二つ名:閉の魔王
名前:プロー・シュリィ(魔王としての名前以外ではプローって呼ばれることが多い?)
詳細:
言葉を制限する呪いを扱う魔王。呪われたものは指定された特定の単語を口に出せなくなる。詠唱に頼る魔術師には致命的な呪いだが、魔王自身はあまり使えない能力だと思っている
一人称「僕」
二人称「君」、興味のある相手で勇者又は魔王ならばそれらの二つ名
身長151cm程度の男性。体重は41kgくらい。第一形態では透き通るような白い髪とオッドアイが特徴。第二形態では髪全体が黒になり、足が鳥のようなものになり、腕が羽となる。真の姿はカラスによく似た黒い鳥。
普段はワイシャツに白衣、黒いズボンだが、正装の時には身体にぴたっとフィットした布地で袖口がふんわり広がり、胸元と背中が少し空いた、白衣をドレスのように仕立てた服を着る。
先代の閉の魔王が亡くなってすぐ生まれたプロー。生まれながらに自分がどういった存在なのかは理解していたらしく、魔王としての教育や特訓を受けてすくすく育った。
のだが、持ち前の好奇心により窮屈な環境に耐えかねて突然逃亡。結局本人の希望により教育を受ける代わりに、閉の国内でも辺鄙な場所に図書館兼研究所兼自宅を構え、そこで暮らすこととなった。何とか教育を受け終えた今は研究所や図書館などで研究を進めつつ、自宅に籠もっている。
研究者であり、魔王であり、国の長であり、誰よりも「言葉」を信じている。
プロー自身は魔王でさえ無ければ科学者になりたかった好奇心旺盛なタイプ。自身の好奇心の為ならば多少非人道的な実験も厭わない。ただ本人が神経質で潔癖症な為、実験用の素材(人間やら動物やら)を上手く集められず困っている。無論自身で新たに開発した薬品を試したりなどもする。
閉の国の発展、ひいては自身の知的好奇心の為に大々的な実験施設と、国内最大規模の図書館を自宅に併設しており、閉の魔王が直々に許可した一部の研究者達や国民が利用している。プローの研究は言語学、歴史、哲学、物理学、化学、生物学、地政学と多岐に及び、かつそれら以外の知識も一般の国民より優れている為、学びの面で今のプローに敵う国民はいない。自身の使う呪いの効果は後述の通り認識していない言葉には効かないが、逆に言えば認識している言葉には効果がある為、彼の学びへの欲求は尽きることを知らない。更に、プローがもし新たな殺傷の概念を発見、もしくは開発した場合は彼のみが使える驚異となるだろう。
基礎戦闘能力は魔法によるもの以外は第一形態では皆無で、体力もシャトルラン20回でバテバテになるレベルの為、基本争い事を好まないが、実験のデータ収集の為に他の魔王と勇者の争いにちょっとした技術提供をしたりすることがある。
人間の三大欲求のようなものには非常に鈍感で、タイマーが無ければ空腹には気づかないし基本ぶっ倒れるまで研究などに没頭している。3日起きて1日寝ているような奴。
甘い物が大大大好きで何にでも粉砂糖をかけたがる。コーヒーは飲めない。
騒音が苦手なので、外出時や魔王同士の集まりの際はヘッドホンのようなものをしている。話の内容を聞いているかどうかは気分次第。
精神年齢は大体16歳位。
見た目の年齢が大体小・中学生なので、他の国に行った際に女性に可愛い可愛いと取り囲まれる事が多く、本人は非常に迷惑している。
閉の国の住民ではない年上(と思しき)の女性は自身の教育係を思い出す為苦手。
自宅はカラクリ屋敷になっておりトラップ満載で、そう簡単には侵入できない。
閉の国民は心から愛しており、国の頂点に立つものとしての自覚はしっかりある。
勇者・魔王に対して
勇者であろうが魔王であろうが自身の興味が無い存在にはとことん興味が無い。実験に協力してくれたり、研究者仲間であれば友好的。
一方的にプロー自身に宣戦布告されるだけなら丁重に帰ってもらうよう説得する。
閉の国に正規手順を踏まずに入ってきたり、彼の研究所や図書館を攻撃したり、国を荒らすような真似事をすれば即座に反撃に出てくる。
この呪いの効果はプロー自身が認識している言語にのみ適用される。
例「りんごはおいしい。」
この文の意味とそれぞれの単語の持つ意味をプローが正確に認識していた場合、これらの言葉を発することを制限することができる。
例2「Apple is yummy.」
上記の例を英語にしたものだが、英語という言語をプローが認識しており、この文の意味とそれぞれの単語の持つ意味をプローが正確に認識していた場合、これらの言葉を発することを制限することができる。
また能力の問題上、詠唱無しの呪文や、BLE○CHの詠唱破棄の上位互換で技名すら言わないパターンや、未知の言語の魔法の詠唱には全く効果がない。
そして知識がなく言語を持てないもの(植物や光など)にはプローの使う魔法は非常に効果が強い。
彼自身が魔力タンクというレベルに魔力を持ち、物理的な戦闘能力がかなり低い為、魔法を愛用している。戦闘の際や使用頻度の高いものは以下の通りだがこれら以外の魔法も勿論使う。また、彼の魔法は言葉を主体とした現実改変を引き起こすもの。
彼といえばまずこれ。解くのも掛けるのも自由。
「言葉を制限する呪い」の応用版。言葉を持たないものが発するもの、あるいはそれ自体を反射するもの。閉の国全体にはうまく有害物質を取り除くよう設定した「異物反射」の結界のようなものが張られている。
主にドアを閉めたりする事に使える。他の用途は不明。
「言葉を制限する呪い」の応用版。対象の相手が五感の概念を少しでも認識している場合、その言葉の概念を制限することによって、相手の五感を弱める。尚、視力2.0の人の視力が0.8になるくらいなので単体の効果は薄いが視覚、聴覚、嗅覚とそれぞれに使用することでそれなりの効果になる。実はプラシーボ効果などの応用でもあるので単純な魔法ではないとか。
「言葉を制限する呪い」の応用版。自身の発した痛覚に関する言葉を制限することで、自身の痛覚を消すという荒業。
沢山の植物の緑に恵まれた国。国民性は基本大人しい性格の人が多く、ばか騒ぎや喧嘩を好む人が少ないといった雰囲気。
現在、閉の国では魔王の指示により教育や研究が重んじられている為、教育機関が多くあり何れも非常に質が高いと評判。生徒の自主性や、知りたいことや、好奇心を引き出すのが教育モットー。
静かな国民が多い国だが、年に一度「閉の国の開花式」というお祭りが代々あり、閉の魔王が全国民の前で国民への感謝を述べた後、閉の魔王の力で閉ざしていた花の蕾を一斉に開花させ、植物の開花への祝福を述べるといった内容。
この日は国のお金で豪華な食事が全ての参加者に振る舞われる。
しかし普段なかなか喋れない閉の魔王が国民の前に出てきてくれるとの事で彼に自身の研究を見ていただいたり、国民同士で研究を紹介したり、他国から来た人との情報交換をするのがメインになりつつある。閉の国に昔からある巨大な砂時計の砂が完全に落ちきり、ひっくり返すタイミングで行うものの為、閉の国ではこのタイミングを新年ともしている。また魔王が女性である場合は、美しい花のドレスを着飾り国民の前に出てくるということも話題の一つ。もしかしたらまだ幼さが残る顔立ちをしているプローも女装させられて引っ張り出されるかもしれない。
お祭りとはいえ儀式でもある為、この式を邪魔するものは極刑だとか。