M1992装輪装甲車


▼9K111「ファゴット」対戦車ミサイル装備型

▼107mmロケット弾発射機装備型

性能緒元
重量  
全長  
全幅  
全高  
エンジン  
最高速度 100km/h
浮航速度 10km/h
航続距離 750km
武装 30mmグレネード・ランチャー×1
(ATM装備型) 9K111「ファゴット」対戦車ミサイル(AT-4 Spigot)×4
(ロケット発射機装備型) 107mm24連装ロケット弾発射機
装甲  
乗員 4名

北朝鮮が国内開発した4輪装甲車。1992年に存在が始めて知られた事から、M1992と呼ばれている。車体の形状から見て浮航性能を持っていると思われる。NBC防護装置は有していない模様。対戦車ミサイル搭載型とロケット弾発射機搭載型の2タイプが確認されている。ATM搭載型は車長用ハッチの前に30mmのオートマチック・グレネードランチャー(ロシア製AGS-17のコピー?)を装備しており、車体後部には有線・半自動指令誘導対戦車ミサイルの9K111「ファゴット」(NATOコード:AT-4 Spigot/スピゴット)の4連装発射機を有している。ロケット弾発射機装備型はM1973装甲兵員輸送車の一部が装備しているものと同じ、107mmロケット弾の24連装発射機を車体後部に装備している。また確認されてはいないが、近距離SAM搭載型等も開発されている可能性がある。M1992及びその派生型の生産数は不明。

【参考資料】
軍事研究(株ジャパン・ミリタリー・レビュー)
Global Security


2008-01-13 00:38:31 (Sun)

最終更新:2008年01月13日 00:38