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玻の魔王


二つ名:玻の魔王


名前:


詳細:

硝子でできた花が咲き乱れる世界の魔王。自身にも花が生えており、普段は透明だが悪意を持った者が近づくと黒く色が変わる特性がある。簡単に壊れそうな印象があるが、実はすごく硬い


*玻の世界

硝子の花が咲き乱れる世界。
玻の魔王が戦闘を好まない為に戦いを望んで玻の世界に来ると鋭利な硝子の棘や花に道を阻まれる。
実は玻の魔王の所まできちんと舗装された硝子の道が存在し、玻の魔王と親しい者にその道まで簡単に来ることが出来る呪い(まじない)をかけた硝子細工をプレゼントしている。
硝子のドラゴンは居るが魔族の住民は居らず、迷い込んで傷付いた魔獣や動物などを介抱する場所を整えているのみで世界のほとんどが硝子の花が咲き乱れているだけとなっている。
ちなみにこの花は玻の魔王の魔力で成長、維持されている為、ただ手折って玻の世界から持ち出すと砕け散ってしまう。
浅い湖の小さな滝裏に無数の硝子の部屋があり、一番奥が彼女の本来の居場所。

 

*玻の魔王

玻の世界に存在する魔王。
争いを好まず、大人しい性格で硝子細工を作ったりお昼寝したりと気ままに過ごして居たが、己の気遣いのなさと無知故の失態から玻璃の結界に自らを封じた。
封印から目覚めてからは長く硝子と同化して居たからか感情の一部が欠落し、必要最低限の事でしか声を発する事が無くなってしまった。
基本的に無表情だが感情が欠落しても介抱したことで自分に懐いてくれた動物や魔獣には笑顔を見せることがある。
動物達の為に湧き水のある浅い湖の周りに樹木や薬草を自生させており、樹木は住処に、薬草は自ら調合して手当てなどに利用している。
知識は魔獣達と触れ合ったり観察する事で得ている。
硝子細工は依頼や必要になければ作らなくなり、眠る事も少なくなった。
最近ではハーブ園や果樹園、菜園などを作り、自給自足出来る様に心掛けている。
基本的に湖で休んでいるドラゴンの背で虚空を見つめていることがほとんどで、鳥が髪を啄ばんで遊ぼうが、小型の魔獣がショールに潜り込んで来ようが微動だにしない。
客人が来る場合は迎えに行く。
(一度来たからと彼女に案内された道を歩いても湖にはたどり着けないようになっている為。)
形態変化はないが、悪意を持った者が近付くと自身に咲く硝子の花が黒く変化する。
しかし感情の起伏はなく、通常時と同じく無表情で何を考えているか分かったものではない。
頭に咲く花が黒い時に襲い掛かると黒い硝子の茨が玻の魔王の意思とは関係なく彼女を守り、反撃する。
透明度が無い位に頭に咲く花が黒く変化すると茨の本数も増え、彼女自身の意思で殲滅に動き出す。
基本的に害がなければ勇者でも魔王でも分け隔てなく接するが、自ら触れようとしたり話そうとしたりはしなくなっている。
仲良くしたいと願っている勇者や魔王には微笑みを見せることがある。
女神や邪神の遊戯に関しては疑問もなければ興味もない。

 


*世界、魔法などの詳細

●硝子のドラゴン(アンジュ)

元は玻の魔王が自らを封印する前に零の魔王に会ってみたいとさまよって居た時に偶然発見した瀕死の竜。
玻の魔王が生きたいか?と問いかけた際に「是」と応えた事で玻の魔王が創り出した強固なクリスタルガラスのコアに魂を封じられ、玻の世界で新たに硝子の身体を与えられて玻の魔王の眷属となった。
基本的に湖に居り、玻の魔王が居ない間は世界の管理を任されていた。
身体が硝子になる前の様な能力は無いが、風の魔力を有したドラゴンだった為、額に埋め込まれたコアの魂に呼応してある程度風を操る事が出来る。
有事の際は侵入者を追い払ったり、玻の魔王を乗せて戦うこともある。(玻の魔王が常にそばにいる場合は攻撃の幅も身体の修復スピードも上がる。)玻の魔王からアンジュと呼ばれる。

 

●硝子の鳥(フロワエル)

玻の魔王が作ったガラス細工のひとつで魔力を与えられて意思を持って動く様になった眷属。
玻の魔王は総じてフロワエルと呼ぶ。
造り手の玻の魔王が地味に世話焼きの為、この鳥達も彼女の世話焼きな性格が移っている。
原動力は湖の湧き水と玻の魔王が用意している魔力が蓄積された小さな硝子の粒。(実は果物も好きで食べた果物の色が硝子の身体に着色されてしまうことも…)
主に玻の世界の見回り、傷付いた動物や魔獣の位置の報告、他の遠方の魔王や勇者に手紙を届けたりする事に使役される。(特に世界に引きこもり気味の魔王宛)
丸々として愛くるしい見た目に作られているが、翼、嘴、尾の強度が上げられ鋭利にされている。
捕獲しようとすれば痛い目を見ることになる上、うまく捕獲できたとしても魔力が切れると砕ける様になっている。(砕けると玻の魔王に位置が伝わり、場合によっては砕けた硝子片へ瞬時に移動して来て黙々と睨み続けられる可能性も出る)
それぞれ誰の元に飛ぶか決まっており、分かりやすい様に装飾をされたりコスプレをしている個体も存在する。

 

●硝子の蝶(アルシェパピヨン)

封印から目覚めた玻の魔王が戯れに作ったガラス製の蝶。(モデルはミヤマカラスアゲハ)
玻の魔王はアルシェパピヨンと名付けたものの、名前で呼ぶことはない。
普通の蝶の様に玻の世界では沢山見ることが出来るが、薄く鋭利な羽を持っている。
儚げな見掛けとは裏腹に2匹居れば大の大人1人を持ち上げることが可能。
故に玻の魔王の周りを飛んでいる蝶には彼女の手足になる役割がある。
玻の魔王が視神経を連動させる事により玻の世界を見渡す監視カメラの様にもなっている。
動力は硝子の花に溜まった朝露に含まれる魔力か湖の湧き水。
一見、他の世界に飛んでいる蝶と変わらない様に見えるが、攻撃、陽動、囮、奇襲、飛び方によっては相手を惑わせたりと使い所は多い。
例の如く玻の世界から持ち出すと砕け散る。

追記事項

玻の魔王は外出の際、数匹のアルシェパピヨンを連れる様になっている。(その際は玻の魔王から魔力が供給されている為砕け散る事はない)
棚に物を戻したりと逆に取り出したりと文字通り手足として使われる他、人探しにも自衛にも使う。
小さいのでその場で生成する事も可能。

 


*玻の世界のガイド

まず、どの訪問者も鋭利な花と棘に覆われ、薄く水の張った硝子の花が咲き乱れる地に辿り着く様になっている。
例外として現在は聖魔の勇者だけが湖までの一本道に出ることの出来るガラス細工を持っている。(しかし単独でしか効果は発揮されない)
玻の魔王の案内について歩けば安全に通り抜けることが出来るが、一度通ったからと迎えを待たずに向かおうとしても辿り着けない。
来客ではないただの侵入者は身体や装備、所持品を傷付け消耗しながら歩き回るしかない上、所々に玻の魔王が仕掛けたトラップ式の硝子の魔法がある。(空中にも存在する)
その一つに足を踏み入れた際、四つの硝子の壁に周囲を囲われる物があり、壁自体は脆く直ぐに砕く事が可能だが、硝子に写った時点で自分と同じ姿の硝子人形が複製され、攻撃すれば同じ様に攻撃してくる。
これには幻術等は無効の為、姿を偽っても本来の姿の物が複製されて思い掛けず玻の魔王に本当の姿がバレるという事が起こりうる。
複製された者は意思がない為、砕くか硝子人形の魔力が切れるまで止まらない。
基本的に複製された人物と同じ動きをする。(故にまじまじと観察すれば人形も同じ仕草をするだけとなり、場合によってはアトラクションの様に使われる事もしばしば…
壁と違って強度があるので簡単に砕く事は不可。
現在、緑目の勇者と過渡の勇者を保護して面倒を見ている。

 


*近状

勇者を2名保護
緑目の勇者
過渡の勇者

タグ:

魔王 玻の世界
最終更新:2024年01月04日 19:36