二つ名:菓の魔王
名前:
詳細:
お菓子と果物でできた世界を統治する魔王。身体はかぼちゃパイで血管にはチョコレートが流れているお菓子の王様、と自称している。人間やほかの魔族は甘くないのであまりすきじゃない
尋常じゃないほどの魔力を持っている。
お菓子や果物を生成でき、ある程度自由に構築できる。
自分が生成したお菓子や果物なら菓の世界から召喚させることも出来る。
お菓子に対して擬似生命を与えることで独自の動植物であるお菓子生物を生み出せる。
そのあまりある魔力を強力に噴出し、空を飛ぶことができる。
ちなみに、菓の魔王の魔力で生成されるお菓子は2種類あり、「魔力によって生成された、お菓子そのもの」と「見た目はそのお菓子の形をした菓の魔王の魔力の塊」がある。
イタズラ好きで甘いもの、楽しいことが大好き。
気分で自身の体のお菓子の構成を変えているため、日によって味が違う。が、もちろん甘い。
よく聖界に甘いものを食べに遊びに行ったりしている。
その資金を稼ぐため、極少数ではあるが『○菓製』と銘打って自身のお菓子を人間相手に売っている。一部ではその甘さと希少価値が付き、人気があるらしい。
普段は好んで戦闘を行う魔王ではない。
しかし、稀に機嫌の悪いときもあり、その時に遭遇すれば容赦ない攻撃を仕掛けてくる場合がある。
基本的に、戦闘を挑まれると魔力を噴出して逃げる菓の魔王だが、
戦う理由がある場合や逃げようのない状況では戦闘することもある。
ちなみに現在の年齢は5歳である。
能力・ステータス共に現在も伸び続けていて、最終形態に未だになったことがなく戦闘スタイルで言うところの第3段階までしか自身でも知らない。
1.無闇に菓の世界のもの(特に菓の世界特有に変化したもの)を食べないこと
2.勝手に菓の魔王の部屋に入らないこと
3.菓の魔王が菓の世界にいつもいると思わないこと
現在、確認されているもののみの記載となる。
今現在も菓の魔王の手によって増え続けているので全ての把握は不可能ではないかと予想される。
もしかしたら、製作者の彼でさえ把握しきれていないのではないだろうか
---菓の世界『お菓子な世界の生物たち』
この世界の長であり創造主でもある魔王。
城でだらだらしていたり、自分の能力の実験や新しいお菓子生物の作成をしていたりする。
それ以外はお菓子の食べ歩きや、他の魔王や友人知人のところへ遊びに行ったりしているので割とこの世界にいないことも多い。
城の最奥、菓の魔王の自室に居るらしい菓の魔王が初めて作成したお菓子生物。
菓の魔王がごくたまに話題にする程度でその正体は誰も見たことがなく、どんな姿をしているのかも知られていない。
菓の魔王との会話を通じて伺い知れることは、菓の魔王が特別に気に入っている存在であることだけである。
聖界に生息している動物をモチーフにされた、菓の魔王が擬似生命を吹き込んだお菓子。
捕食する対象が作成されたときに決まっており、他のお菓子動物を捕食するものやお菓子植物を食べるものなど様々。
基本的には元になった動物に近くなるよう菓の魔王が頑張って調整してある。
菓の世界に放たれた野生のような動物たちがその種類の大半を占める。
菓の魔王が戦闘に使うために作成されたお菓子動物もいる。彼らはだいたい菓の魔王の城に住まわせてある。
果物であるリンゴを櫛切りにし皮を繋げたまま半分ほど向いてV字にすることで耳を表現したものを体とした、兎のようなお菓子動物。
小さな手足も兎の体を模したようにあるが、体と接触しているはずの関節にあたる部分が離れているように見える時がある。しかし、そう見えても元気に跳ね回っていたりするので、何ら問題はないようである。
粉末状の砂糖が砂漠のように広がっている地域に生息している全長10m以上のクジラの姿をしたお菓子動物。
特に何をするでもなく悠々と泳ぎ、飛び上がってみたり砂糖を吸い込んで上部から潮のように吹いてみたりして遊んで過ごしている。
好奇心旺盛で、時に踏み入った他生物に飛びかかってじゃれつく。が、その巨体故にそれだけで潰してしまうこともよくある。
現在、目撃されているのは10~20mが十数頭ほど。
人型のクッキーで見た目はジンジャークッキーそのままである。
ただ、二足歩行で移動し、小さな物であれば両手で挟んで持ち上げることもできる。
体の構成はクッキーだけであるが、柔軟性に富んでおり関節はなく肘や膝などは曲がりしなる。
初めは菓の魔王が気まぐれで製作したお菓子動物だったが、知らぬ内に自我を持ちコミュニケーションを取り合うようになり、思考して行動出来るようになっていた。
言葉を話すことは出来ないのでジェスチャーで意思疎通を図る。思考も行動も難しいことはできないので首を傾げる。
現在は菓の魔王の城内で、手入れや雑用をせっせとこなしている。
ちなみに生姜は入っていないので味は普通の美味しいクッキーである。
全身がマシュマロで構成されたゾウ。
一般的なゾウの容姿よりも、絵本に描かれるような丸みに富んだ姿をしている。
体内に取り込んだチョコやジュースなどを鼻先から大量に放出することが出来る。
一見した体積以上の量を取り込むことが出来るようだが、体が膨れることはないように見える。
現在、桃色・黄色・青色の薄い色をしたものが目撃されているが数が少なく、これも菓の魔王が気まぐれで製作したものの可能性が高い。
巨大な液体または半液体状のお菓子が意思を持って活動しているお菓子動物。
粘度や色、習性が多種多様であり、派生と思われる種が多く存在している。
移動せずその場でじっと待ち、獲物が甘い匂いに誘われて触れると捕食するアオミズアメーバ。
口に含むとシュワシュワと炭酸が弾けるメロンソーダ味のミドリミズアメーバ。
ミズアメーバ種で最も移動速度が早いと言われているアカミズアメーバ。
寒天で構成されているために這って移動できず転がって移動するミズアメーバモドキ。
どんな寒冷地でもいつも溶けかけのチョコミズアメーバ。
他の生物の姿形を真似るバカシミズアメーバなんてのもいる。
特に特殊なのが、シロミズアメーバで、主に女性もしくはメスにあたる動物に襲いかかる。
しかし、生殖などはしないのでどういう目的なのかは不明。また、男性も襲われたという報告もあり女性限定というわけでもないらしい。
ふっくらバターたっぷりの生地の蟹をモチーフにしたパンです。
中身はクリーム、チョコ、あんこ等様々です。
横向きにちょこちょこと歩き、基本的に無害な存在です。
表面は薄い飴で覆われており水気を気にせず生活できる体になっています。
メロンパンが甲羅になった亀をモチーフにしたパンです。
外はサクッと、中はもっちりで甲羅の色はクリーム色から緑色程度の個体差があります。
たまに腹にクリームなどを入れている個体も見られます。
亀らしく歩行速度は遅く、のそのそと歩きます。
表面は薄い飴で覆われており水気を気にせず生活できる体になっています。
ショートケーキ、チーズケーキ、チョコケーキの三つ首を持つ巨大な犬の魔獣のような姿をしたお菓子動物。
体はふわっふわのスポンジをホワイトチョコ、シュガー、ビターチョコの層で構成されているが異様に強靭な肉体をしている。どういう原理かは不明。
鋭い牙や爪で切り裂くか、それぞれの首から吐かれる蜂蜜や酷い不快感を催す甘い息で攻撃する。
現在、確認されている個体は菓の魔王が従えている2体だけである。
高さ4m、体長6m程度の異常な硬度を持つ煎餅の鱗で全身が覆われたセンザンコウ型のお菓子動物です。
ある魔界を散歩中に出会った魔物に感銘を受けた菓の魔王がモチーフにして製作しました。
攻撃力と防御力が高く、自重があるにも関わらず筋力のおかげでそこそこ俊敏でもあります。
全ての鱗の縁が刃物のように鋭利になっており、先まで覆われた尾を振り回して攻撃します。
または丸まってタイヤのように高速回転しながら相手を削り潰すか、自重を利用してぶつかります。
聖界に生息している植物をモチーフにされたりされなかったりする、菓の魔王が擬似生命を吹き込んだお菓子。
菓の世界に漂っている魔力を吸収しつつ成長する。
種類の一部は元の植物に似せたものであるが、菓の魔王の気まぐれで誕生したものがその過半数を占めている。
ごく一部、戦闘用のお菓子植物もあるがお菓子動物と違って城でなく各生息地ですくすくと(?)育っている。
ある日からお菓子しか食べられない体になってしまった人間。それまでは普通の人だった。
聖界で生まれ育ったが体に異常を感じあたりから生活しづらくなり、それが原因で事件を起こしてしまいお尋ね者になり行方をくらませた。
風の噂で耳にしたお菓子で出来た世界へと何とかたどり着き、生存と自身の力の制御のために現在、菓の世界に隠れ住んでいる。
右目を眼帯で隠し、やや褐色がかった肌の男性。愛用の大振りのナイフとお菓子動物の残骸を加工した道具でお菓子だらけの世界で生き抜いている。
マカロンやワッフル、チョコやクッキーなど様々なもので構成されている40cmほどのテディベアのような姿をしている。しかし、発見されるたびに体を構成しているお菓子の種類が変わる。
その理由として、自身の体に傷がついたり欠損した場合、周囲にあるお菓子を使って自分を修理し始めるからである。また、同じようにして他の生物を治すことができるらしいが確認はできていない。
菓の魔王いわく『いつの間にか居た』らしく、お菓子生物ではない可能性もある。
基本的に無害であり、小さな体ながらひたすら菓の世界を歩き回っているようでなかなか出会えないことから一部では『幸運の小熊』とも呼ばれている。