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本名:間久辺 十六夜(マクベ イザヤ)
性別:男性
種族:プリミティブブラックドッグ
身長:189cm
年齢:不明(外見年齢二十代前半)
職業:運び屋
星座:牡羊座(4/1生)
血液型:A型


概要

とある僻地の研究所で十重二十重に及ぶ改造を受け、その結果得た力で研究所を破壊して逃げ出してきた完全生命体のなり損ない。大元は人狼眷属の異端にあたり、魔族ではない。改造を受けた特殊体の為、狼のみならず様々な形態に変化を可能とする。他にも質量のある影のようなものを身体から伸ばして自在に操るなど多彩な能力を持つが、主な獲物は大口径の2丁拳銃。
詳細な年代や出自は本人も忘れかけているがかなりの年月を生きており、大変に気紛れで老獪な喰えない性格。嘘吐き。飄々としたふうだがその実非常に警戒心が強く、初見で悪印象を与えた場合には心を開かせることが難しい。気を許した相手には芝居がかった口調がくだけてフランクになる。
好物は肉と煙草。苦手なものは甘いものと野菜。肉食で偏食。
マッドタウンの各区域で創られる生産物を街の隅々、果てはマッドタウンの外にまで愛車のバイクで運搬する。運ぶ物は小さなものは細菌から、大きなものは兵器までとまるで種類と性質を問わない。そのスタンスは非合法かつ危険性の高いものが出回るマッドタウンにおいてニーズが高いため、常に仕事に追われている社畜。
商店街』の統括者。


口調

一人称…俺
二人称…君、お前
三人称…彼、彼女、あいつ、あれ

芝居がかったような嘘くさい喋り方。素の口調はそれなりに乱暴。
「君はそのままでいい。そのままの馬鹿でいなよ。知らないほうが良いことのほうが、世の中多いんだから」
「うるせーな…気安く干渉するな。…お前には分かんないだろうよ」

イメージCV:石田彰


過去

現代より遥か遠い昔、東の果てに存在した小さな国のごく一般的な家庭の一人っ子として生まれ、両親共々に愛されて育つ。しかしある時を境に、満月の夜になる度肉体に激痛を伴う異常な変質が現れるようになり、一年が経過する頃には満月の夜になると完全な狼に変質するようになる。
この為、満月の夜には何があっても部屋から出ることを頑なに拒否し、激痛による悲鳴をあげていた。そんな彼を「異常だ」とした近隣の人々は、彼ごと彼の両親も攻撃するようになる。幼少の頃より眉目麗しく才智に富む優秀な息子を持つ間久部夫婦に対しての怨嗟も含めての攻撃だった為に、その苛烈さは極まっており、両親は次第に心を病んでいった。これに心を痛めた彼は、「自分さえ居なければ」と考え、ある晩に初めて自分の意思で狼へと変質し、家を捨て、家族を捨て、生活も何もかも捨てて街を出る。
そして力尽きて行き倒れた先の街にあった「完全生命体を産み出す」ことを目的とした研究所に意識のないままモルモットとして運び込まれ、様々な実験や改造の数々を受ける。数十年に渡ってそうして他にも多数存在した被検体と共に研究所で飼われていたが、電撃耐性を試す実験の最中に正常な意識を取り戻し、研究所中の研究員と被検体の全てを食い殺した後に研究所を大破させ逃走する。
その後は数々の街を飛び回り、人間ではなくなってしまった自分と、そんな自分に対する人間たちに絶望しながら死んだように生き存えていたが、先の「大災厄」により焦土と化した世界を修復しようとする人々の眼にまた希望の色を見出す。
(が、中途半端な改造の結果、脳細胞を含む全身の細胞が常に変異し続けるという肉体になっている十六夜は、感覚に刻み込まれない記憶は時間の経過と共に端から忘れていく為、既にこのころの記憶は無い様子)
そして更に数千年の時を経て、リヴリーアイランドに新たな秩序と文明が生まれるに伴って発生した魔界都市であるマッドタウンへ身を寄せる。そこで支配者として暗に君臨し、混沌としていたマッドタウンに規律を与え、住民を教化へと導くことで現在のナインスセクター統括者による合議制等を敷いて秩序を形作った。

かつてのリヴリーアイランドは、現在より遥かに文明が進んだ世界で、そこには現代において「プリミティブ種」と呼ばれる原初の人々が暮らしていた。
しかしその世界は「大災厄」と呼ばれる終末によって、素晴らしい文明と多くの人々と共に滅んでしまい、僅かに残った人々はまたゼロから新たな文明を築きだし、そこから数千年を経て現在まで文明が発達し、世界が回復した。
現代に存在するプリミティブ種の人々は、「大災厄」以前の人々の形質が先祖返りのような形で現代の子々孫々に顕在化した姿である。十六夜はこの「大災厄」の恐らく唯一の生き残りであり、本当の意味での原初の種族。
最終更新:2014年01月28日 23:11