アットウィキロゴ

La Tomatina…?

※セリフの順序は小説一覧の項目を参照


「…スペインかぁ」

「ん?どうしたのアザミ先生」
「ううん、ちょっと思い出したことがあって。皆はラ・トマティーナって聞いたことあるかい?」

「なにそれ、ユーメイジン?」
「違うよトキコ、スペインで8月の最終水曜日に行われるトマト投げ祭りのことさ。世界中から人が集まって互いに熟したトマトをぶつけ合うんだ」
「おー、よく知ってたね、スザク」
「物知りだねー、鳥さん。そんなどうでもいいこと知ってるなんて!」
「……褒めてるのか?それは」

「そう、今スザクが言ってくれたように、スペインでは8月の最終水曜日にトマティーナ、トマト投げ祭りが行われるんだ。
かなり有名だし、テレビで見たことある人もいるんじゃないかな」
「ああ!そういえばだいぶ前にお祭り大好きー!な芸人さんがやっていた気がしますね…!」
「しかし、熟してないトマトが飛んできたら怪我しそうじゃのー」
「(…俺、ちょっとやってみてぇかも)」


「…リオくん、トマト投げ祭り似合いそう」
「は?」
「だから似合いそうって、真っ赤だから」
「あーぁ…」
「主に当てられる方ね」
「…言いたいことはわかるけど変な属性持ってると思われるからその言い方はやめろ」
「あと処理係とかも」
「地面に落ちたヤツを食うほど意地汚くねぇよ!いい加減にしろ!」
「あー、はいはい。トキコもリオトもうるさいよ。今授業中だからねー」


「うーん、私やってみたいなぁ、トマト投げ祭り」
「「(マズイ、トキコが興味を持った!!)」」
「おー、非日常って感じでいいんじゃねーの?」
「……でも、トマトをただひたすら投げるんだよね?僕はね、それ、勿体ないと思うなぁ…」
「オレもそう思う。食べ物で遊ぶなんて許せないな」
「おお!リオトくんもそう思うか!」
「ああ!思うとも!」
「お前ら食べ物のことになると仲良いな!!」
「なんだとハヤトッ オレが一番仲
「あー、わかった、わかったから二人とも落ち着いて座れや」


「ようし!今度の文化祭にでも、みんなでトマト投げ祭りしようよ!」
「ええっ、やんの?やりたくないよそんなの…」
「うさ公は黙ってなさい!」
「もったいないし危ないし、そんなのが会議で通るはずないでしょ。ダメでーす」
「なんでよぉー!ねーお願いアザミ先生っ、会議とかで話してみてよーやりたいよー!この際みかんでもいいよー!」
「ダメ。においのこともあるし。絶対ダメだよ」
「ちぇ、山菜のくせに……いいじゃん!トマトのにおいくらい!ねぇ、レーダーくん!」



「……………」



「レーダーくん?」
「あ……、あぁ…なんだって…?」
「だから、トマトのにおいくらいいいじゃんねって!トマト投げ祭りやりたいでしょー!?」
「俺は、反対だな。…周りに迷惑がかかる、費用もかなりかかる、服が汚れる。いいことなんてないだろう」


「―――レーダーくん」
「なんだ」
「どうしてこっち向かないでずっと机とにらめっこしてるの?」
「…………」
「ねぇえええどぉぉおしてぇぇええ?」
「はいトキコそこまで。ちゃんと席に座らないと成績下げるからね。啓介、顔色悪いけど大丈夫かい?」
「あ、あぁはい。平気です」

「トマトー!」
「だめー、ほらまた時間無駄にした。授業進めるよ」



La Tomatina…?



「成る程、蒼崎啓介はトマトが苦手、と」
「……………」
「…アホか、俺は。こんな情報手にしてどーすんだ。ゴミ箱ゴミ箱」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年07月28日 21:32