二つ名:卵月の勇者
名前:
詳細:
夢で女神さまが出てきて勇者に選ばれたと言われたが、魔法の才能はないが魔道士になりたいと泣きついたら、魔法の補助をしてくれる猫のような何かを受け取った
本名はちゃんと別にあるけれども「卵月の勇者です!」と名乗る。時に誇らしげに、時に控えめに、時に申し訳なさそうに。
読みは「たまごつき」がいいかなぁ。
15歳位
男の子……だと思う。
154㎝位。軽め。
4月
一人称:基本は私。たまに僕。
二人称:名前+さん。ほぼ誰に対してもさん付け。
名前が分からない時は役職名や職業名、種族名+さん付け。
敵対者相手は呼び捨て。
家族に対してはお爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さん。
妹だけは呼び捨てかも。
三人称:集団相手とかは呼び捨てだったり
長いものには巻かれていくタイプ……でありながら女神さまにも泣きつく程度の強かさを持っている、若干小物っぽい子。
上記の通りしばしばねこたぬさんに振り回されていたりする。
戦うよりも逃げたいです。逃げれなければ戦います。みんなが戦うぞって雰囲気だったり、勇者だから助けてくれるはずだぞって感じになってたら頑張って戦います。
魔法を使いたい魔導士になりたいという願いをかなえてくれた女神様には感謝しているみたいですね。
力は並以下。持久力も並以下。
すばしっこく走り回るのは少しだけ得意なのでどんくさくはないけれど、全体的な身体能力は並以下と低め。
慌てて逃げまわったり、勝手にどこかへ走っていく『猫みたいな何か』を追い掛け回したりしてるので鍛えられつつあるかもしれない。
武術はほぼ修めてないです。転がって逃げる程度のちょっとした受け身くらいは出来るみたい。
勇者の証がぱっと見でわかる位置にないけれども自分でもどこにあるのか分かっていない。
目が覚めた時に傍らのどこにもなかったんだけれども代わりに夢で見た『猫みたいな何か(命名ねこたぬさん)』がいたので気にしていなかった。
家族に「女神さまから勇者に選ばれました~!」って陽気に報告した時、祖父に「証は?」と問われて慌てて枕元、ベッド周り、寝室を探し回ったけれども見つからなかった。
きっとねこたぬさんが持っているんだろうと思っている。
ただ、頼んでもなんでか一度も見せてくれない。
お陰で卵月の勇者ですって名乗った後に証を見せるよう言われたりしても見せられずに困ることがある。
偶にねこたぬさんを掴んで
「証出してくださいよぉ~! 金細工の筈なんですよ~!」
って嘆いているとか。
どこにあるのか把握していないので当然女神の間へも行けてないんだけども、そもそも女神の間について知るのは他の勇者さんや魔王さんに出会った後かもしれない。
魔界に行く方法は歩いて探しています。
自分は本当に勇者の証を貰っているのか、と疑ってはいない様子。
実際の所どこにどんな形であるのかはまだ決めていない。
金細工のアクセサリーではないけれども、目の色と同じ色は帽子の月、杖の中心(コア)、ねこたぬさんの目と尻尾、と複数個所あるが……。
ねこたぬさん自身が証代わりなのかもしれないし、本当にねこたぬさんが隠し持っているのかもしれないし、実は全部何かの間違いなのかもしれない。
本人は魔法の才能がなかったけれども『女神さまから頂いた魔法の補助をしてくれる猫のような何か(ねこたぬさん)』のお陰で幾つか使えるようになった。
基本的に杖とセットで使います。
杖の中央から白くて丸い物か黄色くて丸い物を撃ち出してみたり、
同じく杖から月のような光をぺかーと照射して攻撃したり癒したり、
ねこたぬさんを強化・加速して戦って貰ったり、でっかくしたりできるみたい。
白くて丸い物と黄色くて丸い物は撃ち出した後もある程度は操作できる。
その他、ずっと魔道士に憧れて勉強だけはしてきたので、一応各種初歩的な魔法が使えるようです。
ねこたぬさんがいないと全く使えなくなってしまう。
杖が無くてもねこたぬさんがいれば初歩魔法とねこたぬさんの強化等は使える。ただめっちゃ疲れる。
なお魔法が使えても勇者としての戦闘力や能力は平凡以下です。
命名:ねこたぬさん
夢の中で女神さまから頂いた魔法の補助をしてくれる猫のような何か。
家族に
「女神さまから頂いた猫です!」
と紹介したところ妹から
「狸にしか見えない(目の周り黒いから)」
と言われたとか。
「狸ならこんな尻尾してないじゃないですか。猫です」
と反論したら
「じゃあ猫狸だね。略してねこたぬ」
なんていわれたので、名前がねこたぬさんになりました。
旅先でも狸じゃないかと言われたりするとかしないとか。(某青狸ではない!)
喋らないし、鳴きもしないけどたまに「ニヤ」っと笑う。
大体人の頭か肩に乗っている。殆ど自分で歩いてくれないし、話もお願いもあまり聞いてくれない。
かと思ったら突然飛び降りてどっかへ駆けて行ったりする。その度に走って追いかける羽目になるし、その先で猫が原因でトラブルに巻き込まれたり巻き込まれなかったりするそうな。
背中の羽でもふわふわ飛べる。羽搏かなくても飛べるけど、気まぐれにぱたぱたしてることも。
ご飯は食べるみたいだけど食べなくてもいいみたい。
猫自身を強化したり強めの魔法を使うにはねこたぬさんの積極的な協力と補助が必要だけれども、戦闘などの必要時や猫自身の気が向いた時しか協力してくれない。
杖から使う初歩寄りの魔法はねこたぬさんの気まぐれに関わらず補助が利くので問題なく使えはする。
ただしねこたぬさんと離れすぎると途端に何一つ魔法が使えなくなる。そしたらもう杖で叩くか走って逃げるしかない。
猫のような何かとセットで女神さまから頂いたなんだかかわいい杖。
中央が木の虚みたいに刳り貫かれていてそこに真っ暗な空間とお月様のような卵の黄身のような丸い黄色い物が中空に浮くように嵌っている。この黄色い丸い物体は時々によって満ち欠けしていたりする。
足りない魔力の補助が主な役割で、この杖なしに魔法を使うとすっごく疲れる。
あと幾つかの魔法には杖が必須。
光の照射魔法を使う時は真っ暗な空間に月のような物が満ちてそこから照射される。
白くて丸い物と黄色くて丸い物もこの空間から撃ち出される。
割と頑丈なので殴ってもいいです。本人の身体能力が低いので全く有効ではないけれど、杖術使いなら少しは使えるかも。
旅立つ前にねこたぬさんと杖に合わせて仕立てて貰った代物。
「魔法使い・魔道士といえば三角帽子です!」
というテンプレ的発想で発注しました。
旅用に丈夫に作って貰ったけれども特別な力も魔法的な力もない。
何れなにがしか付与できたらいいんだけど。
三日月がトレードマーク。帽子は割とお気に入り。
家族兄弟に対しても「です・ます」調の砕けた丁寧語。
「卵月の勇者です!」
「あ、はい。卵月の勇者です。よろしくです」
「えっと、卵月の勇者……です。どうも」
「おはようございます」
「おはようございます!」
「どうしてですか!」
「教えてくださいよ~!」
「に、逃げます? 逃げましょう。逃げますからね?」
花:桜
季節:桜と月の季節
動物:山猫
季節・気温:暑いところ寒いところ。けど雪そのものは嫌いじゃない。
両親、祖父母、妹がいます。
「女神さまから勇者に選ばれました!」
「お陰で魔法が使えるようになったんです! 見てください!」
と嬉々として報告した時の反応はやや半信半疑だった様子。
特に祖父と妹は
祖父「勇者に選ばれた人はその証を頂くと聞いているが、それはあるのか?」
妹「ああ(魔法に憧れすぎてついに)おかしくなってしまった」「あ、本当に魔法使えるようになったんだ。おめでとう」「で、証は?」
と懐疑的だったらしい。
とはいえ念願だった魔法を使えるようになったことは全員が祝福してくれたようです。
日ごろからよほど魔道士になりたいと傾倒していたっぽい。