名前:ヴィルヘルム・デュンヴァルト
年齢:19
性別:男性
設定:ネオジオンに偶然から参入したサイド3に住む青年。
非常に繊細な心を持ち、感受性の強い気質の持ち主。
ただし初めて会ったものは彼のその内面を見抜けないことが多い。
その原因は全て彼の容貌魁偉な外見にある。
身長は2mを超え、筋骨隆々のその体格、頭髪が一本も生えて居なく全てにおいて大柄な作りの目鼻立ち、せりあがった額の真下に陥没するかのような眼窩の奥から覗く鋭い目付きと、相手を威圧するに十分な外見なのである。
非常に無口な事もそれに拍車を駆け、少年時代から柄の良くない連中に一目も二目を置かれる存在だった。
が、実際無口なのはよくどもるから出来る限り喋りたくない為であるし自分の容姿に非常なコンプレックスを抱いてる為いたたまれなくなるからでもある。
その外見と引っ込み思案な内面は、彼を常に孤独にし親しいと言える人間は皆無なほど周囲と隔絶していく。
自己嫌悪からくる深刻な欝病や周囲への拒絶は彼を人間嫌いにしたがオットーと出会う事で彼は救われる。
きっかけは、ほとんど一瞬の邂逅だったがその一瞬でオットーと彼は非常に高い共感を感じたのである。
彼はその体験に愕然として茫然自失となったが、そのオットーが柔らかく微笑し「一緒に来るか?」と言った言葉に気が付くとふらふらと付いて行ってしまった。
彼は非常に強い、それこそオットーに匹敵するような高いNT能力の持ち主だったのである。
その体験に、それこそ自分のコンプレックスを払拭する強烈な共感の奇跡に、熱狂的なジオニズムの信奉者と彼はなった。
また、オットーの方は彼の強力なNT能力に冷静に利用価値があると見て取り訓練を積ませ、空席になっていたNT専用機
ズィルバー・エッケのパイロットとして仕立て上げた。
それは、まさに狙い通りとなり彼の乗るズィルバー・エッケは戦場ではほとんど伝説とも怪談ともなっているNTを髣髴させるような戦果を挙げていく。
容姿:前述したような身長2Mを超え、筋骨隆々な巨漢。頭髪と眉が一本も生えていないが、それは幼少時にかなりの難病をわずらい強力な薬を使った治療の後遺症である。
常に、サングラスをかけているがそれは相手と目線を合わせるのが苦手な為と眼光が相手を威圧するのを恐れているためである。最も、その為に益々彼の威圧感を高めているのを彼自身気が付いていない。
最終更新:2007年09月15日 00:03