<やぁ、久しぶり>
<神江裏 灰音はいつも通りなんだが、>
<今日は少々、勝手が違うんだ>
<傍観者であるが故の厄介というかね>
<ちょっと代役を頼まれたのさ>
<誰に、だって?>
<薬缶被ったどこぞの邪神さ>
<何でも、みんなに少々説明したい事があるらしい>
<そんな事自分でやればいいと神江裏 灰音は思うんだけど、>
<それじゃあ面白くないだろ? って言うんだ>
<迷惑な話だ>
<まぁ、だからこいつはいわゆる「戯言」だよ>
<どうか適当に聞き流してほしい>
【解説:色違いの世界線】
<邪神からの言伝は、端的に説明するなら
≪another line≫と【Outer Line -Twin Fist-】、この二つの作品に関する補足、つまり言い訳をして欲しいと言う訳だ。邪神の癖に、根性の無い事だ>
<まずは≪another line≫から解説しよう>
<君達は、この作品を読んで奇妙に感じた事がある筈だ>
<本来なら幼体である筈の
レリックが、成体の姿でいると言う事>
<死んだ筈の人造天使、ミツが生きていると言う事>
<察しの良い人は、もう気付いているんじゃないかな>
<そう。これは所謂、パラレルワールドの話だ>
<まぁ、前例が無い訳でも無い。あくまで心象世界での話だったけど、
ファスネイ・アイズの平行世界存在がいたね>
<物凄く近くて、しかし遠い世界の物語。それがパラレルワールド>
<ここではなく、あり得た世界>
<可能性は無限大って言う。もしかしたら、
ホウオウグループが世界征服に成功した世界が存在するかもしれないし、超能力者が闊歩し、アースセイバーがそれを取り締まる世界なんかもあるかもしれないね>
<これも先と同様に、パラレルワールドの話みたいだね>
<ただ、微妙に違うのが、設定がほとんど「こちら」と同じである事かな>
<さっきの≪another line≫ならともかく、設定に差異が無いのだから、「こちら」の時間軸の出来事でも良かったんじゃないのかな>
<そんな諦観者の疑問に対する、邪神からの返答だよ>
「この二人のガチの対決は、一度書いておかないといけないと思った。だが、ナイアナ企画本編の時間軸において、まだその時ではない。だから外伝形式にした」
<要は、「俺の妄想だ、見てくれ」って言いたかったらしいよ>
<ただ、まぁ、そこそこ上手い手だね。本編と関係無いのだから、仮に死人が出たとしても問題は無い。あの戦いの結末において、麒麟が勝とうと、双角獣が勝とうと、邪神にとってはどちらで
あっても好都合な訳だ>
<……それなら、どうしてあんなどっちつかずな終わり方にしたんだろうね>
<まぁ、傍観者には関係無いか>
――・――・――
<こんな感じかな。時間を無駄に浪費させてしまった事と思う、申し訳ない>
<まぁそれでも、あの邪神なりに言いたい事があったようだ>
<それじゃあね――>
最終更新:2014年04月08日 20:19