カッパーインザクソ田村連邦捜査局


Without any fail, without any righteousness.

カッパーインザクソ田村連邦捜査局とは、表層的には執行組織の体を取る政府直属の機密指定組織である。ゴヤ・システムズのように表層組織と実体組織が異なり、ロゴに描かれている"CERTAINTY, CONVERGENCE AND MAINTAIN(確実性、収束性、維持)"は後述する組織の本質を示す単語である。

設立

始原体の田村浩一郎が持つ肉体単位で作用する強力な自己複製子の働きにより、本来ならばあり得るはずのない同一人物が複数存在する状況が連鎖的に発生してしまった。このような極めて異常な事態に対応する為に極秘裏に設立された機関がカッパーインザクソ田村連邦捜査局である。
政府文書22号によって指定される機密組織であり、あらゆる対外的接触に対し拒否権を発動することが可能である。

実情

執行機関の中には武力行使を行うものも少なくないが、当組織は元より田村から複製された人物のうちで危険性のある対象を抹消すること(即ち、対人戦闘や暗殺など)を前提として作られているため、執行機関と言う名は表向きの看板に過ぎない。現に芳沢壮太郎はカッパーインザクソ田村連邦捜査局元職員のホワンハハ小野田によって狙撃を受け死亡しており、また旧無人島の実験の犠牲者であるモナオエノウェンアンへスァンペナオナオエンも田村との接触を危険視した連邦捜査局によって消されたのではないかとの声がある。

活動内容

上述したように基本的な活動は偵察や諜報からの暗殺であるため表立って戦闘を行うことは滅多にない。だが、石井幸太郎の民によって身柄を拘束されたガウェイン佐々木はサイレンサー付き短機関銃のほかにガスシーリングの施されていないリボルバー*1を所持していたことが明らかになっており、組織内で想定されている作戦内容は多岐に渡るものと予測される。

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最終更新:2018年08月17日 10:15
添付ファイル

*1 シリンダーと銃身間の隙間より破裂音が漏れるため、サイレンサーを装着しても消音効果は期待できず暗殺には向かない