人は色々な場所で自分が変わる、覚醒するという出来事がある、理系と思っていざサッカーやるとそっちの方が自分にあっていたり、
体育系と思っていたが科学分野で自分の才能を開花させる。だが人間だれしもそう開花できるとは限らない、何故なら自分が何を
秘めているか何て分からないからだ…そしてその能力を戦争で開花させる奴がいる…

プロローグ
―――――某管理外世界研究所
「ロストロギア不正使用、ならびに非人道的人体実験の管理局法違反で、貴様を逮捕する!」
クロノ・ハラオウンは老人と思われる科学者にデバイスを向ける。
「我が崇高なる理念が分からぬ愚か者め!」
科学者は叫ぶ!そして科学者はクロノの拘束型魔法によって縛られる。
「そういった下らない理念や理想なぞ、後で存分に言えばいい!こちらクロノ・ハラオウン、
 例の容疑者を捕まえた、直ちに連行します」
通信を送るクロノに科学者はニヤリと笑った。
「ククククク、だが我らの崇高なる理想を受けたものはまだ他にもいる!いずれ我々が望んだ悲願を叶える為にな…」
そして科学者は奥歯に仕込んだ何かが入った小さな袋を歯で噛み潰し…
「総統!我等の彼岸実現に失敗した私を許してください!ジークハイル!ハイル…ヒT…」
叫びあげると倒れた。
「いかん!毒を隠し持っていたか!」
「助かるか?」
「だめだ、即効性だもう助からん!」
「クソッ!」
クロノは壁を殴る、ようやく捉えることが出来た犯罪者が死を持って逃げ出したのだ、だがクロノは指示を出す。
「研究所の資料を全部持ち出せ、そしてこいつの研究レポートは絶対に見つけ出せ!」
「ハッ!了解しました」
そして部下を手分けさせ、研究所の資料を押収させる。それにしても…彼の悲願とは何だ?クロノは何かに取り付かれたような笑顔を
浮べ死んでいる老科学者を見つめる…まぁ所詮は下らないものだろう、そう判断し、天井を見上げた、そこには赤地に白い丸に卍を裏返しにした
マークが描かれている旗が飾られてあった…。そしてクロノは後悔する、冷静になって研究所を調べなかったことを…

――――研究所
「間に合わなかったな…」
短髪で長身の女性は呟いた。
「ああ」
銀色の長髪で大きいコートがただでさえ低い身長をさらに低く見せている少女も同調するように言った。
「少なくとも護衛のガジェットを派遣していたが」
「相手はあのクロノ・ハラオウン率いる部隊だ、ガジェットだけでは無理だったか」
長身の女性と銀髪の少女は言葉を続ける。
「ドクター」
女性は通信で自分の生みの親を呼び出した、そして白衣を着た紫色の髪をした男性が出てくる。
「どうしたかね、トーレ」
トーレと呼ばれた女性は現状を伝える。
「そうか、彼は自殺したか…ふむ、彼の残した資料はあるかね?」
「分かりません、ですがほとんど押収されていると思いますが」
「そうか、まぁ少しぐらいは探索してくれたまえ」
「了解しました、ドクター」
通信をきると女性は少女と共に荒らされた研究所の探索にむかう。
「やはり、重要資料はほとんど押収されているか」
女性は呟く、その時少女が何かを見つけた、床下にレバーがあったのだ、そして少女はためらわずそれをひいた、
そして轟音がし、床下に階段が出てくる。訝しげな表情をしながらも二人は階段を降りて扉を開いた。
そして女性はドクターと呼ばれる男に通信を送った、そう彼の研究成果と思われる8つのカプセルがありそのカプセルの溶液にそれぞれ男が眠っていたのだ。

――――某空間
「畜生!姿を表せ卑怯者!」
「ノーヴェ、顔出しちゃやばいッス!」
赤髪の二人の女性は土手の中で暴れていた、そう10対8の勝負でしかも相手は魔法に精通していないド素人のはず
なのに…追い詰められていた。この戦いでにすでにセイン、オットー、ディエチ、ディードを失っていたのだ、
そしてディエチは自身が得意とする狙撃攻撃が全く同じ攻撃で返され戦闘不能に陥っているのだ。
「くそ、あんにゃろー、見つけたら真っ先に私の剛拳叩き込んでやる!」
「でも、見つからなきゃ意味ないッスよ」
そうやってやり取りをいるつかの間だった。
「暢気にお喋りか、随分と気楽なものだ」
ゲッとする二人の背後に銃型のデバイスと戦車砲をイメージにしたデバイスを装備した二名の男がいた。
「ゲ!やばいッス!」
「クソ、こうなれば」
赤髪の二人の女性は保持しているISで攻撃を仕掛けようとするが・・・
「おせーよ」
二人の男性から放たれた攻撃であっけなく吹っ飛ばされる。

研究所で男を発見した短髪長身の女性は歯噛みする、まさか奴らがここまで出来るとは…、すでに四人の妹を失い、そしてついさっき二人の妹も失ったのだ、
奴らは狡猾であり、猟犬のように狙った獲物は確実に倒して行った、そして彼女も、相方と思われるピンク色の長髪をし、両手にブーメラン状の武器を装備した女性に念話を送る。
「見つかったか?」
「いや、見当たりません」
相手はどこかに隠れている、そう思ったときだ、上空から二つの影がこちらに迫ってきたのだ…狙いは…私じゃない!そして短髪の女性は長髪の女性に叫ぶ!
「いかん、避けろセッテ、狙い・・・」
言い切る前に二人の男から小型魔力弾がセッテと呼ばれる女性に振り注ぎ、セッテは被弾に耐え切れず落ちていった。
「クソ!ライドインパルス!」
短髪の女性は自身に搭載されているISを持って二人の男を追おうとした、高高度からの急降下によって速度はついていたが、充分追いきれる自身はあった、
そして追いつき攻撃を加えようとしたが、呆気なく回避される、そして一人の男が自分の背後に回りこむ、女性は自分の迂闊さを呪った、放たれる攻撃、
意識が吹っ飛びかける寸前男性は言った。
「僚機を失った時点で、お前は負けだ」

――――スカエリッティ研究所
そこの主は今モニターに映っている光景を見て、白衣を着た男性は文字通り目を点にしていた。
何せ自分の傑作作品が呆気なく次々と潰されて行っているのだ、そして最後まで抵抗したチンクも袋叩きにされた。
「敵対勢力に損害なし…完璧にこちらの負けですドクター」
自分の秘書官を勤めている女性は事実を言う、しかし顔は引きつっていたが…
「うそ~~~ん」
ドクターと呼ばれた男はすっとんきょんな声を上げるが、同時に別の思考をする。あの科学者一体どんな奴を復活させたのだ?と、そして老科学者の
研究所にあった生体ポットと共にあった資料にはこう書かれていた


     ――――プロジェクト・ラストバタリオンと


…話は少し遡る
スカエリッティという科学者とクロノに捕まって自殺した科学者はプロジェクトFからの知り合いだった、
仲がいいというわけではなく双方とも利用しあう仲だった、そしてその老科学者はある実験を行っていた、
一般人に他から取り出したリンカーコアを植え付けると言う実験だ、だが、この実験は悉く失敗し続けた、
理由?一般人では膨大な負荷に耐えられないのだ、しかしその老科学者はその実験に成功した
(まぁ其の過程で膨大な犠牲が会ったのは言うまでもない)それによりその老科学者は悲願の為にかつて自分の故郷であった
世界に戻り優秀な遺伝子を回収し、プロジェクトFならびに、今までの実験で培った実験の総力をあげて悲願成就の為の第1段階を行った、
しかしその企みは結局時空管理局にばれて阻止され→自殺というコンボに繋がった、その成果をトーレとチンクが確保した為、ちょっとした余興でと
その第1段階を完成させたのだ。

…話を巻き戻す。

「終わりましたよ、ドクター」
一人の青年がドクターとその秘書官のいる部屋にやってくる、彼から発するオーラは独特のものであった、
そう長きにわたって死と戦争を掻い潜ったような…
「結果は知っていると思いますが」
「…君達の勝ちだな」
「ええ、そうです」
青年は当然のように答えた。
「で、どうだった?」
「筋は悪くはありませんでしたよ、ええと、トーレとチンクでしたっけ?彼女たちも中々のものでしたよ」
「まぁトーレは戦闘能力ではトップクラスなのだがな、全く君達はすごいよ、最初君達の経歴を見た時は疑ったよ…そんな人間がいるものかと」
「しかし、現実にいた」
「そうだな、認めざるえないよ


           ――――クルト・マイヤー」

――――通路
「うぃ~~酷い目にあったッス!」
赤い髪の女性の片割れウェンディは至る所が焦げだらけの状態で呟いた。
「ちくしょ~~~あいつら今度やったときいはこの屈辱倍にして返してやる~~~!」
似たような状況のディードも呟いていた。
「やれやれお前たちもやられたのか?」
「「ト、トーレ姉もやられたん(すか)ですか」」
「ん、まぁな」
ウェンディとノーヴェも驚いた、二人ともトーレの戦闘能力が極めて高いことを知っている、
だからこそ彼女が落とされた事実にたいして驚愕した、そして彼女達の隣をガジェットが通る、
ガジェットにはクアットロが乗せられていた、だがそのクアットロはウェデンディ以上にあちこちに黒焦げが出来た上に、
口から煙を吐いて、手足が痙攣したように動いていた。
「クア姉もどうしたんですか?」
「ああ、何でもシルバーカーテンで産みだしたダミーごと吹き飛ばされたそうだ」
「「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!」」
驚く二人、だが二人とも内心「ざまぁみろ」とこっそり思っていたりもする。

―――研究所 スカエリッティ室
「まぁ、汚いだろうが、掛けてくれたまえ」
スカエリッティと呼ばれる男は先ほどの男、マイヤーを自室の呼び出した、そしてビーカーを取り出し、
ブランデーを注ぐ、それに顔をしかめるマイヤーに対してドクターは
「ああ、安心しておけ、きっちりと消毒している」
スカエリッティはビーカーに注いだブランデーを飲み干す、それに安心したのかマイヤーもブランデーを飲み干した。
「全く、とんだ拾物だったよ君達は」
「はぁ」
「思い出すよ君たちが目覚めた時・・・」

「な、何で私が生きているんだ、とうかここはどこ!」
生体ポットから蘇った時、マイヤーは真っ先に叫んだ、そして復活した7人の男も似たような声を上げていた、
そしてドクターが何故目覚めたか、そして老科学者との繋がりなどを話した時だった。
「「「「あんのクソ爺!まだ第3帝国の残滓を引き摺っていいやがったのか!」」」」
「どうりで俺達の血液とか寄越せ寄越せ五月蝿かった訳だ!」
そして二人の男が叫んだ。
「「俺はフィンランド人だ!何でまたナチに協力しなきゃいけないんだ!」」
「「「「「「「「うがぁ~~~勘弁してくれ~~~!!」」」」」」」」
そうだこうだの騒ぎがあった、まぁ色々なゴタゴタがあって、スカエリッティの事を「変態博士」呼ばわりして
さらにナンバーズを見てスカに対して集団リンチを加えたりしたのたが、何時の間にか8人の男性はスカエリッティファミリー
の一員になっていった。

「君はあの老科学者の事知っているのかね?」
「ええ、知っていますよ、旧ドイツ第3帝国のフィンランド系ドイツ人の科学者、一時期オデッサと言う組織で活躍していましたが、ある日ばったりと居なくなった…」
「ふむ、資料を読んで君は彼が何を考えているのか分かったかね?」
そして吐き捨てるようにマイヤーは言った。
「第3帝国の復興、其の為尖兵となるクローン兵士作り、そしてアドルフ・ヒトラー総統の復活…おおまかそう言った所でしょう」
「ふむ、君にとって歓迎すべきことではないのかね?」
マイヤーの目を見てスカエリッティは自分が迂闊なことを言ってしまった事が分かった。
「確かに彼のおかげで祖国は復興しましたよ、ですがね、今更第3帝国の復興?冗談じゃありませんよ、
 少なくとも復興した祖国が戦禍に巻き込まれるなんてもう勘弁願いたいですよ」
「そうか、すまなかったな」
珍しくスカエリッティは謝った。
「では、君たちはこれからどうするかね、リンカーコアを植えつけられた死者にして生者、いやクルト・マイヤー」
「まぁ今の居場所がここにしかないから…まぁ彼女達を鍛えるのも悪くはありませんよ」
「そうか…」

―――後日
「君達にもバリアジャケットが必要だ、だから…」
スカエリッティはナンバーズが身につけているあれを取り出した、そして8人の男たちの顔は凍りつき…そして…

―――廊下
ウーノとチンクは歩いていた、チンクは不機嫌な顔をしていた。
「くっそ~~~~あいつら」
「どうしたのチンク」
「あいつら、発見者に対する敬意が微塵もない」
「姉と言っても確か彼らの方が長く生きているはずじゃ」
「それもそうだけどな、あいつら揃いも揃って私のことを『ああ、悪いちっこくて見えなかった』だの
『姉?おいおい、お前のようなまな板のチビが姉だって?姉と言うのはトーレやウーノみたいな奴が言うんだぜ』
 とか『お前、好き嫌いはしちゃいかんぞ、背が伸びないからな』だとか、私が一番気にしていることを言いやがって!
 私だって好きでこんな体しているわけではないし、好き嫌いもしてないし、そして…毎日牛乳飲んでいるもん!」
それに微笑を浮かべるウーノ。
「うわーん、ウーノ姉にまで…」
「御免なさい、チンク」
「ああ、そうだ、ドクターは?」
「ああ、あの8人のバリアジャケットを…」
「なぁそれってまさか…」
そう言った時である、スカエリッティが居る部屋から、一斉に何かが殴られる音が聞こえて…
「ご、御免これし(ゴス)、でもデザインは(バキ)、防御力も(メキャ)、性能も(グチャ)、本当だっ(ボカ)、ゆ、許してぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
スカエリッティの絶叫が響き渡る。
「…救急箱必要かな?」
「いや、むしろ病院だな」
まぁ結局軍服をモデルにしたBJにしたそうな。

幾日が過ぎた―――
「うぃ~~~、訓練疲れたッス!」
「あいつら本当に容赦ないからな」
「まぁそれで私たちが強くなるからいいと思うけど」
「・・・・・・疲れた」
至る所傷だらけのナンバーズ達はうめいた、そうあの8人の男達が彼女らの教導官を勤めてから毎日過酷な日々を送る羽目になった、
まだトーレやチンクやセインなどは良かったが、悲惨なのはウェンディ、ノーヴェ、ディードとか新人(セッテはトーレの影響を受け継いだお陰で酷くはなかった)
ナンバーズだった、8人も教導官が教えたこと、それは徹底したチームワークだった、個々の能力を闇雲に使っているだけでは意味がない、ならその能力を上手く
連携して使えば総合的な戦力が上がると…まぁそんなこんなでウェンディ達の戦闘能力や仲間達の信頼も上がっていった、ちなみにクアットロも段々丸くなっていたりもする、
何せしょっぱなからマイヤーに「猫かぶりも大概にせぇよ」と言われた上に、同じく訓練でルーデルと男に毎回悲惨な目にあっていたから。

――――ウーノの個室
ウーノはベッドの中で目をあける、目に入った光景、そこには綺麗な肉体、適度な筋肉と余分な脂肪が一切ない体、熟睡している男とは何時間か前には熱く融けていた…。
何故…彼に惹かれたのだろうか?ウーノは思った、あの時チンクとトーレが拾ってきた生体ポットから真っ先に目覚めた男、その目は優しさと厳しさを持ち、そして何より
世界や人の汚さを沢山見て行った目…そして望んで復活したわけでもないのに自分の妹達の身を心配し、自ら教導という立場で鍛えて行った背中、本当はドクターの為に駒に
過ぎない自分が…と思ってしまう、だがドクターもそしてこの男も駒と言う言葉に拒絶反応を示した。そしてその男はやさしげな顔で言った「君は人間だ」と…それからかもしれない
…ウーノは微笑むとその男の温もりに身を委ねた、自分とは違う立場、いつかは別れなければない…だけど、今はほんの一時の幸せに身を委ねるのも悪くはない…
再びウーノは目を閉じた、しばらくこうしてもらいましょう…マイヤー。

――――研究室
「いいのですか?」
クアットロとトーレはさっきまでウーノとマイヤーがしていることについてドクターに問うた。
「別にいいと思うけど」
スカエリッティは素っ気無く言った。
「少なくともそれだけの自由ぐらい与えるし、君達だって別に構わないが…」
「はぁ」
「大体、私が仮にも娘のプライベートに突っ込むように見えるかね?」
「「見える(しかも盗聴してそう)」」(即答)
「き、君達私をそんな目で見ていたの?(してねーよ)」
「「うん」」(即答)
「ひ、ひでぇ」
「ん?ウーノ姉とマイヤーさんがどうかしたんスか?」
ウェンディは何を話しているのか分からなかった。
「いや、お前が知るにはまだ早い」
「そうですわね、ウェンディはまだまだオコチャマですから」
「クア姉子供っていうなッス!」


――――教導団達
「出動が決まった」
クルト・マイヤーは7人の男達の中心にして話す。
「ようやくか…」
「目標は?」
「発見され、時空管理局に回収されたレリックの奪還、回収に向かったガジェットは全滅したそうだ」
「ということはかなり上級ランクの魔法使いが居ると言う事ですね」
「ああ、そうだな」
マイヤーは真剣な表情で言った。
「この作戦に参加するのは自由だ、参加するということは…」
「時空管理局に喧嘩を売ると言う事ですね」
一人の男が発言する。
「ああ、そうなる」
だが7人の男はみな同じ考えを持っていた。
「「「「「「「志願します」」」」」」」
ほうと呟くマイヤー。
「いいのかね?」
「ふん、どうせ我々は一度死んだ身、そして我々は今スカエリッティという場所に所属している身なら、その義務に答えるべきです」
「そうか…分かった、だが使用する魔法はすべて非殺傷、万が一に供えて殺傷式を持っていくがね、まぁ我々は古き遺物、
 古きものが新しき者の未来を奪う事は極力避ける、いいな」
一斉に男達は立ち上がり敬礼する。

――――転送ポート
「ではパンツァー・レーア(装甲教導団)行って来ます」
8人の男達はスカエリッティやナンバーズに向けて敬礼する。

――――某世界
「レリックの確保に成功したか、さすがはクロノ、君のお陰でガジェットの殲滅に成功」
「煽てるなよヴェロッサ、まぁさっさと仕事終わらせて帰りたい」

――――某世界、ちょっと離れた場所
「全員配置に付きました」
連絡が入る、そしてマイヤーの傍らにいる男が呟いた。
「奴ら勝ったつもりでいますよ」
「そうか…なら教育してやれ!」
マイヤーがそう指令すると男達は行動に移る…。


――――聖王教会
「・・・管理局は滅びない、しかし大いなる困難が立ちふさがるだろう、勝者には栄光ある勝利が、
 敗者には生以外すべてを失う敗北が・・・」
カリムは呻いた、何が起きようとしている?

装甲指揮官:クルト・マイヤー
黒い悪魔:エーリッヒ・アルフレッド・ハルトマン
300機撃墜の片割れ:ゲルハルト・バルクホルン
不屈なる殲滅者:ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
アフリカの星:ハンス・ヨアヒム・マルセイユ
鋼鉄の虎:ミハエル・ヴィットマン
もう一人の白い悪魔:シモ・ヘイヘ
不動なる抵抗者:レミ・シュライネン

史実に存在した8人の男達によって歯車は大きく変わり始める…

リリカルなのは ストライカーズ 
        パンツァー・レーア
       1話:滅びたもの者へ捧げるセプテット

時空管理局そして高町なのは達にとって最悪の日が訪れる…

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最終更新:2010年04月09日 21:18