妄信の勇者


二つ名:妄信の勇者


名前:イコサ


詳細:

とある閉鎖的な国家に生まれた青年。
勇者となり階位が上がったため、国の外に出て情報収集する任務を与えられた。
生まれたときから物を浮かせて操る能力を持っている


名前 イコサ
性別 男
年齢 18
身長 168
体重 58
一人称 僕・私
二人称 様・さん

髪型 多少長めで、首元までで伸びるままに任せている。
髪色 白
目の色 透き通った薄い赤
アクセサリー 勇者の証のペンダント
服装 白色の市民服 上から白色のロングナポレオンコート
武装 白いレーザー銃
大切なもの 蛇目さんからもらったお守り代わりの鱗

能力 物を浮かせて操る能力(テレキネシス)
念力を注ぎ込み、物体に一定方向へのベクトルを加える。そのため、直線的な動きをさせることしかできない。
対象は視界に入っている限り。これには自身も含まれる。自身に近いものはほとんど遅延することなく対象にベクトルを加えることができるが、視界ぎりぎりの物になると1-2秒ほど遅延が生じる。
ただ単にモノを飛ばすだけならさほど問題はないが、銃のトリガーを引いたりなどの精密な動作を要求される場合、相応に集中しなければならなくなるため、あまり多くの対象にベクトルを加えることができなくなる。
テレキネシスによるベクトル加算が途切れた場合、慣性の法則に従い物体は運動を続ける。

レーザー銃 モデル オートマグ

好きなもの 新しい発見 ラウンデルさん 甘いもの
嫌いなもの わからない

一人称 私/僕(心を開いた人間にのみ)
二人称 あなた/彼/彼女
三人称 様/さん

初めてあった人には、心の防衛反応で様付けをする。慣れてきたり、大丈夫だな、と妄信が思うと様付けがだんだんと取れてくる。

大陸北のほうにある地下国家出身の人間。
もともとはNo.100053と呼ばれていたが、ある日急に女神に勇者に選ばれ、赤から白まで最大限に昇格、語呂読みでイコサという名前を授かる。

 


【性格】

よくもわるくも純朴で、気弱な性格。常に敬語を用いるが、その理由は出会ってきた人たちよりも自分が劣っているからと思っているから。特殊な環境で育ってきたため自己肯定感が致命的に欠如している。

 

【精神性・行動原理】

地上に出てくるまで抑圧された、感情など不要という環境で育ってきた結果、肉体年齢に対し精神年齢が全く追いついていない。4-5歳ぐらいの精神性を想像してもらえればわかりやすいと思う。いい意味でも悪い意味でも幼さなく、直感で悪い物を感じ取ることができる一方、疑うことをせず、自分の興味の向いたことに一直線に飛び込んでしまう。それゆえ事情をしらないものが見ると突拍子もない行動が多いこともあり、いびつな人間だと思われるだろう。また、経験値の少なさから本人は自覚していないが視野狭窄に陥っており、物事を選択するときに両極端な選択肢から選択することが多々ある。また、地上に出てきてから様々な勇者、魔王とかかわってきたが、皆自分が「妄信の勇者」だからこそ縁を持てたと思っており、妄信の勇者ではなくイコサである自分には何の価値もないと思っている一方で、妄信の勇者の部分だけではなくイコサとしての自分も見つけてほしいと心のどこかで思っている。

人生18年間、唯一自らの行動で褒められたのが「人を助けたとき」であったため、自身の人生における最優先事項を人助けとしてしまっている。そのため、目の前の人を助けられるならば、到底自分一人では払いきれない負債を被ったとしても即断即決で助ける選択をする。そのため、唯一起きた従僕の勇者を助けられなかった出来事をトラウマとして抱えており、赤い森に踏み入ってしまったときはその部分が盛大に噴出した。

 

【戦闘】

戦闘経験が少なく、能力を力任せにふるうことでしか戦うことができない。一応、能力で敵の身体をしばりつけたりという応用を最近覚えてきた。

 

【容姿】

白い髪に薄い赤色の瞳。一年を通して温度調整された空間にいたので、暑さ寒さになれておらず、また日の光をあびずにそだっていないので病人のように肌が白い。地下国家においては文章処理の仕事をしていたため、生きるのに最低限の肉体能力しか要求されず、それ相応に骨と皮だけの体となっている。女神から肉体能力向上の加護を授かってなお、一般人程度の肉体能力しか持ち得ていない。
軍人などと比べるとあまりにも貧相な体つきをしているため、基本的に自分の体をさらそうとしない。

 

【現状】

自らの勇者とのしての使命を、人を救うことである事ではないかと思っている。地下国家を救った際に覚醒し、その代償として肺ガンを患う。そのため、今では抗がん剤を常用している。

 

【覚醒能力】

サイコキネシス

覚醒条件 妄信的ともいえる感情の想起
解除条件 感情が落ち着いたとき

念力ではなく、心の力で対象を運動させる事が出来るようになる。

テレキネシスとの相違点

  • 対象に心の力を付与するため、ベクトルを加算するだけでなく強い思念も乗るようになる。よって、思念が乗ったものはある程度の自律行動をとるようになる。例としてポルターガイストなどがあげられるだろう。

  • 念力ではなく心を原動力とするため、想いが強ければ強いほど与える影響も大きくなる。

  • ESP(ExtraSensory Percception. 超感覚的知覚)も使用できるようになるため、ヒーリング(妄信の場合は細胞分裂促進によって治療する)、透視、千里眼なども含まれるようになる。そのため、思念を乗せることができる対象が千里眼で確認できるものになる。

 

覚醒時の容姿の変化

ヒーリングの力が自身にも適用されるため、覚醒時間に応じて全身の細胞が際限なく分裂していく。特徴的な見た目の変化としては髪がどんどん
と伸びていくのがあげられるだろう。長く伸びた髪は自身のサイコキネシスの影響で宙に持ち上がっている。ある程度時間が立つと、体内の細胞が突全変異を起こし、がん細胞となる。自身の細胞分裂により徐々に全身にがん細胞が回っていき、最終的には死亡する。がん細胞の変異がなかったとしても、時間に応じて肉体の老化が進んでいき、細胞分裂に使用するエネルギーが尽き、衰弱死する。

 


関わり欄

蛇目の勇者(そしてオニキスさん)
本名を教えあった中。本人は自覚してないが、親友と思っている。オニキスさんからは恋敵と思われているらしい。

囚獄の勇者
勇者としての基本的なことを教えてくれた。第一印象はこわいお兄さん。今では頼れるお兄さん。

書館の勇者
ビブリオテカで出会った背の小さい勇者様。

餓狼の勇者
初対面でビビって逃げてしまった。申し訳ない。

従僕の勇者
妄信の勇者に初めて甘いものを食べさせてくれた人。自分の命を大切にしない様子をみてハラハラしてる。

尋の魔王
聖界に出てきたばかりでまだ右も左もわかっていない妄信をサーカスに拾ってくれた心優しい人。

戦の魔王
たたき落された。この人にはかなわないのだろうなと直感で理解した。

災の魔王
実はビブリオテカでばったり出会ってる。本人は名乗ってないので特に気づいてはない。ちなみに黒い天使の話は妄信はしらない。
その後、とある森で再会した。

憧憬の勇者
村を助ける際に出会った。そのあと意気投合し、今では友人関係になっている。

気の魔王
IF世界線でいろいろと大事なものを持っていかれた。

 


地下帝国

【元首】

THE ONE 国家の始まりからずっと名前を残している、地下国家唯一の存在。
THE ONE の存在は絶対であり、この存在に異を唱えるものは総じて極刑。
人としてはありえないほどの長寿命であるため、人ならざるものなのではないかと噂されている。

 

【経済】

完全独立。金属を使った貨幣ではなく、プラスチックカードにて管理されるデータ上の通貨を使って取引をしている。プラスチックにて作られるものもあるが、あくまで予備のお金といった扱い。

 

【階級制度】

下から赤、橙、緑、青、紫、白の順に色付けがされている。
赤の市民が圧倒的に多く、青以上の市民は全体の数%にもみたないと言われている。

 

【文明】

周りの地域に比べてかなり発達している。特に顕著なのが科学力で、近未来的ともいえるほどの発展を遂げている。周りが弓や剣を使う中、この国家はスナイパーライフルや、レーザー銃などを扱っている。

 

【生活】

国から指定された奉仕を淡々とこなしていく。その中で何か功績をあげると昇格していく仕組み。基本的には人の不正を指摘したり、でっちあげたりする。

 


関連のお話など

★第一部 地下国家編

★地下国家編 終了

★第二部 聖界出発編
ここからは必ずしも時系列準に記載していくというわけではありません。ご承知おきください。

 

幕間

従僕君とのお話

 

  • 出会い、別れ、そしてまた出会い
     

 

IF

 

妄信の勇者の時系列

 


THE ONE の正体

THE ONE 正体 保存の勇者

保存の勇者 カエサル
地下国家の元首であり保存の名を与えられた勇者。300年前、突如として女神から勇者の力を与えられる。民から愛される心優しい姫であったが、ある時地下国家の天井が崩落、自らの力を使い地下国家崩壊の危機を食い止めた。だがその際、あることが原因で「カエサルに妄信的な国家」という形で保存されてしまう。
その後加速度的に狂気が蔓延していく国家を見ながらも、能力を解除してしまうとまた天井が崩落してしまうため、どうすることもできなかった。
勇者の力という人を超えた超常の力を手にしておきながら、自らの愛する国民を守りきることができなかった自責の念から感情に蓋をし、いわゆる機能としての王として地下国家のトップに立ち続けた。
時は流れ、妄信のクローンの手により自らが殺害されてしまい、再び地下国家崩壊の危機が訪れる。だが、同じく地下国家で女神から勇者の力を手に入れた妄信の勇者が見事崩壊の危機を食い止め、300年間抱え続けた悔恨の一端を吐き出した。
皮肉なことに、自らが死亡したことで地下国家を蝕んでいた自らの能力が解除されたので、また元の心優しい国家へと戻そうと意気込んでいる。
人生のほぼ全てを感情に蓋をして過ごして来たため、反動からか現在は自らの興味があることをなんでも試すおてんば王女の一面も覗かせている。
自らの胸が小さい頃を気にしているので、そこを指摘すると意外な一面を見ることができるだろう。

保存の能力
自らの指定したものをあらゆる干渉から切り離すもの。

身長 164cm
体重 57kg
バストサイズ B

腰にまで届く長い手入れのされた黒髪。つむじは後頭部右奥。
瞳は透き通った青。
白い軍服を着ている。

 


妄信のクローン

本名 秘密
仮の名前 様々
妄信の勇者のDNAを元に生み出されたクローン。カエサルの能力の範囲外にいた市民が、国家転覆のコマの一つとして作られた。観測されている限りでは地下国家でのクローン成功例第一例。だがやはり不完全なところがあるのか、肉体年齢はおそらく数年の命。
基本は妄信の勇者と同じように物腰低い口調だが、タカが外れると乱暴な口調になる。
基本の口調が妄信の勇者と同じなのは彼に擬態するためであり、本性は全てに投げやりになっている諦念の塊。
当初の個人的目的は妄信の勇者の殺害。理由は八つ当たりに近い。妄信の勇者がいなければ自分が生まれることも苦しむこともなかったのにという憎悪の念を持ち続けていた。
国家転覆に邪魔になる可能性があった妄信の勇者の信用を貶めるために、至る所で殺人行為を繰り返していた。レーザー銃よりも人の苦悶の声や血しぶきが観れるという理由で実銃を好む。人の悲鳴や飛び散る血を見ることで、自らも人間なのだと自己暗示をかけ精神を安定させる目的もあった(無意識にではあるが)
その最中妄信の勇者と出会い口論になるが、彼の言葉に神経を逆撫でされ激怒、妄信の勇者の殺害という目的がどうでもよくなり、国家元首のカエサル殺害を優先し実行する。その結果国が崩壊の危機になり、ようやく死ねると思っていたが妄信の勇者に救われる。結局なぜ彼が自分を助けたのかを理解することができないまま気を失う。
その後、国家元首殺害などの罪で捕らえられ審判にかけられるが、カエサルが全てを許すという行為に出る。晴れれ自由の身になった彼は、新たな目的としてカエサルや妄信の勇者がなぜ自分を助けたのかという行為の真意を確かめるために動き出すことになる。

身体データ
妄信の勇者と一緒。唯一瞳だけ違い濁った赤い瞳
聖界に出るときは妄信の勇者と間違えられないように、目元まで隠れるフード付きの黒いコートを着て行動する。


その他:

以下何かありましたら追記します。
随時関係等募集しております。

 


オリジナル


虚の魔王

自分以外の全てが虚構で出来た世界に住んでいる魔王


プロフィール

全てが虚構で出来た世界で、現実世界から引きずり込んだ者たちを弄ぶ魔王。虚構の世界においては絶対的な力を誇り、文字通りの「神」として君臨している。嗜虐的な性格で、現実世界から引きずり込んできた者たちを死なず生かせずの間で弄び続けている。


能力

 

  • 虚構の世界の維持

自らの中に虚構の世界を構築している。現実の世界にある身体は虚構で、虚構の世界の中にいるどれかが虚の魔王である。虚構の世界において虚の魔王は絶対者として君臨する。

 

  • 認識したものの虚構を作り上げる

この虚構は魔力で構成されている。子の魔力は虚の魔王の物でも大気中でも、はたまた対象が持っている魔力でも構わない。

 

  • 指定したものと自らの作り上げた虚構の位置を入れ替える

指定したものと虚の魔王が作り上げた虚構を魔力で結び、その二つを入れ替える。但し、同一時間軸に存在しないものは入れ替える事ができない。

 

虚構の世界

虚の魔王の中にある、ただ広い空間。そこに、虚の魔王が虚構を作り上げ、さらに自らの能力で虚構と入れ替えた物が入り込み、虚実入り混じった世界となっている。この世界自体が「偽物」であるがゆえに、現実における全ての制限を受けない、虚の魔王の思うがままの世界となっている。現実の世界において虚の魔王はただ魔力を持つだけの存在であるが、虚構の世界において虚構の世界において虚の魔王は文字通りの「神」として君臨する。

最終更新:2024年01月04日 19:36