ティアナ「エリオー、キャロー」
スバル「やほー、なのはさんは?」
エリオ「あ、なんか、隊舎をリフレッシュするって・・・」
キャロ「先に行っちゃいました、フェイトさんもシグナムさんも・・・」
ティアナ「リフレッシュって表現が怪しい・・・」
スバル「なんか変な黒魔術みたいな飾り付けとかしてそうだよね」
エリオ「藁人形とか打ってたりして・・・」
キャロ「でもいくらなんでもそこまではしないでしょう、隊舎は共同施設ですし・・・」
ティアナ「いやーわかんないよ?」
隊舎庭から立ち上る湯気
周囲に配置された岩
どこからどう見ても温泉です
なのは「やぁ」
フェイト「いい湯加減だよ」
スバル・ティアナ「何やってんですかああああああ!!!」
なのは「温泉だよ、大きなお風呂、初めてじゃないよね?スーパー銭湯行ったじゃない」
ティアナ「いや、だから何でそんなものが・・・」
フェイト「源泉が六課の真下にあったのをシャマル先生が見つけたんだよ、ダウジングで」
なのは「大分リフレッシュ出来たと思うんだけど、ほんわかできていい感じでしょ・・・どうかなぁ?」
キャロ「どうと聞かれても・・・」
エリオ「こんなにでかい温泉があっても・・・使う人と維持費が合わないんじゃないですか・・・?」
フェイト「そうかしらね・・・いい考えだと思ったんだけど」
なのは「ああ、そうそう・・・冥王八卦集にも色々雑事を任せられるマネージャーみたいな人材が必要だと思って・・・今日は訓練をお休みしてマネージャー獲得ぶらり旅(湯煙編)を敢行しようと思うの拒否権無し、質問は許すよ」
「ロ ン グ ア ー チ じ ゃ 駄 目 な ん で す か ?」
なのは「ダメダメ、リミッター解除の指示も出せないなんて後方支援の名が廃るよ」
フェイト「どちらかと言うと、前線キャンプで動ける人かな、デバイスに精通しててサバイバル能力に長け、尚且つそれなりの地位がある人」
エリオ「いてもそんな人材は速攻引き抜かれると思います・・・」
フェイト「大丈夫、六課の中から引っこ抜けば問題ないよ」
キャロ「いいんでしょうか・・・」
なのは「さて、それじゃ温泉を片付けてから行こうか」
スバル「ところでシグナムさんは・・・?」
フェイト「そこの穴の下で昨日から突貫で掘ってるんだけど・・・どこまで掘ったのかな・・・?」
シグナム「テスタロッサ、すまんがハラお・・・お前の義兄上を呼んでくれんか・・・レヴァンティンの所為で地盤が溶解してしまった・・・凍らせんと・・・」
なのは「何とかして、でなきゃそのまま人柱なの」
「酷ッ!」
シャーリー「リインさん・・・調整まだですかー?」
リインⅡ「もうちょっとなのです・・・」
マリー「あまりそんな拘らなくてもいいですよー?」
リインⅡ「駄目なのです!デバイスだって生きてるんですからちゃんと力が出せるようにしてあげないと可哀想です!デバイスは魔導師の命です!」
シャーリー「そうは言っても単なる動作テストですので・・・リミッター関連はフレームが出来てからその都度調整しますから」
マリー「あんまり時間も無いんですよー」
リインⅡ「あ、そうですね・・・ごめんなさい・・・初回起動だけならもう大丈夫です」
シャーリー「それじゃ、起動テスト開始・・・ってマリーさん何でカートリッジ用意してるんですか?」
マリー「こんな事もあろうかと」
シャーリー「いや、初回起動ですから、加圧なんてしませんよ」
マリー「こんな事もあろうかともうシステムは積んであったり!!」
シャーリー「もう帰れ」
リインⅡ「・・・」
グリフィズ「・・・」
なのは「ラララ~明日は~出撃~明後日も出撃~明々後日は~訓練~そして~
君も特攻要員」
グリフィズ「お断りします」
シグナム「相変わらず・・・勧誘下手だな・・・」
フェイト「・・・なのはって結構口下手だし・・・ほら、砲撃言語と魂で語るから」
ティアナ「あまり期待は出来そうにないですね」
なのは「大丈夫、口が駄目でも次の手はもう考えてあるの」
エリオ「ま、またロストロギア配るんですか・・・?」
なのは「ちょっと違うよ・・・見てみる?」
(訓練用ズボン)
「いらあああああああああああああああん!!!!」
一方此方は隊舎中庭
リインⅡ「・・・お姉さん・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~10年前~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リインⅡ「おねえさーん!」
初代リイン「ウフフ、もう、いきなり抱きついたら危ないじゃない(主が)」
はやて「足がうごかへんー!」
初代リイン「私はね・・・いつか必ず・・・世界一のユニゾンデバイスの管制人格になるの」
リインⅡ「一番のデバイスですかー」
初代リイン「ほおら、防衛システム取り入れてみたのよ」
リインⅡ「わーいお姉さんは無敵ですー」
初代リイン「蒐集能力で魔導師の力よりどりみどりよー」
リインⅡ「うわー、それはちょっとやりすぎですよー」
初代リイン「リインⅡ・・・私は今でも夢を持っているの・・・伝説の赤いデバイスのようになりたいって・・・」
リインⅡ「伝説のデバイス?何ですか?それ」
初代リイン「ウフフ・・・それは私がそうなった時のお楽しみ」
リインⅡ「もうお姉さんったら、完全暴走状態ですね」
初代リイン「リインⅡ・・・私は貴女に言わなければいけない事がある・・・デバイスにはいいデバイスと悪いデバイスがある・・・私はデバイスの進化の仕方を間違えてしまったのね・・・」
リインⅡ「はい・・・見りゃわかるです・・・」
初代「そう・・・やはり貴女はユニゾンデバイスとして頑張・・・ぐふっ(もう念話しか通じない・・・)」
リインⅡ「・・・お姉さん!」
初代リイン「(泣いては駄目よ、あなたはリインフォースⅡ祝福の風なんだから・・・
リインⅡ・・・
伝説の、赤いデバイスは・・・
レイハ・・・)」
はやて「逝ってしもた・・・」
リインⅡ「お姉さん・・・レイハって何ですかーーーーー!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リインⅡ「私はデバイスの人格です・・・普通の人には見て貰えないかもしれないけど・・・私はデバイスの皆と話してるだけでも幸せ・・・
って駄目ですーーー!!!
私ははやてちゃんやヴォルケンの皆と家族として生きていくんです!リインは普通の女の子ですー!いつか等身大ではやてちゃんと結婚して結ばれるんです!伝説のデバイスになんてなりません!!」
ティアナ「リイン曹長ですね・・・」
シグナム「ちょっと壊れてるかもしれん」
フェイト「壊れ・・・大丈夫なの?」
エリオ「もう行ってます・・・」
なのは「こんにちわ、箱だけレリックなんて如何かな?後聖王教会の服とかあるけど」
リインⅡ「(ハッ、六課のブラックホール爆弾高町なのは・・・関わったら最期!)ごめんなさい・・・急いでますので・・・また・・・」
なのは「まだ用件も話してないのー!」
リインⅡ「で、でもはやてちゃんが呼んでます!多分!」
シグナム「リイン・・・そう怯えるな・・・多分食われない」
リインⅡ「シグナムさん?でも・・・」
なのは「私達は今新しい部隊を編成しているの・・・はやてちゃんの為にね!」
リインⅡ「はやてちゃんの・・・?」
フェイト「そう、いま前線部隊の人材を探していた所なの・・・貴女も一緒にどうかしら?」
リインⅡ「人材・・・はやてちゃんの為の・・・人材・・・はやてちゃんの為の」
なのは「それじゃあらためてよろしく」
リインⅡ「勿論、リイン頑張ります!」
リインⅡ「で、機動六課と何が違うんですか?」
機動六課と移動ロッカーはよく似ていた。どうでもいいけど
最終更新:2007年08月14日 14:49