…」
まるで愛液を根こそぎ掻き出すような、指のいやらしい動きに、ティエリアの体がどんどん熱くなっていく。
「ちゅ…中尉…。女には、クリトリスという器官がありますが、こいつには…」
部下が勃ちあがった股間を必死で抑えながら、聞いた。
「ふむ・・。確かにそうだな。」
指を動かしたまま、ティエリアの股間を確かめてみる。とても、それに相応するものは見当たらない。
「……。一説によると、クリトリスは男性器に相当するらしい。
胎児はみんなもっているが男に性別決定された後、男根に成長するとか何とか…」
「なら、触ってやります…。構いませんね?」
部下の一人が、中尉の許可を得る前に、ティエリアの半勃ちのペニスに手を伸ばした。
「──あ!!」強烈な快感が走り、ティエリアがのけぞる。
部下の手の動きに応じて、ティエリアの男性器がどんどん大きくなっていき、
ミン中尉の指の動きとシンクロして、体の中から涌き出でるような、初めての快感を得た。
膣内を触られていただけの時とは大違いの、深い快感が広がっていく。
やがて、中尉の指がざらざらした部分を集中的に擦りはじめた。
「ああ…あああ!!うう…あん…ッ…!や…だ…めだ……あ…あぁッ!」
(気持ちいい…!!ヴェーダ…どうし…たらいい…)
口からは思いがけず淫らな喘ぎが飛び出す。
混乱した頭で一瞬ヴェーダのことを思ったが、与えられる快感に打ち勝てる答えは見つからなかった。
「ひ…やあああッ!!」
新たな刺激が与えられ、体が硬直する。
もう一人の部下が、微重力空間で浮かび上がり、ティエリアの乳首に吸い付いていた。
「へへ…っ。気持ちいいかよ?にいちゃん…いや、ねえちゃんか…?」
熱い息を吐きながら、舌を突き出して乳首を舐め回す。
「い…や…だあ…!!やめ……あ…ああんッ!!」
ティエリアの拒絶が、悦楽の声に混じって輸送艦コンテナにむなしく響いた。
当然誰も、その行為を止める者などいない。
「くく…とても鬼畜ガンダムのパイロットとは思えんな。
あんなデカブツをお前のようないやらしい人間が操縦していたとは…」
「だ…黙れ…!あ…ぁん…!!」ぐいっと中を圧迫され、抵抗の言葉が途切れた。
「こんなに感じてるくせによく言う。仲間が見たら失神するぞ。」
ミン中尉の人差し指は、既にティエリアの愛液でべとべとだった。
一方、ティエリアの男性器の方もまた、大きく膨れ上がり、ひくひくと痙攣をはじめていた。
「中尉…。こっち、もういきそうです。」
部下がティエリアのペニスを扱くスピードをやや落として、言った。
「そうか…。こっちもそろそろなようだ。随分熱くなってきた。どれ、もう1本、入るかな…?」
中尉が、人差し指に沿わして、中指を挿し入れようとした。
「うあ…ああっ…!い…いたい…」
体をこじ開けられるような痛みが、ティエリアを襲った。
「無理か…。処女じゃ、仕方ないな。」
激しい抵抗を見せる処女膜に、中尉があっけなく撤退した。
「まあ、この指だけでイカすか…。おい。」
「了解しました。」
アイコンタクトで、意思疎通を図る。
すぐに部下がティエリアのペニスを激しく扱き上げ、中尉が指の動きを再開した。
すぐに快感が蘇り、ティエリアが喘ぎはじめる。
「ほら、イケ!!」
「ああああんんん!!!」
中尉がぐいっと強く敏感な所を擦りあげ、ティエリアが大きくのけぞって果てた。
はじめての、絶頂による強烈な快感が、電気のように体内を駆け回った。
膣内がきゅきゅっと収縮し、中尉の指を締め付ける。
外では勢い良く発射されたティエリアの白濁が弧を描いて、微重力空間を漂った。
3人の兵士が離れ、ティエリアは宙吊りで力なく頭を垂れた。
「本当にイキやがったこいつ…ひゃはは…!」
兵士達の笑う声が、ぼんやりと聞えたがとても反抗どころではない。
「はあ…はあ…」荒い息を吐く。暫く経ってもまだ、ゆるい快感が体内に充満していた。
「さて…。」
ミン中尉が、モノを取り出して、ティエリアににじり寄った。
部下も同じように自身を取り出し、ミン中尉に続いた。
軍規だなんだと止める者はもう誰もいなかった。
「今からが、本番だ。」
中尉が、ティエリアの顎を掴んで、目を開かせる。
「あ…う…」ティエリアが潤んだ瞳で小さくうめいた。
「もう、十分準備は出来ているな?指が、こんな状態なのだから。」
中尉が愛液でべとべとの人差し指を、ティエリアの目前に示した。
ねっとりとした卑猥な液が、いまだ湯気を生じさせるほどの温感を持っているのが分かる。とても自分から出たものだとは思えなかった。
「く…!」
顔を背けようとしたが、ぐいっと前を向かされ、指を強引に口腔に差し入れられてしまった。
「ふん。自分で舐めろ」
中尉の嘲りが、耳に痛い。
「う…」
舌が指に当たり、何ともいえない動物的な味が広がる。惨めな気持ちで、涙が溢れてくる。
「ふっ…悔しいか?まだ、今からだぞ?」
中尉が腰を進め、ティエリアの膣入り口に怒張を押し付けた。
「は…っ…いや…だ!」腰を反らして逃げようとするが、
「そらあっ!!」
「あああ!!」抵抗空しく、中尉が勢い良く挿入した。
破瓜の引きちぎられる様な痛みが、容赦なくティエリアを襲った。
指とは比べようもない圧迫感と、熱さに気を失いそうになる。
「全部埋まったぞ?痛いか?」
中尉が埋め込んだまま、身動きせずに問いただした。
「あ……」ティエリアが必死で頷く。
「そうか。痛いか。しかし…」
「ゃああああ!!」
ぐいっと中尉が一突きして、強い痛みが走った。
「お前らが殺しまくってくれた仲間の痛みに比べれば、こんなものでは生ぬるい。
異形の生物が…!!せいぜい哭き喚くがいい!」
ミン中尉が容赦ない抽迭をはじめた。膣を深く抉られ、ティエリアの体が浮き上がる。
四肢を縛るロープが、素肌にぐりぐりと食い込んで擦傷を付けていった。
「うあ…あああ…痛…い…!ぐ…やああ!!」
ピストンにあわせて、悲壮な悲鳴をあげる。
自慰をしていた部下が手を止めて哀れみを感じるほど、中尉の責めは酷いものだった。
全ての恨みを晴らすかのように、初めて男を受け入れた未開発の女性器を力の限り突き上げる。
つーっとティエリアの太ももを、鮮血が伝っていった。
中尉はぐいぐいと締め付けてくる内壁から得られる快感をなんとか我慢し、ひたすら突き上げた。
狭い肉壁の締め付けですぐにでも達しそうになるのを、必死で堪え、同じ体勢のまま数分、責めまくった。
「……?」やがて、ティエリアの様子が変わってきた。
ペニスを滑らかに受け入れ滑らすのは、血ではなく、粘液に代わっていた。
ピストンにあわせほとばしる声は、既に悲鳴ではなかった。
「あ…あん…あ…ん…ぁぁああ…んんっ!」
顔が紅潮し、確かに中尉のピストンを悦楽として、味わっている。
一度は干上がった愛液が、再び滲出し、中尉のペニスをスムーズに滑らしていく。
「なんだ。もう感じてるのか。最悪だな。初めてのくせに悲惨なものだ。
普通の女ではこうは行かんというのに…。」
ミン中尉が熱い息を吐きながら、憐れむように言うのも聞えていないようだ。
ぐぐぐっと内壁が一層強くペニスを締め付けてくる。
「く…っ」ミン中尉の限界が近づいていた。中尉の腰つきが激しさを増す。
「ああん…っ!あん…っ!ぁああん!!や…!あ……ああんっ!」
ティエリアの腰が、わずかに前後左右に動き始めた。
部下が堪らず、自慰を再開する。
ずんずんと、強烈なストロークがティエリアの体を揺さぶった。
「ち…中尉!!外に!!」
部下が発射寸前のミン中尉に、なんとか声をかけた。
「わかっているッ…!!く…あ…あぁああ!!」
次の瞬間、大きく叫んでミン中尉が自身を引き抜き、ティエリアの腹辺りにぶちまけた。
「あう…」途切れた快感と、腹の熱い感触に、ティエリアが不満げにうめいた。
果てたミン中尉が、緩やかに床に降りて行った。
「やるぞ!!」入れ替わりに、部下の一人がティエリアに踊りかかり、一気に挿入した。
「ああううっ…!」
ミン中尉よりも一層太く長い怒張が、内壁を擦り、天井にまで届きそうなほど、深く埋め込まれた。再び、ティエリアに快感が訪れる。
「おい…!ずりい…」もう一人の部下が出遅れた悔しさに唸る。
「早いもん勝ちだよぉ…!急がねえとスミルノフ中佐が帰ってくるぞ…!!」
部下が荒々しいピストンを開始した。
ミン中尉の白濁がこびり付いた腹の辺りに触れないように、わずかに体を離し、
代わりにティエリアの腰をぎゅっと掴んで、腰を突き上げる。
「あんッ…ぁああんッ…や…ああん」
もう痛さは何もなく、快感しか感じられない。
兵士に抱きついて足を絡めたい衝動にかられたが、四肢を縛るロープが緩む事はなく、
足も手も、無様に開いたまま、男の突き上げを受け入れた。
ずんずんずん…部下が緩急を付けることもなく、ひたすらフルスピードで突き上げる。
その度に、いやらしい声が出てしまう。
くちゃっくちゃっ…。ティエリアの喘ぎと肌の擦れあう音に混じり、
結合部から艶かしい水音が響き、その場の全員の耳に届いた。
「随分すげえじゃねえか…?イキそうかよ?あん?敵にやられて感じるなんて、
たいしたテロリスト様だよなあ!!おらどうだッ!?」
兵士が力をこめて突き上げた。
敏感になった子宮口をぐんと突付かれ「ひゃああんんッ!」強烈な快感で、涙混じりに叫んだ。
「おい早くしろよ!俺もう我慢できねえ…!」
もう一人の部下が、切羽詰った様子でしゃべった。
その言葉どおり、彼の下半身は臨戦態勢で大きく立ち上がっている。
「うるせえ…!しょうがねえだろ!?この締め付け…たまんねえ…!!」
「くう…!」
もう一人の部下が我慢できずにティエリアの後ろにまわり、後ろから手を回し、胸をもみ上げた。
そこは少年のそれでしかなく、ふくらみなど皆無だったが、
それでも固くなった乳首が、部下に更なる欲情を促した。
「も…もうダメだ…!!ここで構わん!!」
背後の部下が、ティエリアの胸を掴んだまま、後孔に自身をあてがった。
熱い感触に、「あ…ッ!」ティエリアがぴくんと体を震わす。
わずかに先が入ってきた、そう思った次の瞬間、
「ぐあああッ!!」
一気に後ろを貫かれて、顔が苦悶に歪む。
背後の部下が、またもや何の気遣いもなく即座に突き上げはじめて、今度は痛みで
涙がぽろぽろと頬を伝っていった。
受け入れる場所ではない所に、たぎった男根が入っているのだ。
強烈な違和感はしばらくたっても消えず、痛みで腰が砕けそうになる。
一方、部下2人はこの世の天国とも思える刺激に酔っていた。
ティエリアの中で、壁を隔てて明らかに仲間のペニスの存在を感じ取れる。
動くたびに、相手のモノが蠢き、新たな快感を得た。
しかも姦っているのは憎いテロリストの犯人で、両性具有の美少年。
それを、二人がかりで犯している。立派な軍規違反だが、
背徳の快感で、もうどうなってもいいような気にさえなってしまう。
後ろの部下が右手を下方に移動し、ティエリアの萎びたペニスをまさぐった。
「あ…ッ!」思いがけない刺激にピンポイントで快感が蘇る。
そのまま素早く扱きあげられ、ティエリアがどんどん形を変えていった。
背徳の快感に占領されていたのは、とりあえず床で体を落ち着けていた、ミン中尉も同じだった。
宙づりにされている少年を見上げる。
部下が前から後ろから、間断なく突き上げ、その度にロープが軋み、
いやらしい水音が響き、少年が快楽とも苦痛とも判断しかねる声をあげている。
ミン中尉に、再び欲が戻ってきた。
三人の姿を凝視しながら、再び勃ちあがった下半身を扱き上げる。
と、ミン中尉が残酷な考えを思いつき、にやりと笑った。
立ち上がり、とんっと床を蹴る。すぐに体がふわりと浮き上がった。
ティエリアの前で突き上げている部下の肩に手をやると、それを台にするようにして
更に上方に移動し、ティエリアの首を股に挟むと、足をティエリアの体の後ろに回した。
ティエリアの頭を両手で掴み、首を股で挟んで、肩の上に座るような体勢になった。
ティエリアのすぐ目前に、勃ちあがったミン中尉の怒張が現れた。
「ぐっ…」
すぐに、顔を押しつけられ、中尉のペニスを咥えさせられてしまった。
「う…ッ…う…ッ…」
中尉がティエリアの頭を両手で掴み、強引に前後に揺さぶる。
咥えた肉棒が、ティエリアの口中を乱暴に前後した。
狭い口腔内で、出し入れするたびにティエリアの舌が絡みつく。
「くう…ッ」ミン中尉が堪らず声を出し、更にティエリアの頭を激しく揺さぶった。
─その時。不意に通信が入り、全員がはっと身を固めて聞き入った。
「ミン中尉!!羽付きを捕獲した!!」
声の主はセルゲイ中佐だ。
「中…中佐…!!」
上司の声で、自分達が行っている行為が軍規違反だという事を思い出し、冷や汗が出てくる。
「中尉…。まずいですよ…」「しッ!!黙ってろ!!」
通信が続いた。
「すぐにそっちの輸送艦に移動させる。二分後、ハッチを開けろ!!
パイロットは意識不明のため、そのまま放り込むぞ!!」
「りょ…了解!!」
「羽つきとの戦闘でタオツーが大破!ピーリス少尉が意識不明だ。
私はすぐに救助にむかう!!」
通信が途絶えた。
「中尉…」
「くッ…!こんなところでやめるわけにはいかない…!!さっさと出すぞ!!」
ミン中尉が急いで腰を動かし始め、部下も焦って素早く終了させるべく腰を遣った。
「ああ…っ!ああ…ッ!!」
部下二人が獣のような声をあげながら、同時に深く、強く突き上げる。
ティエリアの体が激しく上下するのを二人がかりで押さえ込み、さらに奥深く突き刺した。
後ろの部下が、完全に勃起したティエリアのペニスを素早く扱き続け、
左手で乳首を転がしている。
「ん…ん…っ!」口に栓をされているせいで、くぐもった声しか出なかったが、
ティエリアは確かに悦楽に身を任せていた。
前からも後ろからも、そして自分のペニスからも、快感が絶え間なく押し寄せている。
ティエリアの中が痙攣し始めるのを、下で挿入している部下二人が敏感に感じ取った。
「中尉…!こいつ、もうイキそうです!」
「ふん!本当に情けないテロリストだ。敵に入れられてイクとはな…!」
中尉が、更に速度を増して、ティエリアの口中を犯しながら言った。
「だが…私ももう限界だ…。構わん。お前達。続けろ。」
「りょ…了解!」
部下がラストスパートに入り、ティエリアの声帯の動きにあわせて舌が蠢き、
ミン中尉に絡みつく。
ティエリアの腰が揺れっぱなしになり、内壁がびくんびくんと収縮し始めた。
(うう…ヴェ…ヴェーダ…もう…だめだ…!ごめんなさ……)
「んんんん──!!」
遂に、ティエリアが背筋を反らせた。絶頂の快感が、下半身の奥底から全身に広がる。
しばらく体を硬直させて、その快感に耐えた。膣内が強く脈打ち、部下に射精を促した。
「イキやがった…!く…俺も…!イク…ぞ!!」
前から攻めていた部下が自身を引き抜き、中尉が出した場所とほぼ同じ、
腹辺りに発射した。続いて、後ろの部下が一突き大きく突いた後、背中に発射した。
最後に、ミン中尉がティエリアの口から引き抜くと、自分で扱いて最後の刺激を与え、
ティエリアの頬の、ナイフで出来た傷を目がけて、発射した。
「中尉、こいつまだ…!」
後ろからティエリアのペニスを扱いていた部下が、異変を告げた。
確かに女性器では絶頂を迎えたのに、男性器の方はまだ射精に至っていなかった。
「なんだ…?まさか男と女とで別モノなのか?
…もう時間がない!放っておけ。そいつの始末は羽付きの後だ…!!」
中尉がさっさと身を離し、パイスーを正しながらコンテナ入り口に向かった。
すぐに、部下が付き従う。
宙吊りでペニスを勃起させた姿のままで、ティエリアが空間に放置された。
「あう………」それでもようやく解放されたティエリアは、兵士達がコンテナ入り口に
走っていく後姿を、呆けた脳のまま、呆然と見つめていた。
顔面に掛けられた精液がどろりと垂れ落ち、首筋を這って行くのが分かる。
苦い匂いと生温かい感覚が、全身から立ち上ったが、意識が飛んでしまって
嫌悪を感じるどころではなかった。
最終更新:2008年03月11日 00:41