二つ名:柳の魔王
名前:アルシュト
詳細:
銀樹龍という竜族を束ねる魔王。本来の姿は樹でできた龍の姿をしている。植物とともに暮らし、植物を尊ぶその姿勢から、時折エルフと勘違いされるのが腑に落ちない
容姿:銀髪。膝下まであるロングヘア。さらさらストレート。
緑の瞳。深い深い森の緑の色。瞳孔は縦長な爬虫類系お目目。
木でできた角が生えている。尻尾も木でできている。尻尾には明るい緑の葉。
見た目20歳くらい。でも雰囲気がおじいちゃん。
一人称は「わし」、二人称は「そなた」
超長生き。長老とか仙人みたい。魔力も強いので世界の行き来は割と楽々。
性格は穏やか。縁側でお茶飲んでそうな感じ。
角と尻尾は引っ込めることも出来る。ただ、それをすると本格的にエルフに間違われるのであえて出してる。
年に1度、頭の角に花が咲く。銀色の綺麗な花が咲き、銀色の実がなる。その実は薬になるとか。万能薬的な感じなので、とても高く売れる。あと狙われる。でも返り討ち余裕なので、売りたい人に売る。
柳の世界は大体が鬱蒼とした森。あとは竜族が住んでいる山や切り立った崖なども。世界の真ん中には浮き島があり、大きな大きな木が生えている。浮き島からは川が流れており、滝となって下に落ちる。
浮き島の木に柳の魔王様は住んでいる。樹齢は1000年を超える、かもしれない。四季折々様々な色の花を咲かせる。春は桃色、夏は黄色、秋は赤、冬は白。そんな不思議な木。
下の世界には竜族と魔族の他に、エルフが住んでいたりする。時々人間も混ざっていたり。植物を尊ぶ者なら移住してきていいので、人は増える一方。でもエルフがいるせいで魔王様だいたいエルフに間違われる。魔王様は皆に慕われるいいおじいちゃん。
魔王様が世界の破壊とか侵略に興味が無いせいか、魔族達も穏やかな奴が多い。と、言うよりも、植物を育てることに興味が無かったり、破壊活動する奴は魔王様によって駆除された。
魔王様の興味があることは、植物のことばかり。時々他の世界に行って、植物を頂戴してきている。あとは買ったり。木ばかりでなく、花も持ち帰ってくるので、世界の一角はお花畑になっている。魔王様の力で常に花が咲いて神秘的なので、一瞬聖界かと間違いそうなほど。
魔王様の能力は、植物の成長促進と魔力など力を奪うこと。蔦など植物を相手に巻き付ける、根を地面に張ることで力を奪うことが出来る。あと飛べる。
見た目に反してとても強い方。時々竜族を束ねる地位を狙って襲われるものの、返り討ちは余裕。ただ最近はそこまで気概のある竜がいないことに不満がある。ので、竜族の住む山の方に行って若い竜をビシバシと鍛えたりしている。