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圧側減衰力 - (2005/11/23 (水) 08:04:00) のソース
*圧側減衰力 前後の[[サスペンション]]の[[ショックアブソーバ]]が 縮む方向に動く時に働く[[ダンパー]]の性能。 つまり、どれだけ縮む速度を落とす、または止めるかを決める。 強めれば、強いショックを受けても余計な動きをしなくなる。 弱めれば、弱いショックでも良く反応して吸収してくれるようになる。 なぜか縮み側減衰力とはほとんど呼ばない。 **一般的な[[セッティング]]論 ***[[フロントフォーク]]の場合 ||強める・かける|弱める・抜く| |大きな、または高速で[[ギャップ]]を踏んだ場合|適当に強めれば[[ハンドル]]が[[振られ>振られる]]なくなる|ガツンと動き過ぎて[[ハンドル]]が[[振られる]]| |小さな、または低速で[[ギャップ]]を踏んだ場合|[[ハンドル]]にいつもゴツゴツと衝撃がくる|小さな物もよく吸収して乗り心地が良くなる| |強いブレーキング|沈み込みすぎずコントロール性が上がる|急激に[[ノーズダイブ]]しすぎてコントロール性が下がる| |[[バンク]]開始から旋回中の姿勢|積極的に[[荷重]]をかけないと前上がりになって[[切れ込む]]|車体なりに乗っても前下がりになってコントロールしやすい| |コーナリング中のグリップ|フロントタイヤ側が下がる、押さえないと抜ける|フロントタイヤ側が上がる、押さえ込める| ***[[リアサス>リアサス]]の場合 ||強める・かける|弱める・抜く| |大きな、または高速で[[ギャップ]]を踏んだ場合|後ろが安定する|後ろが不自然にはずむ| |小さな、または低速で[[ギャップ]]を踏んだ場合|神経質にはずむが、路面状態が良く分かる|はずまず乗り心地が良くなるが路面状態が分かりにくくなる| |強い[[ブレーキ]]の[[リリース]]時|姿勢変化が少ない|前上がりになってしまい[[バンク]]しにくい| |コーナリング中のグリップ|リアタイヤ側が下がる、荷重が足りないと抜ける|リアタイヤ側が上がる| |[[リアタイヤ]]が滑った時|コントロールしやすい|コントロールしにくい| ---- 対義語「[[伸び側減衰力]]」 関連語「[[イニシャル]]」「[[ショックアブソーバ]]」「[[サスペンション]]」「[[サスペンションセッティング]]」「[[ダンパー]]」「[[ダンピングアジャスタ]]」「[[バネレート]]」「[[プリロード]]」「[[フロントフォーク]]」