名前:以下アビ無しにかわりまして・・・ 2009/10/20 (Tue) 22:29:25
蒼×(・ω・)のあれ
フロリナビーチ。
大陸の西海岸沿いに位置する大都市である。
取り分けて目立った特産品は無いものの、海や温泉地などの豊富な観光資源に恵まれた最大のリゾート地であった。旅館や高級リゾートが立ち並び、そこを訪れる人々の数は国内随一と言われている。
「おおーっ!!海だー(・ω・)」
常夏の白浜に少女たちの歓声がおこる。
ビーチサンダルにサングラスをかけたしるびあが、足跡ひとつ無い砂浜に駆け込んだ。
「しるびあー、おいてかないでよーッ」
水色のTシャツにデニムのホットパンツ姿の蒼星∀も、しるびあの後を追いかける。
「うあー。暑っつーー」
立ち止まったしるびあが、蒼星∀の方を振り向きざま天を仰いだ。
抜けるように青い真夏の空と、真っ白な雲との二色が頭上のパノラマを彩り、肌を焦がすような太陽が燦々と降り注いでくる。
蒼星∀が息を弾ませながら、やっとしるびあに追いついた。
「いーねーッ! きてよかったね!一時はどーなることかと思ったけど」
蒼星∀がはしゃぎながら、しるびあの腕に絡みつく。
「ほんとだよ(・ω・) 侘助が海に行こうって言い出したときは、なーんか罠があるんじゃないかと疑ったけど……」
しるびあが彼方に目を向けると日傘を差したメタル幼女がてくてくと、多量の荷物を持たされた
田中侘助を従え歩いてくる。
「侘助――ッ、おっそ――い!!かけあ――し!!」
蒼星∀が大声で手を振ると、侘助は息を吹き返したように猛然と走り始めた。
「ぬぉぉぉぉぉおおおおおッッッッッッ――――はあはあ……、蒼星∀かわいい……」
暑苦しい息を荒くさせながら、侘助が最後の気力で蒼星∀に笑いかける。
「顔……怖っ……」
蒼星∀がしるびあの後ろに隠れた。
「おつかれ(・ω・) でも、侘助にしちゃ上出来だよ。よくこんな穴場スポット知ってたよね」
しるびあが侘助の肩を、ポンポンと叩きねぎらう。
侘助は疲労の色を取り繕いながら、引きつった笑顔をする。
「あたりまえだ。俺はハロワ国が建国する前からここにいるんだ」
「みなっさ~~ん、お・ま・た」
気色の悪い声が聞こえ、どこからとも無くうり姉が現れた。
「真夏の太陽からお肌を守るために、あれやこれやしてたら遅くなっちゃって~」
「うり姉~」
蒼星∀が珍しいものでも見つけたかのように、うり姉に飛びついた。
「うり姉……、お前、いつの間に……。てか、呼んでねーぞ」
侘助が咳き込むように、うり姉を睨みつけた。
「……わたしが呼んだ」
黒い日傘をさして遅れて歩いてきたメタル幼女が、ぼそりとつぶやいた。
「……だって、おもしろそうだったから」
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夕暮れの海から吹いてくる風が、蒸し暑い室内にさわやかな潮風を運んでくれる。
侘助があらかじめ予約していた温泉宿に、一行が靴紐を緩める頃にはすっかり真夏の太陽も傾きはじめていた。時折鳴る風鈴の音が似合う、簡素ながらも落ち着いた旅館であった。
部屋割りで、しるびあ、蒼星∀、メタル幼女の三人が西の和室に、侘助、うり姉の二人は離れにそれぞれ荷物を降ろす。
「しるびあ――、海いこっ、海。新しい水着買ったんだ――」
蒼星∀が早速荷物の中から水着を引っ張り出す。
「落ち着け(・ω・) もー夕方でしょ。海は明日行くから」
「……まずは温泉……」
自前の黒い浴衣に早々に着替えを済ませたメタル幼女が、バスタオルをもってスタスタと出て行った。
「そーね。汗かいちゃったから、そーせーも先にお風呂行きましょ。美肌にいいらしいよ、ここのお湯(・ω・)」
しるびあも、メタル幼女のそれに続いた。
「あたしもいく――――ッ」
長い廊下を抜け渡り廊下を通り、やっと露天風呂の入り口にたどりついた。
《女湯》と墨書された赤い暖簾をくぐると、メタル幼女がすでに浴衣の帯を緩めていた。
しゅるしゅるという音を立てて、黒い浴衣から白い肌がのぞく。
「……先、入ってる」
ぺたんこの胸をバスタオルでくるむと、メタル幼女はぺたぺたと歩いていった。
「メタル幼女かわいいよねー。いろんなとこつるぺたで」
蒼星∀が、すべる床におぼつかない足取りのメタル幼女を見ながらつぶやく。
「そういう蒼星∀の胸は、ちっとは成長したかな~ おねえさんにも見せておくれ(・ω・)」
「うるっせ――!!こっちみんあ!!」
蒼星∀はプイッとそっぽを向くと、ツンとして自分も服を脱ぎ始めた。
ローライズのホットパンツをストンと落とし、水色のTシャツを捲り上げる。中からは局部を包む、濃いブルーの下着が現れた。
もう一度わざとらしくプイッとすると、蒼星∀はブラのホックをはずした。小ぶりだが形のよい乳房が見えた。
「どれどれ(・ω・)」
突然、蒼星∀の背後にしるびあの声が聞こえた。
「ちょ、やーだ、しるびあ」
蒼星∀がくすぐったそうに暴れてみせる。
しるびあの両手が蒼星∀のわきの下を抜け、無防備だった柔らかな乳房を鷲づかみにする。
「あれっ、ちょっと成長したかな(・ω・)」
言いながらしるびあは、手の平でおし包むように蒼星∀のふくらみを揉みはじめた。小さい小さいなどと言われているが、しっかりとした弾力と柔らかさが伝わってくる。
「あんっ……、しるびあ。くすぐったいってぇー」
「そーせーのおっぱい、こんなに柔らかいのに。AカップAカップ言ってるバカたちにも触らせてやりたいよ」
しるびあの手がふくらみの周辺部を、ゆっくりゆっくり持ち上げるようにして触っていく。
「誰が触らせるか――」
蒼星∀の乳房をまさぐる指先が、薄桃色をした蒼星∀の頭頂部をかすめた。
「んッ……」
弾かれたように、蒼星∀の体がピクッとなる。
「しるびあ、だんだん触り方が、……いやらしくなってくぅー」
「あーはいはい(・ω・)」
そう言うと、しるびあは何の未練も無いかのように蒼星∀の体を開放し、自分もさっさとピンクのワンピースを脱ぎ始めた。
「え――ん、なんかそれも寂しいし」
「まったく、私が男だったら毎日でも、そーせーのおっぱい揉んであげるんだけどね」
蒼星∀は何か言いたげに、下着姿になったしるびあの体をにらみつけた。
巨乳というほどでもないが存在感のあるバストを、リボンがあしらわれた桜色のブラジャーが包んでいる。
両腕を背中に回しホックを外すと、狭い場所からやっと開放されたかのように、しるびあの乳房がぷるんとこぼれ出た。
「う゛ぅぅぅぅ――――」
まだ何か言いたげに人差し指をくわえている蒼星∀を気にもかけず、しるびあはブラとお揃いのパンツを下ろす。小さな衣擦れの音をさせて、キメの細かい太ももの肌を下着が滑り落ちた。
「そーせー、早く行くよ。風引いちゃうぞ(・ω・)」
裸身にバスタオルを巻いたしるびあが、蒼星∀を尻目にさっさと浴場へ向かった。
「んもぅ、待ってよー」
蒼星∀もバスタオルを巻くと、慌てて彼女の後を追った。
ごつごつした岩場の床を注意しながら露天風呂に入っていくと、先に入っていたメタル幼女が湯船に盆を浮かべ、すでに日本酒をちびりちびりやっていた。
二人は各々体を流し程よい泉温の露天風呂に身を沈めた。ねっとりと肌にまとわりつくような泉質が心地よかった。
「あぁーッ極楽極楽」
「じじくさいぞ~、おりゃっ(・ω・)」
背伸びをする蒼星∀の背中にしるびあが抱きついた。
しるびあの乳肉の弾力を背中に感じながら、蒼星∀が笑い声を上げる。
「んもぅ……しるびあってもしかして百合属性あるの?」
「へっへっへー、どうだろうね~」
言うとしるびあは、蒼星∀の右耳に噛み付くようにして口を近づけると耳元に囁いた。
「……そーせーとだったら、……いいかも(・ω・)」
しるびあの右手が早くも蒼星∀の乳房をまさぐり始めた。今度は執拗に乳首をつねるようにして弄んでいる。
「んっ……しるび、あっ、冗談……やめてよ……」
蒼星∀の耳をしるびあの舌が、熱い吐息とともにピチャピチャという音を立てて這い回った。
「あたしとじゃ……いや?」
荒い息遣いと一緒にしるびあの声が蒼星∀の鼓膜を振るわせた。
いつの間にか蒼星∀の下腹部にも、しるびあの手が伸びてきている。その左手はゆっくり円を描くようにして、さらにゆっくりと下へ下へさがってくる。
「あッ…………嫌とか……そんなじゃ……」
蒼星∀は抵抗するように、少しだけ体をよじった。
「……だって、女の子同士だし……メタル幼女も見てるんだよ」
前方でメタル幼女がお猪口を傾けながら、さっきから二人の様子をじっと見ている。
「…あ、私のことは気にせず。どうぞ続けてください」
ぽそりとそれだけ言うと、メタル幼女はくいっと中の酒を開けた。
「そんなぁ、とめてよぉ……ひぁッ」
しるびあの指が蒼星∀の股に滑り込み、思わず上ずった声を上げてしまった。
今日のしるびあはなにかがおかしい。そう直感する蒼星∀は首を回し、背後のしるびあに抗議の表情をみせようとする。
「もぉ……、いい加減に」
その後に蒼星∀は言葉を続けられなかった。
蒼星∀の口をしるびあの唇が、強引に塞いできたのだった。
「んッ……」
しるびあの舌がぬるりと蒼星∀の口に滑り込もうとした。蒼星∀はとっさに口を閉じ、生き物のような舌の侵入を防ごうとした。しかしその攻防も虚しく、あっという間に抗えない力で口をこじ開けられ、しるびあの舌が流れ込んできた。
ちゅばっ、っぱッ、ちゅば……
しるびあと蒼星∀のそれぞれの舌が、まるで蛇の交尾のように互いの口中で絡まりあい、二人の唾液が混じりあった。
「ん……ふ……」
しるびあの切なげな吐息が、蒼星∀を扇情的に刺激する。
ちゅばっ、っぱッ、ちゅば……
卑猥な音を立てながら、二人の唾液交換はなおもつづいていく。
しるびあの右手が蒼星∀の乳首をくりくりと軽くつねってくる。
「そーせーのここ、かたくなって上向いちゃってる。かわいい(・ω・)」
「ッひぅ……」
蒼星∀はたまらず声を上げる。
しるびあの左手か蒼星∀の股間をまさぐり始める。中指が、少しずつ中へ中へと割り込んでくる。
「そーせーのここ、なんかぬるぬるしてる……お湯の中でも分かるくらい」
そういうと、しるびあはもう一度蒼星∀に口付けをしてきた。
「んッ……」
今度は蒼星∀も自然にしるびあをうけいれてしまった。
「んふッ……ちゅ……」
しるびあは蒼星∀の華奢な両肩をつかむと、180度くるりと自分の方に向きなおさせる。
なすがまま、しるびあと対面に向かい合った蒼星∀に、しるびあは再度唇を重ねてくる。
もう抵抗はできなかった。
いけないとは分かっていても、体の火照りが収まらない。愛欲と快楽にともすれば流されそうになってしまうぎりぎりの境界線。
蒼星∀はこの感覚に妙な既視感を感じた。どこだったろう……。さっきから本能が深層で警鐘を鳴らしている。どこかで嗅いだことのある甘ったるい香り……。
「んふぅ……」
二人の舌が糸を引きながら離れる。潤んだような瞳で、しるびあが蒼星∀の裸身を見つめている。
「しるびあ……」
蒼星∀は吸い寄せられるように、しるびあの柔らかな谷間に顔をうずめた。
しるびあの白くふくよかな乳房、その先端を蒼星∀はなぞるように舌を這わせていった。
「ふ…んッ……そーせー、おねがい。……もっと、いっぱいすって(・ω・)」
荒い吐息と、しるびあの抑えたような声が蒼星∀の内耳に甘く響きわたる。
「しるびあのおっぱい……やあらかいよぉ」
いつの間にか蒼星∀も感情を抑え切れなくなり、夢中になってしるびあの左乳房にすいついた。
「ふ…あッ……」
しるびあが体をぴくつかせ、上体を起こした。
「い、いいお……、そーせーが私のおっぱいを……」
戦友の上げる嬌声に、蒼星∀は下腹部になにか灯がともるような感覚をおぼえた。
蒼星∀は唾液をしるびあの乳房に塗りたくりながら吸い付き、空いたほうの乳房を手で揉みしだいた。
初めて触る自分以外のバストだった。
こんなにも柔らかく、張りがあって、触るその手に吸い付くかのような触感がある。なんだかちょっとだけ悔しいような気がした。
「そーせー」
蒼星∀の心理を読まれたのか、しるびあが優しく顔を覗き込んでくる。
「そーせーのも……ちゅっちゅ、したいな(・ω・)」
「しるびあ……」
言うと今度はしるびあが蒼星∀の胸に顔をうずめてきた。
蒼星∀のささやかなふくらみにはさすがにしゃぶりつくほどのボリュームはなかったが、しるびあは卑猥な音を立てながらすこし紅の差した乳頭を吸い始めた。
ぢゅぱっ、ちゅ…ぢゅぢゅッ……
「はう…んッ…、しるびあ…ぁんッ、だ……、メタル幼女がこっち見てるのにィ……」
「…かまわない。続けて…」
メタル幼女がお猪口に酒をつぎ足した。
「んちゅ……ふぅ…、そーせーのここ、ぴぃーんて、固くなってるぅ(・ω・)」
蒼星∀の淫靡の尖った乳首を、しるびあの前歯が意地悪くくわえる。
「はぁあ…、ふンっ……るびあ…、いじわる…ないで、あンッ!」
夕暮れの露天風呂に、蒼星∀の嬌声が思わぬ高さでひびきわたった。
「ふぅ……ねがい…しるびあ、…んッ。……もう、いっかい…きすして…」
極限まで敏感になった乳房をしゃぶるしるびあの頭を抱きしめながら、蒼星∀は嘆願するように甘い声で鳴いた。
「ふふっ、…んもう、しょーがないなー(・ω・)」
しるびあは蒼星∀の両肩をもう一度引き寄せ、自分の真向かいに座らせた。
二人は少しの間、互いの顔を見つめ合う。少し湯に火照った、蒼星∀の体が薄く桜色に上気する。
「いい…?」
しるびあが小悪魔のように八重歯を見せ微笑んだ。
「…ぅン」
半開きになった小さな口元から別の生き物のように舌を覗かせ、蒼星∀は瞳を閉じてしるびあを待った。
二人の舌が再び絡まり合った。まだ唇はつけずに、そのまま舌先だけでお互いを感じ合う。グロテスクなまでに卑猥な色をした舌同士が、まるで前戯をするように互いを刺激し合う。
れろっ、と少しだけ二人の顔が離れ、舌と舌が糸を引いた唾液で結ばれる。
しるびあの視線と蒼星∀の視線が、またかち合った。たまらず蒼星∀は目の前の整った唇に、自分のそれを重ねた。
んふ……ふ…、ちゅっ…ふ……
お互いの鼻息と、相手の舌を吸うときに出る淫濃な音が二人を満たす。
しるびあが、優しく両手を背中に回してきた。
蒼星∀も両足を広げ、少しでも多くの肌と肌が触れあえるように、自分の体をすり寄せていった。
しるびあも自分の体をこすりつけるよう、ゆっくりと体を上下に動かし始める。
少し粘性のある温泉の湯のおかげで、肌同士がぬめるように滑らかに擦れあう。
「ふ…んッ、そーせーのカラダ…んッ、すべ…すべで気持ちイイ……」
蒼星∀の耳元で、熱い息が吹きかかる。彼女もいつしか夢中で、自分の白い肌を相手に擦りつけていた。
「んっ…しるびあの…おっぱいと……ふッ、あ、あたしの…おっぱいが……ぬる…ぬるって……。きもち、いいお……」
「ぁああんッッ(・ω・)」
蒼星∀の言葉に興奮したのか、しるびあがひときわ大きな声で悶えた。
「そーせー……、あたしの…ここ、触って……」
導かれるまま、蒼星∀の手がしるびあの下半身に伸びていく。薬指が何か柔らかい物に触れたとたん、しるびあがぴくんと体を緊張させるのが分かった。
「しるびあの…ここ。なんだか、ぬるぬるしてるぅ……」
蒼星∀の細い指が、柔らかなワレメにそって進んでいく。そこには、明らかに温泉のそれとは違ったぬめりが溢れていて、蒼星∀の中指をさらに奥へと導いてゆく。
「はぁぁああッッ……、そーせーが…そーせーがあたしの中に…はい、ッく、て…くる」
温泉よりも熱いと感じられるしるびあのヒダヒダが蒼星∀の指をきつくくわえ込んできた。
ゆっくりと指を出し入れすると、しるびあは「あぁッ」ともう一度悶えた。
「そーせーの…いじわるぅ……」
瞳にうっすらと涙を浮かべながら、しるびあはぷ゜ぅっと頬を膨らませた。
「ひゃうっ…」
いきなり秘部を這いはじめたしるびあの手に気づき、蒼星∀も思わず声を上げてしまった。
「んッ……、そーせーも…きもちよくなろ(・ω・)」
しるびあの指が、優しく蒼星∀の“中”に滑り込んできた。
自分でも驚くほど簡単に、彼女の指を受け入れてしまう。思わず半開きの口元から、よだれが一筋流れた。
「やんッ…、しるびあ……、そんなところ……」
言いながらも、蒼星∀はしるびあの“中“に埋まった自分の指を動かし続ける。
「あッ……、そーせーのほうが…いやらしいよ……」
しるびあの指も、動きを増してくる。
「あフッ…そんなしちゃ、…ッ、なかにおゆがはいっちゃ…んッ」
とっさに引き抜こうとした蒼星∀の指が、しるびあのコリコリとした部分に触れてしまった。
「んぁあ……、そーせー、…そこ…あッ、きもちいいの……」
蒼星∀は夢中になって、しるびあの一番感じる部分をこね回した。
「ひゃうう(・ω・) やん、そこ…すごく…かんじるの」
いつも頼りになるしるびあの清楚な顔立ちが、淫靡にゆがみ糸を引きながらよだれがしたたり落ちた。
「しるびあ…かわいいかおしてるよ…」
なおも蒼星∀は、しるびあのそこを攻め続ける。
「やンッッ…そんなされたら…あたし…おか、おかしくなっちゃうぅ……」
もっと見たいと思った。しるびあが、もっともっと淫らに身をよじる姿をもっと見たいと、蒼星∀は思ってしまった。
「あぁんッ(・ω・) そんな…っちゃ、っちゃいそ……、いやッ…そーせーも、いっしょいくのぉ…」
しるびあの指も、蒼星∀の皮に包まれた部分を掘り返し始めた。
「ぁああンッ…しるびあ、あたしも…きもち…いいよッ」
ちゃぷちゃぷ、という音を立てて二人の間を湯が波を立てた。その音がより卑猥に聞こえて、互いの心が扇情的に高まっていく。
「あぁぁ…しるびあ、…あたしも、いっ…イッちゃいそうぅ」
「うん、…あっ、…たしも…いきそ…、そーせー……いっしょにいこっ(・ω・)」
そう言うと、しるびあはもう一度蒼星∀に軽く口づけをする。
二人の指の動きが、同時に激しさを増した。
くっちゅ、くっちゅ、とまるで音が聞こえるかのようにそれぞれの“中”から蜜があふれ出し、貪欲に快感を飲み込もうとしている。
「ぁ…ぁッッ…しるびあーッッ、…きもちいいのぉ……」
「うん、あたしも……そーせーのなか…とってもあったかいよぉ……」
二人の息づかいがどんどん荒くなり、それぞれが絶頂に一歩ずつ近づいていくのがわかった。
「はぁ…はぁ…、……んっっ、そーせー、はげしいよぉ…」
「んぁああんッッ……、しる、びあ…あたしもお、っぁああッッ…いっ、いっ、…ちゃふぅ」
「…ん、…うん、あたしも、ッく…ふ…、あたし、も…いっちゃうぅ…。いっしょに……いっしょにぃぃいいい」
「ぁああ、しるびあぁああ!!」
「そーせーぇええッッ!!」
瞬間、二人の快感が極大にまで達した。
視界が明転し、周りの音が遠くなっていく。
あれっ、この匂い。この腐臭のような甘ったるい匂い……。どっかで覚えが……。
薄れゆく感覚の中、蒼星∀はぼんやりと考えていた。
――つづく
最終更新:2009年10月20日 22:57