雲の魔王


二つ名:雲の魔王


名前:


【やさしい青色に発光する雲を生み出すことができ、その雲に触れると途端に強烈な睡魔に襲われてしまう。魔王自身も常に眠っているが、額の目は常時起きていて監視を続けている】


▽生い立ちと生態

自分がどうやって生まれて過ごして来たのかも全く分からないが、気がついたら自身が生み出した雲に乗って風の吹くまま気の向くままにふらふらとしていた。自分が魔王であるという自覚はあるものの、常に眠っているため自ら行動を起こすことが少ない。というよりは雲の生成と額の目で監視するために大量の魔力を使い続けているので他にできることがあ
まりない。

今までに雲の魔王が喋っているところや雲に乗らずに歩いたり走ったり行動しているところは誰も見たことがない。ただ喜怒哀楽の感情はあるようで、睡眠妨害されると機嫌が悪くなりとても怒る。逆に一緒にお昼寝をしてくれる人はお気に入りのようです。

 


▽他の勇者や魔王に対して

勇者や魔王に会った時は「一緒に寝るか?」と言わんばかりに雲をぽんっと作りだし相手に額の目を向けてお昼寝を勧める。ここで断られたり襲われたりすれば何も言わずに逃げる、もしくは自身の作った雲で周りを囲み防御の体制に入る。もし一緒にお昼寝してくれるのならば喜んで雲を差し出す。そしてその間に敵に襲われるようなことがあっても額の目で
監視しているため問題はない。
(つまり敵意が無ければ害はない)

とにかくお昼寝さえできれば他はどうでもいい。魔王とか勇者とか理解はしているけど興味はない。馴れ合いは嫌いじゃないし好きだけど自分の雲が相手に触れてしまうと眠ってしまうため、あまり積極的には近づかない、でも一緒にお昼寝したいそんなことを考えながらふよふよと飛んでいる。
 

タグ:

魔王
最終更新:2024年01月04日 19:15