名前:オットー・A・レクシオード
年齢:29
性別:男
容姿:仮面をつけた金髪、長身の男。
辺境に派遣された部隊を預かるネオ・ジオン軍大佐。その卓越したMSの操縦技術、高いNT能力から「赤い彗星の再来」と呼ばれるエースパイロットであり、各部が赤く塗装された
トールギスⅢを乗騎とする。
実際には、「赤い彗星の再来」は
ネオ・ジオン上層部が前線兵士の戦意高揚の為のプロパガンダとして意図して流した呼称であるもの、オットー本人もそのことは了解しており、対外的に「エース」として振舞うことを己に課している。顔につけた仮面もその一環。
レクシオード家は地球時代から続くサイド3の名家であったが、ジオニズムに賛同する姿勢を見せなかった為、一年戦争時はサイド3住民から迫害を受け、1年戦争終結後も表面上は改善こそしたものの水面下で疎外を受け、徐々に没落をして行った。
そのレクシオードの家名を持つ彼が何故ネオ・ジオンに参加することを決めたかは不明であるが、サイド3の士官学校を卒業し正式な軍人としての訓練課程を終えた彼は、連邦に参加することなくその足でサイド3を脱出し、ネオ・ジオンに参入。以後、士官として頭角を現し、若くして大佐の位に(前述のプロパガンダの為があったとしても)納まる。
普段は、ともすれば鼻持ちなら無いとも取られかねない程に己の腕に矜持と自信を持ち、ある種の野心と強い上昇志向を持つ人物として振舞うが、元来は読書と芸術を愛する穏やかな性格をした青年。
「エースパイロットは、機体を赤く塗るものなのだろう?」
「このトールギスと私、オットー・A・レクシオードが相手になろう」
最終更新:2007年08月28日 05:04