――その日以来、普段の生活と闇の書の纂集とを交互に行うという”二重生活”を
僕は始める事となった・・・

――闇の書の纂集を行う為にシグナムさん達に連れて来られた世界・・・
そこはかつて彼女達が仕えていたという歴代の闇の書の主達が住んでいた世界だった
だが、それらの世界の全てが砂漠、荒地、火山、森林といったかつての地球そのままの
様相を呈しており、そこには昔絵本で見た様な恐竜やモンスターといった巨大生物が
多数生息していた・・・
僕はその中で初めての”生きるか死ぬかの実戦””を経験し、悪戦苦闘していた・・・
出力が高すぎて対象を殺めてしまうかも知れない、との理由で”ユグドラシル・ドライブ”の
使用を禁じられ、僕はランスロットの固定武装である”メッサー・バイブレーション・ソード”と
両腕にある魔力誘導式射出アンカー”スラッシュ・ハーケン”の二つのみでの戦闘を
余儀なくされていた
幼い頃から剣術を習ってきたので戦闘には多少の自信があるつもりだったが
この世界の巨大生物達にこれまでに習ってきた剣術の常識が通じる筈も無く
シグナムさんに何度も命を助けられながらも僕は戦いを続けていた・・・

それにしても・・・これらの世界には人間の集落はおろか、かつて人が住んでいたという
文明の名残すら一切存在していなかった・・・
シグナムさんにその理由を尋ねても、”それは自分にも分からない、だが主が変わった時に
闇の書の纂集を行う為にかつての主の世界に戻ってみると、その世界はいつも
この様な状態に変貌しているのだ・・・”と要領の得ない答えが返ってくるばかりだった
この世界の有様と、纂集の為にリンカーコアを抜き取り虫の息の魔物達・・・
僕はそれらの姿の見る度に”自分達のやっている事は本当に正しいのか”と、
疑問を抱かずにはいられなかった・・・

そんな中で、僕は未だに翠屋でのアルバイトを続けていた
シグナムさん達には辞めるべきだと強く勧められていたが
僕はどうしても辞める気にはなれなかった・・・
あの時に出逢った少女が本当になのはちゃんだったのか、気になって仕様が無かったからだった・・・
だが・・・あの日以来、なのはちゃんは明らかに僕を避ける様になっていた・・・
僕が挨拶をしても素っ気無い返事のみをして逃げる様に僕の許から立ち去り、
時折遠くから僕を不安そうに見つめていた・・・
かくいう僕もそんな彼女を恐れるかの様に距離を取る態度を崩す事が出来ずにいた・・・

それにしてもおかしい・・・
ランスロットに常にジャミングを掛けてもらっているので、サーチの面では問題が無いはずだが、
未だに僕や妹に時空管理局の追っ手が迫っている気配がしない・・・
なのはちゃんがあの時の少女でなかったとしても
僕の人相から素性はとうに明かされているはずなのに・・・
だが、こんな状態が十日程続いたある日の事・・・

朱雀「えっ、なのはちゃんが・・・?」
――彼女が久し振りに僕の家に来て妹に会いたいと言い出したのだ・・・
恭也「ああ、うちのなのはがはやてさんに会って話がしたいって言ってるんだが・・・
明日はうちの定休日だろ?どうだろう?予定があれば無理には・・・」
――恭也さんの後ろでなのはちゃんが不安そうに僕を見つめていた・・・
朱雀(まずい・・・!シグナムさん達の事を気付かれるわけには・・・!)
――僕は迷った挙句、その場での思い付きをつい口に出した・・・
朱雀「・・・じゃっ、じゃあ僕が妹を連れて来ますよ、その方が妹も喜ぶし・・・
それに久し振りに僕も師範の稽古を受けてみたいですし・・・どうですか?」
恭也「ふっ、そうだな・・・お前の剣を久し振りに受けてみたいしな・・・
どうだ、なのは?その方が皆で夕食も食べられるし・・・」
なのは「うっ、うん・・・」
――なのはちゃんは渋々ながらもこれを了承してくれた

次の日・・・
僕はシグナムさんに事情を話し、当日の妹の護衛を僕とシャマルさんの二人にしてもらった
そして学校が終わった後に僕とシャマルさんは妹を車に乗せ、師範の家へと向かった

はやて「なのはちゃんの家に行くんは久し振りやからホンマうれし~わ~!
ありがとな、朱雀兄ぃ、シャマル!」
――妹が喜ぶ裏で僕は後ろ暗い気分で一杯だった・・・
シャマル「ふふっ、どう致しまして、あっ、そろそろ着きますから準備してくださいね」
はやて「は~い」

そうこう言う内に僕達は師範の家に到着した
家の前では師範や桃子さんに恭也さん、美由希さんになのはちゃん、それと
なのはちゃんの友達だという少女達が僕達を出迎えてくれていた
はやて「なのはちゃん、今日は誘ってくれてホンマにありがとな!うれしい~わ~」
なのは「うっ、うん・・・久し振りだね、はやてちゃん・・・」
桃子「さあさあ家にあがってはやてちゃん、私も今日ははやてちゃんの為に
お料理がんばっちゃったから」
はやて「うわ~ありがとうございます!朱雀兄ぃ、シャマル!はよ上がろ!」
シャマル「・・・」
――シャマルさんは固まっていた・・・
無理も無い、かつてシグナム達さんが戦った少女達が自分の目の前にいるのだから・・・
僕はそんなシャマルさんの肩をポンと叩き・・・
朱雀「・・・行きましょう、シャマルさん」
シャマル「えっ!?えっ、ええ・・・」
――僕はシャマルさんを焚き付けて師範の家へと入っていった、そしてちょっと用事があると
いって師範の家の廊下でシャマルさんと二人きりの時間を作った・・・
シャマル「朱雀さんっ!これは一体どういう事なんですか!?あの子達は・・・」
朱雀「シャマルさん、大きな声を出さないでもらえますか?」
シャマル「でも、あの子達は管理局の・・・」
朱雀「・・・まだそうだという確証はありません・・・ここは僕に任せてもらえますか?」
シャマル「でも、私はともかく、朱雀さんは・・・」
朱雀「・・・僕の予想が正しければ、もし彼女達が本当に管理局の人間だったとするなら
僕たちはとっくの昔に管理局に捕まっている筈です・・・」
シャマル「・・・」
朱雀「それに・・・もしそうだったとしても、僕は彼女達に危害を加えたくないんです・・・
ここは僕が必ず何とかします・・・僕を、信じてもらえますか・・・?」
シャマル「朱雀さん・・・」
朱雀「それと・・・この事はシグナムさん達には内緒にしてもらえませんか?」
シャマル「えっ!?でも・・・」
朱雀「もしこの事がシグナムさん達に知れたら、おそらく、皆は・・・
御願いします、僕は師範や彼女達をこんな事に巻き込みたくないんです・・・
約束して、もらえますか・・・?」
シャマル「・・・わかりました・・・」
――僕はシャマルさんを説得して騒ぎを起こさぬ様約束させた・・・
そしてシャマルさんや妹を家の方に残し、僕は隣にある剣道場へと向かった・・・

恭也「お前とこうして仕合をするのも久し振りだな・・・
腕は鈍っていないだろうな?」
朱雀「どうでしょう・・・?僕自身こうやって剣を取る事自体久し振りですし・・・
まぁ、お手柔らかに御願いしますよ」

――僕と恭也さんは腕試しという事で師範の前で仕合をする事となった・・・
だが・・・僕は師範や恭也さんに嘘を付いている・・・
僕が幼い頃より師範から習ってきた剣術、小太刀二刀・御神流・・・
本来は力無き人々を守る為の剣・・・
でも・・・僕は・・・妹を助ける為という名目で、自分の欲望のままに・・・
      • 僕は・・・師範や恭也さんの思いを影で裏切っている・・・
そんな背徳感に僕は苛まれていた・・・

士郎「準備はいいな、二人とも・・それでは、始めっ!!」
――師範の合図と共に僕は恭也さんの許へと走り寄って右手の木刀を振り下ろした
しかし恭也さんはそれをひらりとかわし僕の胴に向けて突きを繰り出す
朱雀「くっ・・・!」
――僕はすんでの所でそれを払うが、ろくに反撃態勢を整える事が出来ずに
恭也さんの連続攻撃の前に防戦一方になってしまった・・・だが・・・
恭也「・・・何だ・・・?朱雀の奴・・・」
朱雀(見える・・・!)
――恭也さんの剣筋が、どう攻撃を仕掛けてくるのかがわかる、そんな感覚に襲われていた・・・
あの巨大生物達との戦いに比べたら・・・あんなどこから攻撃を仕掛けてくるか
分からない様な化物共に比べたら・・・恭也さんの剣術はまだ相手の体の動きをちゃんと
見ていれば的確に対処できる・・・!そう、確信していた・・・!
あの二週間足らずの実戦がまさか自分をここまで強くしているとは・・・!
そんな状況に僕自身驚いていた・・・
恭也「剣のキレが格段に増している・・・だが、それ以上に・・・隙が無い・・・!」
――恭也さんの剣筋が僅かに鈍り、僕は両手の剣を前に突き出し彼を押し返して距離を取った
恭也「・・・お前、本当に剣術の稽古をしていなかったのか・・・?」
朱雀「ええ、そうです・・・」
恭也「だが、お前の剣のキレ、そしてその気迫・・・」
朱雀「・・・恭也さん、仕合はまだ終わっていません、続けましょう」
恭也「あっ、ああ・・・そうだな」
――その後は両者共に一進一退の攻防が続き、鍔迫り合いの音のみが場内にこだましていた
美由希「嘘・・・兄さんの剣をここまで・・・」
士郎「・・・」
――僕を含めた皆がこの状況に驚いていた・・・
そして互いに攻め手を欠いたまま打ち合いが続いていたが・・・
恭也「・・・くっ!強い・・・!だがっ・・・!」
――恭也さんが左肩を突き出して僕をひるませ、その隙に足払いを喰らわせた・・・
朱雀「ぐっ・・・!」
――そして彼は僕がバランスを崩した隙を突いて左の剣で僕の頭部めがけて振り下ろそうとした
僕は咄嗟に左手を前に出して・・・
朱雀(シールドを・・・!)
――纂集の時の戦闘でクセがついたのかシールドを展開しようとした・・・
だが、その時、前方に居た一人の少女の姿が僕の目に映った・・・
朱雀(・・・なのは・・・ちゃん・・・)
――僕と恭也さんの仕合の事を聞きつけて、なのはちゃん達が道場に来ていたのだ・・・
そして彼女の姿を見た事で一瞬硬直してしまい、僕は恭也さんの振り下ろしを左腕で
まともに受け止めてしまった・・・
朱雀「ぐっ!!、ああっ・・・!!」
――左腕に激痛が走る・・・!!だが、僕の頭の中で何かが弾けた感じがした・・・!
朱雀「うあああああああああああっ!!」
――無意識での事だった・・・
僕は左腕で恭也さんの剣を振り払い、空いていた右腕で彼を斬り上げようとした
恭也「なっ・・・!?」
――恭也さんは咄嗟に体を後ろに仰け反らせて僕の斬り上げをかわしたが
彼の左頬には血が滲み出ていた・・・
士郎「・・・!?それまでっ!!」
――師範の掛け声で仕合は急遽打ち切られた・・・
朱雀(何を・・・何をやっているんだ・・・!?俺は・・・!)
――僕は左腕の激痛に耐えながら、己の行いに悔いていた・・・
はやて「朱雀兄ぃ!大丈夫か!?」
――妹や皆が僕の許に駆け寄り僕を気遣ってくれた
そんな皆に僕は”大丈夫だ”と言い皆を宥め、手当ての為に家の方に行くと言って
僕は剣道場を後にした・・・・
士郎「・・・気付いたか?恭也・・・」
恭也「ええ、何だったんだ・・・?朱雀のあの殺気は・・・?」
士郎「ああ、まるで手負いの獣の様なあの気迫・・・一体彼に何が・・・?」

――その後僕は皆で夕食を楽しんでいた
大きなテーブルの上に沢山の料理、親しい人達との楽しい会話・・・
僕も腕の痛みなど忘れてその和の中に打ち解けていた・・・
だが・・・その席での事だった・・・
なのはちゃんが突然僕に質問を投げかけてきたのだ・・・

なのは「あの・・・朱雀さん、ちょっと・・・聞いても、いいですか・・・?」
朱雀「ん?なんだい、なのはちゃん?」
なのは「先々週の木曜日の夕方に・・・私と会いませんでしたか・・・?」
朱雀(・・・!?)
――僕とシャマルさんは動揺した、それを察知したのか
彼女の友達の一人であるフェイトという少女が僕達を睨みつけていた・・・
恭也「ああ、そういえば俺も聞きたかったんだ、お前のお手伝いさんの事で・・・」
――僕は咄嗟に手に持っていたジュースをわざとこぼし会話を中断させた
朱雀「あっ!すいません・・・」
恭也「大丈夫か?腕がまだ痛むのか?」
朱雀「いっ、いえ・・・僕の不注意です・・・」
朱雀(まずい・・・!僕の事やシグナムさん達の事をなのはちゃんにもはやてにも
知られるわけにはいかない・・・!だがどうやって誤魔化す・・・!?
いや・・・待てよ・・・はやて・・・?・・・!?そっ、そうだっ!!)
朱雀「・・・恭也さん、なのはちゃん・・・、実はその事で大事な話があるんですけど・・・
これははやてには知られたく無い事なんで・・・ちょっといいですか・・・?」
恭也「えっ?あっ、ああ・・・」
なのは「あっ、はい・・・」

――僕は師範と桃子さん、恭也さん、なのはちゃん、そしてシャマルさんの五人を
剣道場の方に連れ出した・・・

朱雀「・・・これははやてには絶対に言わないで欲しいのですが、実は・・・
はやての病状が悪化しつつあるんです・・・このままでは入院する事になるかも知れません・・・」
――皆は驚愕した・・・
桃子「そんな・・・!治る見込みはあるんですか・・・!?」
朱雀「・・・担当医のいう話では原因は不明だと・・・」
士郎「何と言う事だ・・・」
なのは「そんな・・・はやてちゃんが・・・!」
朱雀「先月末にはやてが倒れたんです・・・その時にここにいるシャマルさんが
はやての病状の悪化を聞かされて・・・それで担当医から当人にはその事は言うなと
言われていたんです・・・そうですね?シャマルさん?」
シャマル「!?・・・えっ、ええ!その通りです!」
――シャマルさんは僕のついた嘘に気付いたらしく、力一杯に応答してくれた・・・
朱雀「・・・その時は僕も学校にいましたし、僕に心配を掛けたく無いと・・・
皆はこの事を僕にも黙っていたんです、それで恭也さんにお手伝いさんが剣道場を
辞めたという話を聞いて初めてその事を知ったんです・・・」
恭也「じゃあそのお手伝いさんが朱雀に黙って辞めたというのは、もしかして・・・」
朱雀「・・・僕に気を遣っての事だったんです・・・」
恭也「・・・そうだったのか・・・」
朱雀「それでその後僕は家に帰って皆を問い詰めてはやての病状の事を聞いたんです・・・
僕自身その時の事がとてもショックだったので、いてもたってもいられずに
病院に直行して担当医の先生に詳しい話を聞きに行ってたんです・・・」
なのは「じゃあ、朱雀さんはその時は病院にいたんですね・・・?」
朱雀「・・・一応夜まで病院にいたんだけど・・・なのはちゃんもその時に
病院に来ていたのかい?」
なのは「いえ・・・多分、私の人違いです・・・ごめんなさい・・・」
(やっぱりあの時の人は朱雀さんじゃ無いんだ・・・良かった・・・)
朱雀「・・・ともかく今すぐはやての病状がどうこうなるじゃありません、と
担当医の先生も言っていましたし、幸いはやての容態も今は安定しています・・・
ですが、この事はどうかはやてには内密にしてもらえないでしょうか・・・」
士郎「・・・わかった、こちらも気を付ける様にしよう、皆も、いいな?」
――師範達は僕の嘘を素直に信じ、賛同してくれた・・・
朱雀「・・・それとなのはちゃん、もしもまたはやてに会いたいと思ったら
先ずは僕かシャマルさんの携帯に電話かメールをしてくれるかな?」
なのは「えっ・・・?」
朱雀「僕やシャマルさんに連絡をしてくれれば、はやてと遊ぶ時間を前もって
作ってあげられるし、それにもしかすると病院に行ってて家には誰も居ないっていう時が
あるかも知れないから・・・」
シャマル(上手い・・・!)
士郎「なのは、そうしなさい」
なのは「・・・はい・・・」

――僕は皆を口先だけで上手く丸め込み、嘘を嘘で塗り固めている・・・
僕は今のそんな自分自身に強い自己嫌悪を覚えていた・・・

――皆との楽しい時間も終わり、僕やはやては家路に就こうとしていた
はやて「なのはちゃん、皆、今日はホンマにありがとうな!楽しかったわ!
ほんなら、ウチ家に帰るさかい・・・おやすみな!」
なのは「うん、はやてちゃんも体には気を付けて・・・」
――なのはちゃんはひどく悲しそうな瞳で妹を見送っていた・・・
恭也「・・・朱雀、俺達も出来うる限り力になる、だから、気をしっかり持てよ・・」
朱雀「・・・有難う御座います、恭也さん・・・」
――自分でも不謹慎だとは思うが、恭也さんの激励の言葉は本当に嬉しかった・・・
僕やはやては師範や皆に礼を述べつつ、家を後にした・・・

――家に帰っている途中、僕は車の中で考えていた・・・
なのはちゃん、そして僕を終始監視するかの様に見続けていたあのフェイトとか言う少女・・・
間違いない・・・あの時の二人だと・・・僕は確信していた・・・
なら何故、彼らは僕やはやてを未だに捕まえに来ない・・・?
あんな少女たちですら僕の事を疑っているというのに・・・
僕の事位戸籍やら何やらで直ぐに調べられる筈なのに・・・ん?待てよ・・・?戸籍・・・!?
――僕の脳裏に一人の人物が思い浮かんだ・・・
そんなまさか”あの人”が・・・?でも確かに”あの人”はシグナムさん達の事を
使い魔(守護騎士)だと見抜き、法的な身分証明をも作ってくれた・・・
それにミッドチルダや時空管理局の事にも詳しかったし・・・
      • いや、いくら何でもそれは考え過ぎか・・・そもそも”あの人”がそんな事を
意味なんて無いし・・・でも・・・
――僕はその時、自分に絡みついている繰り糸に、少しずつではあるが気付きつつあるのだった・・・
そして彼女たちもまた・・・

フェイト「なのは、あの朱雀という人、もしかしてあの時の・・・!?」
なのは「・・・違う・・・」
フェイト「でも・・・!あの人の顔はどう見たってあの時カレンさんを倒した・・・!?」
なのは「違うのっ!!・・・だってあの時に居た人は地球の人じゃないって
エイミィさんも言ってたじゃない・・・!!」
フェイト「・・・!?」
なのは「朱雀さんも、はやてちゃんも・・・私の幼馴染で・・・昔から海鳴市に住んでて・・・
だから・・・違うの・・・絶対に・・・違う・・・!」
フェイト「・・・そうだよね、ごめん、なのは・・・」
なのは(違う・・・絶対に・・・違う・・・!)

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最終更新:2007年08月14日 09:26