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「兄者…?」

そこにいたのは、兄者だった

「船長、お前最近俺に何か隠してないか?」

船長はそっぽを向いて

「…知らない」

と言う

しかし兄者は

「まぁ…大体は予想つくけどな…」

すると船長は

「え!?」

今までそっぽを向いてた顔を兄者に向ける

「まぁ、頑張んな」

そう言い兄者は去って行った

「何の話?」

桃歌らんが聞くと船長は

「なんでもないよっ」

と言い、お弁当を黙々と食べる

「…」

みくりと桃歌らんは顔を見合わせた


その頃


「タイガー、飯食わないのか?」

えすぐれいとタイガは食堂にいた。

「Sたん、もうちょっとでテストだし勉強しねーと」

タイガは、お昼そっちのけで勉強をしていた

「さすが(笑)」

えすぐれいは笑っているが

「そういうSたんだって、十番以内狙ってるでしょ(笑)」

タイガにそう突っ込まれた

二人が笑っているところ

「よぉ、タイガとSたん」

「…ann!」

タイガはびっくりして、持っていた参考書を落としてしまった。

「ここ、座るよー」

そう言いannはタイガの前に座る。

「よ、よぉ」

「?」

タイガが緊張していることに気付いたえすぐれいは、不思議に思った

「annは勉強進んでるか?」

えすぐれいが問う

「全然だめ、」

と苦笑いしてannは応えた。


(キーンコーン…)

「お、そろそろ行かないとな」

そう言い三人は解散した




「あのっ…いきなりすみません…」

「大丈夫、で、どうしたの?」

女の子は声を震わせ

「あ…の…ずっと前から好きでした!」

「………ごめん」

「…え」

「…ごめん、君みたいなメスには興味ないから」

「…え…え…」

女の子の目にはじわじわ涙が溢れてくる

「じゃあね」

そう言い彼は教室に戻って行った

「…大丈夫?」

その様子を影で見守ってた友達がかけつける。

「…うん」

友達は男の後ろ姿を見て

「インカ先輩…なんでモテるのに彼女作らないんだろう…?」




「はぁ、」

その頃、赤犬はため息をついて

俺って、結局誰が好きなんだろ…

そう思いふけていた
最終更新:2012年08月10日 16:45