「兄者!」
兄者は呆れたようにため息をついて
「盗み聞きは良くないですよー」
と、一言だけ言った。
奥の方をみると、もう一人いるのがわかる
「あっちの人は…」
みくりがえすぐれいの後ろから覗いた
「あ!annじゃんっ」
「!」
みくりの言葉にタイガが反応した。
「頑張れっ」
船長はタイガに耳打ちしたが、
「あーっ!だまれっ」
タイガに顔を押しのけられた
「annの歌も聞きたかったなー(笑)」
桃歌らんはわざとらしく、首を傾げる
するとannは
「今歌おうか?」
「是非っ!」
桃歌らんは目を輝かせ
皆は兄者達の部屋に入った
「兄者…近い」
船長は下をうつむいてるが、耳が赤くなってるのがわかる
「しょうがないでしょ、狭いんだからさ」
その時、
「~♪♪~」
聞き覚えのあるメロディが流れ
「んじゃ、歌います!…バラ○イカの替え歌、やらないか」
その歌詞と声にタイガの顔はどんどん赤くなる
サビに入る直前
「ほら、タイガ!一緒に歌おうぜっ」
annはタイガに向かってマイクを投げた
タイガはそれを上手く受け取り
「え…っと…、は!?」
タイガは自分がおかれている状況が理解できず、頭の中を真っ白にさせ
「…くそ、どうにでもなれ!」
タイガは音楽を聞く耳と、歌を歌う口に全神経を集中させ、どんな声か、どんな背格好か全く自分でもわからなくなった。
「~♪♪~♪~」
「タイガうめえ!(笑)」
みくりは目を輝かせ、
「ははっ(笑)」
桃歌らんは爆笑していた
タイガは今、好きな人と一緒に歌っていたのだ
「~♪」
曲が終了し、拍手と爆笑の嵐の中
「…」
「…」
タイガと船長だけ黙りこんでいた。
「船長大丈夫?(笑)」
えすぐれいは顔を覗き込む
「!」
船長の顔が赤いことに気付いた
「あー(笑)頑張って(笑)」
「え…なにが!?(笑)」
船長は声が裏返り、あわてて兄者のほうを向いた
「…」
兄者はそっぽを向いたままだった。
えすぐれいはその様子を見て、クスクス笑う
「なに、ニヤニヤしてるん(笑)Sたん(笑)」
みくりはニヤりと笑い言った
「え!何?(笑)えすぐれい妄想でもしてたの?(笑)」
今度はももらんが言う
「違いますから」
えすぐれいは言い切った。
その後も、八人はカラオケでいろいろ歌った
最終更新:2012年08月10日 09:00