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パイプカット親方

パイプカット親方とは、三田駅周辺に生息する変態芸術家である。
基本的に寡黙な性格で、見た目はいたって普通の中年男性。ただ、幼少期から絵や彫刻が得意で周りからも一目置かれていた。そして中学2年の頃に1つの狂信的な思想に取り憑かれる。それが”パイプカット”である。
中学2年で彼は性に目覚めたのだ。
そもそも性とは、どれだけ嫌がっても人間の本質として我々から絶対に切り離すことのできない要素である。また彼にとっての芸術は自分という一人の人間の本質であった。14歳にして性に触れてしまった彼は芸術と性の二択を迫られることとなった。しかし彼は自分の本質を表す要素の片方を捨て去ることができるほど強い人間ではなかった。
そんな葛藤の中彼はついに性と芸術を融合させてしまう。そして、男性器を思い思いの形状に造形することでしか真の芸術は体現しえないという究極の思想に到達。そして今の芸術活動に至る。
彼の彫刻のセンスは世界レベルで、顧客のリクエストがあればどんな形にも0.1mmの狂いもなく造形することが可能である。しかし、男性器を取り扱うという彼の創作の性質、また彼のあまり表舞台に立ちたくないという性格も相まって、その技はアンダーグラウンドな業界でしか知られていない。それでも一時期は街中で目が合った男を誘拐して己の気の向くままの創作をしていたが、現在は顧客が1ヶ月に10人程度の割合で来るようになったことが彼の能力が世間に認められ始めていることを暗に示しているだろう。
尚、男性器を取り扱うのに都合がいいという理由から医師免許を2015年に取得したらしい。それにより、芸術家として活動しつつ、医師という副業を得ることができ、収入も安定した。そして今まで芸術一本だった親方の新たな側面が垣間見えたのと同時に、医師という副業が本業の芸術の方向性にどう変化を与えていくのか、今後に期待が高まる。

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最終更新:2017年07月31日 22:05