ビリヤード台での会議

若干の時間を経て、舞台は再びDevil May Cry。
天井の大きなプロペラが相も変わらず室内の空気をかき回し、
使われる見込みのないドラムセットとジュークボックスがひっそりと佇んでいた。
1人の少女が、ビリヤード台の9つのボールを並べていく。
オレンジのツインテールが低く屈み、色とりどりのナインボールへ狙いを定めた。

「つまり、その魔力ダメージというものへの治療法は、通常の怪我に対するそれと同じでいいんだね?」

癖っ毛気味の茶髪をした背の高めの少年が、オレンジ髪の背中へと尋ねた。
傍らのソファーには、苦しそうに脂汗を流す、紫の髪をした小柄な少女が寝ていた。

「まあ、そんなとこ。どちらにせよ、眼球の治療をするのには技術も機材も足りないけど」

答えながら、キューがボールを突く。
9色のボールが蜘蛛の子を散らすように拡散し、壁にぶつかりながら転がっていき、コーナーの穴へと吸い込まれていく。
落ちたボールは、しかし僅かに4つ。
思ったよりも上手くいかないものだ、と少女は顔をしかめた。

4人の少年少女が入り乱れた大混戦から数分。一同はこのだだっ広い事務所へ到達し、互いに状況を整理していた。
まずはそれぞれが自己紹介をし、1人が魔法に関する簡単な説明をし、今に至る。
ここに集まったうち、オレンジのツインテールは、ティアナ=ランスター16歳(高1相当)。茶髪の癖っ毛は、枢木スザク17歳(高2)。
紫髪の小柄な少女は、柊かがみ18歳(高3)。そして色素の薄い髪が、キリヤ=カイト17歳(高3)。
この年齢に、最も驚いたのがティアナだったらしい。
まさかあの馬鹿達やあんな幼女風の少女よりも自分が年下だとは、思いもよらなかったようだ。

「そうだな…とりあえず、情報を整理しよう」

キリヤが腰かけていた椅子から立ち上がる。
アイボリーによって生まれた銃創からの出血は、既に応急措置によって止まっていた。
患部付近に、かがみからもらった制服のリボンが巻かれている。

「まずはそれぞれの行動方針から。…俺は、このゲームを止めること」

言いながらペンを取り、ビリヤード台にメモを広げ、自らの発言内容をすらすらと紙に記す。

「僕は…少なくとも、誰にも人殺しをさせないこと」
「あたしは未定。仲間と合流して話し合うつもり」

続いてスザク、ティアナの順に答える。
スザクがそちらへと歩み寄り、今話せる3人全員がビリヤード台へと集まる形となった。

「かがみは何て言ってた?」
「家に帰りたい…と言っていました」

キリヤの問いに、スザクが沈痛な面持ちで答える。

「そっか…」

かがみは現在、ソファーに身体を預けたまま、睡眠に入っている。
この状況は一般人にとってよほど辛かったのだろう。Devil May Cryにたどり着くや否や、そのまま力尽きたように寝入ってしまった。
ここは自分達のように、戦闘に慣れた者だけが暴れ回る場所じゃない。無力な一般人達もまた、この煉獄へと放り込まれた。
それを改めて認識し、3人は一様に暗い表情となる。

「…ところで、それぞれ持ち物は?」

沈黙を破り、口を開いたのはティアナだった。

「あ…俺は、食べ物や地図なんかと、あとはこれだけ」

キリヤが腰からつるはしを抜き、指し示す。
腰の鞘は本来短剣を収めるためのものなのだが、今回はつるはしをそこに預けるため、改造を加えていた。

「あたしはあの銃と替えのマガジン…後は、この何だかよく分からない塊」

言いながら、ティアナはデイバックに手を突っ込み、その中身を差し出す。
青白く輝く、どこか水晶のような物体だった。
これは残酷な運命によって敵味方に引き裂かれた双子の魔人が、
その恐るべき力を解き放つための重要な鍵なのだが、今のところは関係のないことだ。

「僕はこの短剣と、やっぱり地図や食料と…これ」

しかし、最後にスザクが取り出した物は、他2名を驚かすには十分なものだった。

「これ…デバイスじゃない!」

かがみを起こさない程度にティアナが声を上げる。
カード状の待機形態は、一般的な管理局員の用いるストレージデバイスのもの。
機動六課へ転がり込んで間もないキリヤでも、既に教わっていたことだ。
そしてこちらは両者とも知る由もないことだが、これはS2Uと呼ばれるタイプのもので、執務官クロノ=ハラオウンが用いていた機種である。

「デバイス?」
「さっきティアナが話した、魔法を使うのをサポートする機械だよ」

怪訝そうな表情を浮かべるスザクに、キリヤが説明した。

「…まぁ何にせよ、これで持ち物調査は終わりね」

若干呆れた顔で、ティアナが呟いた。
どうやらこの支給品、本当にランダムに配られているらしい。でなければ、魔法の心得のないスザクがデバイスを持つことはあり得ない。
ということは、一見役に立たなさそうなこのクリスタルも、特定の誰かにとっては武器になり得るのだろうか…と彼女は思考していた。

「そうだな…じゃあ、今後どうするかを」

すっかりまとめ役が定着したキリヤが、新たなメモを用意して切り出す。

「言っとくけど、あたしは今の状況が打開されたらここを抜けるわよ」

最初にティアナが口を開いた。怪我人のかがみは、アーカードとの合流を急ぎたい彼女にとっては足手まといでしかなかった。
そしてこの連中、全面的に信頼していいものなのかはまだ分からない。
キリヤの方はまだいいだろう。彼が自分達に敵意を持っているのならば、こんな回りくどい真似はせず、さっさと1人で逃げていたはずだ。
そして少なくとも、固まったところを一網打尽にするような、悪知恵を好むタイプとも思えなかった。
問題はスザクだ。
普段通りの馬鹿を貫いてくれれば、基本的には無害で済む。
だが、あの時見せた獰猛なまでの殺意が、ティアナにとってはどうしても気がかりだった。
彼の方は、どうも精神面において複雑な事情を抱えているらしい。そして、再びあの怒りが爆発すれば、面倒なことになりかねない。
そもそも彼女は――

「そりゃどうしてさ?」

呑気に尋ねてくるキリヤの声が、その思考を遮った。
思えばこの男、先ほどから妙に馴れ馴れしい。
まるで自分を知っているかのような口ぶり。それが演技でなければ、一体何なのだろうか。

「アンタが色々と怪しいからよ」
「えぇ?」
「アンタ、あたしを知ってて…しかも、仲間とか思ってるみたいだけど…あたしはアンタのことなんて知らないわよ?」

せっかくだ。この場ではっきりさせてもらうことにしよう。
ティアナは切り出した。
そしてそれを聞いたキリヤの表情は、瞬時に真剣な面持ちへと変わる。

「そっか…やっぱり、覚えてないんだな」

彼の推測――参加者の記憶が改竄されている、という可能性は、一応濃厚になったらしい。
先ほどの戦闘中ならば、ゲームに乗った故の裏切りで説明はつく。
だが、ある程度の落ち着きを取り戻し、こうして休戦している段階では、正体を偽るメリットはない。

「俺は仲間と一緒にミッドチルダに飛ばされて、それから機動六課に協力することになったんだけど」
「知らないわ。六課にもHELLSINGにも、キリヤ=カイトなんて名前はない」
「…HELLSING?」

呆けたような顔でキリヤが言った。
管理局にそんな部署があるという話は聞いていない。ましてや、ティアナが六課以外に関わりを持っているなどとは。

「第97管理外世界――地球のイギリスにある機関よ」

ティアナはそれだけを短く答えた。
元々、彼と自分が無関係であることの証明のために出した名前だ。あまり深く追求されるいわれはない。

「EUにそんな機関が? 初耳だな…一応隣国だから、ブリタニアにそういう情報が入ってきても、おかしくないと思うんだけど」

だがHELLSINGの名は、更なる状況の混乱を招くことになった。

「ブリタニア?」

キリヤとティアナが、一斉に発言者たるスザクの方を向く。
彼の言葉から、それが国名であるということは理解できる。だが、それはあまりにも不自然だ。何故なら――

「そんな国…あったっけ?」

そう。キリヤの住んでいた地球――そしてティアナが活動する地球にも、そんな国家は存在しないのだから。

「そんな馬鹿な!」

これに驚いたのはスザクだった。
無理もない。彼の住んでいた地球では、ブリタニアといえば世界の3分の1を占める超大国。
言ってしまえば、彼らの認識しているアメリカを、より強大にしたような国家なのだ。知らない人間がいるはずもない。
そして何より、日本人であるキリヤにとっては、それは絶対にありえないことのはずだった。

「ブリタニアと言えば、世界一の大国だよ? 大体キリヤさん、僕らの日本だって、7年前にブリタニアに占領されて…」
「ちょ…ちょっと待ってくれ! リーベリアに行く前のことだったけど、日本は至って平和だったぞ!?」

しかし、キリヤは狼狽で返す。
当然だ。恐らく数ヶ月ほど前だろうか…ともかく、その時まで暮らしていた日本は、侵略などとは無縁な国家だった。
大規模な戦争は第2次大戦以降行っていない。外国に上陸されたなどという話は論外だ。

「それはあたしも知らないわよ。大体、日本がそうなってたら、なのはさんや八神部隊長は…」
「なのは…さん…? ティアナ…君、高町さんを知っているのかい?」
「はぁ!?」

いよいよ頭の痛くなってきたティアナだった。
どういうことだ。
キリヤの話では、彼らはHELLSINGと関わりを持たない機動六課と行動を共にしていて、
スザクの話では、地球の日本はブリタニアとかいう国に占領されていて、しかも彼自身がなのはと面識を持っている。
話が全く噛み合わない。全員が全員、全く違う形で世界を認識しているのだ。

「…あー…とにかく、情報をまとめてみよう」

頭をかきむしりながらキリヤが提案した。


数分後。
キリヤのメモ用紙には、それぞれの人間がそれぞれに認識する世界のあり方が、びっしりと書かれていた。
個人的な体験についても、色々と書かれている。
キリヤがティアナから、心剣と呼ばれる特殊なデバイスを引き抜いたこと。
ティアナは英国で、グールと呼ばれる化け物と戦っているということ。
スザクは日本で、ナイトメアフレームというロボット兵器を操っていること。
全部が全部、他の人間の認識ではありえないことだった。

「…これは…パラレルワールドってやつかな…」

ペンを手に取るキリヤが呟く。

「要するに、あたし達は全員が全員別の世界の人間で、たまたま世界の大元や暮らしている人間が一緒だったってこと?」
「そうとしか考えられないよ」

そして、ティアナの確認に答えた。
ここまで複雑な記憶の改竄は、明らかに必要の範疇を超えている。
それを行うならば、ゲーム進行に都合の悪い記憶だけを排除すればいいだけのことだ。こんな世界観をでっち上げる必要はない。
であれば、答えは簡単。
ここにいる全員が全員、似たような形をした、しかし別々の世界から来た人間ということだ。
だから、例えば、今ここにいるティアナは、キリヤの知るティアナと同じ容姿・性格・戦闘スタイルを持った別人ということになる。
恐らくスザクの知るなのはも、その範疇に当てはめることができるだろう。

「ひとまず、認識のずれはこれで説明がついたな…」

ため息をつきながら、キリヤが言った。
その表情は、彼の複雑な内心を見事に反映している。
永らく頭を悩ませていた疑問の氷解に対する安堵と、結局目の前のティアナが自分のパートナーとは別人であったことに対する落胆。
その2つの相反する感情が、そこに内在しているようだった。

「じゃあ、改めて今後の方針を話し合いましょう」

スザクがキリヤに提案する。
その場にいた2人がそれに賛同し、再び元々行っていた話し合いへと議論が戻った。

「ともかく…ここで篭城するには、ある程度の食糧が要るわね」

ティアナの言うとおり、食料確保は重要な課題だった。
この場に集まった4人の参加者に支給された食料の量には、かなりバラつきがある。かがみに至ってはペットボトルの水2本なのだ。
実質3人分の食料を4人で分けるのは無茶な話だ。合計してみても、2回目の食事分まではもたないだろう。
であれば、新たに食料を確保する必要がある。

「誰かがコンビニとかを探して、そこから食料を持ってくる」

スザクの提案に、残る2人が頷いた。

「じゃあ…キリヤだっけ? アンタ、探してきなさい」
「うえぇぇ!? お…俺が!?」

いきなりの指名に、キリヤが間抜けな声を上げる。

「元はと言えばアンタが妙な提案しなければ、あたしはさっさと他の仲間を探しに行けたのよ! 責任取りなさい!」
「わ…分かったよ」

苛立たしげな響きをもって詰め寄るティアナに、キリヤはあっという間に屈した。
元々彼はこういう押しには弱い。女性のそれには特に。
それが彼がいわゆる苦労人であることの所以であり、幼馴染みシーナの尻に敷かれていると言われることの所以でもあった。
しかし、結局は誰かがやらねばならないことだ。左腕の怪我も、既に支障をきたすには至らない。

「じゃあ…スザク、そのデバイスを貸してくれないか?」

そしてキリヤはスザクの方へと向き直り、尋ねた。
心剣士が魔導師の亜種のようなものと定義付けられている以上、自分に魔力適正は存在することになる。
であれば、こんな戦闘には向かないつるはしよりも、スザクの持つS2Uの方が使い勝手はいいはずだ。

「分かりました。どうぞ」

スザクは快く了承してくれた。
元々、魔法を知らない彼にとっては無用な長物だ。加えて、ティアナは立派な得物を既に持っている。
ならば、武装面で劣るキリヤが持っておくに越したことはない。
待機状態のS2Uを手渡し、そして思い出したようにデイバックから取扱説明書を取り出し、一緒に差し出した。
ストレージデバイスであるS2Uの性能は、インテリジェントデバイスのようにデバイスから聞き出すわけにはいかない。
それ故の配慮として、簡単な説明書が付属していたのである。

「ありがとう。…じゃ、行ってくる」
「狙撃手にはくれぐれも気をつけて」

短く礼を言い、スザクの忠告を聞くと、キリヤはDevil May Cryを後にした。


「…お、あったあった」

目的のコンビニを10分足らずで見つけられたのは、僥倖としか言いようがない。
実際問題、どこからか狙いを定めているであろう狙撃手から逃れるために、いちいち身を隠しながら進んでいくのは骨が折れた。

(にしても…ティアナって結構キツイ性格だったんだなぁ)

先ほどのやりとりを思い出し、改めてティアナの性格を再認識する。
自分が年上ということで、いわゆる真面目な後輩といった感じの彼女の振る舞いをみてきたキリヤだったが、
ああいう素の態度というのは、あまり向けられたことはなく、スバルに対するツッコミとしてしか見たことがなかった。
とはいえ、別にそれがどうというわけではない。ティアナはティアナだ。何より、そういうのはシーナで慣れている。

(…これが終わったら、シーナとも合流しないとな…)

ふと、その幼馴染みの姿を思い出す。
彼女は今どうしているだろう。元気に生き延びているだろうか。
はたまた、あれで難しい性格の彼女のことだ。ひょっとすると、精神的に追い詰められているかもしれない。

「…っと、今はコンビニだな」

そこで思考を打ち切り、キリヤは目の前の仕事に集中することにした。
できれば、こんな面倒な仕事、さっさと終わらせてしまうに越したことはない。
必要なものは食料だ。あとは、自分の怪我をちゃんと治療したり、他に怪我人が出たりした時のためにも、救急セットがいるだろう。
そんなことを考えていた矢先、

「見つけました」

「………」

少年は血塗れのメイドに出くわした。


「…何で俺ばっかりこんな目に遭うんだああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~っ!!!」

かくしてキリヤは、S2Uを展開する暇もなく、弾丸と巨大ブーメランの飛び交う中を必死に逃げる羽目になった。


【一日目 現時刻AM2:46】

【チーム:ダブル・ボーイミーツガール】
[共通思考]
1.“狙撃手”に気をつけろ
2.少なくとも“狙撃手”を解決出来るまでは互助を維持
[備考]
※自分達がそれぞれ別の世界から来ていることに気付きました

【E-5 Devil May Cry】
【ティアナ=ランスター@NANOSING】
[状態]健康・多少疑い深くなっている
[装備]アイボリー(予備マガジン数:4/5)@魔法少女リリカルなのはStylish
[道具]支給品一式、詳細名簿、テッククリスタル@宇宙の騎士リリカルBLADE
[思考・状況]
基本 仲間達と合流し、今後の方針を練る
1.キリヤの帰りを待つ
2.スザクって奴、あっさり他の参加者に武器を渡すなんて…やっぱり馬鹿?
3.“狙撃手”が解決したら独立して仲間を探しに行こう
4.捜索はまずマスターから。残りは二の次
[備考]
※詳細名簿には以下の情報が載っています
 参加者名(顔写真付き)
 参加者の能力(但し特殊能力の詳細は載っていない)

【枢木スザク@コードギアス 反目のスバル】
[状態]健康
[装備]回式・芥骨@リリカルスクライド//G.U.
[道具]支給品一式
[思考・状況]
基本 誰にも人殺しをさせず、このゲームを終わらせたい
1.キリヤさんの帰りを待つ
2.かがみさん……ごめん……
3.僕はまた…同じ事を……
4.“狙撃手”……許さない!

【柊かがみ@なの☆すた】
[状態]睡眠・左目に重傷
[装備]特になし
[道具]支給品一式(500mlペットボトル等)、カイザギア一式(カイザフォン除く)@マスカレード
[思考・状況]
基本 誰も殺したくない。家に帰りたい
1.(睡眠中)

【E-5 コンビニ付近】
【キリヤ=カイト@SHINING WIND CROSS LYRICAL】
[状態]健康・左腕に銃創 (応急処置済み)
[装備]S2U(待機状態)@魔法少女リリカルなのは
[道具]支給品一式 、破壊神のつるはし@なのはのくせになまいきだ
[思考・状況]
基本 このゲームを止める
1.あのメイド(=Sf)から逃げる
2.ひとまずコンビニは後回し。今は対処するためにも、仲間達と合流したい
3.機会を見てシーナ探索を提案しよう
[備考]
※心剣は抜けます

【Sf@なのは×終わクロ】
[状態]健康・全身血塗れ
[装備]ブーメランブレード@なのはStrikerS(片方)・ヴァッシュの銃@リリカルTRIGUNA's
[道具]支給品一式・ラウズカード『ハート2 SPIRIT』@マスカレード
[思考・状況]
基本 早急な帰還を目指す
1.手っ取り早い手段として他参加者を排除する
2.まずは目の前で逃げ回っている白髪の男(=キリヤ)を排除
3.あの男は何者なのでしょう?
4.ハラオウン様のあの様子は一体……?

048 本編投下順 050

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最終更新:2008年03月10日 18:44