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扁平率 - (2007/05/31 (木) 16:26:33) のソース

*扁平率
平たく言うと平べったさ。

[[ホイール]]に組み付けた時の[[タイヤ]]の最大横幅とリム面から接地面までの幅の比率。簡単に言えば、どれだけ[[タイヤ]]の断面が扁平かということ。単位は%で表される。100ならば完全な円形。50辺りになるとかなりつぶれただ円形となる。

[[二輪車]]と[[四輪車]]では少し扁平率に対する考え方が違うが、[[二輪車]]においては以下の様な傾向が見られる。
|扁平率が低いほど|[[タイヤ]]が路面に押し付けられる力が強くなり、グリップが向上し、より路面に[[パワー]]が伝わりやすくなる。[[ハンドリング]]が重くなり、[[転がり抵抗]]も増える。|
|扁平率が高いほど|[[タイヤ]]が路面に押し付けられる力が弱くなり、限界時の[[グリップ力]]に欠け、[[パワー]]が路面に伝わりにくくなるが、[[ハンドリング]]や操作感全体が軽快になる。|

この傾向から、出力が大きい[[エンジン]]ほど扁平率の低い[[タイヤ]]が向いている。扁平率の低いタイヤを製造しやすい[[ラジアルタイヤ]]の普及と[[大排気量車]]の高性能化に伴い、50程度のかなり低い扁平率が実現されている。
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:関連語|「[[タイヤ]]」「[[タイヤサイズ]]」「[[扁平]]」

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