「ごめんなさい。」
「・・・は?」
「だから、ごめんなさい。」
「・・・いきなり謝られても困るんだが。」
「アースセイバーの調査員・・・の死体の後処理してくれたの、カラスさんでしょ?
私あの時イライラで頭がいっぱいだったから、死体そのままにしてたの。
でも、猫がカラスが死体の後始末をしてくれたよ、って教えてくれたの。
あのままにしていたらホウオウグループが不利益を被るから、彼はビルを倒壊させて証拠を隠滅させた、って。」
「・・・・・・・・・」
「私の身勝手な行動で、
ホウオウ様を・・・ホウオウグループを、危険に晒すところだった。
これからは、気をつける。・・・ごめんなさい。」
「・・・・・・はぁ、良いか?俺がやったのはあくまで証拠隠滅で、お前がアースセイバーの一員を殺したという事実には変わらない。
今後は自分の行動に気をつけろ、いいな?」
「うん。」
「・・・それにしても、急な気の変わり様だな。何かあったのか?」
「・・・秘密。」
「やあやあ、小さな
アリス。」
「あ、猫さん。」
「しっかり謝ることは出来たかい?」
「うん、あなたのアドバイスのおかげでちゃんと謝れた。」
「半分は麒麟のおかげだろうねぇ。」
「・・・そうかも。」
「もう大丈夫かい?小さなアリス。」
「うん、・・・アレ見たらまたぷっつんするかもしれないけど。」
「そうしたら、また麒麟のところに行くといい。もしくは朱雀でもいい。
君のココロもまた、天秤のように宙ぶらりんなのだから。」
「分かった、ありがとう猫さん。」
「どういたしまして、小さなアリス。」
(クロウ、不意に呟く)
「・・・そういえば、あいつ普通にカラスって呼んでたよな・・・?」
(クロウ、ため息をつく)
これにて終劇
最終更新:2011年04月17日 23:43