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「ここ、テストに出るぞー」

はぁ、テストか…
そういえば再来週だっけ、

「…長」

「ん?」

「船長!」

「はいっ!?」

ボーっとしてたら、呼ばれたらしく黒板の方に目を向ける。

やば、全然わからない…

困っている様子に気付いたのか

「先生、その問題は2じゃなくて3じゃないですか?」

そう言ったのは桃歌らんだった。

「あぁ、そうか…すまんな船長、座っていいぞ」

ナイスフォロー!ももらん!

彼女に通じるように親指を立てる

桃歌らんはそれにウインクで答えた。

(キーンコーン…)



「ももらんーっ!」

「あ、船長」

桃歌らんはいつものエンジェルスマイルで向かえてくれた

「さっきは大丈夫?」

「全然助かったよー!」

「そっかあ」

ニコっと笑い、ノートや教科書を片付ける

他愛ない話を続けていると私達は2年A組に着いた

「みくりん先輩ーっ」
「みく姉ー!」

二人で教室の前から呼んでみる

「お!」

すぐに気付いたらしい。

「相変わらず今日も美人っ」

と、船長が言うと
みくりより先に桃歌らんが

「でしょ!桃歌の自慢のお姉ちゃん!」

「美人じゃないよーW」

みくりはいつものように謙遜し、ある包みを出した

「みく姉…その包み…」

「んー、ももらん今日お弁当忘れたでしょっ」

「うん」

「せっかく僕が作ったんだから、食べてねっ(笑)」

みくりから桃歌らんに包みが渡されると


「ありがとう!みく姉!」

桃歌らんは満面の笑みになった、

「んじゃ、お昼行こっか!」

みくりんがそう言うと、三人は屋上へ向かった

「ん、」

「どした?みくりん先輩」

「いや、珍しい人がいるなーって…」

二人は後ろから顔を覗かせる。

「あ!Sたん」

船長のあとに桃歌らんが続いて

「タイガも!」

三人は二人のもとへ駆け寄った。

「何でここにいるのー?」

そう聞いたのはみくりだった

「いや、ね…外の空気を吸おうかと」

と、タイガが答えた

「お前らこそ、ここで何してるん?」

えすぐれいの質問に、今度は桃歌らんが

「いつもここにいるよー?」

と言った。

「そうか…じゃあ俺たちはこれで失礼ー…」

ガッ

「!?」

二人は驚いて後ろを向くと

「なんか…隠してるよね…?」

船長にしっかり後ろを掴まれてた。

「…」

「やっぱり桃歌も怪しいと思った、何を隠してるの?」

「みずみずしいなぁー、僕達にも教えてよー」

三人からの質問ぜめに耐えられなくなったえすぐれいは、

「あーっもう、タイガが全部言うってさ」

と、タイガにふった

「え!?俺!?」

「うん」

「はぁ…」

あきらめたのか、タイガはため息をついた

その口から出た言葉は

「俺、好きな人いるんだよね」

だった

だが、

「また垂らし?」

「それ、本当に本命?」

と疑われた

「うわっお前らひでえ(笑)」

「だってねぇ(笑)」

三人は顔を見合わせ

「んで、誰なの?」

みくりんがそう言うと

「二年B組の…」

「あ、わかったあの子ね」

桃歌らんと船長もわかったらしく、うなずいた

「今から告っちゃえば?」

「はぁ?」

タイガは船長を睨んだ

その時

「ぐぅ~」

「!!」

桃歌らんはあわててお腹を押さえ

「えへへ、まだお昼食べてないんだった(笑)」

と言い、桃歌らんは顔を赤らめた

「喧嘩の前に…飯食おうか」

えすぐれいと桃歌らんの仲裁(?)が入りお昼にした



「ももらんのお弁当何ー?」

「みく姉が作ってくれたから、楽しみ!…えーとねー」

ふたを開けると

「パスタだ!」

おいしそうなパスタがあった。

「えへへーももらんと僕のお弁当の中身おそろいだー」

「みくりん先輩パスタ好きだね(笑)」

タイガが船長のお弁当をふと見ると

「あれ、船長そんな量で足りるん?」

と言った、
確かに船長のお弁当の量はみんなに比べて少なかった

「少食だからあんまり食べられないっ」

「ふーん」と言ってタイガは黙々と弁当を食べる

「Sたんなんか喋ろう(笑)」

「あーうん」終了

「(笑)」



放課後になり、5人はカラオケに行った

「~♪♪~」

「ももらんうめええ!(笑)みくりん声可愛いっ!」

ちょうどみくりと桃歌らんがデュエットしてるところだった


「Sたんもなんか歌えよー(笑)」

「いや、俺音痴だから無理」

さっきからこの調子だった

イケボのくせにって言おうとしたが、やめた

「~♪~♪~」

「隣もうまくない?」

「~♪♪~♪~」

「ちょっと待って」

タイガが耳をすます

「これ…兄者じゃね?」

言われてみれば、兄者の声に聞こえた

「行ってみる!」

みくりは立ち上がって行こうとするが

「行かないほうが良いって(笑)違う人かもしれないよ?」

どうしても見たいみくりは

「チラっと見るだけっ」

と行こうとする

「待ってっ!」

「俺も行く(笑)」

「やめなって」

そう言っているうちに、隣の部屋のドアね前に来ていた

「…だから、」

「でも…」

「そーじゃなくて…」

その時

ガチャ

「あ」

あまりにも突然だったので全員口をあけた

「お前ら、何で盗み聞きしてるん(笑)?」

「兄者!」
最終更新:2012年08月10日 08:53