299

問299

72歳女性。胃潰瘍で通院中の消化器内科より、血圧150/68 mmHgのため循環器内科の受診を勧められた。自覚症状は特にない。

【身体所見】

  身長162 cm、体重65 kg、脈拍75/分 整

【血液検査】

  血中尿素窒素(BUN)28 mg/dL、血清クレアチニン(Scr)1.0 mg/dL

  Na+ 136 mEq/L、K+ 3.6 mEq/L、Cl− 101 mEq/L


(実務)

この患者は、循環器内科の受診後、以下の処方により治療中である。

 (処方1)

   ニフェジピン徐放錠 20 mg    1回1錠(1日1錠)

   トリクロルメチアジド錠 1 mg  1回1錠(1日1錠)

   オメプラゾール腸溶錠 20 mg   1回1錠(1日1錠)

                    1日1回 朝食後 14日分



 (処方2)

   アルジオキサ錠 100 mg    1回1錠(1日3錠)

                    1日3回 朝昼夕食後 14日分




服薬指導中に錠剤が喉につかえやすいとの訴えがあった。上記の処方で、錠剤の粉砕が可能なものはどれか。2つ選べ。

1 ニフェジピン徐放錠 20 mg
2 トリクロルメチアジド錠 1 mg
3 オメプラゾール腸溶錠 20 mg
4 アルジオキサ錠 100 mg


最終更新:2013年06月20日 17:31