リリカル遊戯王GX 第一話「異世界デュエル!? ハーピィ・レディVS機動六課!」

「ふう……」

フェイトは深い溜息を吐く。
ジェイル=スカリエッティ事件が終わりを告げてから数年、
六課にいた時よりもきつい激務の毎日でさすがの彼女もかなり疲労していた。
何より、なのはやエリオ達ともまともに連絡が取れていないのもかなりのストレスになっている。

「フェイトさん、大丈夫ですか?」
「あ、ティアナ……ごめんね、平気だよ」

いつの間に居たのか、ティアナにフェイトは笑顔を無理矢理作る。
自分の補佐である彼女にあまり情けない姿を見せたくない、兄であるクロノのように常に冷静な人物でありたかった。
ティアナはまだ何か言いたそうだったが、少し思案して仕方ないといった様子で口を紡ぐ。
頭のいい彼女の事だ、自分の作り笑顔など見抜かれているだろう、
それでも深く言ってこないのは、この数年の間でどれだけ自分が頑固なのか悟っているからであろう。

「フェイトさん、無理だけはしないでください。スバルから聞いたんですけど、なのはさんも心配してるそうです」
「……うん、わかってる」

なのはの名前を出されると弱い、
無理をしすぎて危うく死にかけた親友と、今の自分は似ているところがあるのだ。
だからといって執務官の仕事を放っておくこともできない、ティアナもその辺りは承知しているのだろう、
これ以上何も言う気はないようだ。

『フェイトさん、ティアナさん、八神捜査官がお呼びです』
「え、はやて?」
「八神部隊ちょ……捜査官が?」

はやてとはなのは達以上にやりとりがなくなっていた、
フェイトと同じか、それ以上に忙しい立場についているのだからそれも当然かもしれない。
そんな彼女がいったい何の用なのか?
突然のシャーリーからの連絡に二人は戸惑いながらも指定場所へと向かう。


「あ、来た来た。お久し振りや、フェイトちゃん、ティアナ」
「にゃはは、フェイトちゃん久しぶり」
「フェイトさん、お久しぶりです!」
「え……は、はやて、これ、どういう……?」
「わー、ティア、直接会うの久しぶりだねー!」
「スバル!? それになのはさんにライトニング隊まで……!?」

部屋に入った二人は面食らう。
中にはヴォルケンリッターを除いた元機動六課のメンバーが勢揃いしていたのだ。
困惑するフェイトにはやては笑顔で説明を始めた。

「ある次元世界でかなり大きな反応をキャッチしたんや、それが何かはさっぱりわからへんけど、
 レリックにも匹敵するほどの魔力反応を放っておくこともできへん」
「その調査と、危険な物だとしたら回収するのが今回の任務ですー」
「ま、リミッターもはずされてるみんなには簡単な任務やな」
「そ、それはわかったけど、どうしてなのは達も? みんな部署は別々なのに……」
「最近フェイトちゃんちょお疲れとったやろ? それで不謹慎ではあるけど、
 同窓会っぽくして気分転換させたろかなーってな」

聞きたいのはそこじゃない、フェイトの視線の意味に気づき、はやては笑みを深くする。

「フェイトちゃんが聞きたいのは方法やな? リンディさんやレティ提督直伝の――」
「ごめんはやて、私が悪かったから聞かせないで」

聞いたらやばい、最初の二人の人物の名前を聞いた瞬間その場の全員が同じことを思ったという。
はやては少しつまらなそうにしながら、本題へと入る。

「この次元世界、どうにも実態が掴めへんのやけど……魔物らしき生物が大量にいることは確認されとる。
 ウチも行けたらいいんやけど、シグナム達が別の任務で苦戦してるみたいでそっちに行かなあかん」
「こちらとコンタクトが取れそうな生物がいたら接触してみてください、これを機会に管理世界になるかもしれないです」

全員が頷いたのを見て、はやては立ち上がり真剣な表情で全員の顔を見渡す。

「機動六課が解散してからもう何年もたった、みんなあの時よりも成長してると思うし、心配はいらないと思う。
 けど、絶対に無理はせんように、全員無事で帰ってくることを優先してほしい」

そこで一つ咳ばらいをし、はやては右手を突き出し数年ぶりの命令を出す。

「元やけど……機動六課、出撃!」
『了解!』



その次元世界は一面砂で満たされていた。
砂漠であるのは間違いないが、一般的な砂漠――例えば昔にフェイトとシグナムが一騎打ちをしたような――と比べると暗い雰囲気をだしている。
そんな砂の世界で、明らかに場違いな建造物が一つ立っていた。
――デュエルアカデミア――
デュエルモンスターズというカードゲーム専門の学校である。
カードゲームの学校? と思う人も少なからずいるだろうが、甘く見てはいけない、
このデュエルアカデミアがあった世界では、このカードゲームによって莫大な金を得た人間や、莫大な金を使う人間などが大勢いるのだ。
そんなアカデミアの正門にあたる部分、そこに二人の人間が歩いていた。

「いったいここはどこなノーネ……?」
「さっぱりわからないのであ~る。一面砂ばかりなのであ~る」
「なんだか太陽も三つに見える気がするノーネ」

デュエルアカデミアの教諭、クロノスとナポレオン。
この二人の会話からも察しできる通り、このアカデミアは元々この世界の物ではない。
元の世界で起きたある事件によって、この世界へと飛ばされてしまったのだ。

「とにかく、救助を呼ぶのであ~る」
「わかってるノーネ。警察は110番、消防は119番と……」

クロノスが携帯を操作して耳に当てるが、すぐに表情をしかめてしまう。

「おかしいノーネ、どこにも繋がらないノーネ」
「それでは救助が呼べないのであ~る! ……ん? あれは何であるか?」

ナポレオンが空を見上げて何かを発見する。
三つある太陽の影になってよくわからないが、飛行機のようなシルエットに見えなくもない。

「おお! きっと上空からの救助部隊なノーネ!」
「助かったのであ~る!」

連絡が取れなかったのにこんなにも早く救助部隊が来るわけがない。
そんな当たり前の事にも気付かないのがこの二人の欠点であり憎めない点でもある。
その飛行機に似たシルエットは二人に近づいていき、だんだんとその姿が見え――二人は悲鳴を上げて逃げ出した。

「い、いったい何なのであ~る!?」
「し、知らないノーネ!」

その姿に二人は見覚えがあった、
―ハーピィ・レディ― 攻撃力1200 防御力800 通常モンスター
美しい女性の姿をした、腕に翼が生えているデュエルモンスターズに出てくるモンスターの一匹である。
滑空してくるハーピィ・レディをその場に伏せてやり過ごそうとするが、そのかぎ爪にクロノスは捕まってしまう。

「つ、捕まったノーネ! 助けてほしいノーネ!」
「く、クロノス教諭!」

持ち上げられていくクロノスの足に咄嗟にナポレオンが飛びつくが、
ハーピィ・レディは気にもせずに――いや、獲物が増えたと喜んでいるか?――飛び立とうとする。

「痛いノーネ、離れてなノーネ!」
「は、放していいであるか?」
「あ、やっぱりダメなノーネ!」

こんな状況下でもどこか緊迫感のない二人に、数人の高校生ぐらいの人間達、アカディミアの生徒が近づいてきた。

「あれはハーピィ・レディ!?」
「まずい、クロノス先生達が!」

生徒たちが困惑する中、青髪の青年、ヨハンに何者かが語りかけてくる。

『ヨハン、ディスクを使って私を実体化させてくれ!』
「サファイヤ・ペガサス!? よし……!」

ヨハンが声に従い左腕に装着された機械、デュエルディスクへとカードをセットする。
次の瞬間、神話に出てくるペガサスのような生物がヨハンの側に現れる。
―宝石獣サファイヤ・ペガサス― 攻撃力1800 防御力1200 効果モンスター

「頼むぞ、サファイヤ・ペガサス!」
「任せろ、ヨハン!」

ヨハンに応え、サファイヤ・ペガサスが飛び去ろうとしているハーピィ・レディへと飛び立っていく。
人間二人という重りを持っているハーピィとの距離はあっという間につまり、ペガサスはその翼をハーピィへと向ける。

「サファイア・トルネード!」

ペガサスがハーピィに向け、羽ばたいて竜巻を起こす。
狙いたがわず竜巻はハーピィの背中に直撃し、その衝撃でクロノスを掴んでいたかぎ爪を放してよろめきながら飛び去っていった。

「た、助かったノーネ?」
「いったいどうなってるザウルス!?」
「これはソリッドヴィジョンじゃないよね……?」

語尾が特徴的な青年剣山と、黄色の服を着た小学生と間違えそうな小さい青年翔が実体化しているサファイヤ・ペガサスを見て呟く。
デュエルモンスターズはソリッドヴィジョンシステムという、ホログラフィを使って行われるのが一般的である。
本当にそこにモンスターが実在するかのような映像で、デュエルを一層盛り上がらせるのだ。
しかし、今ヨハンが呼び出したこのサファイヤ・ペガサスは映像ではなく、実体があった。

「ハネクリボー? お前も実体があるのか?」

赤い服を着た青年、遊城 十代の目の前に翼が生えた毛むくじゃらの小さく愛らしいモンスターが現れる。
―ハネクリボー― 攻撃力300 防御力200 効果モンスター
十代の問いかけに「クリクリ~♪」と鳴いて答え、はしゃぐように十代の周りを飛び回っている。

「ここは、カードの精霊が住む世界なのか……?」
「カードの精霊? 兄貴、何言ってるドン?」
「ヘイ、ダイノボーイ、どうやらそいつを信じなけりゃ話は進まなそうだぜ」

カウボーイハットを被り、何故か背中にワニ(しかも生きている)を背負った男、ジムが空を見上げながら言い、
剣山がその視線を辿ると先ほどのハーピィ・レディが上空を飛びながらこちらを狙っていた。

「危険なのであ~る! 早く逃げるのであ~る!」
「待って、いったい何人この世界に飛ばされたのか確かめないと……」
「体育館に生徒を集めてください、現状の確認を」

パニックに陥るクロノス達と対照的に、ヨハンやきつめの印象の女性、明日香は冷静に次にするべきことを考える。
だが肝心の二人はただ自分の身を守るのに精いっぱいのようだった。

「ダメだな、ここは僕らでなんとかしよう」
「時間をかけるほど危険性が増す、放送か何か使えればいいが……」

知的な男、アモンとこのメンバーで唯一の黒人、オブライアンはあっさりと二人に頼ることを諦める。
確かにこれでは何もできそうにない「こういう時って、大人は対応できないものなのよね」と明日香が冷たく言い放っていた。



「フェイトちゃん、行くよ!」
「うん!」
「ディバイン……バスター!」

フェイトがその場を離れた瞬間、その空間を高密度、高範囲の魔力砲撃が貫いていく。
フェイトを狙ってそこに集まっていた無数の機械仕掛けの蜘蛛達が一瞬で破壊される。
―カラクリ蜘蛛― 攻撃力400 防御力500 効果モンスター
二人が大量の雑魚を息の合ったコンビプレイで倒していっている間、他の四人は一匹の大型のモンスターと戦っていた。

「キャロ、お願い!」
「はい! ケリュケイオン、スラッシュ&ストライク!」

キャロの補助魔法を受け、エリオは目の前の巨大な亀のようなモンスターに狙いをつけ、一気に貫こうと突撃する――が、

「固っ……!?」
「エリオ君!」
「そんな、キャロのブースト付きでも貫けないの!?」

―3万年の白亀― 攻撃力1250 防御力2100 通常モンスター
ストラーダの刃は甲羅をわずかに傷つけただけで、そのままエリオは弾かれてしまう。
だが、エリオの目は「それ」を捕えていた。

「サンダー、レイジー!!」

弾かれながらも、亀に向かって雷撃を放つ。
いかに甲羅が強固であっても雷までは防げず、その巨体をよじって雷撃の主を弾き飛ばそうとする。

「スバルさん!」
「おぉぉぉぉぉぉ!!」

魔力で作りだされた道、ウィングロードが亀の甲羅の頂点へと伸びる。
スバルは魔力を高めながらその道を疾走していく。
それを見た瞬間、ティアナは自らの周りにいくつもの魔力球を生み出した。

「スバル、クロスシフトD、行くわよ!」
「OK!」

機動六課にいるころは結局見せることのなかった新しいクロスシフト、
数年前に練習しただけだが、二人の目に失敗するかもしれないという怖れはまったくなかった。

「クロスファイア……シュート!」
「いくよ、マッハキャリバー!」
『All right buddy』

ティアナの魔力球がスバルの目の前、そしてターゲットの間近で収束し、大きく膨れ上がる。
魔力球同士がぶつかりあってはじけ飛ぶ瞬間、スバルはリボルバーナックルでその巨大な魔力球を雷に苦しんでいる甲羅へ叩きつける!

「一撃、必倒!」

甲羅が砕け、スバルは甲羅の内部で魔力球を解放する。

「クロスファイア……バスター!!」


「いいね、しばらく会ってなかったのに、チームワークとか凄くよくなってる」
「ありがとうございます!」

この世界にやってきた途端に無数の魔物に襲いかかられ、なのは達は止む無く戦闘に突入する事になっていた。
それを粗方片付けた後、なのはに褒められてスバルは嬉しそうに笑顔で返す。

「それはいいけど、あのクロスファイアバスターって何よ?」
「えへへ~、ティアのクロスファイアを、私のディバインバスターみたいに相手に叩きつけるからクロスファイアバスター、言い名前でしょ!」
「……あんたのネーミングセンスの無さはよくわかったわ」
「あ、あの、いつまでもここに留まっているとまずいのでは……」
「またモンスターが襲ってくるかもしれないですし……」
「うん、二人の言う通りだね。なのは、どうする?」

言いながらフェイトはある方向へ視線を向ける。
そこにはこの世界に不似合いな建造物――デュエルアカデミアがあった。
外にいてはいつモンスターに襲われるかわからない、だが、あからさまに怪しいあの建物は本当に安全なのだろうか?
思考を巡らしていると、近くから男の悲鳴が聞こえてきた。

「今のは!?」
「あそこ! 誰か襲われてる!」

戦闘機人ならではの視力でスバルが悲鳴の主を見つけ、ウィングロードで先行する。
なのは達もすぐにそれを追い、段々と男を襲っている正体が見えてくる。

「でっかい亀と機械クモの次は鳥人間!?」
「空中戦……私とフェイトちゃんで行くよ、みんなはあの人を!」
『了解!』

簡単に打ち合わせをし、先行していたスバルがウィングロードを男とモンスター……ハーピィ・レディの間に走らせ注意を向ける。
ハーピィはそのままスバルを狙おうとするが、フェイトがハーケンフォームのバルディッシュでかぎ爪を受け止めた。

「このぐらいの攻撃なら、私でも止められる……!」

自分の攻撃が効かないと気づいた瞬間その場から離れ、更にフェイトの横に並んだなのはを見て顔を顰める、
だが、次の瞬間その表情は笑みに変わり、次の瞬間ハーピィの背後が万華鏡のように輝き出す。
――そして次の瞬間、二人はハーピィを見て驚愕することとなる。

「嘘……?」
「増えた……!?」

一瞬の間にハーピィが髪型だけを変えた三人に増え、更に金属質なボンテージを着こんでいた。
それを地上から見ていた襲われていた男は、なのは達に向かって叫ぶ。

「気をつけろ! 万華鏡―華麗なる分身―とサイバー・ボンテージを使ったんだ!」

―ハーピィ・レディ三姉妹― 攻撃力1950 守備力2100 効果モンスター(サイバー・ボンテージの効果で攻撃力500アップ)
三匹のハーピィは息の合った動きで二人をかく乱していく、先ほどとはまったく違う動きに戸惑いながら、フェイトはなんとか反撃しようとする。

「プラズマランサー、ファイア!」

雷撃を纏った魔力球がハーピィの内一匹を襲うが、直線的なその攻撃は回避されてしまう、
だが、ハーピィが避けた先には桜色の魔力球が設置されていた。

「――!?」
「アクセルシューター!」

なのはの攻撃がまともに当たるが、ハーピィは多少ダメージを受けた様子を見せただけで倒れてはいなかった。

「そんな、なのはさんの魔力球を喰らって無事なの!?」
「は、ハーピィ・レディ三姉妹にサイバー・ボンテージを装備したら攻撃力2450……並大抵の攻撃じゃ、太刀打ちできない……」
「だから、さっきから攻撃力とか何なのー!?」
「……もしかして、あの魔物達って三匹で一匹、みたいな存在なんですか?」

男の言葉に違和感を感じたキャロが問いかける。
男は苦しそうにしながらも、それに頷いて肯定した。

「キャロ、どうするの?」
「三匹で一匹……なら、一匹だけでも切り離せれば! 連結召喚、アルケミックチェーン!」

キャロが鎖を召喚し、フェイトの背後から襲いかかろうとしていたハーピィを拘束する。
鎖をはずそうとハーピィがもがくたび、キャロの鎖はきしんでいく。

「なんて、力……なのはさん、フェイトさん、今です!」
「キャロ……ありがとう! バルディッシュ、サードフォーム!」
「いくよ、レイジングハート!」

捕らえられたハーピィへ二人は狙いをつけ、その隙を狙おうとした二匹のハーピィの目の前を魔力球が通り過ぎる。

「こっちの事も忘れてもらっちゃ困るのよ!」

ティアナに気を取られている間に、なのはとフェイトは準備を完了する。

「ジェットザンバー!」
「ディバイーン、バスター!!」

雷を纏った巨大な剣と魔力砲撃、二人の同時攻撃を受けてさすがのハーピィも倒れ伏す。
その姿を見て、残る二匹のハーピィも慌ててその場から飛び去っていった。

「やった! さすがなのはさんとフェイトさん!」
「……君たちは、いったい何者なんだ? デュエルモンスターズのキャラではないみたいだが」
「デュエ……? 私たちは時空管理局所属の魔道士です、私たちについて詳しい事は後でお話しますが、今はどこか落ち着ける場所に行きたいのですが」

こんな場所で話していてはまた何かに襲われかねない、だからといって安全な場所があるかどうかもわからないが、
わずかな期待を胸に問いかけると、男は「本当に安全か保障はできないが……」と呟いてある場所を指す。
その先には、デュエルアカデミアがあった。

続く

翔「変な世界には来ちゃうし、魔法使いなんて出てくるし、僕たちどうなっちゃうんだろう……」
十代「魔法かぁ、面白そうだよな! 俺も使ってみたいぜー!」
翔「兄貴は単純で羨ましいっす……」

次回 リリカル遊戯王GX
 第二話 魔法とデュエルと謎の敵なの!

十代「ヒーローにも魔法使いとかいないのかなぁ!」
翔「素直に魔法使い族を入れるべきっす……」


十代「さあ、今週の最強カードは……って、なんかいつもと雰囲気が違うぞ!?」
なのは「今週の最強カードはこれだよ!」

サンダーレイジ 魔法カード
相手フィールドの全ての水属性か機械族のモンスターの攻撃力・防御力を半分にする。

なのは「それじゃあ、次回もよろしくね♪」
十代「あ、あんた誰だよ!?」

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最終更新:2007年11月17日 16:06