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月明かりの下、空に浮かぶは二人の少女。
お互いにその手に相棒であるデバイスを携え、自分達に出来る事は無いかと戦場を見下ろす。
二人の眼科で激しい戦闘を繰り広げているのは、赤き戦士クウガと。
人の命を奪う異形。またの名を未確認生命体第45号――ゴ・バベル・ダ。

眼下、駆け出したクウガの脚には赤き炎が宿り、バベルの眼前で舞い上がる。
同時に振り上げられたハンマーは、クウガが突き出した脚と激突。
刹那、なのはの耳朶を叩いたのは、爆発音。その視界が捉えたのは、周囲を覆う爆炎。

「五代さん……!?」
「なんて威力……!」

二人が声を上げるのはほぼ同時。
クウガのキックにより巻き起こされた爆炎を見るに、その威力は想像に難くない。
しかし、二人にその威力に感嘆している暇は与えられない。
常に戦場は変わり、クウガは既に次の行動へと移っているのだから。
二人の視界の先、爆炎を引き裂いて飛び上がったのは、先程蹴りを放った赤き鎧。
クウガの脚には再び赤き炎が宿り、視界が覚束ない煙の中へと急降下していく。

響いたのは叫び声。それと同時に煙が晴れ、二人の視界を遮るものは無くなる。
眼下で苦しんでいたのは、巨大な赤い紋章をその身体に打ち込まれたバベルの方だった。
方膝をアスファルトに付き、胸を押さえるバベルを見るに、苦しんでいる事が窺える。
これがクウガの力。とんでもない強敵だと考えていた筈の相手にこれだけのダメージを与えられる。
なのははごくりと、生唾を飲み込んだ。

「凄く強い……あれがクウガの力」
「いや、敵もまだ負けてない」

フェイトの言う通りだった。
つい先刻まで苦しんでいた筈のバベルの身体を、黄金の稲妻が駆け巡る。
それはすぐにバベルの力の一部となって、クウガに打ち込まれた紋章を打ち消したのだ。
未確認生命体というだけに、その力も未知数なのだろう、と判断する。
そんな二人の戦いをまじまじと凝視していたフェイトが、一言呟いた。

「なのは……私達に出来る事、何かあるかな……?」
「そうだね……今は五代さんの戦い方を見て、必要そうなら助けに行く。でも――」

フェイトの顔へと視線を向ける。同じく、フェイトも自分へと向き直っていた。
やはり、二人とも考えている事は同じらしい。
この戦いに、自分達が入って行く余裕などあるのだろうか。魔法さえ通用しなかった相手に、自分達は何か出来るだろうか。
答えは、否だ。自分達は恐らく、純粋な未確認との戦闘に介入する事は不可能だろう。
出来ることと言えば、クウガのサポート。それくらいだろう。
しかし、それは決して不要なものでは無い。たった一人で戦ってきた雄介にとって、必要不可欠なものなのだ。
そうだ、かつてのクウガの仲間――警視庁の人々がしてきた事と同じ役を、ここでは彼女たちが務める。
そう考えながら、見下ろす眼下。ゴウラムが合体したバイクが、未確認を突き飛ばした。
恐らくこのままの勢いで戦えば、この未確認生命体相手にクウガはこれ以上苦戦はしないだろう。
それが二人の共通した考え。そして、その予測は正しかったという事が、ものの数分後に証明されるのであった。


EPISODE.12 驚異


次元空間航行艦船アースラ、医務室―――09:32 p.m
戦いの決着から数時間。
つい先刻まで戦場と化した街に居た者たちが、この医務室に集まっていた。
まずはなのはとフェイト。それから後から合流したはやてに、クロノとリンディ。
なのはもフェイトも、体に目立った外傷はない。というよりも無傷といって良かった。
されど、一同の表情は曇ったままだった。
曇った表情で一同が見詰めるのは目の前に提示された一枚のレントゲン写真だ。
それは以前にも見た事がある写真。否、以前よりもさらに悪化しているように見えたのは気のせいではないのだろう。
普通の人間と比べれば、明らかに異質。腹部にアマダムを埋め込まれ、そこから全身へと神経状の組織が伸びた男の写真。

「神経組織が、前よりも入り組んでる……」
「雄介君、もしかしてまたクウガに変身したから……?」
「見たところアマダムの傷もほぼ完全に回復しているみたいだし……その可能性は高いでしょうね。」

リンディが指さす先。それは、全身へと神経組織の中央に位置するアマダム。
以前はヒビだらけだったというのに、今はその面影すら感じられない。
ヒビと言える傷は何処にも見当たらず、まさに完全回復したと言うに相応しいアマダムの映像だった。
何と言えばいいのか解らない。そんな沈黙が、一拍の間を置かせる。
この時の彼女たちには、それも仕方がないことだった。
そして、沈黙を引き裂くように現れたのは、いつも周囲を明るくしてくれる、そんな笑顔の持ち主。

「いやぁ~……なんかごめんなさい、心配かけちゃって」
「五代さん、もう検査は終わったんですか?」
「はい、もう全然大丈夫。体調も万全って感じです!」

重い空気をブチ壊すような明るい声。
この声を聞いていたら、不思議と表情が緩んでしまうのにも、もう慣れ始めていた。
さっきまで曇っていた表情を、安心という感情が自然と明るくさせる。
クウガとしての戦闘終了後、念の為に細かい身体検査を受けていたという。
と言っても、雄介の身体には、回復したアマダムと神経組織以外は、異常と言える異常は何ら見当たらなかった訳だが。
しかし、雄介が何よりも心配していたのは、自分の身体の事では無い。

「あ、そういえばなのはちゃん、フェイトちゃん、大丈夫だった?」
「え、大丈夫って何がですか?」
「いや、ほら……あの爆発で、もしかしたら怪我でもしちゃったんじゃないかなって……」
「それなら大丈夫だよ。爆発に巻き込まれる前にバリアを張ったから!」
「そっか……良かった」

バツが悪そうに言う雄介に、なのはが笑顔で答える。
自分の所為で、護りたい筈の誰かが怪我をしてしまうのは、雄介にとっては耐えがたい事だ。
見た所大丈夫そうではあったが、もしもなのはやフェイトがあの爆発に巻き込まれて、少しでも怪我をしていたら。
そんな考えが自然と雄介の心を締め付けていた。
しかし、そんな心配も必要なかったらしい。何せ二人は魔導師、魔法使いなのだ。
勿論雄介の知らない技術で、自分の身を守ることだって出来る。雄介は、安心にほっと胸を撫で下ろした。

「それより五代さん……あの爆発は一体何なんだ?
 人に被害が出なかったから良かったというものの、一歩間違えれば大変な事になっていたんだぞ」
「そう……ですよね。もしも皆さんが結界を張ってくれなかったら、俺は誰かを……」

クロノの言葉に、雄介が肩を落とす。
誰も傷つけなかったから良かったとは言っても、やはり雄介にとっては落胆せずにはいられない。
確かに逃げられる前に、45号を倒したかった、というのが本音だった。
だが、その為に守るべき誰かを傷つけてしまっては、話にならない。

「その結界も、あの時の爆発で飽和状態となり、破壊されてしまった。
 五代さん……どういうことなのか、説明してくれますか?」

リンディが問う。
クロノに比べれば幾分か優しい口調になってはいるが、それでも尋問されているような気分だった。
不意に、周囲を見渡した。自分へと向けられる眼は、何かを問い詰める時の人間の眼だ。
こればっかりはふざけている場合ではないのだろう。それは雄介にも解る。
隠す理由もない、正直に話そう。それが雄介の考えだった。

「金の力で未確認を倒すと、あんな風に……大爆発しちゃうんです。俺にも何でかは解りませんけど」
「金の力……って言うと、何のことかしら?」
「あ、戦闘の途中でクウガの身体の色が変わりましたよね?」
「……そういえば、途中から青くなってたけど……それの事?」
「うん、それが青のクウガ。その上に、さらに金の力って言うのがあるんだ」

フェイトの問いに、雄介は説明を始めた。
クウガには赤・青・緑・紫の四つの姿が存在する。そして、それらそれぞれの色には特徴がある。
赤は格闘戦、青は機動力を活かした戦い。この二つは特に使用頻度が高い。
単純な格闘戦ならば赤でいいし、それだけでは補えない部分は、先程のように青になればいい。
そして特殊な敵に対して使用する事が多いのが、緑と紫の二つだ。
緑は超感覚による狙撃。紫は機動力を犠牲にした、強力な防御力と攻撃力による力押し戦法。
それら四色の力を更に強化する為に追加するのが、雷の力を受けた、金色という事になる。
ちなみに先刻の戦いで使用したのは、最初に説明した赤と青の力。それに金の力を加えたものだ。

「そっか、途中でクウガが赤から青に変わったのはそういうことなんだね」
「うん、そして青の力にさらにビリビリの力を足してパワーアップしたのが、青の金の力って訳」
「そういえばあの未確認にキックする時、雷みたいな光が見えたような……それがビリビリ、金の力?」
「そうそう、あれは赤の金のクウガって言うんだ。」

雄介の説明に、なのは達が頷く。
この説明で、クウガの能力についても大体は解っただろう。
金の力を使って敵を倒せば、半径数キロメートルを焼け野原に変えてしまう程の大爆発が発生する。
元の世界では被害が及ばないようにゴウラムで敵を移動させてから倒していた。
それも警視庁の皆さんの協力があって初めて成せる事。雄介一人では不可能だった戦いだ。

「……で、その力を使って未確認を倒した場合は大爆発する訳か」
「そうなんです……出来れば、敵を誰も居ない場所へ移動させてから倒したいんですけど……」
「解りました。それが出来るかどうかは状況にもよると思うけど、
 いざとなったら結界や転送魔法もあるから、それに関しては何とか出来ると思うわ」
「そうですか……良かった、ありがとうございます!」

本当に良かったと、雄介は深々と頭を下げた。
リンディは苦笑いしながらも、雄介に頭を上げるようにと促す。
彼女らにとっては、自分達の世界に現れた化け物を退治してくれるだけでも雄介には感謝したい所なのだ。
それくらいの協力を、ましてや人々を守る為の協力を、惜しむつもりはない。
微笑みで返すリンディに、雄介は再び安堵に胸を撫で下ろした。




ほんの僅かな光源しか存在しない薄暗い一室。
狭い部屋で一際目立っているのは、宙に浮かんで保管されている金色のベルトのバックル。
その輝きに照らされ、二人の女性の影が伸びる。
影の主は、漆黒の挑発を揺らすプレシアと、それに付き従う使い魔リニス。
リニスに背を向けたまま、プレシアがぽつりと告げた。

「――バベルが死んだようね」
「はい……クウガの邪魔が入りました」
「そんなに気に病む事はないのよリニス。バベルが死んだ所で私の計画にさほど支障はないわ」
「……でも、仮にも部下が一人死んだのに――」
「いいリニス? 奴等は元々死んでいた、言わば道具なの。それに私が仮初の命を与えてあげただけ。
 そんな奴らが何人死のうが、私は何とも思わない。寧ろアリシアが生き返るなら、その程度の犠牲は喜んで払うわ」
「そう……ですか」

ベージュ色の髪の毛を僅かに揺らし、使い魔――リニスが低く頷いた。
部屋の薄暗さのお陰で、リニスの表情は見え辛かったのはせめてもの救いか。
表情を曇らせていた事は、プレシアには気取られていない。少なくともリニスはそう思っていた。
実際の所、リニスがどんな感情を抱いていようが、プレシアには関係のない事なのだろうが。
それでも、使い魔が主人の前で堂々と嫌な顔をしているのは、余り褒められたものではない。
リニスが素直に喜べないのも、当然と言えるだろう。自分の主人は、こんなに簡単に沢山の人の命を奪い、
尚且つ仮にも自分の駒として動いた者が死んだというのに、表情一つ変えようとはしない。
それはクローンとは言え、自分の娘であるフェイトが所属する管理局をを確実に敵に回す行いだ。
いつからプレシアはこんな歪んだ人間になってしまったのだろう。そんな疑問がリニスを苛む。

「プレシア、ゲゲルを繰り返して、沢山の人を殺して、それでアリシアは本当に生き返るんですか?」
「リニス……これも全て、私がダグバに近づく為に必要な事なの」
「ダグバ……? あのベルトの本来の持ち主……ですか?」

怪訝そうに尋ねるリニスに、プレシアは不敵に笑った。
目の前に保管されているベルトを愛おしそうに触れながら、言葉を繋げる。

「ええ、そうよ。かつてクウガによって封印され、仮死状態にあったグロンギ達を完全な状態で復活させた王――」

不敵な表情は崩さぬまま、プレシアが両手を広げた。
眼前に浮かぶ金のバックルは既に半分以上が修復されており、そのバックル自体が禍々しい顔を象っている事が窺えた。
バックルからは、形容し難い異様な不気味さが伝わってくるようで。
リニスが、無意識の内に余りの不気味さに身震いしている事に気付くのにそう時間は掛らなかった。
ダグバの力。それはまさしく、人が触れてはならない禁断の領域に存在する力なのだろう。
アルハザードの時もそうだった。プレシアはどんなに危険な橋を渡ってでも、アリシアを蘇らせようとしているのだ。
それは彼女の使い魔であるリニスでさえも、僅かな恐怖を抱かずには居られなかった。

「そう、バベルの死は始まりに過ぎない。言わば私がダグバに追いつく為の、生贄」
「プレシア……貴女は一体、何を求めて――」
「リニス、これ以上の詮索は無用よ。貴女は次のゲゲルの準備を始めなさい」
「……わかりました」

プレシアによってリニスの言葉は中断された。
そうだ、プレシアにとってはそんな詮索は無用というもの。
無駄話をしている暇があれば、次のゲゲルの準備を進めろというのも、当然な意見だ。
どの道リニスにはプレシアに従う他に道は無いのだ。ならば、嫌でもプレシアの計画を進めるしかない。
そうすることで、いつか全ての謎が解ける。
そう信じて、リニスはプレシアに踵を返した。




第97管理外世界、海鳴市、八神家―――07:30 a.m.
八神家の台所で、いつも通り、皆が食べた朝食の片付けをしていたのは、八神家の一員となった雄介だ。
朝とは、一日の始まり。はやてやシグナム達は、それぞれ外出の準備に忙しなく動き回っている。
それは何処の過程でも当然のような光景なのだろう。
バベルとの戦いから一日が経過した今でも、それは普段と何ら変わりは無かった。

「さてと、こんなもんかな」
「いつも丁寧にありがとう、雄介君」

人数分の食器を綺麗に洗い終えた事を告げた雄介に、シャマルが微笑む。
雄介はというと、「いえいえ」と一言返しながら、それらを綺麗に重ねて、食器棚に丁寧に入れて行く。
雄介の働きを傍目で見ていたシャマルも、スムーズな行動に満足そうな笑みを浮かべていた。
その時だった。不意に廊下から聞こえてきた元気な声が、雄介の耳朶を叩いたのは。

「ほな、いってきまーす」
「あ、ちょっと待ってはやてちゃん!」

クウガの刺繍が入ったエプロンを身に付けたまま、慌てて廊下へと走って行く。
対するはやてはと言うと、シグナムと共に玄関で靴を履いている最中だった。
はやてはこれから学校へ、シグナムは剣道の道場へと向かう。これが八神家での“いつも通り”だ。
どうしたんだと告げるシグナム。それに対して雄介は、間に合って良かったと、小さな笑みを浮かべた。

「はやてちゃん、頑張ってね!」

笑顔と共に突き出したのは、お馴染みのサムズアップ。
はやてちゃんなら大丈夫だと、そう言った意味を込めて、親指を立てる。
そうだ。はやては今日、アリサときちんと話をすると約束したのだ。
きちんと仲直りして、帰ってくる。だから雄介も、はやてを応援する。

「ありがとうな雄介君、心配せんでも私は大丈夫や」
「お前が心配しなくとも、主はやては大丈夫だそうだ」
「うん、そうだよね、じゃあ……いってらっしゃい!」

親指を立て返すはやてに、雄介は元気よく告げた。
はやてがして見せたのは、雄介から教えられた、大丈夫だというサイン。
シグナムも軽口を叩きながら雄介に視線を向ける。
いつの間にかシグナムも、雄介に対して軽口を叩くようになっていた事に、雄介は僅かな喜びを感じた。
それから最後に一言、いってきますと微笑んで、はやてとシグナムの二人は玄関から出て行った。
この調子なら、きっとはやては大丈夫だろう。自分は安心して、はやての帰りを待つ事が出来る。
ならば自分は、はやてが帰ってくるまでに出来る事をする。
掃除をして、洗濯をして、買い物に行く。それらの家事をこなして、今晩は皆で楽しく晩御飯を食べよう。
そう考えた雄介は、勇み足でリビングへと戻って行った。

ふと、雄介の視界に入ったのは、リビングのテーブルだった。
テーブルの上に置かれていたのは、今日の朝刊。海鳴新聞という奴だ。
誰かが読んだ後、適当に畳んだままでおきっぱなしになっていたのだ。

「シグナムさん、また新聞読みっぱなしで言っちゃったんだ」

苦笑いを浮かべながら、雄介は新聞を手に取った。
出しっ放しや、置きっ放しといった中途半端な事が嫌いな雄介らしい行動だったと言える。
新聞紙を畳み直す為に、テーブルに広げる。そんな雄介の視界に、不意にとは言え、新聞の文字が入って来るのは当然の事だった。
刹那、雄介の手が止まった。俯き、一人表情を曇らせる。
新聞の一面に載せられた写真は、つい最近見慣れた景色。自分が昨日戦った、夜の街。
しかし、写真に写っていたのは、人々で賑わう活気のある街などでは無かった。
ビルは崩壊し、一面焼け野原となった、まさに地獄と形容するに相応しい写真。

――都内で起こった謎の大爆発。
――テロリストによる犯行か。

そんな文字が、視界に入ってくると同時、雄介は心が締め付けられるような感覚に捉われた。
そうだ、自分は前にもこんな体験をした事がある。初めて赤の金の力で未確認を撃退した時だ。
ニュースで取り上げられた、4号による爆発事件。半径3キロメートルは焼け野原になったという、忌まわしい出来事。
幸いにも奇跡的に被害者は出なかったものの、護るべきものを破壊してしまったとあっては、素直に喜べはしない。

「雄介君、どうかしたの?」
「え……あ、いえ、何でもないですよ!」

不意にシャマルに声を掛けられた。
雄介は咄嗟に笑顔を作って、広げた新聞紙を丁寧に畳み直した。
返事を聞いたシャマルは、それならいいけど、と。何事もなかったようにリビングのソファに腰掛けた。
不安に駆られた表情を見られずに済んだ事に僅かな安心を浮かべながら、雄介は改めて心に誓った。
これからは、もうこんな失敗を繰り返してはいけない。
誰も傷つける事無く、未確認を倒さなければならない、と。


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最終更新:2009年07月27日 23:45