はやて「ええなぁ・・・皆が家族のように協力して任務に打ち込む姿は、汗を流す隊員、それを時に厳しく時に優しく見守る隊長!まさに青春・・・ああ、ウチもあの気持ちをもう一度味わいたいものや・・・なんで解散したんやろ・・・
ヴォルケンリッター・・・」
十五話 なのはとセクハラ部隊長
はやて「あかん、あかんで、こんな弱気でどうするんや!そう、ウチも六課隊員とコミニケーションを取ればいいんやないか!!そうや、皆の健全なバストアップはウチの仕事や!!」
「・・・隊長ー!」
はやて「ウチを呼んだか?」
グリフィス「ヴィータ副隊長、今度の訓練の際、ロングアーチとの通信の演習を兼ねたいのですが良いでしょうか?」
ヴィータ「別に良いぜ、後ろから喝が飛んでくれば新人供も本気になるだろ、頼りにしてるぜ」
グリフィス「お任せください、ではなのは隊長にもそう伝えてください・・・」
はやて「別に・・・羨ましくもなんともないで・・・
ウチの・・・嘘つきーーーーーーー!!!!!」
翌日
リイン「エリオさ-ん、キャロさーん」
エリオ「おはようございます、リイン曹長」
リイン「二人は朝が早いんですねぇ・・・まだ皆着てないですよ」
キャロ「でも、今十分前ですからそろそろ集合なんですよ・・・ほら」
スバル「おはよー」
ティアナ「おはよ」
シグナム「少し遅れたか?」
フェイト「おはよう」
エリオ「でしょう?」
リイン「そうなんですかー、それじゃ今日も頑張ってください」
なのは「グッモーニンエブリワン!!」
(バリアジャケットの上に黄色の蛍光作業着ジャケット、レイジングハート指示棒(交通整理の赤い棒)モード)
「ダサあああッ!」
なのは「今日は絶対雨降ると思ったんだけど、失敗しちゃったよ・・・かさばるったらありゃしない」
フェイト「なのは、その棒何・・・?」
クロノ「おおーい、冥王八卦集じゃないか」
フェイト「あれは兄さん」
エリオ「おはようございます」
なのは「久しぶりだなぁ、ハラオウン王国」
クロノ「ふふふ、また別の物を育てようと思っているのさ」
キャロ「今度は何を植えてるんですか?」
クロノ「デバイスだ」
シグナム「・・・育つと良いな」
フェイト「・・・良いデバイスが出来ますように・・・」
「(育つかーっ!!)」
クロノ「おや、君は確か・・・」
リインⅡ「リインフォースⅡです、皆さんのデバイスの調子を見たり・・・色々やってます」
クロノ「そうか・・・それなら人間側も精神面で支えになる人材が欲しいな・・・」
なのは「精神面?」
クロノ「ああ、和み系というかドジッ子要員というか・・・ムードメーカーかな?」
フェイト「いるでしょう、和み系、緑」
シグナム「ああ・・・確かに和むな・・・」
シャマル「ど、どうしちゃったんですか?はやてちゃん・・・こんなに目が腫れて・・・」
はやて「なんでもないよ~ちょっと書類仕事してたら夜更かししてしもてな・・・」
シャマル「とりあえず・・・目薬差しますから・・・休んでてね?」
はやて「あはは、ごめんなシャマル・・・
(一晩泣きはらしたらこんなに目が腫れてしもたわ・・・)」
シグナム「シャマル、いるか?」
シャマル「あらシグナムと皆・・・どうしたの、またクヌソ?」
ティアナ「いえ、その、今回はちょっと・・・っていうか」
シグナム「実はかくかくしかじかでこちら側に来ないか?」
シャマル「最初からドジとか和みを期待されて来いといわれて普通の返事が返ってくると思う?」
エリオ「すいません・・・」
シャマル「まあ確かに・・・結構身元というか出自に関しては問題児が多いし・・・というか全員よね」
シグナム「だからこそ、皆に頼りにされる人間が欲しいんだが・・・」
はやて「!!!?」
シャマル「私は六課の皆の医療面でそういう人材だから・・・ごめんね」
シグナム「気にするな・・・ではまたな・・・」
シャマル「あれ?はやてちゃん寝てなきゃ駄目ですよ」
はやて「シャマル!シグナム達は何を必要・・・じゃなく、しようとしとるんや!?」
シャマル「え?ああ確か・・・」
なのは「それじゃ冥王八卦集、午後の訓練張り切っていこう」
ス・テ・エ・キ「イエッサー!」
はやて「本当や・・・なのはちゃん達、士気を高めるために六課での独立部隊つくっとったんか・・・ちょい見て見るか」
なのは「それじゃあ今日は・・・」
はやて「やほー、皆元気か?」
リイン「あ、はやてちゃん!」
ティアナ「や、八神部隊長に敬礼!」
なのは「いらないよ」
エリオ「もはや造反ですよこの人!!?」
はやて「アハハ、ええねんええねん、訓練はなのはちゃんフェイトちゃんにまかせっきりやから、こっちから口出しでけへんわ」
キャロ「そ・・・それで良いんですか?」
はやて「そこは皆を 信頼 しとるからな」
フェイト「・・・もう少し、現場に出れれば良いんだけどね・・・やっぱり忙しいし」
はやて「そうやな、でもまぁ・・・皆を 頼りに しとるから頑張ってえな、じゃまた」
なのは「なんか・・・変だね」
フェイト「うん・・・やたら絡んでくるね」
シグナム「そうか・・・?」
更に翌日
なのは「全員集まった?」
ス・テ・エ・キ「はい!」
はやて「うんうん、元気があって良い事やな!」
なのは「じゃあまたね、はやてちゃん」
リイン「お出かけの時に呼んでくださいね」
フェイト「はやてもお仕事頑張ってね」
はやて「(わかっとる・・・ウチはわかっとるで、本当は皆ウチの気持ちわかっとるって事、わかっとるよ・・・)」
フェイト「ところでなのは、昨日言ってた新メンバーの件は?」
なのは「うーん、実はもういなくてもいいかもって思うんだけど・・・」
シグナム「これ以上引き抜くと流石に問題だろう・・・」
はやて「(やっぱり!待ってるんやな!ウチの事を!!)」
はやて「氷結の息吹!」
エリオ「うわ寒ッ!!凍る!凍ります部隊長!!」
フェイト「な、なんなのはやて・・・敵?」
なのは「はしゃぎたい年頃なの・・・?」
はやて「いやー、デバイスもたまには使わんと錆びついてまうとおもてな、あははははは」
シグナム「な、なぁ・・・もしかして主は仲間に入れて欲しいのではないか?」
フェイト「ま、まさか・・・」
なのは「はやてちゃん・・・もしかして、仲間に入りたいの?」
はやて「いややわーもう、そんなんやないって!」
なのは「違うってさ」
はやて「くはーー!!!
ウチまた嘘ついたーーー!!!
そうや、本当はもっと前線でブイブイ言わしたい・・・Asの頃の熱い心意気を皆と一緒に感じたいんやあああーーーーー!!!!」
フェイト「はやて・・・」
なのは「はやてちゃん・・・それならそうと、最初から言ってくれればよかったのに・・・一緒にやろう・・・?」
スバル「はやて部隊長!」
エリオ「部隊長・・・!」
ティアナ「はやて部隊長!」
シグナム「主!」
はやて「皆・・・よし、まずは皆で訓練いこか!!」
「イエッサー!」
なのは「それじゃあスターズの二人は回避の練習だね」
フェイト「ライトニングは私と体力つけるための強行軍行くよ・・・シグナムもお願い」
シグナム「了解した」
はやて「・・・やる事、一つもないわ!」
はやてはとりあえず、ユニゾンした。
とりあえず広域結界も張った。
はやては今凄く暇だった。
なのは「はやてちゃん、訓練の邪魔しないで」
最終更新:2007年08月14日 14:51