二つ名:災の魔王
名前:ウィリデルクス
詳細:
聖界に伝わる伝承に現れる黒い天使。それに出会った人、現れた街は数日後に滅びる運命にあると言われている。実態は魔王であるが、本当に天使と関係があるのかは本人は語らない
わざわいのまおう。一人称:僕 二人称:君 178cm。誰に対しても馴れ馴れしく話す。自分の行動が伝承になり童話になる程度には長生きしている。
元天使。ゲーム開始前より天使として存在し、魔王となったのちは聖界を中心にどこへでも現れる。人間が好き。ただ面倒くさがって自己紹介をよく省く。遠回しで面倒な喋り方をする。
真名をウィリデルクスという。その意味は"太陽が沈む頃、地平線を走る緑色の光"。愛称はウィル。破滅を呼ぶ伝承は彼の能力《運命の糸》の操作により発生した歪により、聖界のいくつかの国が滅んだことに起因する。要するに若気の至りで魔王やってた頃もあった。
天使のウィリデルクスは運命に抗う力を求めて、女神に進言し自らを堕天させ魔王となった。聖界へ降りた後、覆せない必然と自分の起こした運命の歪、ふたつの親友の死によって絶望し、世界を救うことより世界を破滅させることを選んだ。
数百年以上かけて命を削りながら「世界を白紙に戻す」計画を進める最中、囚獄の勇者と出会い、世界の真実を語り、共に「神々を殺すこと無く、どちらの陣営の勝利でも敗北でもない」形でゲームを終了させる未来を目指すことを提案した。その後に、この志に同意した翡翠の勇者と合流する。
読心の勇者と憧憬の勇者に世界の真実を語った後、ウィリデルクスは負傷した囚獄の勇者を追った先で薬師の勇者と出会うことになる。
薬師と共に北の国を訪れた彼は、非業なる運命を背負った少女たちの事件に巻き込まれ、聖界を侵略した。一帯の土地を魔界へ落とすと、彼は意識を失ってしまう。目覚めた後に分かったのは、呪いの進行により、彼が重篤な状態にあるということだった。
[ざっくりいうと]
以下詳細。具体的にいうと、ふたつの能力を併用することで未来の操作まで可能になる。
いわゆる「運命の糸」が見える。彼の持つ特殊な瞳に依る体質。
この糸は対象となるふたつの生き物の間に発生する。見た目は光の線で、輝度も太さも人によってまちまち。糸の特徴とその意味は後述。この瞳は元々天使だったころに女神から授かったもので、堕天に際してその瞳の力の大部分は失われている。
そして糸に触れ、かつ魔力で操作を行うことで過去と現在をとらえ、未来を予知することができる能力も有する。魔力のコストは対象との距離と比例し、例えば異なる世界をひとつ挟むと膨大な量の魔力が必要になる。さらに、現在視をする場合は距離が遠いほどラグが発生する。未来予知に関しては過去から現在までの情報を取得した上で初めて可能になるので、更にコストがかさむ。
魂へのアクセスや情報取得までの時間は必要な情報量と距離と糸の太さに依存するが、これ自体に長い時間を要することはない。でも彼の脳の処理能力の問題で、一定のラインを越えると処理が追いつかなくなって結局時間がかかったり鼻血が出たりぶっ倒れたりする。
糸の特徴は以下の通り。
太さ…彼と相手の間に共通する魂の記録が多いと太くなる。回線。太くはなるけど細くは基本ならない。太いと記録を閲覧しやすいし、かかるコストも軽くなる。
輝度…彼が相手から受け取る情報の大きさ。下りの通信量。彼の記憶依存なので、疎遠になると段々淡くなる。魂の記録にアクセスしてる最中はかなりピカピカする。
なお、彼の記憶の劣化により輝度がほとんど確認できず、相手の場所を特定することや魂の記録の閲覧が不可能になる場合がある。記憶の程度=対象の糸についての視力
その生き物の精神に恐怖を植え付ける能力。彼が魔王として新たに生まれた時に授かった。対象に彼という災をもたらし、恐怖を植え付けることで特定の行動を禁止させる。
また、運命の糸と併用することで未来への干渉が可能となる。これにより、その対象はその行動を起こすことに『恐怖』を感じ、予定されていた行動を回避するというもの。より繊細な操作が必要になる。
いずれも魔力の針を生成して、対象の身体に突き刺す必要がある。射程:タッチ
勇者の接近がわかる。覚醒状態の勇者に関してはその限りではない。
剣技の覚えが多少ある。
古い魔法を使う。詠唱が長いので使い勝手は微妙。準備が必要だが魔法円や紋章を用いると規模の大きい魔法も使えなくはない。得意なのは光魔法。
さっきはなかったのにいつの間にか銀の剣を持っていることがある。どこからだしたの?
聖界では握った糸の先へ魔力を使って移動ができる。着地点は糸を握っている間に任意で決められる。ただし糸に沿っての移動のみ。この移動で、大体いつも突然その人のところへ現れる。糸握る→座標取得(現在視。魔力消費)→飛ぶ(魔力消費)→「やぁ」
[その他雑記]
・災さんの世界のお城構造についての一連のツイート群
大体時系列。
古く温かい記憶…1番最初の記憶
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翳りの丘…天使時代。断罪くんと【工事中】
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幕間 看取の天使…彼の天使時代の使命について
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落星前夜…堕天直前、この後すぐに魔王化
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幕間 ナイアメアンの歌…彼女と彼の話
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星と珊瑚…珊瑚の勇者と出会い、別れた【未完結】
設定と噛み合わなくなってきたので現在非公開。
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【証明V】…金色の勇者との邂逅
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闇オークションside災 書館の国にて…囚獄の勇者を”友達”だと認識した
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白昼夢と緑の光…幻覚とタイムリミット
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決断…計画の破棄と前進
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幕間 君を待つ間に…寝ている間にこっそり撫でまくった
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幕間 朝の光…夢から醒めたら
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イリーガル・ムーブ…囚獄さんと喧嘩、翡翠さんと合流
↓
幕間 博士と魔王…イリーガル・ムーブの中のお話
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何でもない日のお茶会…尋の魔王さまと友達になった
↓
結節点…女神様と再会した、が…
↓
冠と証…秋の日の出来事
↓
夜と標…寒い夜の出来事
↓
鮮赤と灰のループバック …呪いの話
前編
後編
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チェス・クロックを止めて…伝令くんとお話
↓
存在証明はオープニングに至る…読心さんと憧憬くんとお話
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幕間 深淵にて望みを知る…望の魔王奪還作戦
↓
残夜に星…薬師さんとランデヴー
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星針が時を刻みて…囚獄さんを押し倒した
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誰がために記憶は在る…魔王会議に出席した
前編
後編
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賽はどこへ…いたいけな妄信の勇者にひどいことした
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陰翳…相棒が眩しすぎて困る
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そして、祈りが燃える…絶望も希望も等しく虚妄だというのならば
1
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4
5
↓
死出の旅路へ
…死亡
↓
幕間 ウルハイマートを越えて
…密談
彼女が勇者となり命を救われたすぐ後に接触した。表向きは彼女の背中の魔力機構及び彼女自身が兵器転用される未来を阻止するのが目的。彼女に青い水晶を渡している。いわゆる防犯ブザー。彼女に直接的には関わりたがらない。
災の魔王は青翼の勇者を彼の元へ導いた(らしい)。歯車の勇者が黒い天使を知っていることは彼女には秘密。発明品を触らせているというか災の魔王を実験台にしている節がある。
過去に手合わせをしたことがある。初撃は全力で斬りかかったものの受け流された為、結構苦い思い出になった。翡翠の勇者が自分を打ち倒す者ではないかとちょっと思っていた。後に夕焼けの廃墟で手合わせしたのは「八つ当たり」だと白状した。
お話:『イリーガル・ムーブ』の中で、囚獄の勇者と大喧嘩した後、「冷静でいてくれる第三者が必要である」と考えた彼は翡翠の勇者と接触。会談の末、翡翠の勇者は「力になる」と約束してくれた。彼は信頼の証に真名を告げている。
「昔やんちゃした仲」。糸だらけになった貿さんをただ見ているだけでもかなり楽しい。「楽しいこと」なら貿さんの利益になる提案に乗ってもいいと思っている。ただし本人にはものすごく嫌われている。事情があり、貿の魔王は知らないが、妻であるエルーミアの”魂”とは知り合い。確かに変わった貿の魔王を信用してエルーミアの監視を外した。
2番目と3番目の断罪の天使と関わりがあった。現在の断罪の勇者の中には彼に関する記憶はない、はずだった。お話『翳りの丘』や『落星前夜』等、彼の記憶の中にいる一番旧い友達である。断罪の勇者はウィリデルクスを知っているが、その記憶は封印され、忘れている。彼は接触を避けている。
断罪くんを守り隊。同じく2番目と3番目の断罪の天使と関わりがあった。彼のところへは昔話と現在の断罪の勇者に関する情報の共有の為にしばしば現れる。手土産を持参するのは同じくここを訪れる断罪の勇者へお茶請けで出せ、という意図もある。堕の魔王といるときは、断罪の勇者のことを「アルバ」と呼ぶ。
いっぱい食べる子だなぁと思ってる。最近、彼女が魔王議界に侵入して魔力酔いでぶっ倒れたところを助けた。あのときは気にする余裕もなかったが、女の子はやはり柔らかい生き物である。
貿の魔王の船で出会った。お互いお噂はかねがね~程度。密かに危険視している。囚獄の勇者を追いかけてきた気の魔王を彼は一度追い払っている。彼女のことを「美人である」と認識はしている。
和菓子がおいしかった。式神の魂に興味がある。
プニ友。温泉行きたい。
分身を見守る。拗ねたりからかったり、他の勇者や魔王とは明らかに違う態度をとる。囚獄の勇者に彼はウィルと呼ばれており、彼は囚獄の勇者のことをカイと呼ぶ。
デコピンしたり頬を引っ張りたくなる。カイに対してはツンデレ。最近はデレ成分多め。
牢獄に囚われている本体を糸を辿り見つけ出し、大牢獄に出たり入ったりしているようだ。
お話『決断』の中で、自分の真名「ウィリデルクス」を彼に告げる。彼と共に希望を追うことを決意した。とても大事な友達。大事にしすぎて悩むこともしばしば。
聖界の酒場で出会う。お互い只者ではないことを何となく分かってはいるものの、言及することもなく楽しく杯を交わした。
例の廃墟で出会う。彼の糸から多様なビジョンを得たので要観察対象という感じ。
【証明V】の中で「君は人間なのか?」という問答を彼を通し糸の向こう側にいる人物を巻き込む形で揺さぶった。闇オークションでは一緒に行動する場面もあった。
彼を勝手にレーヴェと呼んでいる。ゲーム仲間。よくチェスをしているようだ。炎の魔王の世界に金色の勇者がいるときは訪問を避けている。実に適当に彼のことを呼ぶが、最近は「くろ」で固定気味。様子が変わった彼に「何故」を問うた。最近やっと自己紹介をした。
胸に空いた穴がすごく気になる。突っ込んだらやばそうなのも何となく分かる。人間の姿で興行に紛れ込むことしばしば。あとは座長室に勝手に現れる。心のない尋の魔王が過去の行動を元にそれらしく振舞っていることに好感を持ち、お話『何でもない日のお茶会』で友達になった。彼は今のところこちら側の事情を説明する気はないらしい。様づけで呼ばれるのが嫌で「ウィル」という愛称のみ名乗った。
ある日突然発生した、彼は知らないが向こうは彼を知っている程度の明るさを持つ”薄い縁”の糸。不思議に思い辿った先で、視の魔王と出会った。聖界のフクロウっぽい外見の視の魔王を気に入ったらしく、ときどきお喋りをしにいく。
囚獄の勇者の分身が腕を落とす羽目になった一連の事件の後、お話『闇オークションside災 書館の国にて』の中で初めて直接邂逅した。書館の勇者がもし過去の改変を求めているとしたらとても危険なことだと考えている。第一印象は最悪だったが、『決断』後はいろいろと和らいだらしく、情報収集のために彼のところを訪れたりもしているようだ。書館よりも、その従者であるアベルと仲がいい。
彼の糸の綻びにより影響が出て滅びた街や村を悼むために飛んでいるところを見られたらしい。彼を追っているらしく、彼もそれを知っている。彼はこの若い勇者に世界の真実を告げた。
牢獄の中でカイと接触した彼女の行動を制止するために直接干渉をした。憧憬の勇者と共に彼の世界を訪れた際に真実を告げられている。
野良ゲートに落っこちたカイを追った先で出会った。複雑な絡み方をした憑の魔王の糸を見て解くことを提案できるかどうか少し考えていたが、最近は何だかうまくいっているようで安心。ところで女性同士ってその、どうなの? いいの?
淵の魔王が旅行中に遭遇。過去に襲われたことがあるらしく、それが誰だったか教えて欲しいとのことだったので糸を読んでみたものの、イマイチはっきりしなかった。
若木。観察中。日記をつけるほどではないが、警戒はしている。この間うっかり同族嫌悪の感情から視野の狭さを厳しく指摘してその理想を叩き折った。彼の成長が世界の善性を反映する、という視点から傍観者を決め込んでいるのだが、見ていると何だか色々とつらい。
カイを追った先で出会った。わけのわからんことになった上に看護までさせて本当に申し訳ないと思っている。「細くて可愛い」。治療代をどうするか考えながら、現在は彼女を護衛しつつ長くはない旅をしている。
恐ろしい人物に貸しを作ってしまった。どうしよう。
堕の魔王とどういう関係なのか、イマイチ突っ込んだ話ができない。毒リンゴの苗木をもらったのに、自分の世界に植えたら普通のリンゴになってしまった。
マシュマロの象をもらう。情操教育に役立った。
めっちゃびっくりしたマジでバレたかと思ったアッハッハッハ!!!!!!
かくれんぼ継続中。
彼が何かと辛いときに現れる死神。付き合い自体は長いけれど、彼は魂の魔王のことを「現象」に近い認識で扱っていたためにほとんど交流がなかった。「ともだちだよ」とのたまうが、全然関わり合いのなかったクラスメイトに突然話しかけられたみたいな気分になっている。別に嫌ってはいない。
かつての彼の相棒。その生涯で、彼がただひとり心の底から愛していた人間。望みを叶えられず無念の死を迎えた彼女の生に絶望し、彼の破滅の願いは加速していった。
とある村に墓があり、気が向いたときに墓前に立ち寄る。彼女のおかげで彼は赤い髪の人間に全く理由のない親近感を覚えることがある。彼自身は、彼女が死んだあともついにその感情の正体を知ることはなかった。”とても大切な人”。
画像 | 名前 | 備考/詳細 |
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◆貿の魔王サイド | ||
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エルーミア | 通称かー子。貿の魔王の嫁。カラス。 |
◆災の魔王サイド | ||
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ネスタ博士 | ド変態眼鏡。エルーミアの製造者。 |
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シロウ | 博士の助手。長兄。下顎がない。 |
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ソウジ | シスコン次兄。災の魔王の眷属。キレる。 |
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イヴ | 災の魔王の眷属にして魂の分身。ハト。 |
◆酔酩酊組(オリジナル魔王勇者) | ||
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酔の魔王 | ド貧乳。女の春と酒をひさぐ魔界の王。BBA |
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酩酊の勇者 | 酔っぱらいおじさん。よく川に飛び込んでいる。 |
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善六 | 人間の少年。酔の魔王の下僕。薪割りが得意。 |