縛の魔王


二つ名:の魔王


名前:


詳細:

蜘蛛型の魔物たちの住む世界の魔王。絡まった生物を捕食するが、種族としての気質は非常に温厚で、本当は勇者と戦いたくないし、来られるとせっかく作った家が壊されるので困っている


縛の魔王の容姿
青みがかった銀の長髪
髪は癖っ毛
瞳は緋(あか)みを帯びた色
基本的に少し眠たげな眼差しと困ったような表情をしている

 

性格

種族として非常に温厚な性格であり、個体としても優しく傷つけられることも傷つけることも嫌いな性格
食事以外での殺生は行わず、自らの糸を使用した織布や手芸、お茶やその原料となる茶葉の栽培などをして日々穏やかに過ごしている。
しかし、自らの世界を統べる魔王として、侵入者に対しては住人を護るために戦う覚悟は持っている。

 

悩み

世界の住人(魔物、動物)や資源(木材、糸など)を狙った侵入者が来ること
侵入者は勇者だけではないため対応にも困っている

 

特徴

魔力を物質化し糸にできる
また、糸の元となる膨大な魔力をもっており、その魔力を使用した強化と糸への性質付与が得意
ただし、火の玉をだす、風の刃を打つ、回復するなどの魔法は使用できない
かろうじてマッチ程度の火や光源を出すことは可能

 

攻撃手段

糸を使用した捕縛/攻撃/防御
魔力による肉体強化

例:糸で捕縛し世界から叩き出す、 糸を束ねた鞭で叩く、膨大な魔力を使った身体強化、身体硬化による打撃、など
糸は、粘着、強靭、硬質、伸縮、柔軟など、性質を自由に変化させることができる

 

弱点

戦いを好まない性格により隙が多い
拠点から出ると攻撃手段が激減
移動速度(走る、歩く)が魔王の中でもかなり遅い
※基本的な移動は糸の伸縮と跳躍を併用して移動しているため、立体的な地形では平均以上の移動速度
また、糸は魔力でできているため、魔力を散らされる攻撃に弱く、炎にも弱い


第??形態

腰のあたりから蜘蛛の脚が2対生えた姿
大量の糸を使用する際にこの形態になることが多い

 

第??形態

半獣形態
身体が大きくなり皮膚が硬化、下半身が蜘蛛になり6本の蜘蛛の脚で身体を支えている
基本的な身体能力の上昇と使用する魔力の増加により使う糸の量と質も向上している

 

真の姿

本人が隠しており、真の姿を確認したものはいない
他の形態から蜘蛛の姿に近いと予想できるが…


縛の世界

幾つもの山が存在し、非常に背の高い木が生えている。また、地面には大小幾つもの洞窟が口を開けている。
この世界の住人の多くは蜘蛛型をしており、代表的な種族はジャイアントスパイダー、土蜘蛛、アルケニーなどがいる。
知能ある種族は、小さな集落やコロニーを形成し狩猟を主軸とした生活をしている

木々の間や地面には住人たちが張った罠や多く設置されている。
一部の大規模の罠は勇者や一部の魔王の侵入を防ぐために縛の魔王が張り巡らした物もある。

自然が多く、住人も自然と共生する生活をしているためとても豊かな世界になっている。

 

縛の魔王の住処

縛の魔王の住処は二つある
客をもてなす拠点と魔王としての拠点

客をもてなす拠点は山の中腹の大きな木のうろの中に幾つか部屋が作られている
壁一面に柔らかな糸を貼り、床は木は滑らかに磨かれている
糸と木材で作った家具があり、いつ客がきても良いようお茶のセットが用意されている

魔王としての拠点は、世界の再奥の山にできた大きな地割れの中
崖のような壁面と魔王の糸の通路、壁に空けられた洞窟によって立体的な道を進んだ先にある

巨大な繭のような魔王の拠点は、糸とは思えない硬度と耐久性を持っている
繭の中は縛の魔王の領域
縛の魔王が全力を出す空間


住人

ジャイアントスパイダー

非常に大きな蜘蛛。大きさは2mから5m
知能は低く普通の蜘蛛と大きく変わらない。木々の間に巣を貼り獲物を待つ。また、巣の真下に来た獲物に糸を噴射し捕まえることもある。

 

土蜘蛛

中型の蜘蛛。大きさは50cmから1m
地面に巣を貼り、入り口を偽装して上を通る獲物を狙う。

 

彷徨い蜘蛛

中型の蜘蛛。大きさは60cmから120cm
巣を張らずに自ら狩りを行う蜘蛛。
力がつよい。また、弱い麻痺毒をもつ。

 

ステルススパイダー

小型の蜘蛛。大きさは5cmから15cm
非常に見づらい糸を広い範囲に貼り、音や振動による探知を行う蜘蛛。捕食者に見つからないために特化した探知能力と隠密性を持っている。
繁殖期にはコロニーを形成する種族。
縛の魔王は、ステルススパイダーの糸を使い縛の魔王の世界を監視している。

 

アルケニー

大型の蜘蛛人。大きさは180cmから320cm
大きな蜘蛛から人の上半身が生えたような見た目をしている。知能を持ち集落を形成して生活をしている。女性型種族で種としての危機が訪れない限り雄は生まれない。十数年に一度人の雄をさらい繁殖を行う。が、縛の魔王の命により男性は数日後返される。

 

マナマテリアスパイダー

小型の蜘蛛。大きさは30cmから60cm
縛の魔王の奉仕種族。通常の蜘蛛種族が通常物質で糸を作るのに対して、マナマテリアスパイダーは魔力のみで糸を作る。
物質化した魔力は、マナマテリアスパイダーから離れても維持され、その糸から作られた布は素晴らしい肌触りと対魔力性質をもつ。
体には大量の魔力を蓄えられており、多くの糸を作り出せる他に、死亡時に魔力結晶体とも言える結晶ができる時がある。

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魔王
最終更新:2024年01月04日 19:17