使い方
1.コンパイル
- ソースファイルをコンパイルしてクラスファイルを生成する。
javac -g ファイル名
-g:<キーワード(のリスト)> /デバッグ情報をクラスファイルに追加する。
-g:<キーワード,キーワード,…> /複数種類のデバッグ情報をクラスファイルに追加する。
-gオプションを指定しない /-g:lines,sourceと同値。
-g /すべてのデバッグ情報を生成する。
-g:source /ソースファイルのデバッグ情報を生成する。
-g:lines /ソースファイル中の行番号のデバッグ情報を生成する。
-g:vars /ローカル変数のデバッグ情報を生成する。
-g:none /デバッグ情報を生成しない。
2.デバッガ起動
jdb クラス名
3.ブレークポイント設定
stop at クラス名:行数
stop in クラス名.メソッド名
stop in クラス名.メソッド名(引数)
4.ブレークポイント表示
stop
clear
5.ブレークポイント削除
clear クラス名:行数
clear クラス名.メソッド名
clear クラス名.メソッド名(引数)
6.デバッグ実行
run /実行を開始し、最初のブレークポイントまで実行する。
cont /次のブレークポイントまで実行する。
next /次の1行を実行する。
step /次の1処理を実行する。
7.メンバ表示
locals /ローカル変数を表示する。
print メンバ名 /変数の内容を表示する。
dump メンバ名 /変数の内容を表示する。
8.デバッグ終了
quit
特徴
- SDKに標準で付属しているJavaデバッガ。
- コマンドラインで命令を与えて使う。
- 視覚的に操作できないため使い勝手が悪い。
- 変数などの名前を正確に把握していなければ使えない。
機能
など
外部
最終更新:2009年06月11日 17:09