二つ名:牢の魔王
名前:
大牢獄の魔獣たちはほかの魔界の生物とは違い比較的に寿命が短い(しかし人間と比べると気が遠くなるほどの長さ)
牢の魔王も例外ではなく、魔王の中では珍しく世代交代を行っている魔王である
しかし彼らの中でいくつ世代を経たのかというものに価値を感じておらず、現・牢の魔王も自分が何代目なのかを知らないし、知ろうともしていないようである
生まれたときから魔王の後継ぎになるための教育がなされており、また邪神と女神のゲームについても伝え聞かされ、ゲームに勝つために大牢獄を統治する術を教えられてきた
しかし彼はゲームへの興味以上に物心ついた時から大牢獄につながれている勇者たちから怨嗟の声とともに聞かされる外の世界に興味を持つようになっていった
彼は大牢獄に勇者をつなげるという仕事を「ゲームに勝つため」以上に「外の世界の情報をもたらすものを捕まえるため」という目的のために遂行しようとしている
ときたま大牢獄につながれてる勇者のもとに出向き、他愛のないことを話しかけている牢の魔王が目撃されている
また完全に人間の姿になることもでき、お忍びで聖界へ赴き世界を見て回ったりもしている
しかしどんなに魔力を抑えていても近くを通った勇者に見つかってしまうことが多く
そのたびに何とか身を隠し、必要であれば魔術を用いて逃げ延びている
けして力が弱いわけではなく、戦えないこともないのだが魔王の本性をさらけ出すのも本望でないためである
代々各位魔王に対して「勇者を生け捕りにして大牢獄につなぐ」ことを説いてきたものの、
一部を除いて勇者を倒して(甦らせて)しまっている
牢の魔王としても、情報を聞き出したい自身としても、この現状には頭を抱えている
魔王の世界・魔界では聖界とは違う物理法則や不変の真理とも呼ぶべきものが存在する。
牢の魔王の世界、大牢獄での法則は「牢の絶対性」である
牢の世界では牢であるものはすべからく「絶対に破られない」「勇者と女神のつながりをある程度減らせる」
といった法則が適用される
そのため繋ぎ留めさえすればどんな強さを持っていたとしても破ることはできなくなる
しかし魔界の法則を支えているものは魔王の存在であり
牢の魔王が後継ぎができる前に倒されるなどされた場合
牢の絶対性が崩れてしまう可能性がある
また牢の魔王は魔術として縛道術や牢を出現させるなどができる
それらは大牢獄の法則を魔力を通してほか世界に発露させたものであり絶対性を持った存在である
しかし牢の魔王の魔力が担保している絶対性であり
魔力切れや遠く離れた場所、別世界などに離れてしまうなどの要因で絶対性を失う可能性がある
牢の魔王というのは現在時点での名前であり、大元は「狼の魔王」であり
大牢獄も「狼の世界」として邪神に作られた世界であった
狼の世界といっても狼があふれる世界というわけではなく、獣人系の魔物が闊歩している、そんな世界である
邪神は世界を作り終え、暇になったとゲームをしようとした際に
魔王たちをある程度統率するために、ゲームから逸脱するような行為を行う魔王を罰するための魔王を立ち上げ、また魔王を拘束するための世界を作ろうと考えた
その時白羽の矢が立ったのが狼の世界であり、その世界の中で一際魔力の高かった狼の獣人を魔王に仕立て、「Lawの魔王(=法の魔王)」にしたのであった
そして狼の世界を作り替え大牢獄を作り、Lawの魔王に管理を任命しようとしたのであった
しかし、世界を作り終えたとき既に邪神の考えは変わってしまっており
現在の放任・傍観するスタンスになっていた
初代・Lawの魔王は自身の魔王という立場と大牢獄という施設がはたしてどう機能するのかまでは聞いておらず
どういった役割が与えられたのか、見当もつかなかった
ただわかっていることといえば女神とのゲームに勝つためであることだけである
そしてゲームが始まり、勇者の特性が何となくわかってきた段階で、初代・Lawの魔王は勝つために、自身に与えられたこれらのものの使い方を考えた
勇者はけして死なない、正確には倒したとしてもいずこかで復活しまた襲ってくることが分かっている
これではいくら倒してもきりがない
そこでLawの魔王が考えたのは、倒した勇者は命まではとらず大牢獄に生かさず殺さず幽閉することであった
そして無法な魔界においてLawの名前では不似合なので「牢の魔王」と名乗ることにしたのであった
大牢獄の魔獣たちは獣人型の魔族である
他の魔界の魔族に比べ比較的に寿命が短く、
そのため、子を生し世代を紡ぐという魔族には珍しい特徴を持っている
子は必ず三つ子以上で生まれて
その中で最も魔力を引き継いで生まれたものが後継ぎとなる
魔力を多く引き継いだ長男長女は仕事を引き継いでいき
その弟・妹は兄・姉をサポートしていくことになる
ごくまれではあるが同じ魔力量を引き継いだ兄弟が生まれてくることがある
彼には弟が2人いる
先代からの魔力は魔王自身が一番受け継いでいるため弟たちは(他魔獣に比べると比較的多いものの)魔力をあまり持っていない
そのため、魔王自身は利便性の高い人の姿に近い形をとっているが、弟たちは力を抑えるために獣の姿のままでいることが多い
牢の魔王はほぼ完全に人間の姿になることもできるが、大牢獄の中ではあまり意味もないので普段は獣人のような姿でいることが多い
そして真の姿は巨躯な狼であり、別の次元世界において「天から地に顎が届き、世界を終わらせる怪物」として神話に記述されているほどでもある
また弟たちも巨躯な狼の姿になることができ、彼らは別の次元世界においては「太陽を食らう狼」「月を食らう狼」として神話に記述されている
そして大牢獄の魔獣たちの特徴の一つでもあるのだが、兄弟同士であれば体を融合させることができ、
牢の魔王たちも例外でなく普段は弟たちだけで双首の狼になることが多く、奥の手として三つ首の狼になることがある
魔術により任意の地点に任意のサイズの牢を出現させる
対象を包むように生成することで直接捕獲することもできる
この牢は大牢獄の牢と同じ性質を持っており、絶対に破られることはない
しかしこの絶対性は使用者の魔力を担保にしているため
使用したものが倒されたり、魔力切れを起こしたり
また遠く離れた場所や別の世界へ移動した場合、破られる可能性がある
また絶対性を持った牢であるだけなので台車などに乗せれば移動させることは可能ではあるものの
自由自在に移動させられるモノではない
牢の絶対性をより概念的に使用した魔術
幾重にも重なった光の輪によって任意の物を空間に固定する
こちらも使用者の魔力を担保に絶対性を顕現したものであるため
魔力の届かない状況になると自然と固定が解けてしまう
また固定したものは魔術を解かない限り使用者にも動かすことができないため
聖界やほかの世界で使う場合は足止め程度にしか使えない
上記2つの魔術は大牢獄の法則を魔力を通して顕現しているものであり
大牢獄の中に限って牢の魔王は魔力を使わずに使用することができる
しかし普段は魔術の鍛錬もかねて
大牢獄内でも、あえて魔力の行使を伴う魔術を使用することが多い
魔力の効かない相手への次の一手、奥の手でもある
牢の魔王
牢の弟たち
初代:牢の魔王
牢の女王
牢の魔王(赤ずきん時代)
牢の魔王(嘆きの谷)
獅子王
獅子王家の忌児
山羊文官
初代:山羊文官
大牢獄存続のために牢の魔王に対して世継ぎのために決められる許嫁
基本的により優秀な子孫を残すためにふさわしい相手が選ばれることとなる
ソラは名家狐族のお嬢様であり魔術の使用も得意とした活発な少女
名前は太陽のような明るい女性を意味する
許嫁に選ばれる前、幼少期から牢の魔王とは知り合いであり幼馴染
と言っても小さなころは負けず嫌いであり王位継承者である幼少の牢の魔王にたいして
対抗心を持ってたびたび突っかかっており
一度牢の魔王とかけっこで競争したおりはこっそり魔術を使ってずるをしていたこともあった
魔術は身体能力の活性であり、自身だけでなく他者に対しても効果を及ぼすことが可能
魔王を支援する能力として相性がよく、許嫁第一候補に挙がったのもそれが理由でもある
最初は対抗心によって突っかかっていたが、だんだん好意に変わっていった
牢の魔王もかかわっていくうえで好意を抱くようになっていた
現在は既に鬼籍に入っており、死因は病気によるもの
病床に至っても魔王の心の支えとなるべく気丈に接していた
最期は牢の魔王に自分の素直な気持ちを伝え、自身の代わりに許嫁となる妹にアドバイスを送り
安らかに眠るように亡くなった
牢の魔王が現在に至るまで婚姻に踏み込めない原因でもある
許嫁第二候補、ソラとは双子でありルナは妹
活発お転婆なソラに比べ非常におとなしくまた奥手であった
幼少期に牢の魔王に出会ってから密かに恋心を抱いていたがそれを伝えられずにいた
その一つの原因として活発で社交的な姉に遠慮していて、現代に至っても牢の魔王には姉のほうがふさわしかったと思っている
そのため牢の魔王が自身との婚姻に踏み込めていない現状も仕方がない物としてとらえておいる
現状の自分でいかにして魔王を支えることができるのかというのが悩み
また姉の幻想を追いかけている節があり、魔王にふさわしい人物になることの目標が姉のような存在となっている
魔術は回復力の活性であり、傷の治りを促進し痛みを和らげる効果がある
しかしあくまで治癒力を活性化させるだけなので即座に傷がふさがるというわけではないため
応急的な目的でしか使用できず手当は別に必要となることが多い
即時回復ではなくリジェネ効果
幼少期よりお転婆で外で怪我をしてくることの多い姉の手当てをしていたため
手際はかなりいい方である
獣の魔王
呪の魔王
染の魔王
法(LAW)の魔王
重身の勇者(スターベン)
赤ずきん(コハル)
カランポー村に時折流れてくる旅人集団
大きな獅子に台車を引かせた行商人風の二人組
クエストの受注状況や村の近況などがメインの話題であることが多く
また財政難な村のために格安で物資を卸してくれることがあり
非常に親切な一団、しかし戦うための力がないとのことで直接的な支援はできないという
その実態は牢の魔王と山羊文官と獅子王がホイホイ村の状況視察のためお忍びで訪れている
王城に隣接されている非常に広大な牢獄群
大牢獄のメインプレース
投獄された勇者たちがいる場所であり牢の魔王と誼のある人物であれば比較的自由に立ち入ることもできる
大牢獄の奥の方には覚醒した勇者を隔離しておく場所があり囚獄の勇者や重身の勇者が捕えられている
またその奥には断罪の勇者が使用している区画があり、断罪専用の出入り口が奥にあるらしい
大牢獄にて牢の魔王の居城
聖界からつながるゲートは必ず王城内につながるようになっている
いきなりラストダンジョン
基本的に王城以外の場所には入れないようになっており
また牢の魔王のいる謁見の間までの通路以外あまり探索できないようになっている
勇者にとっては非常に狭い世界である
もともと獣の世界において狼族が拠点としていたあたりを中心に大牢獄が発展していった経緯がある
王城城下に存在する大牢獄の主要都市群
主要機関が集まっており非常ににぎわっている
城下町の郊外にも村や農場などがある
基本的に外部から入ってきた人物は王城外には出ることができないようになっている
特に勇者は市井に現れると大きな混乱が発生しかねないため誼を結んでいる人物であっても
外出はできないようになっている
獅子王家屋敷
山羊文官屋敷
現在のホイホイ村
村の近場に魔界につながるゲートが現れ、時折現れる魔獣たちの脅威にさらされている
そのため魔獣討伐のクエストを掲示しており、特に勇者のクエスト受注者を募集している
その実態は村は自覚してはいないものの、大牢獄側が勇者を誘導するために利用されている村であり
魔獣の脅威はあるものの、実際的に村が滅びるほどの被害を受けることはあまりなく、生かさず殺さず存続させられている
また討伐に参加した勇者たちも帰ってくることがないため一向にクエストが消化されずに残り続けており
クエストの難易度が徐々に上がって行ってしまっている
現状一番の悩みの種はクエストの適正報酬が上昇しており
また受注者に前金をせびられることが多くなってきたため村の財政が悪化していることであった
検討
報奨金確保のため勇者や冒険者のための商売を行っている?
過去の牢の魔王時代に成立した元ホイホイ村
初期は生かさず殺さず、勇者を大牢獄に誘導するために適度な圧力をかけており
順調に運用できたのだが
客人として招いていた呪の魔王によりより効率のよい罠として
呪術の仕様により壊滅、現在の嘆きの谷として永遠の苦しみによる
過去の牢の魔王たちが隠居した際に余生を過ごした楼閣
所謂王家の墓
隠居した牢の魔王は王家の墓の墓守として先祖代々を敬い守る存在になる
大牢獄以前の元の世界
本来は獣の魔王が統治していた魔獣が闊歩する弱肉強食の世界
積極的に聖界侵攻を行っており非常に広大な土地を持っていた
様々な魔獣が生きて行けるように数多の環境がそろっており
広大な草原、鬱蒼とした森林、急峻な山岳、それら自然により育まれた肥沃な大地
などが存在しており、現在の大牢獄の繁栄の礎と言える
魔獣たちは弱肉強食を基本理念にしており、獣の魔王を頂いた上で群雄割拠で縄張り争いをしていた
特にニクガミたちは獣の魔王の一声で聖界侵攻にこぞって参加するほど好戦的であり
自らの力を誇示するために蛮勇を働く者も多かった
検討
獣の魔王がいなくなっても獣の世界が維持されている理由
より勇者を投獄できるように勇者を捕えてくる協力者を得るための誓約
誓約内容は「勇者を捕えること」
誓約することにより大牢獄魔術である「縛道術」が使用できるようになる
また捕えた勇者を捕えてきた実績によって誓約の階級が上がることがある
検討
誓約レベルが上がることによって手に入る利益
大牢獄の魔獣でない者達でも大牢獄魔術が使えるようになるための触媒
また誓約レベルが上がるごとに鉄格子の本数が増えていき
大牢獄から引っ張ってこれる力が増えていく
ニクガミ
クサハミ
獅子王家
魔術「縛道術」
活性魔術
王位継承の義