二つ名:復仇の勇者
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東の遠い国の剣士で、勇者であったが殺されてしまった母の仇を討つため旅をしていた時に神託を受けた。仇を探して各地を旅してまわっているが、技術が進んでいる国に行くとめまいがする
魔王討伐に全く興味を示さず仇を探すために聖界と魔界を放浪している。
本人にとって無益な殺生は行う意思はなく、魔王などの魔界の生物に対して
も同じスタンスを取っており、情報収集などで訪れた際に行く手を遮られて
も歩法によるすり抜け、当て身などによる一時的な無力化を良しとしている。
修練や命のやり取りにならない程度の試合などは好むものの、試合中に興が
乗りすぎて死合に発展してしまう事があるので、相手が勇者でなければ試合
は避ける傾向がある。
工業化期以降の産業レベル以上に発達した地域に近寄ることを好まず、電力
依存型の地域にはコイル鳴きなどにより頭痛が起きるようである。
頼まれれば対価と引き換えに仇討ちの手伝いなどを行うこともあるが、あく
まで仇までの道を開くまでであって仇討ちそのものは自らの手で行わせる。
復仇の勇者の出生地域に伝えられている武術。体捌き、足捌きに重きを置
いた風変わりな流派で剣、大太刀、打刀、薙刀などの刀剣類と無手の技術
を伝えている。
脚さばき、体捌きと重心移動による初速の向上と踏み込み距離の増強、
急制動を可能にする。これを応用すれば垂直の壁であろうと駆け上るこ
とが可能である。
相手の全知覚と全タイミングから、自分を気付かれない程度にズラす。
呼吸、踏み込み、鼓動、聴覚など、小さなズレをいくつも重ねることで
相手から見えているのに視えない状態を作り出す。赤の他人や複数の相
手に行うには相応の熟練が必要な物となる。