旅人の勇者


二つ名:旅人の勇者


名前:トビト


詳細:

世界各地を旅しながら困っている人を助けたり魔物を討伐して歩いている勇者。しかし勇者らしい能力も目立つようなものではなく、本人も勇者を名乗らないので旅人と呼ばれるほうが多い


【キャラクター詳細】

*ここにたぶん立ち絵が入る*

たびびとのゆうしゃ。一人称:俺 二人称:貴方、お前
名をトビトという。根無し草の旅人である。トビトが勇者を名乗らないのは、そもそも自分が勇者であることを知らないからだ。しかし彼は、訳あって生まれたときから、間違いなく勇者である。
平時からキリッとした顔つきのため、周囲には「クール」とか「落ち着いてる」とか評価されがちだが、本人は何も考えていない。かといって表情が乏しいわけではなく、嬉しいことがあれば普通に笑ったりもする。身長は一般的な聖界の成人男性と比べるとやや低い(配慮)が、顔がいいので女性によくモテる。本人もモテると嬉しいし、チヤホヤされるのはやぶさかではない。でもどちらかというと奥手。
他者を助けることに対して、基本的に何の躊躇もない。頼まれたらまず断らないし、依頼が自分の能力を越える場合は他者の助力を請い、あるいは依頼の本旨が叶うように仲介までする。依頼を引き受けた過程で発生するだろうリスクをあまり考えないのは、彼が風来坊だからというのもあるが、本人がそこまで考えてないせいもある。おおよそのことは何とかなる、で生きている。

 

[生い立ち]

トビトは勇者の証である耳飾りを手に握りしめて生まれてきた。敬虔な女神教の信徒であった両親は、何か特別な宿命を持った子なのだろうと考えた。トビトが成長するにつれ稀有な身体能力を発揮し始めたこと、成人を過ぎた頃に本人が「旅に出たい」と言い出したことから、両親は快くトビトを送り出している。
最初は女神教の巡礼者と同道する騎士に付いて、数年の間に戦闘技術を含む最低限の旅の知識を学んだあと、そこからはひとりで聖界を旅している。今のところ死んだことはない。つまり、本人はまだ自分が勇者だと気がついていない。
様々な国を巡り、道々に人助けをし、喜びを得ることもあれば、生きるために苦しい思いをすることもあった。しかし何を感じてもひとところに長く留まることはなく、トビトは軽やかに旅を続けている。彼は理由を探しているのだ。幼い頃からあれほど気になっていた空の向こう側に、何があるのか。何故、こんなにも自分が旅を続けたがっているのか。

 

 


【勇者としての能力について】

[内容]

その瞳は祝福を受けている。鳶が空の高い場所からでも獲物を見つけ出すように、トビトもまた優れた目を持っている。
物理的な遮蔽がなければ、どこまでも遠くを見ることができる。しかし本人がその必要を感じないので、未だに見える範囲の限界を把握していない。また、その視界は極めて特殊で、トビトが物を“よく”見ようとした場合、その視点はトビトから離れてしまう。離れた視点はトビトを中心に俯瞰したり、トビトが見ている方とは全く違う方向を見たりすることもできる。頑張れば戦闘中に背後の確認もできる。
人とは違うものが見えている、と感じてはいるので、目のことはあまり他人には話さないようにしている。怖がられては悲しい。視界のこともそうだが、その他にも幽霊、精霊や妖精、天使らしきものが見える。

 

[その他できること]

基礎としての身体能力が高く、特に筋力は常人のそれを優に越える。重たいものを持ったり、重たい獲物を振り回したりするときに便利だな、と本人は思っている。
両利きであり、左右のどちらでも剣を振るう。基本的には左手で長剣を構え、武器を持った強者と相対するときのみ、右手に短剣を持つ。短剣は攻撃の受け流しや、相手の武器の破壊を狙う。
また、優れた目のおかげで弓術にも適性があり、かなりの膂力を要する強弓すら安々と引いてほとんど外さない。

 


【関わり】

  • スラー

トビトの旅の相棒。トビトは妖精だと思っている。見る力のない者には見えず、力のある者には緑色の浮遊する光の玉ように見える。よく見るとちゃんと人の姿をしている。自律思考を有し、きちんと言語を解するのだが、スラーは過去の出来事で声を奪われており、発話でのコミュニケーションを取ることが難しい。

 

  • 女神様

まだ会ったことはない。ちなみに、トビトは両親から教徒としての知識をそれなりに授けられてはいるが、信心深いわけではない。ただ、自分の特別な目のこともあって、その存在を薄っすらと信じてはいる。

 


【雑記】


[今まで書いたお話]

まだない。

 

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勇者
最終更新:2024年12月19日 03:03