箱の魔王


二つ名:箱の魔王


名前:


詳細:

性格

仲間思いで友人のためなら一生懸命(それがその友人的に良い事なのかはさておき)他人に対しても友好的に接する
怖がりで泣き虫、自分を卑下しがち
好き:心の強い人、友人と一緒にご飯を食べたり寝たりすること
嫌い:孤独

 

通常時設定

手に持つ箱で主に魂などをしまいこむ。物体は掴めるものなどが吸い込むことができる(水、空気などはこの箱ではすいこめない)
基本的に向かってきて危険だと思った物のみ吸い込む。
箱は四次元ポ◯ットのようなものであり向こうは異空間床無しの闇で吸い込まれた魂はいずれ考えるのをやめる。

 


真の姿

自分が匿った友人達の事についてや知りたくなかった真実を追求されたりなど、追い詰められると錯乱し、嗚咽をもらしながら訳のわからないことを言いつつ真の姿に変形する。
自分の体そのものが箱のようなものになり、周囲の空も海も大地も飲み込もうとする。みんな吸い込んでみんな一緒というヤンデレ思考になる
周囲に吸い込めるものがなくなる、無の状態になると自分自身も吸い込み始める

 

近寄ってきたものを吸い込む
箱から何かしら出す
自身の周囲全てのものを吸い込む(真の姿時)
飛ぶ(低空飛行で素早さもない、真の姿時)

 

弱点

・好戦的でなく、人間だろうが勇者だろうが魔王だろうが温和に話そうとする。むしろ友人になろうとする。精神的弱虫
・通常状態の時に持っている箱は強い力が一点に加われば壊れる、が今までしまってきたものは核兵器だろうがなんだろうが全て溢れるのでそれはもう恐ろしい事態になる
・真の姿時が長く続き周りの者がなくなると自分も吸い込み始める

 


過去設定

彼が生きた人間と共にいた頃彼にとって周りに友がいるのはとても幸せであった。友のうちに一人随分と努力家で高みにいた者がいた。その友はある日糸が切れたように堕落した。落ちぶれてしまった友を見るのは彼にとって苦しい事だった 
人間は脆いものだと。守ってやろうと。友の魂を箱にかくまってやった、友の生ける肉体を残して。箱の中は苦も楽もなく罵声を浴びる心配も、死を恐れることもない。その時だけは幸せな場所だったのかもしれない
そうして彼は落ちぶれてしまった人々を箱に入れるようになった。箱の中は魂でいっぱいになっても中の者が寂しくないようにと入れ続けたそうする内に幸せな箱の中は生き地獄と化していた。
救われぬ魂の嘆きが苦痛が鬱念が、空間を支配し、死にたくとも魂だけでは自殺も許されず、箱の中は阿鼻叫喚をきわめているようだった。
いつしか彼の周りには誰もいなくなった。みんな箱に匿ってしまった。
一人になった。それはとても寂しく、悲しさが胸をいっぱいにした。
彼は寂しさで今でも堕ちてきた者を箱に入れる。"悲しかっただろう、辛かったろう、ここにいればみんな一緒だ、寂しくない、私が守るから、おいで" と
どれだけ友を傍に置いても彼の心の隙間が埋まることはないというのに、
ずっとずっと、魂を箱に入れ続ける。

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魔王
最終更新:2024年01月04日 19:14