問300
55歳男性。高血圧を指摘され、Ca2+チャネル遮断薬を処方されているが、不定期にしか受診していなかった。今回、足に傷ができて治らないと相談に来局した。右足に直径5 cm大の皮膚潰瘍があり、病変部は悪臭を伴っていた。すぐ、内科受診を勧めた。内科受診時、以下の所見を示した。
【身体所見】
【尿検査】
尿潜血 (−)、尿タンパク (2+)、尿糖 (4+)、ケトン体 (−)
尿中Cペプチド50 μg/日 (正常値35〜
140 μg/日)
【血液検査】
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) 25 IU/L
アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT) 30 IU/L
γ−グルタミルトランスペプチダーゼ (γ−GTP) 50 IU/L
血中尿素窒素 (BUN) 20 mg/dL、血清クレアチニン (Scr) 1.0 mg/dL
空腹時血糖
210 mg/dL、HbA1c 9.6%
(病態・薬物治療)
この患者に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
1 膵臓のインスリン分泌能は廃絶している。
2 血圧は
130 / 80 mmHg未満を維持するように治療する。
3 腎病変の早期検出には尿中アルブミンを検査する。
4 食事療法が必要である。
5 足の病変は、細小血管障害が関与している。
最終更新:2013年06月20日 17:31