ジャック・O「これはAC、つまりアーマード・コアを知らない人たちにお話を判って貰おうとする為の番外編だ」
エリオ「あの・・・、何で僕がいるんでしょうか?」

 リリカル・コア 番外編 その一『これが弱王先生の通常モードなの』

O「よく来てくれた、私の・・・、判ったからその槍を収めたまえ・・・」
エ「・・・危険ですから机のそちら側から一歩も動かないで下さい」
O「まあいい、さてエリオ君、君は課題のPSの初期三部作をやってきたかね?」
備えつきの液晶テレビにPSを接続しながらジャックが話を進める
エ「・・・あの課題はあなただったんですか・・・。やってきましたよ」
O「では初代から解説してもらおう」
エ「(こんな事してて良いのかな・・・)はい、初代は2001年
に出た記念すべき作品です。当時から殆どアセンを
行う部分は変わっていません。操作も必要最低限なのは殆ど変わっていないんですね」
O「そうだな、PS2で出たAC2以降エクステンションや格納武器といった物が増えた。
操作もパーツが増えると同時に複雑化したが基本は殆ど変わっていない」
エリオはミッション選択画面を眺める
エ「ミッションも色々ですね。強盗したり、爆弾を仕掛けたり
、二つの組織から相反する依頼が来る・・・。
この時から『同業のレイブンの依頼は罠』というお約束が出来てたんですね」
懐かしい灰色のコントローラーを使いながらエリオが答える。
O「私も依頼主として試さして貰った」
エ「受けた依頼でムラクモミレニアムルート、クローム社ルートの二ルートに分かれるんですね」
O「ルート分岐はこのシリーズでは珍しい。レイブンズ・ネスト本部での戦いに行き着くのは一緒だがな」
エ「設定資料集で明確にACの中の人が設定されているのも初代だけですね」
O「なかなか、見ているな・・・。次はPP、プロジェクト・ファンタズマについてだ」
エ「スミカさんにスティンガーといった個性のあるレイブンが作中に中心として出てきました。
敵となるMTのデザインが凝っていますね。そして武装も増えました、特にOPに出てきた
Fingerは衝撃的でした」
O「背中に二つ追加弾倉をつけたFingerを使用すると最初の依
頼、『物資集積所襲撃』がとても爽快になる。
なお作者はこれに出てきたMTの特にデザインを気に入ってるそうだ」
エ「スティンガーのしつこさは本編の短さを考えても全作の中
でも際立っています。スミカさんのコーラルスターは無敵扱いなんですよね」
O「まあ、私もしつこいが・・・。スミカはミッション開始直後に主人公を
背後から誤射するという事もやる。私も負けて入られんな」
エリオはそれを無視して続ける。
エ「次はマスターオブアリーナ、ミッションは一本道、ですが
この作品では初代に二ステージしかなかったアリーナに焦点を当てた作品です。
アリーナに出てくるACの種類は圧巻の一言、まさにアセンが自由なACならではですね」
O「初代のACも一部がゲスト出演している。
当時のゲーム雑誌の編集部員の機体が出てくるというのも今では出来ないことだな。
各脚限定のアリーナ、AC大会選手アリーナ、フロム社員のアリーナもある。そして・・・」
エ「ナインボール、その強さから根強いファンが多いです。
そして強化型ナインボール、ナインボール・セラフ。
強さはまさにラスボスに相応しいものでした。根強いファンがいるのも頷けます」
O「初代にもナインボールは出てきたが最終ミッションのみだったからな。
なお主人公は作中を見る限り、初代とPPとは違うと見ていいだろう」
エ「最終ミッションでレイブンズネストの謎が明かされます。」
O「では初期三部作の豆知識だ」
エ「ムラクモミレニアムルートでクローム社を倒産させた後の主人公が喋ります。
シリーズ唯一ではないでしょうか?」
O「ちなみに初期三作には高町なのは役の田村ゆかり女史が出演している」
エ「ベスト版では英語音声が入ってます」
O「初期の三部作ではハンドガンやリニアガンにより相手を固めてそこを斬りつける戦法が有名だな。
相手のジャンプした際の着地の硬直の隙を利用して攻撃するといった戦法が広まった。
マシンガンが輝き、そしてシリーズ伝統となるKARASAWAも初代から猛威をふるうことになる
。因みにMOAにでてきたカラサワ氏はKARASAWAを装備していない」
ジャックが自分のブラウン管型テレビとPSを起動、エリオ側のPSにも接続する。
O「テレビとPSが二台づつあれば一画面対戦が可能だ。
君の実力がどの程度の物か試させてもらうぞ」
エ「当時はまだネット対戦なんて出来なかったそうですね。
いいですよ、じゃあ、ステージは地雷原ステージで」

カチカチカチ
エ「そういえば・・・、ジャックさんもプレイヤーに依頼を出されてますよね?」
カチカチカチ
O「ああ、そうだが?」
カチカチカチ
エ「何で全部報酬がAC用パーツ何ですか?」
ジャックの顔が凍る・・・。
エ「まさか・・・、バーテックスを立ち上げる時にアークの貯金を使っちゃったんですか?」
カチカチカチ
O「・・・」
エ「まさかジャックさんの機体が変なアセンなのも・・・、苦労されたんですね・・・」
カチカチカチ
勝負はエリオの勝ち、ジャックの負け。
エ「やった、また勝った!!これで僕の・・・、何で甲冑を着こんでるんですか?」
O「・・・」
エ「あの・・・、もしかして僕は立入ってはいけない事を・・・」
ガションガション。
ジャックが装備を捨て、そして上半身の装甲を捨てる
O「私が君の相手になる。目的は君の○○だ・・・」
エ「やっぱりこうなるのーーーー!!!!」
エリオはストラーダを起動、その素晴らしい(性的な意味で)騎士甲冑(一部の人に)を着用する。
エ「・・・ストラーダ、何でコートが無いの?」
ス<わかりません>
なぜかいつもの白いコートが無い。つまり来ているのは揃いのエンジの半袖のシャツとパンツのみ・・・。
O「素晴らしい・・・。私のレイブンとして相応しい実力か・・・、試させてもらうぞ!!」
エ「いや、レイブンじゃないですから!!」
O「☆HA★ME☆SA★SE☆TE★KU☆RE★」
ガションガション
ジャックに最後に残された下半身の装甲を排除。
エ「そんな・・・、なんて大きさなんだ・・・」
だが、エリオは見た。本当の恐ろしい姿を・・・。
エ「すごい・・・、膝下の装甲だけ残すなんて・・・、なんて扇情的なんだ・・・」
自分でも震えてしまうような台詞を言った後、エリオは頭を激しく横に振る。
エ「って・・・違う違う!!ストラーダ、増援を呼んで!!」
ス<ヤー>
エ「こんな事もあろうかと・・・、レイブンに依頼しておいたんです!!レイブン、お願いします!!」
その言葉と同時に吹き飛ぶドア、その向こう側から現れたのは・・・。

???「苦戦しているようだな、○を貸そう」

○○好き好き鳥大老だった。
エ「ちょ・・・!!何であなたなんですか!!話が違う!!」
O「礼を言う・・・」
鳥「小僧・・・、私の○○で果てろ!!」
エ「絶対、嫌です!!・・・って、何でドアが復活してるんですか!!」
ソニックムーヴで鳥大老を回避し唯一の脱出路にたどり着いたエリオ。
だが、吹き飛ばされたドアは復活していた。
鳥「噂どおりだ・・・。いい○だな、手を貸そう」
ガションガションガション
鳥大老が武器を装甲を排除する。
二人の姿は語る・・・、男の戦いには服も武器は不要だと・・・、男とは肉体だと!!
<特定干渉型AMFを確認。騎士甲冑、強制解除されます>
エ「なんでーーーーーーー!!!!!!」

O「この感覚・・・久しく忘れていたな・・・」
鳥「○を貸そう」
エ「そ、そんな・・・」
ストラーダに縋りながら○○で震えるエリオについに魔の手が届く!!
O・鳥「「 や ら な い か ? 」」
エ「こんな筈じゃ・・・、アーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」


兵どもが夢の後、そこに現れる一機の機体・・・。
ジナイーダ「この静寂・・・、遅かったというのか・・・、一体誰が・・・?」
そしてそれを遠い場所より見つめる一人の騎士・・・。
???「フフフ・・・。屈強なレイブン達に玩ばれる少年・・・。助けようと急ぐが間に合わないお姉さん・・・」
怪しい笑みを浮かべ言葉を区切る騎士・・・。
???「・・・素晴らしいわ!!次のイベントはこれね!!」


「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
部屋にエリオの悲鳴が響く。
「はあ、はあ・・・、ごく・・・、夢・・・?」
唾を飲み込み、汗で薄らとぬれた寝巻き姿の自分を確認する。
「良かった・・・、夢・・・、夢だったんだ・・・」
枕元にはフリードがエリオの悪夢を知ってか知らずか、首を枕の乗せ、首も羽も足も脱力して伸ばし、
ご丁寧に鼻提灯を作り眠っている。
ベットの上のキャロも眠ったままのようだ。
「良かった・・・、本当に良かった・・・」
そういいながら再びベットに潜り込む・・・。
「キュクゥ・・・?」
フリードが物音に目を覚ました。
「ごめん、フリード。起しちゃったね、大丈夫だよ。お休み・・・、ふわぁ・・・」
「キュゥ・・・」
「今度はいい夢を見れますように・・・」
同時に欠伸してまた夢の世界に落ちていく・・・。

依頼主:エリオ・モンディアル
依頼:護衛
報酬:50000

依頼内容
護衛を依頼します。
今度、クロスSSスレでジャック・Oさんと対談することになりました。
あの人は危険です。よく分からないんですが過去の記憶が彼は危険だと警告してきます。
そこで僕に何かあったら直ちに突入、僕を救助して安全な場所まで連れて行ってください。

もし、彼が作中のまともな(?)行動をしたなら問題はありません。
危害が加えられなくてもその時は全額お支払いいたします。

こんな少年が報酬を本当に払えるのか、心配されるかもしれませんが、実家の父と母から
毎月いくらかの援助をいただいてます。それに自身のお給料も
あります。心配はありません。
あなたの事は斡旋業者のラナ・ニールセンという方から聞きました。
よろしくお願いします。

依頼主:シャマル
依頼:襲撃
報酬:30000

依頼内容
今度行われるジャック・Oとエリオ・モンディアル少年の対談を襲撃してください。
ですが、目的はこの対談を破談させるのではありません。
ガチホモといわれるジャックさんのことですから
きっとエリオ君にとって阿鼻叫喚の出来事が起きるでしょう。
それを防ぐためエリオ君もレイブンに依頼している可能性があります。
ジャックさん一人では速度を活かして逃げるエリオ君を取り逃すでしょう。

そこでジャックの手助けをしてほしいのです。
あなたとジャックの仲でしたら以心伝心でしょう。この先は言わなくとも分かる筈・・・。
後の証拠の隠滅はお任せください。

なお報酬は襲撃の映像を確認した後、さらに内容により追加報酬もお支払いいたしましょう。
お願いいたします。

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最終更新:2007年11月25日 11:34