石目の勇者


二つ名:石目の勇者


名前:ダンテ


詳細:

呪いで左目が宝石のほうになっている勇者。呪いを解くために魔術を覚えたが効果は無く、現在は宝石化が左半身にも伸びており、治せる人物を探してあちこちを旅している



【基本設定】

本名:ダンテ
(育ての魔女につけられたもの。)
一人称:私 二人称:~さん
性別:男?
(元は男性だが呪いの影響で女性化が少しずつ進んでいる)
年齢:27歳
身長:175cm
見た目:
長く伸ばした浅葱色をした髪に、全身を隠すようにマントを羽織っている。
マントの隙間からは少し気弱そうな綺麗な顔立ちと、左顔から腕にかけて
宝石化が進んでいる様子がうかがえるだろう。
宝石化した部分は、宝石の中を大量の魔力が流動しているのが視認できるため
さながらルチルクォーツのような見た目となっている。
勇者の証:左手に身に着けているブレスレット

性格

基本的には争いは好まない穏やかで優しい性格だが、自らの運命に抗うしたたかさも持ち合わせている。
転んでもただでは起きないタイプ。
呪いが発動してからは他人への警戒心が増したものの、もともとお人よしでおせっかいな性格のため
よく事件に巻き込まれている。
また、封の魔王に対し軽いPTSDを発症している。

 


【詳細設定】

生い立ち
理由かは不明だが、生まれた時から左目がシトリンへと宝石化していた。
忌子としてすぐに森へと捨てられてたが、偶然その森を住処としていた魔女が見つけそのまま育てられる。
宝石には微量の魔力が含まれており、魔女に魔力の扱い方を教えてもらうも中々習得できずにいた。
そんな折、偶然封の魔王と出会い、なぜか気に入られてしまう。
魔王になったばかりだったため運よく逃げることができたものの、
もしまた見つかれば今度こそ捕まってしまうかもしれないという恐怖から
死ぬ気で特訓し魔力の扱い方を習得した。
しかし、魔法が使えるようになったからと言え、封の魔王が見逃してくれることはなかった。
元々魔力量が少なく使える魔法が少ないこともあり、できる限り見つからないようにひっそりと暮らす日々が続いた。
考えた末、封の魔王に気に入られている原因である宝石化した目を魔力のこめられた義眼に取り替えることを思いつく。
「これで魔力の少なさと追われる恐怖に終わりが訪れる。」
期待を胸に宝石と義眼を交換しようとした際、宝石が抵抗したのかそれとも義眼の魔力が強すぎたのか
宝石と義眼が共鳴し合い、融合してしまう。
そしてあろうことか更に魔力量を増やそうと彼の魂にまで浸食を始めた。
魔力量は莫大に増えたものの、義眼は魂の浸食に比例して体の宝石化が進んでいくという呪いの宝石となってしまった。
(皮肉にも、このタイミングで女神の祝福を受ける)
呪いを解くため様々な魔術を習得するも魂にまで浸食を始めた宝石を取り除くものは見つからなかった。
しかし、あきらめきれない彼は何とかして呪いを解こうと治療できる人物を捜す旅を始める。

 


【戦闘・能力】

魔術

宝石の魔力を使い、様々な魔術を使う。基本的には治癒魔法・防御魔法が中心。
戦闘が避けられない場合のみ、攻撃魔法を使う。
治癒魔法
使用する魔力量によってかすり傷から致命傷まで直すことができる。
基本的には急性疾患のみで慢性的なものや不治の病などは難しい。
防御魔法
自分の周りにドーム状の障壁を張る魔法。
使用する魔力量によって周径・耐久度が変化する。
攻撃魔法
育ての魔女直伝の魔法。詠唱により発動するが極力使用しないせいか一向に上達しない。

 


【宝石化の呪い】

宝石の力が強くなる新月の夜に浸食が少しずつ進んでいく。
また、あまりにも魔力量を要する魔術を使用すると浸食することもある。

 


【覚醒】

思案中……

 


封の魔王との関係】

初めて会ったときになぜか気に入られたびたび襲われており、そのせいで軽いPTSDを発症している。
魂の魔王が助けてくれることもあるが大半運で生きながらえている気がしないでもない。

 

魂の魔王との関係】

魔力が魂までも浸食しようとしていることを教えてくれ、尚且つ完全に魂が石化しそうになった際は
眷属になることを条件に石化から解放してくれると約束を受けている。
封の魔王に襲われた時に助けてくれたことがあったこともあり絶対的な信頼を置いているが、
過去のことはおろか魔王であることにも気づいていない。

 

術具の勇者との関係】

魔力のこめられた義眼を作った勇者。
宝石の呪いを解くことはできないが宝石化の浸食を遅らせる術具を作ってくれるので
メンテナンス・情報収集も兼ねてたびたび店に訪れている。

最終更新:2024年01月05日 01:03