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金魚の恋愛物語 - (2005/11/27 (日) 20:31:01) のソース

<h3>金魚の恋愛物語</h3>
<p>     <a href="#dai1">第一話</a> 一目ぼれ</p>
<p>     <a href="#dai2">第二話</a> その人の名は</p>
<p>     <a href="#dai3">第三話</a> 連行</p>
<p>     <a href="#dai4">第四話</a> 裁判</p>
<p>     <a href="#dai5">第五話</a> 嘘</p>
<p>     <a href="#saishu">最終話</a> 罰</p>
<p><a name=
"dai1"></a>―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>     第一話 一目ぼれ<br>
<br>
おれは13歳の、どこにでもいるようなふつうの中学一年生(あだ名は『デメ』)だぜ。</p>
<p>そんなおれは、ある病気のために困っていた。</p>
<p>
それは・・・『目がビョーン病』という、目玉が飛び出してしまうとても恐ろしい病気だ。</p>
<br>
<p>ある日、おれはある人に一目ぼれしてしまった。</p>
<p>その人の名前は・・・</p>
<p>     第一話 完</p>
<p><a name=
"dai2"></a>―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>     第二話 その人の名は</p>
<br>
<p>その人こそ!!</p>
<p>H.Y!</p>
<p>しかし、彼は男だった。</p>
<p>でも、抱きつきたいぜ</p>
<br>
<p>「お~いH!デ~トしようよ!」</p>
<p>あ!先を越された!</p>
<p>「嫌だよ!」</p>
<p>「何でだよ~~」</p>
<p>変な女がHの手を引っ張った</p>
<p>「くそ~~おい!嫌がってんだろ!」</p>
<p>俺はついに変な女Xを殴った</p>
<p>「ぐわ~~~」</p>
<p>女はすっ飛んだ</p>
<p>「かっこよかったです」</p>
<p>Hがイキナリ俺に話をかけてきた</p>
<p>「付き合ってください!!!!!!!!」</p>
<br>
<p>
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!</p>
<p>     第二話 完</p>
<p><a name=
"dai3"></a>―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>     第三話 連行</p>
<p>
「ほれH君、これをつけてベッドの中で・・・しようぜ。」</p>
<p>
「ばかっ・・・そんな事できるわけないだろっ・・・。」</p>
<p>落ち着け、落ち着けと、自分に、言い聞かせた。</p>
<p>だが、もう、止められず。</p>
<p>・・・してしまった。</p>
<p>きょうせい・・・をしてしまった。</p>
<p>H君は、泣いてしまった。</p>
<p>だって、ホモになってしまったのだから。</p>
<p>
そして、変態な事をしてしまったので、目が飛び出てしまった。</p>
<p>「痛ってー。」</p>
<p>おれは、泣いた。</p>
<p>そして、わいせつ行為をしてしまったので、</p>
<p>警察へ、連行されてしまった。</p>
<p>
目がビョーン―――――――――――――――――――――。</p>
<p>
痛って―――――――――――――――――――――。</p>
<p>     第三話 完</p>
<p><a name=
"dai4"></a>―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>     第四話 裁判</p>
<p>連行されてから、刑事に事情聴取された。</p>
<p>「ほら、カツ丼だ。食え。」</p>
<p>「おれはやってねーYO!」</p>
<p>
「嘘つけ!!お前がやったってH.Yは言っているんだ!!諦めて吐いたらどうだ!」</p>
<br>
<br>
<p>
結局、おれから何も聞き出せなかったので、裁判が始まった。</p>
<p>     第四話 完</p>
<p><a name=
"dai5"></a>―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>     第五話 嘘</p>
<p>おれは、嘘をついてしまった。</p>
<p>どうしよう、困ったなー。</p>
<p>「もう・・・しないでね。」</p>
<p>H.Yは怒った表情で言った。</p>
<p>「やだ!」</p>
<p>おれはH.Yさんに、・・・したことを、否定した。</p>
<p>
そのことを聞いていた警察がおれに、終身刑を言い渡した。</p>
<p>裁判官も、そう言った。</p>
<p>「許してください。」</p>
<p>デメは、泣いて裁判官に抱きついた。</p>
<p>「ごめんなさいー。」</p>
<p>「キモイ」</p>
<p>その一言で終わった。</p>
<p>デメは、泣いた。</p>
<p>「うえーんお母ーさん</p>
<p>助けーてー</p>
<p>花どんこ。。。たすけてー」</p>
<p>わかった。</p>
<p>
変態デメ。デメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメデメえ―――――――――――――――――――</p>
<br>
<p><a name=
"saishu"></a>―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>     最終話 罰</p>
<p>おれは、牢獄へぶち込まれた。</p>
<p>
それはわいせつ行為をした事への、償いだとは分かっている。</p>
<p>
でも、苦しかった。当たり前だが、苦痛以外の何でも無かった。</p>
<p>
こんな状況下では、生きる事にすら意味のない事だと分かった。</p>
<p>失った時間はもう、取り戻せない。</p>
<p>後悔の念が背後から忍び寄る・・・。</p>
<br>
<p>おれには、生きていく意味も無い、価値も無い。</p>
<p>おれには、死ぬという道しか残されていなかった。</p>
<p>武器も崖も縄も無い、狭苦しい部屋で死ぬすべとは、</p>
<p>舌を噛み切って死ぬ事であった。</p>
<p>おれは、死んじまった・・・。</p>
<p>
そしてそれは、デメという人間が、人生最期に咲かせた花だった・・・。</p>
<br>
<p>死んだあと、おれは地獄からH.Yを見ていた。</p>
<p>H.Yは泣いていた。</p>
<p>
あんなことをしても、やはり泣くんだなと思った。H.Yの優しさがマグマの中のおれの身に染みた。</p>
<p>「H.Yありがとう・・・」</p>
<p>金魚の恋愛物語 <font size="7">完</font></p>
<p>
―――――――――――――――――――――――――――――――――</p>
<p>
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