二つ名:炎の魔王
名前:レーヴェ
詳細:
炎の世界を統べる魔王。好きなものはゲームと甘いもの。
たくさんの地獄鳥族を従えているが、戦闘に関しては全く意欲がなく、勇者が来ても罠だけで退散させようとする。
しかし弱いというわけではなく、力を完全に解放すれば髪の炎は白く燃え上がり、触れたものを容易に溶かしてしまうほどの火力を誇る。
本気の姿は巨大なドラゴンの姿になるが、これが本来の姿ではないという噂もある。
エネルギーが少なくなると、髪の炎の勢いが弱くなる。
かつては『すべての魔王と勇者が神々が決めた運命ではなく自由に生きられる世界』を目指していたが、とある出来事から現状でつかめる自由しか望まなくなった。
その他:
赤い土で覆われた巨大な洞窟の中のような世界。当然太陽や月は見えず、明かりはそこかしこからあふれ出る溶岩と特殊な光る鉱石だけである。
ここに住む生き物は当然炎への耐性が高く、炎を吐く生き物が多い。
主な産出品は光る鉱石と灰の中でしか育たない植物、そして地獄鳥の産む卵である。
地獄鳥:聖界の鶏に非常に良く似ている魔族。小型で細かい仕事が得意な小地獄鳥、重いものも持ち上げられる中地獄鳥、足が発達してとても速い大地獄鳥の3種類に分化する。どの地獄鳥も生む卵は非常に美味である。
また、体毛が赤く不死の体を持つという変異種が1羽だけ確認されている。
腐骨族:体のほとんど、もしくはすべての肉が腐り骨が露出している魔族。骨といってもその強度は鉄よりも強く、仮にバラバラになったとしてもくっつければもとに戻る。
生殖方法は一族の最大の秘密であるため腐骨族でももっとも偉い者にしか伝わっていないため、ほか種族はおろか魔王ですら知らない。
炎精霊族:炎でできた体をもつ魔族。主な食糧は熱。女性が多く、男性が生まれるのは非常に稀。
マグマスライム:溶岩付近でよくみられる一般的な魔物。基本的に動かず溶岩の近くで揺れているだけ。自分に危害を加えるものがいれば炎を吹き出し反撃する。主に可燃性の鉱石や溶岩を取り込んでその熱エネルギーで生きており、エネルギーがなくなると冷えて固まった溶岩になってしまう。