術具の勇者


二つ名:術具の勇者


名前:?/マグ


詳細:

魔物の素材を使った魔法道具を作る魔法具屋。元々素材は冒険者に頼んでいたが、自分で言った方が安くつくというのと、魔法具を作っていたいという欲求の狭間で揺れている


本名:?
自分のことは魔法具屋、としか基本名乗らない。
たまに面倒なのか略して「マグ」と名乗っていたりする。

性別:?
あまりに抽象的すぎてよくどちらか聞かれる。
聞かれると「商売するのにその情報は必要ないな」と言われる。

現在:
旅する魔法具屋。
元は引きこもって冒険者たちに素材集めをさせていたが、どうにも効率が悪かったので自ら出陣。
なんか勇者に選ばれてしまったが、正直商売の方が大事。
勇者だろうが魔王だろうが、自分が作った魔法具を使ってくれるなら誰にでも売る。
簡単に作れる魔法具の製作を頼まれるとつまらなさそうに作ってくれる。
逆に無理難題の魔法具の製作を頼まれるとあくどい笑みを浮かべながら楽しそうに作ってくれる。
なお、金額はすんばらしく高い。その分性能は最高峰の物とまで言われている。
術具にとって、魔法具さえ作れるのならどうなろうが基本どうでもいい。
基本、争いというものはしない。ので、勇者と魔王が闘っていても実質協力はしないが、商売はしてくるかもしれない。

ちなみに戦闘スタイルは杖で殴る7:魔法で吹き飛ばす3と物理特化な魔法使い。
人がいる場合魔法具を使っての商売すら始めるのである意味商人魂が高い。

覚醒:
「∞魔力」を常時発動していることになっている。
勇者であると宣告されてから目覚めてわずか数秒の間に覚醒、そして死にかけた。
「∞魔力」とは文字通り尽きることのない無限の魔力である。
しかし代償なのか、生命のエネルギーが身体から消え失せ、人として生きれなくなってしまう。
勇者に選ばれる前から作られていた「猫の魂もなんとやら」のおかげでその場で死ぬことはなく、尚且つそれを埋め込むことにより実質不死という形になっている。
おかげで女神の加護は選ばれたその時にさよなら、ということになる。
つまり、女神とやらを拝んだのは夢で告げられた時のみ。
なお、本人としては魔法具が作りやすくなったので満足しているらしい。


術具の持っている自作魔法具

・猫の魂もなんとやら

効果:
魔力を生命エネルギーに変換し、疑似魂を生み出す魔法具
これによって死んでも変換された魂によってその場で復活が出来る
本人曰く「商談中に死ぬなんてあってはならない」から生まれた逸品
なお、能力に覚醒してからはこれが命の代わりになっている(胸に埋め込んである)

 

・異次元の口

効果:
なんでも出し入れできるチャックしかない魔法具
チャックを開くとその先は異次元であり、物を取り出せる
ちなみにこの口は喋る「オイラの中から今日は何を出すってんだいダンナ」

 

・破壊の紅玉

効果:
術具が持っている杖の紅玉である
攻撃、補助、防御、回復、全ての効力を発揮できる
ただの魔法具屋だとは思わないでいただきたい

 

・異界の番犬の呼び鈴

効果:
呼び鈴を鳴らすとどこからともなく3頭の首を持った番犬が使い魔としてやってくる
命令を達成すると同時に帰るか、呼び鈴をもう一度鳴らすと帰る
主に移動手段としてよく使っている

 

・白兎の懐中時計

効果:
対象の時間を巻き戻す、これは回復や蘇生とは違い【対象そのものを指定した時間の時の状態に戻す】というもの
仮に肉体が半分に分かれた場合、これを使うことにより半分になる前に戻し、元通りになる
この場合死んだはずの魂も元に戻ってくるため文字通り【巻き戻している】
術具に対しては致命的な傷などを負った場合、自動的に発動するようになっている
対象を指定すればそれにも使うことは可能だが、術具以外が使うと基本魔力が足りなさ過ぎて巻き戻せる時間が短い
魔力が多ければ多いほど巻き戻せるので、∞魔力を持つ術具が一番巻き戻せることになる(現状の話)
ただし、巻き戻せると言っても術具が【戻したい時間を直視していなければ】巻き戻すことは不可能である
このため、素材なので魔物を狩った場合でも素材を剥ぎ取った後に、時計を使って魔物を巻き戻し、野に返している

 

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勇者
最終更新:2024年01月04日 18:56